MHRiseで登場した環境生物。
近縁種であるイワオモリトカゲとウロコモリトカゲについてもこちらで解説する。
目次
概要 
- 様々なフィールドに生息する、小さなトカゲ型の環境生物。
縄張りにある石や鉱石などを背中に貼り付けるという習性を持ち、
カモフラージュや外敵に襲われた時のデコイとして活用する。
石の中にはハンターの装備の素材になるものもあり、その性質から素材生物に分類される。
- 近づいてAボタンを押すと、ハンターがイシモリトカゲを蹴り飛ばす。なっ何をするだァーッ!
その衝撃で落とし物が落ち、フィールド固有の物を含めた各種鉱物や鎧玉などが手に入る。
蹴り飛ばした場合やガルク搭乗時のAボタン攻撃ではすぐに逃げてしまうが、
武器や投げクナイ、ガルク搭乗時のXボタンでの攻撃なら3回まで落とし物を入手できるので、こちらの方が得。- 攻撃時にやけにドスッ!っと重い音が聞こえるが、
3回攻撃しても最終的に丸裸になるだけでトカゲ本体にダメージは無い。
なお、キック以外で攻撃した場合でも時間経過で逃げてしまう。
狙いを定めるだけの猶予はあるので、落ち着いて狙うように。
- 攻撃時にやけにドスッ!っと重い音が聞こえるが、
- 環境生物では珍しく、近縁種含め地図に載らない。
ただし、いくつか存在するポイントのどこかに出現するタイプなので、
鳴き声を頼りにサブエリア等を調べ、見つけたら場所を覚えておくといい。
また、全てのポイントに必ず出現するわけではないが、
おだんご環境生物召喚を発動させると出現数が増えるようだ。
また、再出現までがかなり長いので、探索ツアーでもなければ実質再出現しないと言っていい。
- 里クエストを進めると、先輩ハンター・ハネナガから
「イシモリトカゲを撮影してきて欲しい」という依頼サイドクエストを持ちかけられる。
特に難しい条件もなく、達成できれば大翔蟲をもらえる為、サクッと撮影してしまおう。
うっかりAボタンで蹴り飛ばしてしまうのはご愛敬
イワオモリトカゲ 
- イシモリトカゲの近縁種。漢字ではおそらく「巌守」と書く。
イシモリトカゲよりも派手で大きく硬度の高い鉱石を背負っている。おかげで白っぽくよく目立つ。
強い個体はさらに硬度の高い鉱石を見つけ、背負えるらしい。
基本的な性質はイシモリトカゲと同様であり、落とし物の質がグレードアップしている。
各フィールドに出現候補は4箇所有り、通常時は2箇所、おだんご環境生物を発動させると3箇所にいる模様。
ウロコモリトカゲ 
- イシモリトカゲの近縁種。
こちらは鉱石ではなく、なんとモンスターの鱗や爪などを身に着けている。
このようなモンスターの素材は活動中のモンスターの巣から拾ってきたもののようであり、
そんな危険なことができるのは成熟した優れた個体のみであるらしい。
個体数が少なく、他2種と異なりフィールド中に2箇所しか出現候補が無い。
また、おだんご環境生物召喚を発動させない限り、両方には出現しない。
居場所も見つけにくく、サブエリアの中でも特に入り組んだ場所や足場の悪い場所にいることがほとんど。
- 落とし物からは大型モンスターの素材が入手可能。
専用テーブルが組まれているらしく、鱗や皮、爪などの基本素材は勿論、
剥ぎ取れない素材や本体の落とし物では落とさない素材が拾えることもある。
低確率ながら、逆鱗などのレア素材を落とすこともあるとか。
当然、こちらも武器などで攻撃すれば3回まで落とし物を入手できる。- 落とすのは基本的に「狩猟クエストにおけるメインターゲット」の素材のみ。
ターゲットが指定されていない採取クエストや小型モンスターの討伐クエストの場合は
素材を落としてくれない。
一方、採取ツアーではそのフィールドに生息する中からランダムに指定されたモンスターとなる。
1体のウロコモリトカゲから別々のモンスターの素材が落ちたりはせず、
この指定は長時間フィールドに居てウロコモリトカゲがリポップしても変わることがない。- この為基本的にそのフィールドに生息するモンスターの素材のみ手に入るのだが、
水没林ではなぜか出現しないはずのアケノシルムの素材を落とすことがある。
