モンスター/ヌシ・アオアシラ

Last-modified: 2021-05-11 (火) 01:29:43
種族
牙獣種(尖爪目 堅爪亜目 熊獣下目 アシラ科)
別名
青熊獣(せいゆうじゅう)、主青熊獣*1
英語表記
Apex Arzuros
危険度
MHRise:★8
登場作品
MHRise
狩猟地
大社跡, 翡葉の砦

目次

生態・特徴

百竜夜行となって群れを成している過程で、それを統率するに至ったアオアシラ
群れを束ねる事から「ヌシ」の名を冠されており、その名に違わぬ広い縄張りと屈強さを持ち合わせている。
通常のアオアシラよりも遥かに巨大な体格であり、体色も黒みを帯びている他、
まるで嵐に巻き込まれたかのような傷跡が全身に見られる。
この傷跡の影響か、本種は常に怒りと恐怖に支配された様な振る舞いを見せている。
本種の前脚は通常個体と比較して著しく発達しており、その甲殻は≪ヌシの熊掌≫と呼ばれる。
通常個体を凌駕する怪力で敵を薙ぎ払う他、前脚を振った勢いで小規模な風圧を起こしたり、
地面を抉り出し、その塊を投げ飛ばす事を可能としている。
それだけでなく、巨躯を持ちながら身軽に飛び上がる程の身のこなしも持ち、
その重量を活かして押し潰した相手を昏倒させる様子も確認されている。
そして、咆哮によって自身の怒りと恐怖を周囲に波及させ、率いている群れを活発化させる事もある。
また、通常のアオアシラには有効であったへの耐性も有している。
これらの脅威により、この個体は生物学的にはアオアシラと同種でありながら、
かの大型古龍やそれに匹敵するモンスター達と並ぶ危険度を有するとも目されている。
熊掌と呼ばれる甲殻は、幾多の死線を潜り抜けてきたからか、特殊な性質を有している。
その為、通常個体のそれとは別物として扱われており、カムラの里では特殊な武器の生産に使用される事がある。

概要

  • MHRiseで初登場した、「ヌシ」の名を冠するアオアシラの特殊な個体。
    モンスターハンターライズのPV第4弾にて初めて登場し、
    全身が黒く染まった禍々しい見た目と巨躯、そして複数の狩猟設備を纏めて破壊する様子を披露し、
    多くのハンターに通常個体とは比較にならない実力者であると目されていた。
    全身は真っ黒に染まっている他、背中や腕甲はひび割れ、その下から不気味な赤い光が明滅している、
    という通常個体の愛嬌が感じられない悍ましい容貌となっている。
    • アオアシラの特殊な個体には、他にもMHXで初登場した「紅兜アオアシラ」がいるが、
      そちらも同じく発売前のPVで初めてお目見えし、多くのハンターの注目を集めている。
    • MHRise発売前でのアオアシラの出番は、コミカルな姿を見せたり、
      メインモンスターのおやつやられ役になるといった役回りが多かっただけに、
      かの紅兜以来のアオアシラの変貌ぶりに驚きを隠せないハンターも多かっただろう。
  • 本種はMHRiseで初登場した、百竜夜行を束ねる「ヌシモンスター」の内の一種であり、
    ストーリー中で初めて遭遇するヌシモンスターとなる。
    集会所★4、すなわち上位に昇格する為の緊急クエスト「青いヌシ」にて登場し、
    これまで里クエストを進めていたハンターにも避けられない壁として君臨する。
  • ハンターノートでは通常個体とは別種として扱われており、
    危険度はあのラージャンドス古龍たちと同格の★8となっている。
    危険度が生物としての強さを表すわけではないのは周知の事実であるとはいえ、
    中型牙獣種の一角であるアオアシラが古龍及び古龍級生物に肩を並べるほどに危険視されているとは驚きである*2
    • ヌシ・アオアシラ自体も関門を容易く破壊するなど相当の強者であるが、
      カムラの里においてこれほどの危険度に定められているのは、
      やはりモンスターが大挙する“百竜夜行を率いている”という点が重視されているのではないかと思われる。
      実際にヌシとしての咆哮で他のモンスターが活性化する場面などもあり、
      百竜夜行における彼らの影響力は非常に強い。
  • ヌシ系モンスターに共通する仕様として、Ver.1.xでは百竜夜行の最終Waveでしか出現しなかったが、
    Ver.2.0アップデートに先んじてヌシモンスターの単体狩猟クエストが追加される事が告知された。
    その後配信された同アップデートにて集会所★7にヌシ・アオアシラの討伐クエストが追加され、
    いつでもヌシとだけ戦う事ができるようになった。
    • なお、他のヌシと同様に討伐クエストの出現条件は百竜夜行でヌシ・アオアシラを討伐すること。
      撃退ではクエストが出現しないため注意。

