No.092 | ||||
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不知火(しらぬい) | 陽炎型 2番艦 駆逐艦 | |||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 16 | 火力 | 10 / 29 | |
装甲 | 6 / 19 | 雷装 | 24 / 69 | |
回避 | 44 / 79 | 対空 | 9 / 39 | |
搭載 | 0 | 対潜 | 24 / 49 | |
速力 | 高速 | 索敵 | 6 / 19 | |
射程 | 短 | 運 | 10 / 49 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 15 | 弾薬 | 20 | |
装備 | ||||
12.7cm連装砲 | ||||
未装備 | ||||
装備不可 | ||||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
不知火 → 不知火改(Lv20) → 不知火改二(Lv72+改装設計図+開発資材x20) | ||||
図鑑説明 | ||||
陽炎型駆逐艦2番艦、不知火です。 陽炎らと共にハワイ作戦部隊の護衛も務めました。 運命のレイテ沖海戦では志摩艦隊に所属、スリガオ海峡に突入しました。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
セリフ | CV:藤田咲、イラストレーター:コニシ |
入手/ログイン | 不知火です。ご指導ご鞭撻、よろしくです。 |
母港/詳細閲覧 | なんでしょうか。……不知火に落ち度でも? |
不知火になにか御用ですか。 | |
お呼びですか、司令。 | |
母港/詳細閲覧(新年) | 司令、謹賀新年です。……何ですか? その……不知火の顔に何か? |
母港/詳細閲覧(節分) | この豆を…鬼怒さんに投げるのですね。……いない……では……あっ、早霜に、えぇいっ! |
母港/詳細閲覧 (2016バレンタイン) | チョコレートですか? 司令も欲しいのですか? ……そうですか。仕方ないですね……。 |
母港/詳細閲覧 (2016ホワイトデー) | チョコレートのお返しですか。まぁ、有難くはありますね。頂いておきます。 |
母港/詳細閲覧(二周年/三周年) | 司令、今日は大切な日でないですか? そうですか。それは……喜ばしいですね。 |
母港/詳細閲覧(五周年) | 司令、我々も遂に五周年ですか…それは、喜ばしいですね…これからも、ご指導ご鞭撻、よろしくです。 |
母港/詳細閲覧(六周年) | 司令、六周年……というわけですか。それは大変喜ばしいことですね。これからも、ご指導ご鞭撻、よろしくです。 |
母港/詳細閲覧(2015/16初夏、18盛夏) | いえ、不知火はそんな買い物には行かな……、仕方ない……あ、これは……いいかも……。 |
母港/詳細閲覧(2015/16夏真っ盛り) | いや、海にはいつも行っています。夏だからと言って水着で行く必要なぞ。 |
母港/詳細閲覧(秋) | 確かに、この秋祭りの雰囲気、悪くはありません。少し……見学、あいえ、偵察に行きましょう。……ご一緒にどうでしょうか? |
母港/詳細閲覧(2018秋刀魚) | 秋刀魚ですか。……もちろん、この不知火に抜かりはありません。準備は万端です。いつ出ますか? |
母港/詳細閲覧(Xmas) | はむっ、ん……まあまあ、まあまあですね、クリスマス……悪くはないかと、思います。 |
母港/詳細閲覧(年末) | 大掃除か……師走……。司令、何ですか? ……不知火の掃除に何か落ち度でも? |
母港/詳細閲覧(決戦前夜) | いよいよ決戦っ…十八駆、全力で事に当たります。…いえ、お構いなく。 |
ケッコンカッコカリ(反転) | 司令官は不知火の戦いはどう思っているの……?あら、そう……じゃ、いいんだけどね |
ケッコン後母港(反転) | - |
編成 | 水雷戦隊、出撃します! |
出撃 | 水雷戦隊、出撃します! |
期待に応えてみせます。 | |
第十八駆逐隊、不知火、出る! | |
遠征選択時 | まあまあね。 |
アイテム発見 | まあまあね。 |
開戦 | 沈め。 |
航空戦開始時 | - |
夜戦開始 | 徹底的に追い詰めてやるわ。 |
攻撃 | つまらない。 |
沈め。 | |
連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃 | 弱いのね。 |
小破 | そんなんで、不知火は沈まないわ。 |
うっ! | |
中破/大破 | フフ……不知火を怒らせたわね……! |
