No.452 | ||||
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![]() | キ96 | 陸軍戦闘機 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | +5 | ||
対潜 | 索敵 | |||
対爆 | +5 | 迎撃 | +4 | |
戦闘行動半径 | 3 | 装甲 | +2 | |
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可、入手方法 基地航空隊にのみ装備可能 | ||||
改修更新 | ||||
二式複戦 屠龍 →*1 二式複戦 屠龍 丙型 →*2 キ96 →*3 キ102乙 | ||||
日本陸軍が二式複戦「屠龍」をベースに開発した試作双発戦闘機です。 対戦闘機戦闘において苦戦を強いられた、制式採用の屠龍(キ45改)をさらに高性能化するため、 後席を撤廃、エンジン出力と火力をパワーアップした邀撃戦闘機です。 残念ながら制式採用されませんでしたが、対B29や発展型などに多くの可能性を秘めた機体でした。 |
ゲームにおいて 
- 2022年2月23日実装。
陸軍戦闘機について 
- 基地航空隊でのみ運用可能。
- 艦上戦闘機に比べ対空値が低い代わりに対爆、迎撃というパラメータがついている。
これにより基地航空隊での使用時に能力がブーストされる。
キ96について 
- 出撃時対空11、防空時対空19、半径3とほぼ防空専用の機体。
- 改修★maxでは防空時対空21と量産できる機体では最高性能の機体となる。イベント限定装備などをカウントしてもかなり上位に入る数値。
しかし、★6以降の改修は二式複戦 屠龍 丙型を要求するため非常に重い。★6の防空時対空20.2で妥協するのも選択肢。 - 改修更新元の二式複戦 屠龍 丙型と比べると、こちらは防空時の対空が2高く、★1以上であれば防空制空値の面では上位互換になる。一方で対爆が1低く空襲時の被害軽減の点では見劣りする。
しかし、2023年3月現在では防空ギミック時に被害0は要求されなくなって久しく、イベント攻略の面だけで言えば影響は小さい。防空制空値が必要な局面では対爆の低下を承知で更新した方が有用。
更新時に二式複戦 屠龍 丙型を共食いする等決して安くはないので、可能な限り本装備は作りたくないのも事実だが…。- 対爆が下がる事は一概に本装備の方が防空に向かない事を意味するわけではない。
確かに同じ制空状態であれば二式複戦 屠龍 丙型の方が被害は少なくなるが、制空状態を上げる事や彩雲を構成に含めた上で制空状態を落とさない事*4の方が節約の面では重要である。
また、制空拮抗以下で出撃を繰り返していくと艦載機熟練度が下がっていくため、周回用の防空部隊はある程度制空値に余裕があった方が使い勝手が良いという側面もある。
いずれにせよ、対爆5・対爆6の間に周回に著しい支障をきたす程の差が付くわけではない。上記のような差別化ができない場合でもそこまで神経質になる必要はないだろう。
- 対爆が下がる事は一概に本装備の方が防空に向かない事を意味するわけではない。
- 「二式複戦 屠龍 丙型★max」と比べると、更新直後の制空値は変わらない。改修しなければ対爆の劣る下位互換になるので早めに改修すべき。
- 出撃の制空値も改修値により11~13と、下位機と比べると全くの役立たずではない。とは言え、行動半径3が厳しくやはり使いどころは稀。
一応絶対防衛線!「小笠原兵団」救援のE3で特効が設定された実績はあり、利用機会が皆無だったわけではない。同時に三四三空も同じ補正を設定された上、こちらと違い延長不要なのでむしろ半径の格差を示されただけとも
- 改修★maxでは防空時対空21と量産できる機体では最高性能の機体となる。イベント限定装備などをカウントしてもかなり上位に入る数値。
- ロケット戦闘機ではない*5。
- 改修更新によりキ102乙になる。あちらは陸上攻撃機であり、陸軍戦闘機である本装備とは根本的に運用が異なる。
本装備の防空制空値も代用が利きにくいため、本装備の更新は慎重に検討した方が良い。
入手方法について 
- 二式複戦 屠龍 丙型 からの改修更新。新型航空兵装資材が1個、熟練搭乗員が1個必要となる。
過去の入手方法一覧
- 2022年 冬イベント『発令!「捷三号作戦警戒」』E-2 甲作戦(★+2)・乙作戦(★無し) 突破報酬 (初登場)
- 2022年 冬イベント『発令!「捷三号作戦警戒」』E-4 甲作戦(★+4) 突破報酬
- 2022年 11月作戦報酬 (1位~20位)★max、(21位~100位)★+6、(101位~500位)★+4
性能比較表(装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブルより転送) 
