編集時 Ver3.0.4
概要
基本的に推力目的で用いられるカスタムジェットであるが、Jet generatorというブロックを加えることで、推力を出力/電力に変換することが出来る。
簡単に1000ppm代の低燃費エンジンを作れることはほかのエンジンとの明確な差であろう。
また、広さに余裕がない飛行ビークルにおいてカスジェを使いつつ、ロールやピッチ制御用のスラスタ出力を確保したい際に非常に便利。
一方、吸気しないと効率が大幅に下がったり、排気口を水に漬けたらだめ、長くなりがちな形状、さらにppv(体積当たりの出力)は基本低い。(スモールジェット等をうまく組めば高出力になるらしいが......)
そしてジェット最大の特徴として、設置コスト・初期投資が高い。
使用する場合はちゃんと守ってあげよう。
エンジンとしての名前があるわけでもなさそうなので、パーツの名前からJet generator、または現実の近しい存在、ガスタービンエンジンから名前をとって呼ぶといいかもしれない。
単にカスジェエンジンやカスジェ発電でも十分すぎるほど伝わると思うが。
ブロック
トコトンよくわかるジェットジェネレータ
組み立て方と出力/Thrust
ジェットエンジン自体の組み立て方とその詳細についてはこ↑こ↓
いつものようにジェットエンジンを組み立てて、その中にこれを一つ差し込むだけ。
ジェットジェネレータを加えても性能は変化しない、推力(Thrust)はほかのパーツ依存である。
(もちろんJet Generator分の体積が増える、その分ほかのパーツを削らないといけない、という視点で捉えると性能は低下するともいえる。)
出力はThrustの20分の1になる。ppvは自前で計算する必要があるものも、ppmはUI見ることが出来るので特に問題はないだろう。
ちなみにジェットの排気を塞いで被害を受けるのは推力であり、ジェネレータの出力は低下しないので完全にエンジンとして使うなら塞いでしまおう。(Controllerが警告するが知ったこっちゃない)
吸気口だけ開けておけば十分である。
この時Controllerの設定からAllow visual particle effectをオフにして、炎の表示を切っておくと見た目もよいだろう。
尚、塞いでもいい一方排気口を水につけるとダメになる。うせやろ?はーつっかえ!
逆に排気口さえ水につけなければよいので、吸気管が水に突っ込んでいようがこれならちゃんと出力が発生する。
UIとその設定
まず、ジェットジェネレータにカーソルを合わせると情報が表示される
Thrust | カスジェが発生させる推力。出力に回すほど少なくなる。現在推力/最大推力 |
---|---|
Power | 出力発生設定ならこちらが表示され、現在出力/最大出力が表示されている。 |
Energy | 発電設定ならこちらが表示され、現在発電量/最大発電量である。 |
Material | 秒間マテリアル消費量、現在秒間消費量/最大秒間消費量。 |
Trust reserved for generator | 本来のカスジェ推力の何割が出力に回されているか。訳的には発動機の推力予約量 |
Power/material | 出力マテリアル比。ppm。当然高いほうが燃費が良い。 |
Outout type | Powerならエンジン出力にEnergyなら電力に変換される。 |
Priority | 優先度。発電設定なら表示されない。 いわゆるエンジンの優先度である。高いほうが出力要請に優先的に割り当てられる、ようは酷使される。 |
さらにQキーをおすとこんな画面が出てくる。ここでいろいろ弄れる。
Maximum thrust fraction used | 0-1の範囲で推力の何割を変換するか設定できる。1で全部変換される。訳的には最大推力使用割合。 |
---|---|
Genrates power/energy | プルダウン式でGenerates powerにすればエンジン出力、Generates energyにすれば電力を得られる。 |
Power Priority | エンジン優先度。発電設定ではそもそも優先度がないので表示されない。 ほかのエンジンに比べガンガン使ってほしければ高く設定すればよい。 |
例
カスジェの作り方がわかっていて、上の項目を読めばもう説明することは何一つないが、これでは「トコトンよくわかる」を果たせないので例を載せる。
コンプレッサーをガンガン積んで効率を上げるタイプ。
ppmが簡単に1000に届くが、体積に対する出力が情けない。
これだけコンプレッサーをコンバスターに置き換えてもppmは580と意外と低くならない。ただ、ppvは7675/9*16で53と微妙なところである。
さらにコンバスターの四方にインジェクターをつけていく。
なんと!ppmは570↓ぐらいであまり減っていない一方ppvは13494/9*16+4*11で71とそこそこ上がっている。
カスジェエンジンでは100を超えることは難しいようだが、十分実用の範疇であろう。
このように隙間を埋め、煙突のようにダクトを伸ばせば、エンジンとして十分内部に組み込めるのではなかろうか。
まとめ
エンジンとしては比較的低燃費型である。簡単に作れるが故FuelEngineやSteamEngineほどのカスタマイズ性はないものも、その性能は悪くないといえる。
そのほか、形状が長くなる欠点があるものも隙間にはマテリアルボックスや燃料箱、リペアボットなどの汎用品を置くことで対応し、
煙突のように吸気管を伸ばすこともできるので、そこまで設置に不自由があるわけでもないだろう。
エンジンを選ぶ際の候補として覚えておくと役に立つ日が来るかもしれない。
コメント
- 工事完了です・・・ -- kuramubon? 2020-11-05 (木) 18:02:51