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紫電改(三四三空) 戦闘301

Last-modified: 2018-04-11 (水) 19:09:15
No.263
weapon263.png紫電改(三四三空) 戦闘301局地戦闘機
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+11
対潜索敵
対爆+2迎撃+4
戦闘行動半径4装甲+2
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修不可
実装時点では全ての艦娘に装備不可、基地航空隊にのみ装備可能
2018年冬イベントE7甲作戦突破報酬
本土防空の切り札、局地戦闘機「紫電改」。同機が集中配備された三四三空。
四国松山に展開した同戦闘飛行隊の一つ、精強な紫電改戦闘機隊、戦闘301。
優れた空中指揮官である菅野隊長の率いる同隊は、苦しい戦局の中、日本の空を守るために戦いました。

ゲームにおいて Edit

性能比較表(装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブルより転送) Edit

ウグイス色は出撃時空色は防空時における実際の対空値

No名称火力対空索敵対爆迎撃装甲対空値
(出撃時)
対空値
(防空時)
戦闘行動半径配置コストボーキ
消費*9
入手方法改修備考追加
175雷電65291826108任務、イベント、ランキング-編集
201紫電一一型81119.51136108任務、ランキング編集
202紫電二一型 紫電改913213.51446108改修、ランキング-編集
263紫電改(三四三空) 戦闘30111242171946108イベント-編集
176三式戦 飛燕81312.51337126イベント-編集
177三式戦 飛燕(飛行第244戦隊)934151947126イベント、ランキング-編集
185三式戦 飛燕一型丁92313.51647126イベント、ランキング-編集
218四式戦 疾風101111.51357126イベント-編集
221一式戦 隼II型62986472任務、イベント、ランキング編集
222一式戦 隼III型甲171311.5126472改修、イベント、ランキング編集
223一式戦 隼III型甲(54戦隊)2811312.5137472イベント、ランキング-編集
225一式戦 隼II型(64戦隊)11111518.5187472イベント、ランキング-編集
250Spitfire Mk.I17218.5124590イベント-編集
251Spitfire Mk.V193212175590イベント-編集
253Spitfire Mk.IX(熟練)11024161846108イベント-編集
  • 濃緑色は局戦、それ以外は陸戦
  • 火力および装甲の効果は不明
  • 艦載機との制空値比較はこちらの表を参考のこと

小ネタ Edit

  • 説明文に説明文にある通り、愛媛県 松山市の海軍航空隊吉田浜飛行場に展開した第三四三海軍航空隊(2代目、通称(つるぎ)部隊)の紫電改部隊である。詳しい話は紫電改のページで。
  • 各前線から優秀なパイロットを多数集めたことで知られ、大戦末期の絶望的な戦局の中においても、本土防空において活躍した部隊として知られる。
    • 司令官は源田(げんだ)(みのる)大佐、終戦後は航空自衛隊の初代航空総隊司令、第三代航空幕僚長を務めた、航空自衛隊の育ての親としても知られる。
      • この他、曲技飛行隊のブルーインパルスを創設したのも彼である。
      • 海軍時代からアクロバット飛行は行われており、源田は特殊飛行部隊の3代目分隊長を務めた。これ以降、海軍航空隊の曲技飛行は源田サーカスの名で親しまれるようになる。
  • 現在の松山空港は、343空も使用した海軍航空隊の基地が前身であるため、(戦後開業することが多かった)空港の立地としては、非常に珍しく中心市街地から近い位置に存在する。
    • 松山市はこの恩恵を存分に受けており、新幹線が通っていない事やLCC(格安航空会社)の相次ぐ参入もあって、現在は中四国地方で最多の利用者数を誇る空港に化けている。