戦闘能力

  • 本種は百竜夜行のモンスター達を束ねる「ヌシ」だけあり、通常個体とは比べ物にならない実力を持つ。
    紅兜よりは劣るものの攻撃力が非常に高く、多くの攻撃がハンターのみならず、
    砦に置かれた狩猟設備や関門を容易に破壊してしまう程の威力を持ち合わせている。
    そして、ヌシ・アオアシラは百竜夜行の性質上、
    砦の最終関門を守りながら撃退をしなければならない為、
    本種を攻撃するだけでなく、最終関門から他のモンスター共々引き剥がす必要がある。
    よって、普段以上に周囲の様子に気を付けて戦わなければならない。
    • 狩猟設備や道中の関門は大抵一撃で壊されてしまう為、余り当てには出来ない。
      どうしても設備を使用する場合は、閃光玉で動きを止めたり、
      アオアシラを設備から遠ざける等の工夫が必要になるだろう。
    • 尚、ヌシに変貌した影響か罠の類いは一切効果を示さない(踏んでも罠が反応しない)
      罠で拘束してタコ殴りないし確実に破龍砲をぶち当てる、という戦法は取れないので気を付けよう。
      ヌシの大技を出そうとしている際に悪足掻きで足元に仕掛けて唖然とするのは一度はやるのではなかろうか。
  • 肉質は紅兜に比べると有情であり、尻は硬くなっているものの、
    狙いやすい足は少し柔らかめ、そして怒り時に赤く充血する腕甲が一番の弱点となっている。
    腕甲を破壊すればヌシ専用素材を得られるので是非破壊しておこう。
  • 不思議な属性肉質をしており、腕・上半身側は火属性が良く通るのに対し、
    腹、後脚、尻などの下半身側は氷属性が通る。
  • 弱点以外の部位の物理肉質は30か38と緑ゲージの心眼で攻撃するのにちょうどよい数字になっている。
    氷属性のゴシャハギ武器などを用いて下半身を心眼鈍器で攻撃すれば弱点を狙わなくても安定してダメージを稼げる。
    肉質37以下でないと青ゲージでは心眼の恩恵を受けることが出来ないのはさすがドSのカプコンと言ったところ。
  • 上述の通り、集会所下位のクエストを制覇したばかりのハンターには厳しい相手であろう。
    しかし、反撃の狼煙や破龍砲は他のモンスターと変わらず有効な為、
    動きを良く見て立ち回り、ありったけの火力をぶつければソロでも十分討伐に持ち込める。
    ???「あるものはすべて使え。それが現大陸に生きるハンターというものだ。」
    • 発売直後は上位昇格試験としては難しいという声が少なくなかったが、
      事前に説明を受けるとおり討伐できなくとも制限時間いっぱい関門を守り切ればクエストクリアである
      何度も力尽きていると攻撃が関門に集中してクエスト失敗になる危険性が高まるため、
      まず関門から引き剥がすことを最優先にし、攻撃は無理をしないことが重要。
    • ヌシ・アオアシラはとにかく振動を起こす行動が多く、攻撃を欲張った結果振動で足を止められ被弾しやすい。
      そして本作は下位では耐震Lv3を発動する手段がない*3
      初見のハンターが返り討ちに遭いやすいのはこういう理由も存在する。
    • 振動以外にも攻撃の気絶値が異常に高く、2回連続で攻撃を受ければほぼ確実に気絶し、
      一部の大技は1発で確定気絶という有様である。
      下位では上記の通り振動対策は難しいが、気絶耐性付きの防具はいくつかあるので、
      鎧玉で目一杯鍛えて持ち込むといいかもしれない。
  • V2.0より単体での討伐クエストが追加され、大社跡で戦う事になる。
    百竜夜行と違い、その凶暴さを間近でじっくり見る事ができる。
    武器の火力に物を言わせてアオアシラの動きを研究せずに狩っていたハンターに対し、
    タフさと破壊力で逆にねじ伏せてくる姿もまたかつての紅兜アオアシラを彷彿とさせる。
    そのため人によっては苦手意識すら持つ強敵となっている。
    • 百竜夜行では滅多に使用してこなかった拘束攻撃を割と気軽に繰り出してくる。
      本質はアオアシラのままなのであろうか、ハチミツを所持した状態で拘束されると、
      ハチミツを奪い取ってからハンターを投げ捨て、大喜びで貪り始める。
      紅兜と違い拘束段階でダメージをほぼ受けないため、前腕破壊に活用すると良いだろう。