No | 名称 | 火力 | 対空 | 索敵 | 対爆 | 迎撃 | 装甲 | 対空値 (出撃時) | 対空値 (防空時) | 戦闘行動半径 | 配置コスト | ボーキ 消費*6 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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175 | 雷電 | 6 | 5 | 2 | 9 | 18 | 2 | 6 | 108 | 任務、イベント、ランキング | - | 編集 | ||||
201 | 紫電一一型 | 8 | 1 | 1 | 1 | 9.5 | 11 | 3 | 6 | 108 | 任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||
202 | 紫電二一型 紫電改 | 9 | 1 | 3 | 2 | 13.5 | 14 | 4 | 6 | 108 | 改修、ランキング | - | 編集 | |||
263 | 紫電改(三四三空) 戦闘301 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | - | 編集 | |||
264 | 紫電改(三四三空) 戦闘701 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | △ | 編集 | |||
265 | 紫電改(三四三空) 戦闘407 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | △ | 編集 | |||
333 | 烈風改 | 10 | 6 | 2 | 1 | 13 | 24 | 4 | 9 | 162 | イベント | - | 編集 | |||
334 | 烈風改(三五二空/熟練) | 11 | 7 | 3 | 1 | 15.5 | 28 | 4 | 9 | 162 | イベント | - | 編集 | |||
350 | Me163B | 2 | 9 | 2 | 20 | 1 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
351 | 試製 秋水 | 2 | 8 | 2 | 18 | 1 | 4 | 72 | 任務、イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
352 | 秋水 | 3 | 9 | 3 | 21 | 1 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
354 | Fw190 D-9 | 2 | 12 | 3 | 3 | 16.5 | 21 | 3 | 8 | 144 | イベント | - | 編集 | |||
418 | 零式艦戦22型(251空) | 12 | 1 | 1 | 3 | 16.5 | 17 | 7 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
416 | 零式艦戦21型(台南空) | 11 | 1 | 1 | 3 | 15.5 | 16 | 7 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
417 | 零式艦戦32型(台南空) | 12 | 1 | 1 | 4 | 18 | 18 | 5 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
176 | 三式戦 飛燕 | 8 | 1 | 3 | 12.5 | 13 | 3 | 7 | 126 | 任務、イベント | ◯ | 編集 | ||||
177 | 三式戦 飛燕(飛行第244戦隊) | 9 | 3 | 4 | 15 | 19 | 4 | 7 | 126 | イベント、ランキング、改修 | △ | 編集 | ||||
185 | 三式戦 飛燕一型丁 | 9 | 2 | 3 | 13.5 | 16 | 4 | 7 | 126 | 改修、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | ||||
218 | 四式戦 疾風 | 10 | 1 | 1 | 11.5 | 13 | 5 | 7 | 126 | イベント | △ | 編集 | ||||
221 | 一式戦 隼II型 | 6 | 2 | 9 | 8 | 6 | 4 | 72 | 任務、イベント、ランキング、開発 | ◯ | 編集 | |||||
222 | 一式戦 隼III型甲 | 1 | 7 | 1 | 3 | 11.5 | 12 | 6 | 4 | 72 | 改修、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | |||