  • 描かれている機体は343-15A、説明文にある通り戦闘301飛行隊長・菅野直大尉(海兵70期)の搭乗機。
    • 昨今では別方面でも有名となった*1紫電改の代表的なエース。
      「菅野デストロイヤー」「イエローファイター」ともあだ名された名物男でもあり、その生き様・死に様から多数の航空隊ファンを魅了してやまない人物。
      • 前者はかなり無茶な操縦をするため、機体をたびたび壊したり故障させたりする整備士泣かせとして。後者はそんな強烈操縦技量で敵機を追い散らすため、敵兵から指揮官機マークである黄色い二重ラインに因んで付いた。
    • その人柄を一言でいえば「破天荒」。航空隊の生き字引赤松貞明と並んで、そのトンデモぶりで知られる。
      義に厚く、理不尽には正面から文句を言い、特に血の気の多さから喧嘩沙汰になることも珍しくなかった。知人や部下を思いやる人情味のある好漢であり、多くの人々に慕われている。*2
      一方、学生時代は文学好きで特にドイツ文学に傾倒していた。遺されている彼の学生時代の日記には、現代の学生の感覚ではおよそ書かないだろうレベルの哲学的な雑記がいくつも書き起こされている。
      • 幼少期から悪戯好きの悪童として近所では知られ*3、学生時代には台風で荒れた阿武隈川を向こう岸まで300m泳いで渡る*4など、すでに片鱗はあったものの、海軍兵学校で第38期飛行学生となって以降、練習機を幾度となくぶっ壊すという所業を経てデストロイヤーに覚醒。許可もしていないのに勝手に曲芸飛行をやり始めるなど、抜群の才覚を見せると同時に無茶苦茶な操縦をやるクセも発症する。*5
    • 上述の破天荒な性格は実戦でも顕著で、敵部隊を見かければ隊長にもかかわらず自分から率先して突撃し、詰め寄るように接敵して攻撃することで知られた。
    • 201空の戦闘306分隊長を務めていた頃。菅野は永らく前線で戦っていたので休養の意味も含め、零戦52型の受領のため内地に戻る事になる。しかし彼が内地に戻っている間にレイテ沖海戦が勃発し、部隊は「神風特別攻撃隊」を史上初めて結成して航空特攻を実施する。指揮官は菅野と海兵同期の関行雄大尉が選ばれたのだが、副長の玉井中佐曰くもし菅野が内地に戻っていなかったら彼を指揮官に任命していたらしい。菅野も関の特攻を聞くと「自分がいれば、関のところをとるんだったんだがなあ…」と寂しげに呟いていたという。
      • この話は実は戦後の脚色である。なぜなら、帰国する前、次はフィリピンだというのはわかっており、菅野は当然のごとく帰国を拒否したが命令だと強いて帰らせたのが玉井中佐であり、さらにハルゼーの機動部隊による一連の空襲が始まり、急いでフィリピンに帰還するといった管野に対し、今は帰ってくるなと命令したのも玉井中佐である。
      • また、菅野は特攻を熱望したが特攻隊の直掩および制空隊に必要不可欠であったために拒絶したとも言っている。実際にその時いた指宿正信大尉は、関がいくなら俺もいく、俺を一番にやってくれと玉井中佐に食い下がるも作戦に必要不可欠と拒絶されている。菅野大尉がいて熱望しても拒絶されたであろう。なお343空で菅野大尉に話を聞いた人間は、大尉は特攻には批判的であった、だが行けと命令されれば行っただろうと述べている。
      • 因みにこの零戦受領の際、内地から戻った菅野らは間違って別の基地に着陸してしまう。その基地指令にこっぴどく怒られた菅野は離陸する際、司令のいるてテント張りの指揮所の前で態とエンジンを全力にして離陸。プロペラからの猛烈な風圧で指揮所のテントを吹き飛ばすという仕返しをしている。
    • 破天荒エピソードで特に知られるのが、フィリピン・ルバング島での一件。
      • 1944年11月、ゼブ島へ特攻機を輸送するため零戦で護衛に付くも、現地で零戦を接収されてしまい、やむなく九六式陸攻に乗り込み帰還することに。ところが帰路で米軍のP-38から襲撃を受けて墜落の危機に陥る。死の恐怖に怯える操縦士から菅野が操縦桿を奪って制御し、どうにかルバング島へ不時着した。数日後に救援が駆けつけるが、そこにいたのは原住民に「俺は日本のプリンスだ」と豪語して原住民たちに敬愛されて王様のように過ごす菅野たちだったという。
