アイテム/薬草

Last-modified: 2021-06-15 (火) 14:51:21

高い薬効成分を含む植物。アイコンを見る限り色は緑色

概要

  • 食べると微量ながら体力を回復できるが、味は決して上等とは言えない。
    適応能力が高いようで、寒冷地域から乾燥帯まで様々な場所で採取できる。
  • ドンドルマの管轄する狩猟区(密林・砂漠・沼地・雪山)ではかつては見かけられなかったが、
    ポッケ村に集うハンターはこれらの地域でも薬草を採取することができる。
    植生の変化か、あるいはハンターが薬草として扱っている植物が地域によって異なるのだろうか。
  • そのまま使用すると体力が20回復するが、アイテムがロクにないごく序盤はともかく、
    ある程度ゲームが進んだ後ではこれを回復目的でわざわざ持ちこむ・採りに行く事は稀。
    アオキノコとの調合で回復薬にしてから使った方がずっと良いし、
    そしてその回復薬もいずれは店売りされていくらでも買えるようになり、
    さらにはその回復薬すらも調合材料として回復薬グレートが標準になってくるので、
    薬草では回復量としても調合素材としてもわざわざ使うメリットが無い。
    • カラの実に詰めることでLv1回復弾になる。この場合自分は回復出来なくなる。
      まあ回復弾も含めて運用できるガンナーなら、回復に薬草なんて使わないが
    • ただし火事場の体力調整など、場合によっては敢えて薬草で回復するハンターも居る。
      またフルチャージを使用している際に小型モンスターからかすり傷を負った時に、
      回復薬グレートを飲むのはさすがに勿体無い、回復薬もハチミツと現地調合するので使えない…
      そんな場合を想定してかポーチに薬草を忍ばせている上位・G級のハンターもいないわけではない。
  • 農場の畑に植えて栽培する事も可能。
    しかし繁殖力が強いのか、カラの実などの様に他の植物の副産物として手に入ることがままあるため、
    序盤はまだしも終盤に差し掛かってから栽培することはあまりないだろう。
  • 薬草のみで難度の高いクエストに赴く『薬草縛り』なるものもあるとか。
    • MH4Gには、薬草に縛られる訳では無いがアイテム持込禁止の制限がかかる故に
      支給品が尽きた後はエリア外で薬草を採って飲んで凌ぐ、なんて光景がまま見られる、
      オオナズチの狩猟クエストが存在する。
      G級古龍の狩猟中に大真面目に薬草を飲む(かも知れない)貴重なクエストである。
  • MHXでは薬草強化なるスキルも登場。
    水光原珠と薬草×5で装飾品も作製できる。
    薬草での回復量が回復薬並みに強化されるようになるというものだが、
    そもそも回復は回復薬グレートで行うのが一般的。せいぜい序盤で活かせるのが関の山である。
    • 続くMHXXではスキルポイントを+15にすることで「薬草超強化」が発動し、
      回復薬グレートと同等の回復効果が得られるようになる。
  • MHWorldからはアオキノコ抜きで回復薬に調合させる事が可能になり、
    これとともに薬草そのものを食べる意味がほぼ無くなった、と言うか食べられなくなった。
    編纂者モンの記録によると、すりつぶして精製して回復薬にしているようだ。
    そのためなのかテキストから効果や味についての言及がなくなり、
    「回復薬の調合素材。」とヒジョーに質素なものになった。
  • MHRiseでも当然の様に登場。仕様はWorldのものを引き継いでいる。
    地味にテキストの内容が「回復薬の元となる草。」と再度変更された。
  • MHFにおいて薬仙人を発動させ体力の赤ゲージを回復させたい場合には結構重宝される。
    根性スキルと併用すれば薬草で何度でも復活可能だ。
  • MHSTではHPを30回復させるという効果になった。ライダーにもオトモンにも使える。
    序盤の回復アイテムとしては申し分ない回復量であるため、
    回復薬が安定して手に入るまでは必ずバトルポーチに入れておくように。戦闘中でも移動中でも使用可能。
    • 本作ではスキル「回復の構え」を使うことで回復量を2倍の60に増やせるほか、
      これ1つと石ころ2つを調合することで回復の粉を作ることができる。

余談

  • シリーズ共通で雑貨屋での販売価格は20z。ハンターが売却する場合の価格は2zである。
  • 本来薬草とは、薬効成分を含む医薬の原料となる草本植物を指し、
    太古の時代から患部に摩り付けえたり煎じることで傷を癒す薬として利用された植物の総称である。
    効用は違えど、げどく草サボテンの花太陽草落陽草なども薬草の一種と言える。
    こうしてみるとモンハン世界の薬草も種類は豊富なのだが、
    逆に考えると、なぜ回復薬の原料だけが単に「薬草」呼ばわりされているのかが不思議である。
    様々な野草を「薬草」と総称して使われている可能性もあるが、MH2の件を踏まえると断定は出来ない。
    仮にそうだとしても、様々な植物が同じ調合材料で同じ調合結果を生むというのも中々妙な話というもの。
    身近な存在ながらも深く考えてみると結構謎が多く感じてしまう…かもしれない。
    こう言った扱いは漢方薬と通ずるモノがある。
    • モンハンに限らず「薬草」は、多くの国産ゲームで、最低グレードの体力回復アイテムとして登場することが多い。
      そして、状態異常を治療したり、調合素材になったりするようなタイプの草系のアイテムは、
      「薬草」とは別の存在として登場することが恒例になっている。
      このようなアイテム分類が行われたきっかけになったのは諸説あるが、
      一般的には1986年に国内ファミリーコンピューター用ソフトとして発売されて当時大ヒットした、
      初代『ドラゴンクエスト』の影響が大きいと考えられる。

関連項目

スキル/野草知識 - 薬草の回復量を強化させるスキル。
スキル/広域 - 対象アイテムの一つ。だが広域を発動させた側の野草知識の効果は乗らない
アイテム/太陽草 - 調合の際の薬草の代替アイテム。ただし、これ単品で使用することはできない。
アイテム/げどく草 - 対毒属性版の薬草。これを調合した薬も店で売られている。
アイテム/火薬草 - 1文字多い別物。こちらは攻撃面で活躍する。
アイテム/ツタの葉 - 共通アイコン。
アイテム/キングサボテン - 同上。