システム/環境生物/フンコロガシ

Last-modified: 2020-06-07 (日) 22:18:30

MHWにて初登場した環境生物の一種。
本記事では「フンコロガシ」とよく似ている「バクダンイワコロガシ」、「ユキダマコガネ」についても解説する。
……予め断りを入れておくと、本記事は閲覧注意である。

目次

概要

  • フンコロガシ
    諸賢もご存じであろうフンを集める虫「フンコロガシ」とそっくりな姿をしている環境生物。
    黒光りする、ずんぐりとした甲虫である。
    名前も一切捻りなく『フンコロガシ』。MHでよくあるダジャレネーミング要素も全く入っていない。
    環境生物は地名を冠したり捻ったりしたネーミングだらけであり、フンコロガシのみ例外的。
    フンコロガシという名に違わず、フィールド上では当然ながらフンを転がしている姿をよく見かける。
    • MHWでは「大蟻塚の荒地」エリア6・7のみと登場場所が限定されているが、
      どちらも戦場・移動経路になりやすい場所であるため意外と見掛ける機会は多い。
      我々の知る生物と大差ないにも関わらず、異様に目立つ存在感は流石と言うべきか……。
    • サイズについてはハンターの手の平より少し大きい程度。
      小さい種の多い実在のフンコロガシと比べるとかなり大きいが、大して気にはならないだろう。
      自分の体より少し大きい程度の糞玉を運ぶが、こちらは実在のものより比率はまともである。
      ……自らの体長の倍近い直径の糞玉を運ぶフンコロガシと比べればという話ではあるが。
    • 旧作ではリニューアルされた後の旧砂漠にてフンコロガシの姿が見られたが、
      現大陸と新大陸の違いからか、大きさには少々差があるようにも見受けられる。
      旧砂漠の物については言及が乏しく、何かしらの関係があるのかは不明。
  • 特定のエリア内に「モンスターのフン」があると現れる。
    やって来るや否や、前脚を目まぐるしく動かしてあっという間に凝縮、糞玉を形成する。
    完成後はフンコロガシらしく上に一度乗ってから方向転換し、頭を下にして玉を押す。
    この様子は発売前の公式動画でも取り上げられており、βテストでも見られた。
    その後は特定のルートをフンを押しながらジグザグに進み、退場していく。
    • なお、本作では一部の大型モンスターがリアルタイムで排便している姿が確認できる。
      上記二箇所の地点ではボルボロスが泥を撒き散らしている姿を見掛けることがあるが、
      実はその時に排便しており、泥が撒き散らされるのは身震いした余波なのである。
      元々フンがある場所の近くで行うことが多いが、フンコロガシはそちらにも反応する様子。
  • フィールド上では一種のフィールドギミック的な役割を果たしており、
    フンを運んでいる状態で近付くとアイコンが表示され、フンコロガシを調べることができる。
    するとハンターは何を思ったか思いっきり蹴りつけるな、何をするだァーッ!!
    哀れにも一生懸命運んできたフンコロガシは脱兎のごとく退場する。
    • 空振りすることも多いので「蹴るフリ」と捉えることも出来なくはないのだが、
      後述するユキダマコガネの一件を見る限り、設定上蹴っているのは間違いないようだ。
      罪悪感が刺激される人もいることだろう。
      • 狙いを間違えるとフン球を思いっきり蹴飛ばす羽目になりそうなものだが、
        ギミックが発動した時点でフン球の位置は固定化されるため、どこかへ転がっていくことはない。
    • 後に「ころがされたフン」がエリア内に取り残されるため、ここから採取が行える。
      フィールド内に茶色い球体がポツンと置き去りにされている様子はシュール。
      フンを取り上げるだけなら何も蹴らなくてもいいんじゃあ…
    • 捕獲時の説明文によると「転がされたフンは程よく硬く、スリンガーの弾にぴったり」とのこと。
      デフォルト設定では自動調合機能が働き、「スリンガーこやし弾」へと即座に変換される。
      アイテム自体もきちんと設定されており、レア度1、そして生意気にも売却額10zの素材となっている。
      さらに通常のフンよりもこやし玉を多く作れる。大抵はモンスターのフンが近くにあるため、合わせて回収すればフン集めが捗る。
      さらにさらに、転がされたフンはどういう訳か通常のフンの倍の20個所持できる。
    • モンスターの合流が珍しくないMHWにおいて、こやし弾の効果は馬鹿にできない。
      にも関わらず何故か大量生産する手段がゲームクリア後も用意されていない
      MHW:Iアップデート後は、スリンガーこやし弾を植生研究所で増やせるようになる。
      対応する肥料は虫系。ということは、フンコロガシに餌をやって増やすなり活性化させるなりして糞を集めさせ、
      フィールド同様に糞玉をぶんどっているのだろうか?
    • 入手性に難があったMHW時点では、大蟻塚の荒地でフン集めを行う人も見受けられた。
      モンスターがフンを出してもすぐには回収せず、フンコロガシがフン球を作ってから両方回収すると
      一度に効率よく入手できるため、このようなこやし弾集めも頻繁に行われていた。
      フンコロガシにとって、血眼でフンを求めるハンターは天敵なのかもしれない……。
  • 導きの地の荒地地帯にも出没する。
    導きの地では「モンスターのおびき出し」という要素があるのだが、
    荒地地帯におびき出しを行うとフンコロガシがおびき出しフェロモンの入った玉を転がしていく
    というなかなかにシュールなムービーが挿入される。
    荒地地帯はニクイドリがいるのになぜ…。