    • 最期の戦闘は終戦間近の1945年8月1日、屋久島沖を飛行中に米軍爆撃機B-24の一団を発見して戦闘に突入。しかし戦闘中に二番機の堀光雄飛曹長の無線に「ワレ、機銃筒内爆発ス。ワレ、菅野一番」と入電があり、見れば空域から離れて低空で飛ぶ菅野の機体があった。*6空域を離脱して直掩に回ろうとする堀に、菅野は再三敵機攻撃を指示し、隊を戦闘空域へと向かわせた。*7しばらくして「空戦ヤメアツマレ」の菅野の無線が堀のもとに入るが、無線の発信源に辿り着くと既に菅野の機影はどこにもなかった
      • 結局、菅野はそれ以来行方知れずとなり、その日の内に殉職したものと扱われ、戦後に源田実の具申によってに二階級特進となった。
        総撃墜数は、南方戦線で個人撃墜破30機、343空にて個人撃墜18機・協同撃墜24機、計72機撃墜。最終階級は大尉(二階級特進により中佐)。*8
  • 愛媛県南宇和郡愛南町に戦後海底から引き揚げられた343空の機体が国内で唯一展示されている。塗装のみ塗り直し、引き揚げられた当時のボロボロのままで展示されているが、343空に関する貴重な資料が展示されている(ちばてつや氏書下ろしの『紫電改のタカ』のイラストも展示されている)。
    かなり僻地ではあるが興味を持たれた方は一度来訪されてはどうだろうか。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • お願いします、運営様。 もう一度入手チャンスをください!(焼き土下座) -- 2018-03-30 (金) 15:10:12
    • 滅茶苦茶面倒でもいいから改修なり任務報酬なりで欲しいよな。 -- 2018-03-30 (金) 17:58:07
    • これでなくとも今後防空系のいい機体が出てくることに期待したい。今はそれを待ちたい。ていうかまた雷電配ってくれんかなぁ。 -- 2018-03-30 (金) 18:13:52
      • 雷電は配るかもしれないがこれは流石に配らないだろ -- 2018-03-30 (金) 23:42:14
    • チャンスが訪れる頃には灰になってそう -- 2018-03-31 (土) 01:10:55
    • 5周年記念とかで過去実装された欲しい装備1つ入手できる任務とか欲しいところ。取りっぱぐれた人とか誤廃棄した人とかの救済1度くらいあってもいいよね。しかも1度あれば2度目もあるかもって未来に希望が持てるし。現状考えられるのは、将来サービス終了間際にやけくそでばらまくくらいしか望めないのが辛い -- 2018-04-11 (水) 13:56:46
      • セカンドチャンスは是非欲しいところだね(飛燕244、野中隊取り逃した提督並感)。 その際は過酷な選択を強いられる可能性があることは肝に銘じておいたほうがいいかも -- 2018-04-14 (土) 19:58:24
  • 苦労して手に入れたはいいが防空ぐらいにしか使わんし、その防空もイベントでは滅多に使わない……う~む -- 2018-03-31 (土) 12:10:14
    • 正直なところ、防空システムがゲーム的に上手く機能させれてないのよね。 イベントで基地空襲があると資材にダメージが出るわけだが18冬ではクリア後は空襲無しになるから防空はギミックくらいしか出番が無かった。 17夏みたいな海域だと空襲きてもスルーしてボスや道中に航空隊出さないと攻略が厳しいから防空する余裕が無い。 クリア後に空襲が継続する場合だと、堀する場合は資源を減らす空襲ヤメロ!と要望がでるだろな、2部隊が出撃枠、1部隊は防空枠の場合だと航空隊をフル稼働で出す必要の無い難易度にしないとダメなわけで。 けっきょくは通常の攻撃部隊とは別に防空隊を設定できるとかしないと、出番が基地防空ギミックくらいになるだろうなあ。 あとは毎月の6-5防空で使うくらいか? -- 2018-03-31 (土) 12:58:49