勝利MVP | つまらないわね。もっと骨のある敵はいないの? |
旗艦大破 | うっ! |
帰投 | 作戦が終了しました。 |
補給 | いただいておきます。 |
改装/改修/改造 | あら。いい強化。感謝します。 |
良い改造ですね。助かります。 | |
まあまあね。 | |
入渠(小破以下) | まだ航行できますが…ご命令ならば。 |
入渠(中破以上) | じっとしてるのは性に合いませんね。 |
建造完了 | 新造艦が完成したようです。 |
戦績表示 | 通信が入っています。 |
轟沈(反転) | 死なば諸共…… アナタも一緒よ……! |
時報 | - |
放置時 | 不知火は決して退屈などしていません。……いえ、構いませんよ。どうぞご自由に。 |
ゲームにおいて 
- 陽炎型の2番艦。どちらかと言えば元気の良い優等生的な言動が目立つ姉と違い、武人然とした冷静な言動が一定のファンを獲得している。
- 貫禄だけなら戦艦級なのだが本艦は駆逐艦であr「……不知火に落ち度でも?」 いえ、なにも…。
- 陽炎型は後期に作られた駆逐艦のため、ステータスが他の駆逐艦より若干高くなっている。
- 物騒な台詞が多いが……さりげなく榛名やロリ駆逐艦勢と同じく、一人称が自分の名前だったりする。
- 2013年12月11日のアップデートにおいて追加された任務『「第一水雷戦隊」を編成せよ!』に必要となる。
- 2014年1月15日のアップデートにて追加された任務『「第十八駆逐隊」を編成せよ!』,『「第十八駆逐隊」出撃せよ!』にも必要となる。
- 2018年4月6日のアップデートにて追加された任務『精鋭「第十八駆逐隊」を編成せよ!』,『「十八駆」、北方海域キス島へ!』でも必要。霞改二or霞改二乙、霰改二、陽炎改or陽炎改二、不知火改に改装が必要。
- 2014年7月18日のアップデートで改型に母港・戦闘・補給・ケッコン後母港ボイスが追加された。
限定グラフィック 
- 2017年10月18日のアップデートで初の限定グラフィック「秋の私服mode」が実装された。中破すると、カバンの中から連装砲を取り出す。
限定イラスト:秋の私服mode
- 2018年2月17日、冬イベント開始と同時に、【エンガノ岬決戦】差分modeが実装された。
通常の立ち絵は他の限定グラフィック同様、冬イベント終了後に図鑑に格納されたものの、
通例は併せて格納されるはずの、カード状態に加工されたイラスト及び中破立ち絵は何故か図鑑に格納されていない。
小ネタ 
- 不知火とは九州有明海や八代海で夏の夜に発生する怪火。近代以前は妖怪のしわざとされていた。現代では蜃気楼の一種の気象現象であることが解明されている。
真夏の昼間の現象である姉の陽炎とは対照的である。
- 浦賀船渠で1938年6月28日に進水、1939年12月20日に竣工。
呉鎮守府に配属され、同型の「陽炎」、朝潮型の「霞」「霰」とともに第十八駆逐隊を編成、第二艦隊第二水雷戦隊に編入された。
陽炎と同じく第二水雷戦隊・第十八駆逐隊所属で開戦を迎え、ハワイ攻撃機動部隊の護衛として真珠湾攻撃に参加した。 - 1942年7月5日キスカ島湾口に仮停泊中、米潜水艦SS-215「グロウラー」の魚雷を受け、約10m破孔が生じ、船体がくの字に折れ曲がってしまった。
そのままでは曳航も不可能であるため、横須賀海軍工廠より工作隊が派遣され、艦橋を撤去したうえで艦首部分を爆破切断。
切断された艦首部は島の砲台として使おうとしたが、転覆沈没する。
各種応急処置と重量物(魚雷、弾薬なども)の陸揚げを行い、8月6,7日頃に後進状態で曳航されて舞鶴へと向かう。その途中で第3缶室が使用可能となって、自力後進に切り替えて9月3日に舞鶴に到着した。 - 長い修理の後、千島方面、小笠原諸島への輸送任務に就く。
1944年3月1日、薄雲・白雲・霞のいる第九駆逐隊に編入、同年3月31日、第九駆逐隊は第十八駆逐隊に改称した。十八駆が2年ぶりに復活したことになる。- 不知火はこの修理期間や修理直後に撮られた写真が非常に多く、いずれも鮮明で、普段撮影されない部分まで撮影されていることから、陽炎型の艦艇研究や模型作成に多大な貢献を果たしている。
すぐ上の姉が、ネームシップの割にほとんど写真が残っていないのとは対照的である。
- 不知火はこの修理期間や修理直後に撮られた写真が非常に多く、いずれも鮮明で、普段撮影されない部分まで撮影されていることから、陽炎型の艦艇研究や模型作成に多大な貢献を果たしている。
- レイテ沖海戦では志摩艦隊の一員としてスリガオ海峡に突入を開始したものの、旗艦那智が大破炎上漂流中の最上と激突し損傷。
さらに前方に炎上する扶桑や山城の惨状を望見したため、敵艦隊との絶望的な差を察した志摩艦隊は反転。戦果はなかった。- つまり正確には図鑑説明はう……フフ……不知火を怒らせたわね……!
