MH4Gで登場するイベントクエストの一つで
セブンスポットにて先行配信*1された『どうぶつの森』シリーズとのコラボクエスト。
「カジキ」を釣って納品するだけのクエストである。
作品 | レベル | 種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 獲得PT | 受注・参加条件 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MH4G | 集会所★4 | 採取クエスト | 旧砂漠<昼> | 6000z | 600z | 300HRP | HR4以上 弾・ビンポーチ以外 持込不可 | 2015年 1月23日 |
概要
- 依頼人(むらびとの秘書)
- みなさ~ん! つり大会ですよ~
大きなサカナが狙える釣り場は、
岩がジャマしているみたいです!
通れる方法をぜひ探してみてくださいね~♪
納品お祝いには特別なオトモ装備をプレゼントしちゃいますのでお楽しみに~
- メインターゲットは「カジキ1匹の納品」。……ん?と思ったあなたは正しい。
確かに、モンスターハンターには「カジキマグロ」という名前のアイテムが存在するが、
ただの「カジキ」というアイテムは存在しないのである。- そして、サブターゲットは「オオクワガタ5匹の納品」。「オオクワアゲハ」ではない。
こちらも同様にモンハンには存在しないアイテムである。
- そして、サブターゲットは「オオクワガタ5匹の納品」。「オオクワアゲハ」ではない。
- コラボ元のゲームをプレイ済みの方なら、お察しの通りだろう。
このクエストで採取できる魚・虫系精算アイテムは全て『どうぶつの森』シリーズで捕まえられるもの。
しかもご丁寧に、アイテムの説明文までどうぶつの森で捕獲した時に表示されるコメントと同文となっている。- コラボ元のアイテムが登場する点では、進撃の巨人コラボに近いといえるか。
- 更に、このクエストには「弾・ビン以外は持ち込み不可」という制限が掛かっている。
そのため、使えるアイテムは支給品および採取で手に入るものにしか頼れない。
カジキが釣れるエリア9、及びにエリア6・8・11の入り口は依頼文の通り岩で塞がれているが、
エリア4でバクダン活魚が釣れ、採掘で爆弾各種が出現するため、破壊は容易に可能。
……というか、採掘で爆弾系のアイテムが出てくるのも十分不思議だが、
ちょっと何かがぶつかっただけで爆発するシロモノをピッケルで掘り出せるというのも不思議な話である。
実際はかなり慎重に掘り出しているのかもしれない。
訓練所みたいな前例もある。- バクダン活魚は、釣っているところを見る限り細身の魚に見える。
しかし魚アイコンを選択して使用すると……おかしいだろ!?
- バクダン活魚は、釣っているところを見る限り細身の魚に見える。
- 『どうぶつの森』とのコラボだからか、このクエストで登場する小型モンスターは大人しく無害な獣人種しかいない。
メラルーも出現するが、いつものようにハンターに襲い掛かることはない。
唯一有害なのは、乱入で現れるダイミョウザザミくらいである。- ちなみに、原作の『どうぶつの森』では、季節によってはサソリが出現し、プレイヤーに襲い掛かることがある。
それを意識した結果なのだろう。ダイミョウザザミはカニであってサソリではないが、
MH4系で新登場したサソリを彷彿とさせるモンスターは
クエストの舞台である旧砂漠には生息しないため抜擢できなかったり
仕様上、巨大なオオクワガタが共に襲って来たりと色々と難しかったのだろう。
あっちではカニもヤドカリもプレイヤーが近づくと逆に逃げていくのだが - 同じプレイヤーに襲い掛かる虫として、タランチュラもいる。
ちょうどうってつけのモンスターがいるが、そうなるとクエストがG級になってしまうため仕方なかったのだろう。 - また、『どうぶつの森』では「カ(蚊)」が主人公を刺すことがある。
特に釣りをしている時に刺されると魚に逃げられてしまう、
かと言って刺されるまで待つと今度はなかなか刺してこないという地味に厄介な生き物なのだが、
このクエストではカに該当するモンスターも出てこない。