223 | 一式戦 隼III型甲(54戦隊) | 2 | 8 | 1 | 1 | 3 | 12.5 | 13 | 7 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 編集 | ||
225 | 一式戦 隼II型(64戦隊) | 1 | 11 | 1 | 1 | 5 | 18.5 | 18 | 7 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 編集 | ||
250 | Spitfire Mk.I | 1 | 7 | 2 | 1 | 8.5 | 12 | 4 | 5 | 90 | 任務、イベント、開発 | ◯ | 編集 | |||
251 | Spitfire Mk.V | 1 | 9 | 3 | 2 | 12 | 17 | 5 | 5 | 90 | 改修、イベント | ◯ | 編集 | |||
253 | Spitfire Mk.IX(熟練) | 1 | 10 | 2 | 4 | 16 | 18 | 4 | 6 | 108 | イベント | - | 編集 | |||
445 | 二式複戦 屠龍 | 3 | 4 | 1 | 1 | 4.5 | 12 | 3 | 8 | 144 | 開発 | ◯ | 編集 | |||
446 | 二式複戦 屠龍 丙型 | 3 | 6 | 2 | 2 | 6 | 17 | 3 | 9 | 162 | 改修 | ◯ | 編集 | |||
452 | キ96 | 5 | 5 | 4 | 2 | 11 | 19 | 3 | 10 | 180 | イベント、改修 | ◯ | 編集 |
小ネタ 
- 元ネタは陸軍が二式複戦 屠龍の後継機として川崎航空機に開発を指示した双発戦闘機、キ96である。
- しかし正式採用は見送られ、試作わずか3機で製造は打ち切られた。
- しかし正式採用は見送られ、試作わずか3機で製造は打ち切られた。
- 陸軍は1942年8月に屠龍の性能向上型であるキ45改Ⅱの開発を指示した。
ところが12月に屠龍運用の戦訓として後席と旋回機銃は不要であるとされ、単座機とすることとなった。そこで改めてキ96の機体番号が振られ再発注となった。
- 設計は翌43年6月に終了、9月には試作1号機が完成した。
- 再発注の影響で試作1号機は設計変更が間に合わず、複座型の後席を外板で覆った形状で完成してしまった。
2/3号機は水滴風防を装備したよりスマートな機体形状になった*7。
- 再発注の影響で試作1号機は設計変更が間に合わず、複座型の後席を外板で覆った形状で完成してしまった。
- キ96には、重武装化と高速化が要求された。
- 完成したキ96は、屠龍によく似た外見ながら外寸がわずかに拡大、重量は500kg増加した。
しかし高度6000メートルで600km/hを発揮、最高速度の50km/h向上に成功している。また、運動性も新鋭の「四式戦 疾風」に迫る優れた能力を発揮した。- ただし、高高度迎撃に必要な排気タービンの実用化には失敗。装備は見送られた
- その代わりに、エンジンに純酸素を吹き込む機構の取り付けが試験された。
高高度での馬力向上は実現したが、純酸素の取り扱いが難しいなどデメリットが多く、こちらも採用は見送られた。
- その代わりに、エンジンに純酸素を吹き込む機構の取り付けが試験された。
- ただし、高高度迎撃に必要な排気タービンの実用化には失敗。装備は見送られた
- ところが陸軍は双発戦闘機の運用に疑問を持ち、設計真っ最中の43年4月に本機を元に複座の襲撃機(対地攻撃機)を開発するよう指示。
更に同年6月には、この襲撃機を複座高高度迎撃機として運用可能とするよう追加指示がなされた。だったら最初からこれでよかったのでは……- 更に更に44年11月には夜間高高度戦闘機型の開発も指示されている。
- 宙に浮いた形のキ96は、最終的に「単発機との格闘戦において優位がみられない」という
難癖理由で不採用になってしまった。
- 宙に浮いた形のキ96は、最終的に「単発機との格闘戦において優位がみられない」という
- 更に更に44年11月には夜間高高度戦闘機型の開発も指示されている。
- 複座襲撃機&高高度迎撃機はキ102として44年3月に試作機が完成した。
- キ102は諸形式合わせて200機超が生産された。しかしすでに戦局は襲撃機が活動できる状況ではなく大半が本土決戦に向け温存されている。
- 不採用となったキ96の試作機は、キ102に搭載が計画されていた57mm機関砲のテストベッドとして使用された。
むしろ空襲被害より補充コストの方が圧倒的に影響はデカイ。拮抗時に1スロ2~5機は落ちるんで、1機燃3ボ5の補充コストが最低24・40、最大で60・80は発生する。空襲の僅かなダメ差よりも毎回補充する方が遥かに「損害」はデカイから、補充回数減らす方が遥かに節約目線では重要性が上 -- 2023-03-05 (日) 15:02:15