メインターゲットであるならば古龍素材もトカゲから入手可能。
2匹の居場所を事前に把握し、おだんご環境生物召喚術を発動させてクエストに出発、
3回ずつ素材を回収してクエストから帰還すれば、狩猟せずに素材を多く集められる。- ただし、道中で寄り道する程度ならともかく
ひたすらトカゲ周回となると非常に単調な作業になること、
そもそも大型モンスターの狩猟というゲーム性を大きく損なう手段なので、
トカゲ周回に手を出すかどうかは慎重に考えるように。
また、マルチでのトカゲ回収は到着が遅れること、
一人だけ素材を多く入手していることを良く思われないため自重した方がいい。
- この為基本的にそのフィールドに生息するモンスターの素材のみ手に入るのだが、
- なお落とす素材は「狩猟経験のあるモンスターの物」のみであり、
メインターゲットが初遭遇のモンスターである場合は鎧玉しか落とさない。
また狩猟していないランクの素材も落とさず、この場合はランクが一つ下の素材しか拾うことができない。
その為、一度もモンスターを狩猟せずに装備を作るようなことはできない。
- 落とすのは基本的に「狩猟クエストにおけるメインターゲット」の素材のみ。
- フィールド上のウロコモリトカゲは皆火竜のものと思しき赤色の甲殻と黒い爪を
身に着けているように見えるが、仕様上リオレウス素材を落とす方が少ない。
落とす素材と外見が合わないのはイシモリトカゲやイワオモリトカゲも同じだが、
一体どうしてあの外見からブヨブヨした皮やら氷塊やら滑液やらを落とすのだろうか…。
流石に全モンスター分のグラフィックを作るのは面倒だったのだろう。
余談 
- モンハンには今まで居そうで居なかった、アクションRPG系ゲームでよくある
「価値のあるものを背負っており、殴ると(レア)アイテムを落とすエネミー」に相当する環境生物である。- 他のカプコン作品で見ると、性質が近いのはデビルメイクライシリーズの「レッドエンプーサ」だろうか。
この敵は同作の雑魚敵、エンプーサ族が突然変異した種類であり、ステージの脇道にぽつんと一匹隠れていることが多い。
倒した際に獲得できる作品内通貨、レッドオーブの量が多量に設定されている他、攻撃がヒットするたびにレッドオーブがボロボロ落ちるという特殊な仕様があり、
このため作品の特徴であるスタイリッシュなコンボ攻撃で、大きな利益を得られる仕組みとなっている。所謂ボーナスキャラという奴である。
彼らも自らに待ち受ける悲惨な運命を察知してか、プレイヤーキャラを発見するとそそくさと逃げ出してしまうが、たいてい逃げ切れずタコ殴りにされるちょっと不憫なキャラクターであった。
- 他のカプコン作品で見ると、性質が近いのはデビルメイクライシリーズの「レッドエンプーサ」だろうか。
- 他社作品に目を向けると、フロム・ソフトウェアのARPGゲーム『ダークソウル』シリーズに
『結晶トカゲ』と呼ばれる同様の性質を持ったレアエネミーが登場しており、
その名前からあちらを連想したプレイヤーもいるかもしれない。
ほっそりした見た目のイシモリトカゲに比べ、
あちらはずんぐりむっくりした外見でソウルシリーズでは珍しく愛嬌を感じさせると評判。- 攻撃を喰らうまではハンターのことを気にも留めないイシモリトカゲと違い、
あちらの結晶トカゲは主人公を発見すると一目散に走って逃げ出す。
しばらく走った後は消えてしまうため、なるべく早く仕留めたいところだが、
結晶トカゲを一心に追いかけた先に強力なエネミーが待ち構えていたり、落下死必至な落とし穴が口を開けていたりするためなかなか厄介。 - ちなみにこの結晶トカゲ、シリーズによっては正式名称が『石守(いしもり)』である。
連想どころかパロディだったかもしれない。
- 攻撃を喰らうまではハンターのことを気にも留めないイシモリトカゲと違い、
関連項目 
システム/環境生物
システム/環境生物/フンコロガシ - ハンターに蹴り飛ばされて持ち物を奪われる不憫な環境生物その1
システム/環境生物/カブトガニ - ハンターに蹴り飛ばされて持ち物を奪われる不憫な環境生物その2