捕獲方法とマイハウスでの挙動

  • 他の環境生物と同じく「捕獲用ネット」を用いることで捕獲することができる。
    動くとはいえ速度は遅く、地面にいることから捕獲難易度は易しめな部類に入る。
    ハンターが登場エリアに侵入してから間をおかず出現するため、遭遇もそう難しくはない。
    来る場所もあまりまじまじとは見たくない目印があるので、比較的判りやすい。
    • 捕獲を行うと転がしているフンごとネットに収まり、フン自体からの回収は出来なくなる。
      両方得たい場合はフンを取り上げてから、退散していくフンコロガシに追い討ち捕獲用ネットを放とう。
      捕獲時に獲得できる調査ポイントは6ptsと少な目であり、ポイント目当てでは不向き。
  • MHWでは、二等マイハウス時点でも室内にてフンコロガシを飼うことが出来る。
    配置してみると糞玉はなく、フンコロガシ本体のみがゆっくり歩いている状態になる。
    この状態を観察できるチャンスは少ない反面、期待外れと感じる人も居る様子。
    • 実際、フンを転がしていないと黒い体色で地味な存在である。
  • 床などに配置した環境生物はベッドに腰かけることで餌やりを行える。
    これはフンコロガシも同様で、ハンターが餌を撒くと素早くやってくる。
    そして撒かれた餌を器用に集めて茶色い球を形成する
    そう、餌をあげるとフンを転がすフンコロガシに早変わりするのである。
    ……もうどこからツッコんでいいものか判らない位ツッコミどころ満載である。
    • 一応「フンコロガシ用の餌を丸めた」といった解釈は出来なくもないものの、
      球体が出来た瞬間にフィールド同様「ぷぅ~ん……」と羽音のようなSEが聞こえる。
      そもそもフンコロガシは自分の好物の臭気を嗅ぎ分ける生態を持っているため、
      正体が何であろうと好物の匂いのある物体であることは想像に難くない。
      もしこれがフンだった場合、ハンターは部屋中にフンをまき散らす危険人物である。
      ハンターはババコンガだった……?
    • フンコロガシは玉を完成させると、部屋内を巡回するようにゴロゴロ押し始める
      内装が豪華な特等マイハウス室内でもこの性質は全く変わらないうえ、
      他ハンターとの相部屋となる二等マイハウスでも全く自重しないで玉を転がし続ける
      ……人間関係が崩れないか心配である。せめてケージでも作っておけば良いのに
      • なお、玉を転がし始めると以降は特定ルートを移動し続けるようになり、
        ハンターの挙動に反応することが無くなってしまう。