主な攻撃方法

  • 行動面では紅兜アオアシラを思わせる行動が多いものの、
    ヌシならではのアレンジが為されており、また警戒が必要となるだろう。
    • なお、攻撃名称は何れも仮称である。
落下
ヌシの共通行動。出現時にのみ使用。
何の前触れもなく中空から落下し、落下地点のハンターと防衛施設にダメージを与える。
ヌシの咆哮
ヌシの共通行動。戦闘中に怒り状態になると使用。
第3の群れの中からモンスターを怒り状態で召喚するほか、
登場前から残っている群れのモンスターがいた場合はそのモンスターも怒り状態にする。
ソロでは一度に2体、マルチでは3体まで呼ぶ模様。
出現時に行う咆哮には召喚効果はないが、普段咆哮をしないアオアシラの全範囲咆哮はインパクトを与える
ヌシの大技
ヌシの共通行動。バインドボイスのない咆哮をしながら力を溜め、関門に向かって攻撃をする。
ヒップドロップをした後、2連続アッパーで関門に甚大なダメージを与える。
振り向き引っかき
文字通り振り向きざまにハンターを引っ掻いてくる攻撃。
その火力もさることながら、風圧の効果も付随されているので地味に厄介である。
ヒップドロップ
ハンターに向かって勢い良く飛び掛かり、踏み潰して攻撃する。
直撃すれば確実に気絶するため、後述のアッパーを貰いかねない。
ハンターとの距離も一気に詰めてくるほか、
落下地点を中心とした広範囲に振動を発生させるので遠く離れた場所にいても侮れない。
2連続アッパー
主に先述のボディプレスでよろめいたハンターに向けて使用する。
その剛腕でハンターを大きくかち上げた挙句、
空中でもう一度殴り飛ばすという無慈悲なコンボをお見舞いしてくる。
翔蟲を使った受け身で回避しよう。
突進引っ掻き
片腕を上げながらこちらに近づき、通常のものより威力が高い引っ掻きを繰り出す。
モーションは紅兜の動きと同じであるが、こちらは確定で気絶するためより注意が必要となっている。
突進ショルダーチャージ
突然走り出してUターンした後、徐ろに右肩を前にした姿勢で突撃してくる。
ホーミング性能が異常なまでに高く、ただ横に移動回避しようとしただけだとまず被弾する。
ぎりぎりまで引き付けた上でBボタンで通常回避するか、疾翔け等で飛び越えないと非常に避けにくい。
タックル後にそのまま2連アッパーや振り向き引っかき、ベアハッグ等に繋げてくる事があるので、
蟲技等の隙が大きい攻撃を仕掛けるのはかなり危険。

武具

  • ヌシ・アオアシラ固有の武具は現時点では存在しない。
    しかし、後述のヌシ専用素材と百竜撃退の証、他モンスターの素材を用いることで、
    各武器種で百竜派生の武器『百竜〇〇(武器種の名が入る)I』を生産できる。

余談

  • モンスター/アオアシラ』の項にもある通り、アオアシラの全長は現実の熊を優に超える。
    尚、世界最大級の熊はホッキョクグマであり、オスの全長は250cm、体重は最大で800kgとなり、
    特にロシアのチュクチ海に生息する個体群が最も大きくなる傾向にあるとされている。
  • MHRiseの発売前には『モンスター診断』なるサービスが発表されているが、
    アオアシラに関しては通常個体を差し置いて、
    このヌシ・アオアシラが診断結果の1つとして登場している。哀れ通常個体。

素材

  • 二つ名個体とは違い、基本的に得られる素材は通常個体と変わらないが、
    ヌシ専用の素材が1種類のみ追加されている。
ヌシの熊掌
青熊獣のヌシから採れる発達した前脚の甲殻。
無数の傷跡は、死線をくぐり抜けた証。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターライズ
モンスター/アオアシラ
モンスター/紅兜アオアシラ
モンスター/ドドブランゴ - 呼び名の1つが「白きヌシ」。こちらは通常個体であってもヌシである。
システム/ヌシ
システム/百竜夜行


*1 ゲーム内のアイテム名表記「掛軸【主青熊獣】」より
*2 なお「アオアシラが中型モンスターである」というのはユーザー内での認識であり公式からアナウンスされたことはない(「中型モンスター」自体は公式も用いる呼称である)。MHP3によればあくまで大型モンスターである
*3 振動への対策方法が全く無いと言われればそういう訳ではなく、いくつかの狩猟笛では下位時点で振動無効の旋律を持つ笛もある。カリピスト諸兄は是非とも活用しよう。