      • 6-5の防空で使うにしても一番制空のキツイ空母バアとヲ級2隻の編成から優勢とろうとすると343空はおろか飛燕244が4つあっても優勢取れないし、ヲ級2隻か空母バア&ヲ級1隻ずつの編成だと紫電改4つで優勢取れちゃうから大した差にはならないかなあ。あまりに大きな差になるのも考えものだけど、かといってイベント海域のボスが航空隊全部出撃ノーガード前提になるのはもっと問題だよな -- 2018-03-31 (土) 13:35:07
      • コレ/飛燕丁/飛燕244/Mk.IX熟練を6-5Hマスに送って空母沈黙させるようになってから、このマスでの撤退は目に見えて減ったよ。ボスには1部隊送って優勢取れるように調整して、ほぼ勝てる -- 2018-04-14 (土) 14:24:49
      • なんでHマス通ってるんだ。Gマスの間違いなら、他の高制空値の陸戦局戦の代わりに菅野隊入れたところで制空状態変わらないから菅野はそもそも関係ないと思うけど。 -- 2018-04-14 (土) 19:40:52
    • 防空成功するとボスの制空値とか攻撃機数が僅かに低下していくっていくのどうだろう。30回くらいで下限に到達。防空しなくても苦戦するが上級者は勝てるバランス。沼って周回している人にはありがたいってとこで。 -- 2018-03-31 (土) 21:19:22
      • 沼って周回してる人が防空し続けるの?防空止めてボスに送った方がどう考えても早いと思うが。…じゃあ防空枠作ればいいんじゃねーのと思うかもしれんがアレ「こんな枠要らねーからボスに全部送らせろ」ってかなり不評でそれが原因で無くなったんだぜ? -- 2018-04-01 (日) 09:02:37
      • 不評→[ブラックボックス]→仕様変更 不評と仕様変更の間に何があったか解明されてないのに因果関係を断定するのやめてもらえません? -- 2018-05-10 (木) 19:20:16
  • 出撃させるには行動半径短めで扱い辛くて防空は他でも代替可能ってのは、高性能に変わりないし64戦隊みたいに手に入らなくても後に影響少ない良い落とし所だったんじゃねーかな -- 2018-04-01 (日) 08:58:40
    • オールラウンドに使える性能ではないけど、後のイベントで半径4以内にボスとか鬼畜空襲マスあった場合に輝く場面絶対あると思うわ -- 2018-04-01 (日) 09:06:41
    • ただ、言うても上位の陸上戦闘機だからな。陸軍側の飛燕244に対しての海軍局戦としてこれと言う位置づけであろうし、防空は雷電がそもそも入手手段限られている以上は揃っている人はともかくいろいろと不足している人にとっては貴重な防空要因ではあるだろう。飛燕244も再入手の機会は最上位ランカーと思われるし、非ランカーにとってはそれと同じくらい貴重な装備だとは思うよ -- 2018-04-01 (日) 10:10:04
  • 次、343空・戦闘407が来たら爆撃を死ぬ気で止めてくれる・・・はず -- 2018-04-02 (月) 02:16:17
  • GWは松山→南レク→大久野→呉の日本軍ツアーをやるから是非この紫電改も見てこよう -- 2018-04-13 (金) 13:28:55
  • 俺の祖父は戦闘機乗りだったんだが、比島在籍中に後にこの343空戦闘301で活躍する杉田庄一少佐と共に戦ったんだと...この装備には思い入れが強いね -- 2018-04-17 (火) 13:59:55
    • 祖父様はリアル熟練搭乗員でしたか、貴重な話ですね。ぐぐったら杉田氏は4月15日にお亡くなりになっていた。艦これなかったら杉田氏の名を知らずじまいでした。 -- 2018-04-18 (水) 00:37:01
  • 曽祖父は日露戦争に言ったと聞いたが、祖父は自分のことを語らずに昨年亡くなった。できればどんなことをしていたのか聞いておきたかった -- 2018-04-18 (水) 00:03:05
    • 私も似たような経験あります。身内にはなかなか話さないものですよ。全く関係のない赤の他人に自慢話がてら話す事はありますけど。お亡くなりになった後に後悔は残りますね・・ -- 2018-04-18 (水) 00:31:25