バクダンイワコロガシ

  • フンコロガシと似た姿・名称を有する環境生物。「龍結晶の地」に出現する。
    「フンコロガシ」とは打って変わり、「バクダンイワコロガシ」なる耳慣れない名称。
    その名通り爆弾岩を転がしており、情熱の生物調査員も大いに驚いていた。
    • フンコロガシと同様にフィールドギミック的要素があり、調べると「可燃石」が入手できる。
      これは「スリンガー爆発弾」の調合元となるアイテムであり、効果が期待できる。
      見た目はMHWに登場するウラガンキンの火薬岩そっくりだが、関係性は不明。
    • 龍結晶の地ではエリア1→2の道付近に登場する。このため最初の探索でも遭遇しやすい。
      また、龍結晶の地で「情熱の生物調査員」から依頼される重要バウンティの対象となっている。
      捕獲してバウンティを達成することで新食材「マグマトン」が解禁される。
  • 全身が黒いフンコロガシと比べ、バクダンイワコロガシは赤を基調とした体色となっている。
    また、外観上からは判らないが肢は非常に熱いらしく、優れた耐熱性を有しているようだ。
    大きさなどはフンコロガシとほぼ同じ。
    • 先述の通りフンではなく爆弾岩を転がしている訳だが、理由は不明。
      体温が熱いことから察するに、フンコロガシのフンと同様に食用なのだろうか?
  • 捕獲の難易度などは概ねフンコロガシに準じているが、獲得調査ポイントは10ptsに微増している。
    とはいえ数多く出現する訳ではなく、ポイント稼ぎには向かないだろう。
  • マイルームでの仕様もおおむねフンコロガシに準じており、床などに配置できる。
    配置した直後は岩がないが、この点についてもフンコロガシと同様の仕様。
    つまり餌をあげると爆発性の岩を生成する。
    • もはやフンコロガシ以上の珍現象である。錬金術の使い手なのだろうか?
      あるいはハンターが岩の原料をばら撒いているのか?謎は深まるばかりである。
    • 爆弾岩を作るとハンター側の挙動に一切反応を示さなくなるため、
      そういった意味ではニトロガスガエルよりは安全……なのかもしれない。
  • MHW:Iでは導きの地の溶岩地帯にも出没するようになった。
    導きの地では「モンスターのおびき出し」という要素があるのだが、
    溶岩地帯におびき出しを行うとバクダンイワコロガシがおびき出しフェロモンの入った玉を転がしていく
    というなかなかにシュールなムービーが挿入される。
    他の地帯は鳥系環境生物なのに、それっぽいのがいないとはいえ突然の抜擢である。
  • また、集会所のサウナではバクダンイワコロガシが燃料らしきものを運んでいる姿を見る事が出来る。

ユキダマコガネ

  • MHW:Iで新登場した渡りの凍て地に姿を見せる、白い甲殻の近縁種。
    名前の通り雪玉を転がす。
    • 動物の糞を餌にするフンコロガシ(タマオシコガネ)の仲間に、センチコガネと呼ばれるグループがある。
      ここで言うセンチとは雪隠(せっちん)が訛った言葉。つまり「トイレのコガネムシ」である。
      漢字だけなら雪の要素があるにはあると言えなくもない。
  • では、そんな彼らを蹴飛ばして、残された雪玉をハンターが拾い上げてみると…
    なんとハジケ結晶が入手出来る。
    それもスリンガーにフル装填できる5個分手に入る。
    どうやら雪の結晶をかき集めて生成しているようだが、それをいったい何に使用するのかは不明。
    なお、渡りの凍て地にハジケ結晶を直接拾えるポイントは存在しないので、
    見つけたら有り難く強奪いただいておくといいかもしれない。
  • MHW:I発売前に公開された「受付嬢のハンティングガイド」(3:13~)でも紹介されていた。
    ……のだが、ユキダマコガネを蹴る時に編集で重いSE(ドスッ)が追加されており、
    何故か無駄に蹴るシーンが強調されている。
    • この動画ではMHWの受付嬢が狩りの基本情報を解説しているのだが、
      「これは……ユキダマコガネですね」→ハンターが蹴る→「あ!何か落としましたよ!」と
      ハンターの蛮行には一切触れず平然と解説を続けている点もややシュールである。
  • ここまで読んできた諸君なら言うまでもないかもしれないが、
    マイハウスで餌をあげると…………
    開発スタッフの誰かに指摘されなかったのだろうか
  • 導きの地のおびき出しでは残念ながら(?)三種の中で唯一フェロモン運びを任されていない。
    氷雪地帯のおびき出しはケイコクチョウが担当している。

