一部の大型モンスターから共通して入手できる素材アイテムの一種。
概要
- 一部の大型モンスターが保有する内臓器官。
中には超低温の液体が溜まっており、本来はこれをブレスとして吐き出すなどして攻撃に利用する。
これを素材として加工する事で、獲物を凍結させるほどの氷属性を武器に付加する事ができる。
ただし取り扱いには細心の注意が必要。
- 周囲を一瞬にして凍り付かせるほどの強力な冷凍効果を持つ液体が溜まっているものは「凍結袋」と呼ばれる。
そしてさらに激烈な冷凍効果を秘める最上質な逸品は「瞬間凍結袋」と呼ばれる。
また、一部地域で確認される変種個体からは「氷冷袋」と呼ばれる素材が入手できる。- ちなみにこの中で一番最初に登場したのはMHFの氷冷袋である。
後述するように氷結袋がコンシューマーシリーズに登場したのはMH3から。
- ちなみにこの中で一番最初に登場したのはMHFの氷冷袋である。
- MH3から新たに登場した大型モンスターのコモン素材。
しかし、コンシューマーシリーズにおいてはある意味で特定のモンスターの専用素材といっても過言ではない。
と言うのもMHXまで、氷結袋を持っているモンスターはベリオロスとザボアザギルだけ。
しかもベリオロスとザボアザギルが同時に登場する作品が非常に少なく、
MH3系作品ではベリオロスから、MH4以降の作品ではザボアザギルからしか入手できなかった。
素材として必要になった時は、火炎袋や毒袋などのように相手を選んで戦うというわけにはいかないのである。- MHXでは下位クエストにザボアザギルが登場しないため、下位素材である氷結袋は入手できない。
勿論G級クエストやG級モンスターが存在しないために瞬間凍結袋も無く、
上位素材の凍結袋だけの登場となっている。
また、その影響なのか火炎袋や電気袋などと違い、
獰猛化モンスターのコモン素材、つまり「獰猛な氷結袋」などという素材は存在しない。
MHXから参戦したハンターからすれば、
凍結袋だけが完全に独立したザボアザギル専用の素材であるかのように見えてもおかしくないだろう。- MHXXでは遂にベリオロスとザボアザギルが共演することになったが、
ベリオロスも上位以上の個体しか登場しないために「氷結袋」の登場は無かった。
また、獰猛化素材に新規参入する事も無かった。
- MHXXでは遂にベリオロスとザボアザギルが共演することになったが、
- MHXでは下位クエストにザボアザギルが登場しないため、下位素材である氷結袋は入手できない。
- あまりにも少なすぎないか?と思わなくもないが、実は氷属性のブレスを得意とするモンスターは、
強靭な肺活量を利用して冷たい外気や氷雪、冷水などを大量に取り込んで(すぐさま)吐き出す、
または足元の雪などを息で直接吹き付ける、というメカニズムを取っている種が多い。
しかもこれらのモンスターの大多数は寒冷地域や豪雪地帯に生息しており、
基本的にいつでも環境が味方してくれている。
つまり、わざわざブレスを放つためだけの専用の器官を発達させる必要が無かったようなのである。
一切雪の無い闘技場でも平然と使ってくる? そんな細かいことは気にするな。
また、リオレウスは(すぐさま回復するらしいが)自分のブレスで喉を焼いてしまったり、
フルフルは放電する際には基本的に尻尾をアース代わりに利用する必要があるなど、
体内で強力なエネルギーを作り出せるという事が必ずしもメリットだけというわけではなく、
相応のリスクや制約が一緒に付いてくる場合がある。
そういったリスクを背負うくらいなら、いっそ最初から持たないという選択を取り、
その方向で進化するというのも一つの答えなのだろう*1。
- MHWorldではベリオロスもザボアザギルも未登場だが、
レイギエナ関連のクエスト報酬として入手が可能となっている。
ただしレイギエナ本体の剥ぎ取りや部位破壊、捕獲報酬としては入手できず、
あくまで「クエストの報酬」として入手できる形になっており、
レイギエナ本体から直接入手している描写は無い。
詳しい事は語られていないが、現大陸から流通してきたものを報酬として渡されているのかもしれない。 - MHRiseではベリオロスが続投している他、新顔牙獣のゴシャハギが入手先となっている。
寒冷地と所縁の深い牙獣種だが、メインシリーズで氷結袋系素材を持つのはこのゴシャハギが初である。
- MHFでは一部のG級モンスターから凍結袋が入手できる。
コンシューマーシリーズとは異なり、MHFにおいての凍結袋はG級素材なのである。
また、瞬間凍結袋もG級素材の一つとして登場しているが、こちらは現状G級ベリオロスの専用素材扱い。
MHFには「氷牙竜の凍結袋」というベリオロス専用の独立した素材が存在し、
瞬間凍結袋はその氷牙竜の凍結袋のG級版という立ち位置になっているのである。