- その2日後の10月27日、鬼怒の救助に向かったものの、発見できなかった。
- 鬼怒の危機を知った一水戦司令部では旗艦の霞か第十八駆逐隊司令艦の不知火、両艦とも責任ある立場だけに、どちらを救助に派遣するか迷っていた。
しかし、その場にちょうど十八駆司令の井上良雄大佐が居合わせており、「よろしい、では私の不知火が向かいましょう」と、敢然この危険な任務を引き受けたのである。
もしかすると、不知火ではなく霞が一水戦司令部を乗せたまま救援に向かっていた可能性もある。運命はどう転ぶかわからない。 - 実際は鬼怒はもう既に沈没しており、「1730鬼怒沈没、将旗ヲ一時第10号輸送艦二移揚シ「マニラ」二向カウ」との無電を発信していた。
ところが混乱する戦況のためか、この無電は一水戦司令部に届かなかった。不知火は鬼怒沈没の事実を知らぬまま捜索に向かってしまったのであった。
- 鬼怒の危機を知った一水戦司令部では旗艦の霞か第十八駆逐隊司令艦の不知火、両艦とも責任ある立場だけに、どちらを救助に派遣するか迷っていた。
- 手がかりなく鬼怒捜索を断念して帰る途中、今度はセミララ島で大破擱座した夕雲型17番艦「早霜」を発見、救援に駆けつける。
接近する味方駆逐艦の姿を認めた早霜は「ワレ早霜、敵襲ノ恐レアリ、来ルナ」と信号を送ったが、不知火はそれに構わず沖合1,000メートルに停止し、救助のカッターを下ろし始めた。
だが早霜の悪い予感は的中した。作業を始めた直後、案の定敵機が来襲したのである。不知火は急いで離脱を図ったものの、速力が上がらないままに艦中央部へ爆弾が直撃。
爆発と同時に大火柱が噴き上がり、全艦猛火に包まれつつ真っ二つに折れて轟沈するという凄惨な最期を遂げた。*2
余りに凄まじい爆沈であったためか、第十八駆逐隊司令、艦長以下乗組員全員が脱出する暇もなく戦死。
ハラハラしながら一部始終を見守っていた早霜乗員たちからは「畜生、何てことだ!」と絶叫があがったという。 - なお、不知火の最期の出撃直前に入院のため退艦し命永らえた乗員が1人いた。彼は戦後、
「不知火は総員戦死で、今もって戦友会も慰霊祭もない。これでは駆逐艦不知火は歴史から抹消されたも同然じゃないか」
と、涙ながらに語っていたという。 - 先代は東雲型駆逐艦4番艦「不知火」。こちらも姉妹艦(5番艦)に「陽炎」がいる。
日露戦争においては旅順攻略戦、黄海海戦、日本海海戦、樺太攻略戦等に参加した武勲艦。
日本海海戦では第五駆逐隊旗艦を務め、敵旗艦である戦艦クニャージ・スワロフへ白昼に肉薄雷撃を仕掛けて、手傷を負いながらも魚雷を命中させている。また水雷艇第63号艇と2隻協同で駆逐艦グロームキーを撃沈している。貫禄は先代ゆずり?- 1925年に廃艦。東京市両国の鉄鋼業者にスクラップとして売却され、その業者が寄贈した碇
が現在も東京の両国小学校に露天展示されている。
- 1925年に廃艦。東京市両国の鉄鋼業者にスクラップとして売却され、その業者が寄贈した碇
- そして2017年10月12日、あさひ型護衛艦2番艦としてDD-120「しらぬい」が進水。不知火の名を継ぐ艦としては通算三代目となる。
- 艦隊防空能力を重視したあきづき型に対して、あさひ型は近年急速に増強されつつある近隣諸国の潜水艦に対抗するために、対潜能力に特化している。
- 小ネタにある通り、駆逐艦不知火は潜水艦の襲撃によって艦体断裂、駆逐隊司令自決未遂、第18駆逐隊解隊という憂き目にあっている。
また戦艦朝日も日露戦争での燦然たる武勲に輝く艦ながら、後年工作艦に改造されて太平洋戦争に参加、同世代艦としては唯一潜水艦に撃沈されている。
それぞれ艦種も世代も違うが、いずれも潜水艦でひどい目にあった因縁をもつ。今度は対潜特化型の姉妹として仲良く縁起直しといったところか。
- 小ネタにある通り、駆逐艦不知火は潜水艦の襲撃によって艦体断裂、駆逐隊司令自決未遂、第18駆逐隊解隊という憂き目にあっている。
- なお、先代のDD-120は、艦娘としては同郷で真珠湾攻撃を共にした末妹が名乗っていた。やまぐも型護衛艦の彼女は、住友重機械工業浦賀工場、先代と同郷である。
- 艦隊防空能力を重視したあきづき型に対して、あさひ型は近年急速に増強されつつある近隣諸国の潜水艦に対抗するために、対潜能力に特化している。
- 提督からの愛称はぬいぬい。落ち度可愛い。
- 艦これ小説版『艦隊これくしょん-艦これ- 陽炎、抜錨します! 2』で表紙を飾り、
メインヒロイン重要キャラとして活躍する。濃厚なかげぬい、一読の価値あり。
参考資料・書籍 
- 駆逐艦「不知火」の軌跡 レイテ沖海戦最後の沈没艦 福田靖 北辰堂出版
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