まさに刺してきて釣りの妨害をすることもあるブナハブラを出しても
よかったのではないだろうか。まぁ、邪魔されないに越したことはないのでいいのだが。 - なお『どうぶつの森』では迂闊に蜂の巣に手を出すとハチに攻撃される。
ダメージの要素が無いためステータスは変化しないが、見た目が虫さされ状態になるデメリットがある。
『モンスターハンター』ではハチに襲われる事は無いため、安心して蜂の巣も採取できる。
- ちなみに、原作の『どうぶつの森』では、季節によってはサソリが出現し、プレイヤーに襲い掛かることがある。
- クリアすることで、専用素材の「デザインパレット」を確定報酬で1枚入手でき、運任せだが2、3枚手に入ることがある。
この素材は、オトモ用武器「秘書のバインダー」「監視員のつるはし」や、
オトモ用防具「おめかししずえさん」、「おめかしリセットさん」の作製に必要となる。- ちなみに、このクエストの依頼人は名前や話し方の特徴などから、『とびだせ どうぶつの森』で
村長の秘書を務めている「しずえ」さんであると思われる。
- ちなみに、このクエストの依頼人は名前や話し方の特徴などから、『とびだせ どうぶつの森』で
- なお、サブターゲットは「オオクワガタ5匹の納品」なのだが、持ち込み禁止で支給品はボロ虫あみ6個だけ
(一応エリア5の飛竜の卵からも採取可能ではあるが)。
鉄鉱石と調合して普通の虫あみにはできない。
おまけにランダム発生の採取ポイントでは、ギンヤンマやモンシロチョウ、
虫あみで採れる大きさのノミ等が捕れることも多い。
無限湧き&道具なしで入手できるメインターゲットより、よっぽど難しかったりする。
達成しても特に目めぼしいものが手に入るわけでもないので、無視してさっさとカジキを納品した方がいい。
- コラボ元のゲームに合わせたアイテムが大量に取れ、
更にそれらは全て精算アイテムなのだが、残念ながらゼニーや旅団ポイントの儲けは少ない。
原作では主な金稼ぎの常套手段なのだが…
名称 | 説明文 | 売値 | 旅団ポイント | 原作の売値 |
---|---|---|---|---|
ノミ | ノミだーっ! あー、かゆっ! | 7z | - | 70ベル*2 |
モンシロチョウ | 白くて チャーミング! | 90z | - | 90ベル |
ギンヤンマ | 銀色じゃ ないけどね | 200z | 30pts | 200ベル |
オオクワガタ | 黒くって ごつくって カッコいいーーっ! | 1000z | - | 10000ベル |
アジ | さて、 味は いかほどか? | 150z | 30pts | 150ベル |
デメキン | 目元 パッチリ! | 130z | 30pts | 1300ベル |
カジキ | カジキを 一本釣りだ! どんなもんだい! | 1000z | - | 10000ベル |
類似クエスト
MHXではニャンタークエストとして再登場している。
どうぶつの森・ピクニックの日
- 内容は釣りクエストから龍歴院ポイント3000pts入手に変更された。
要するにこれと同じである。
3000ptsと結構な数字ではあるが、
舞台が精算アイテムが豊富な古代林であるためそう時間はかからないだろう。
ただしニャンタークエストである以上モドリ玉が使えないため、徒歩で納品する必要がある。
前回とは違い、取れる魚や虫は大錦魚や不老蛾なんかの通常の精算アイテムである。 - なお今回は道が岩で塞がれているなんてことはない。
だがエリア7の竜の卵が採取できる場所とエリア11の久遠の化石が採掘できる場所が岩で塞がれ、
何故かそれを守るかのように周りにメラルーが配置されている。
岩は破壊可能だが、古代林は精算アイテムが豊富なので破壊してまで運搬する必要はあまりないだろう。 - また、マッカォやリノプロスなどのこちらに積極的に襲い掛かるモンスターが出現する他、メラルーも普通に襲い掛かってくる。
ブナハブラも釣りの最中に刺してきて妨害をしてくる。
原作のように魚が完全に逃げないだけマシである
そして確定でホロロホルルが乱入してくる。
余談
- 『どうぶつの森』とは、どうぶつたちが住む村で暮らし、