余談

  • MHWでは両者ともゲーム開始画面演出(それぞれ該当のフィールドに到達した後)、
    「フンコロガシ」はゲームのエンディングでも見掛けることが出来る。
    後者については楔虫のシーンかと思いきや画面右側からフレームインしてくる
    EDでも一生懸命フンを転がしているので、映り込んでくる環境生物の中でも印象に残りやすい。
  • 現実世界のフンコロガシは世界各地に生息しているコガネムシ科の一群であり、「タマオシコガネ」という和名もある。
    古代エジプト語では「スカラベ」と呼ばれ、そのまま英名にもなっている。
    日本にも「センチコガネ」と呼ばれる仲間が生息するが、
    瑠璃色メタリックレッドの種がおり、小さいながらも非常に美しい昆虫として知られている。
    • 動物のフン、特に草食動物のフンには消化しきれなかった植物の一部がかなり残るもので、
      フンコロガシたちはそうしたものをさらに消化分解、土に還す循環に重要な貢献をしている。
      こうした昆虫の仲間は「糞虫(フンチュウ)」とも総称される。決してクソチュウではない。
  • モンハンのフンコロガシは「前脚で丸めた後、上下逆さになって後脚で玉を押す」のだが、
    これは現実のフンコロガシの習性と同じであり、発達した前脚の力を発揮するための姿勢である。
    しかし、この「頭を下にする」という部分は案の定というべきか弱点となっており、
    行き先の状況がまるで判らず、不意のトラブルに非常に弱かったりする。
    急な坂道などあろうものなら丸めたフンと一緒にゴロゴロ転がっていく
    そういったリスクを冒してでも、彼らにとって餌であるフンを持ち帰ることは大事なことである。
    なお、安全な場所につくと地下に即席の巣穴を掘り、
    そこでフンを摂食、あるいはフン球内部に産卵する。
    • 前が見えない運び方なのになんで巣に帰れるんだよ。などと思うかもしれないが、
      実はフンコロガシは星の配置を記憶しており、それを元に方角を確認できるため、晴天時は前が見えずとも巣に戻れるのだ。
      故に曇天の日は迷いまくるのだとか…
    • 「そもそもフンをその場で食べれば良いのではないか」と思われるかもしれないが、
      食料の供給元がフンである以上自分のタイミングで食料を確保するのは難しく
      同族もフンを狙って群がってくるため、出来る限り独占しなければ生存していくのは厳しい。
      また、同様の理由で生まれたての子供を餓死させないためにもフンの用意が必要となる。
      そういった切実な事情があり、彼らはフンを転がして確保しようとする。
      時には同族が丹精込めて作り上げたフンの玉を奪うこともあり、なかなかシビアな世界である。
    • 食糞を行う生物たちは、排便した生物が消化できないものを養分にして育つ。
      生態系においては分解者の役割を担う大事な生物群と言える。
      実際、リアルタイムでフンが形成される姿はある種の息吹を感じさせる。
    • そもそもフンというものは他の生物が栄養を搾り取った後の残りカスであり、当然栄養はほとんど残されていない。
      だが、フンコロガシは全長の10倍はあるとされる消化管を持って他の生物が消化できない物を消化し、
      たくさん食べることで生存に必要な栄養を確保している。
      他の生物が食べないものを食べられるようになることで食物の競合を避けることで繁栄しているのだ。
      そのお陰で同種間で糞を奪い合うというこの世の終わりのような争いが頻発するのだが。
  • 古代エジプト人はフンコロガシ(ヒジリタマオシコガネ)を太陽神ラーの使いである神聖な存在と見なし、多くの壁画や石像にも描いていた。
    果てにはフンコロガシのミイラも作られており、
    2018年11月、エジプトのカイロ南方にあるサッカラの古代エジプトの共同墓地で、甲虫類に属するスカラベの希少なミイラが複数発見された。
    専用の棺に幾つかのフンコロガシのミイラが収められていたようだ。
    フンを球状に丸め転がす姿や、メスがフン球を地面に埋め産卵する生態を、
    「空に浮かぶ太陽の進路を司る神の化身」「何もない地面から生誕する再生と生命力の象徴」
    …と考えたのがその理由である。
    太陽神ラーは複数の姿を有する大神であり、その中に「ケプリ」という、
    頭がフンコロガシそのものであり、現代日本人の視点では、
    どう見てもギャグにしか思えない強烈な姿があるのも、その信仰が由来である。
  • 2020年2月4日より再開されたシリーズ15周年記念イベントにて
    糞を転がしているフンコロガシが展示品として謎の大抜擢を受けている。
    しかも何を血迷ったのか糞の臭いを再現している上に自由に嗅ぐ事ができるようになっている*1
    実際にイベントに参加した人からの感想も挙がっているが。悶絶する臭いだったそうな。
    一体何を使って臭いを再現したというのだろうか…
     
  • ガチャガチャのフィギュアとして、「環境生物図鑑第二弾」で
    黄土色の糞玉ともども立体化されてしまった。
    ゲーム中では黒光りしていたが、センチコガネの仲間が美しい甲殻を持つのを参照したのか
    フィギュアはメタリック調のスカイブルーとなっている。
    糞玉に触れる後ろ脚の先端はうっすらと黄色いのだが…。

関連項目

システム/環境生物
アイテム/サソリスカラベ - デデ砂漠のフンコロガシと思しき生物。
アイテム/モンスターのフン


*1 当たり前だが接触は禁止。