MHR:Sで登場した、相手が状態異常中に攻撃性能が上がるスキル。
概要
- エスピナシリーズなどに付与されており、
効果は「毒、麻痺、属性やられ状態の大型モンスターに攻撃を当てた際、攻撃力と会心率が上がる」。
スキルレベルは最大3で、以下のように変化する。- Lv1:発動時、攻撃力+10
- Lv2:発動時、攻撃力+10&会心率+10%
- Lv3:発動時、攻撃力+15&会心率+20%
また、蓄積し切った瞬間に効果が出終わる爆破にも当然ながら意味はない。
残念ながら疲労・傀異鈍化状態にも効果はない。
- 基本的には毒・麻痺武器での採用を考えるべきスキルであるが、
モンスターが毒・麻痺・属性やられにさえなっていれば常に効果を発揮するため、
実用性は別として毒・麻痺武器を使わなくても恩恵を得られる。
属性やられ中にも効果が及ぶため、オトモアイルーに電転虫発射の技や属性スチームの罠の技を習得させたり、
属性コロガシを拾って使う、イロヅキムシを属性変化させてぶつけるなどすれば発動機会をさらに増やせる。
- 麻痺中に火力UPできるという面では勿論強力だが、
有効時間という観点で見れば最も相性が良いのは毒武器であろう。
毒状態の時間を倍にできる霞皮の恩恵Lv3も発動させるとより効果的。
- 攻撃力と会心率両方にバフをかけるスキルはMHR:Sでも少なくその面で強力ではあるのだが、
Ver.10.0時点では装飾品がなく発動防具も少ないことや、
そもそも状態異常(武器)自体が総じてイマイチなポジションに甘んじており、
条件付きの割に活かしにくい挑戦者と似たような評価を受けていた。
- Ver.11.0で登場したゴールドルナシリーズによって発動防具のバリエーションの少なさはある程度解消された。
特に頭は相性の良い状態異常確定蓄積に加えて連撃も発動する上
スロットもLV2が二つ備わっている高性能となっており人気を博している。
また傀異錬成で付与されることもあるため、試行回数をかければ装備バリエーションの拡張も可能。
さらにVer.12.0では待望の装飾品が追加された。エスピナス亜種の素材を使って作成することができる。
要求スロットは多くの火力スキルがひしめくLv2のため気軽につけるというわけにはいかないが、
選択肢が増えたのは喜ばしいことである。
防具では新登場のミヅハ醒シリーズにも付与されており、
他にも状態異常(特に毒)と相性のよいスキルが複数発動するため、採用しやすくなった。
- 状態異常、特に毒(と爆破)はダメージと蓄積性能がマルチプレイでのモンスターの強化に噛み合わない事が不遇の一因であった。
蓄積能力がVer.11で力量次第だが改善され、
Ver.12にて状態異常武器の火力そのものを高める手段が追加されたため概ね復権しており、
それらのスキルを備えようとすると自然と攻勢もくっついてくることも本スキルの採用率UPに繋がっている。- 睡眠・爆破属性を担ぐ場合このスキルは自前では機能しないが、
前述の通り属性やられでも発動機会があるので、傀異錬成の餌にするかは一考の余地ありと言ったところ。
- 睡眠・爆破属性を担ぐ場合このスキルは自前では機能しないが、
余談
- スキル名は相手が不利になった機を見て攻勢に出る、という単純な意味にも解釈できるが、
睡眠や気絶、あるいは罠なども対象外であることを考慮すると、
「普段は温厚で消極的だが、ひとたび激昂し攻勢に転じると毒・麻痺・火を撒き散らし大暴れする」
…というエスピナスの生態を表現したものだろう。- なお、この効果を見てわかる通り、毒で弱体化するクシャルダオラに対して覿面に効果抜群のスキル。
エスピナス、オオナズチ、リオレイア希少種などがいずれも毒の使い手であり、
尚且つクシャルダオラと浅からぬ縁がある事も考えると、
これも納得のチョイスと言える。
- なお、この効果を見てわかる通り、毒で弱体化するクシャルダオラに対して覿面に効果抜群のスキル。
- エスピナスはMHFから登場したモンスターであるが、そのMHFには状態異常追撃という、
モンスターが状態異常時にその状態異常の蓄積が発生するとダメージが増加するスキルが存在した。
状態異常追撃は「状態異常蓄積時に属性値を肉質無視ダメージに変換する」スキルだったが、
攻勢は状態異常になっていれば常に攻撃力・会心率に効果が反映されるシンプルな効果のスキルである。
「蓄積時に威力UP」の方は、Ver.12で登場した蓄積時攻撃強化が受け継いだともいえる。