  • 親父が勤労奉仕(無償の土方)で松山基地にいってた。戦争の事は殆ど話さなかったが、紫電改引き上げのニュースを見て少し話してくれた事を思い出したよ。だから獲った。 -- 2018-04-21 (土) 08:17:23
    • 隙自 -- 2018-04-24 (火) 08:25:40
  • はあ、獲得できなかったことが今でも悔やまれる……せめて、連休中に松山いって実機を見てこよう。そのあとで道後温泉いって一六タルトでも食べようかな -- 2018-04-24 (火) 08:30:56
  • 本当陸軍戦闘機・局地戦闘機 熟練つけにくいな何回出撃&防衛すればいいんだよ -- 2018-05-01 (火) 04:24:27
  • こいつを活躍させんが為に今まで無視してた6-5防空枠に課金してこいつと雷電ぶっ込んだ。244のほうが良いらしいがまあいいや。迎撃値に強い意味があることを祈る -- 2018-05-01 (火) 04:56:49
  • 3、4月の6-5防空に突っ込んでるだけじゃ熟練度ぜんぜんつかんな… まあ、夏イベまでに付けばいいか。 -- 2018-05-04 (金) 00:15:27
  • チャンネル桜で343を知ったから戦闘407に思い入れがある。ちなみに番組内で菅野大尉との撃墜競争の話も観れる -- 2018-05-07 (月) 11:24:59
  • 実質的な防空能力で雷電と244に負けてるみたい  -- 2018-05-10 (木) 14:19:36
  • ヒーロー部隊の一つ、松山343空是非お迎えしたかった。でも丙で瑞鶴や武蔵と共にレイテを闘いぬいた事は後悔はしていない。うん、涙拭くよ。 -- 2018-05-20 (日) 14:25:52 New
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 古くは1963年のちばてつやの漫画『紫電改のタカ』で広く知られるも、その容貌は「ひげ面の40代くらいのオッサン」とかなりアレンジが入っている。2000年以降は、2009年より平野耕太の『DRIFTERS』で「バカヤロウ」が口癖の青年パイロットとして登場しているほか、大鳳などをデザインした島田フミカネ氏原作『ストライクウィッチーズ』シリーズの『ブレイブウィッチーズ』に彼を元ネタにした「菅野直枝」というキャラが登場している。
*2 部下だった笠井智一は「殴られたことも怒られたこともなかった」という。松山基地所属時代に近くの食堂を商っていた今井琴子夫人に「良い嫁さん見つけてよ」「落ち着ける家庭が欲しい」と言ったこともあったらしいが、モテる一方で相手を未亡人にするのは忍びないと思ったのか独身のままだった。
*3 例としては犬と格闘し手に負えないとみるやナイフで刺殺した、これぞドッグファイト
*4 台風による洪水で橋が落ち、登校できなくなった同世代のために学校へその旨を連絡するため。もちろん帰りも荒れた阿武隈川を渡って戻って来ている。
*5 紫電改の操縦指導者にサムライ・坂井三郎中尉もいたが、彼からは「クソの役にも立たない若造(超意訳)」と執拗にいびられていた。ただ坂井もこれが元で「(自分は水兵上がりの苦労人だったが故に)エリートコースの菅野たちを僻んでいたんじゃないのか」と、一部から穿った解釈をされてしまう。坂井もこの時分は右眼の失明を伴う重症から復帰したものの調子を戻せず指導者に後転し、海兵仕込みのしごきを躊躇しない苛烈な指導で若手と溝を生んでいる。
*6 左翼の日の丸に破孔が開いており、危険な状態だったという。
*7 何度も直掩を具申する堀に、最後に菅野は拳骨を突き付けて怒るしぐさを見せ、堀がそれを見て指示に従うと表情をやわらげたという。
*8 遺品は当人の遺言でほとんどが焼却処分となった。学友が航空隊の荒くれ然とした菅野を見て、早熟な文学少年だった頃とのギャップに驚いた一方、菅野が熱中していた石川啄木の姿と重なったという。学友への手紙に「君のように大学で研究に没頭できる生活が羨ましい、戦争が終わったら俺もそういう静かな生活を送りたい」と綴っており、本質では文学を愛する青年のままだったのかもしれない。
*9 1スロ当たり