住人や他のプレイヤーたちとコミュニケーションしたり、村の生活を楽しむスローライフゲームである。
作中では現実と同じように時間の経過の概念があり、特定の時期になると村で様々なイベントが開催される。
クエスト名にある「つり大会」はそのイベントの一つであり、
作品ごとに細かなルールの違いはあるが、基本的には日没までに一番サイズの大きい魚を釣った者が優勝である。
釣り場に岩があって釣りができないとかそんな面倒なことはない
という以前にクエストの内容が上記の通りだが、岩で道が塞がれているので爆弾を使って通れるようにしたり、
岩場に仕掛けて爆破、トンネルを開通したりするゲームでは断じてない。
爆弾で住人をふっとばしたりもしない
むしろそういうゲームはこっちである
ただ、最新作ではスコップ一つで岸壁や台地を破壊するようにはなったが
バクダン活魚なる、泳いでる時と置く時とで姿が全く変わる爆発する魚が釣れたりもしない。
同じ形の魚影からサメが釣れたりマンボウが釣れたりはするが
もう一度言うが『どうぶつの森』はスローライフゲームである。
住人を落とし穴に落としたり虫あみやピコピコハンマーでぶっ叩いたりできるし、監視員は某大乱闘に出張するし、
最近では主人公と秘書が本格的に参戦してたりするが
- どうぶつの森にはやはりというかネコの住人も登場する。
ぽかぽか村仕様のアイルーが住人としてゲスト出演したこともあるが、
あちらにも青いアイルー…もとい、シャム猫とも呼ぶべき「マール」というキャラが登場している。
アイルーに例えるとヒーラーに近い丁寧な性格の女性で、口ぐせ(語尾)も「ニャー」とシンプルにネコらしい。
目つきもどことなくデフォルメのアイルーっぽく、一瞬コラボキャラかと見間違うこと請け合いである。- ちなみにオオカミの住人もおり、色合い的には「ブンジロウ」「ロボ」辺りが何となくデフォルトのガルクに似ていなくもない。
- 上述の通り、カジキはエリア9で釣れる。同じく、アジを釣ることも可能。
ということは、エリア9の池は海水であり、旧砂漠が海に近い環境であることを匂わせている。
しかし、いくら旧砂漠を見渡してみても、周囲に海らしきものは見当たらない……。- そもそも、旧作における砂漠岩地の水源は旧密林の河と同じである。
どうぶつの森の原作でも、同じ川で夏にはピラルク、冬にはイトウといった珍魚が釣れるのだから、
そちらにしてもよかったんじゃないか? - カジキマグロとの混同を狙いたかったのだろうが、それならアロワナでも良かったのでは……
- そもそも、旧作における砂漠岩地の水源は旧密林の河と同じである。
- ムシやサカナの精算時の売却額は、アジとモンシロチョウ、ギンヤンマは原作と同じ売却額、
それら以外は原作での売却額の1/10となっている。
このため、デメキンよりも、アジやギンヤンマの方が高く売れるというチグハグが起こっている
(原作でのデメキンはレアなサカナであり、そこそこの値段で売れる)。
- 専用素材である「デザインパレット」は、おそらく元ネタのシステムである「マイデザイン」のことだろう。
簡単に言えばペイントソフトの様に正方形のパネルを自分で作れる機能で、
直接床に敷いてレンガや石畳の代わりにしたり、服や家具の模様として転写したりもできる。
作れるサイズはそこまで大きくはないものの色合いや機能も豊富で、
中には公式と見間違えるクラスの力作を数多く作り上げている作者もいる。
勿論、本作の服やアイテムやモンスターのアイコンを再現したりといったことも可能。- しかしこのデザイン、サイズに加えて作って保存できる数にも上限があり、
繋ぎ合わせて完成するような大作だと1作品で何枠も占領してしまうのが難点。
おまけに誤って片付けてしまったり、新しく引っ越してきた住人の家で上書きされたりと
せっかく作ったのに消えてしまう事故も割と多かったりする。
- しかしこのデザイン、サイズに加えて作って保存できる数にも上限があり、
- ホロロホルル出演の元ネタは、フクロウの博物館長「フータ」と思われる。
扱うのはムシ、サカナ、美術品と幅広いが、専門は考古学で無類の化石好きである。
そんな本人が実際に龍歴院や古代林を見たらさぞ目を輝かせたことだろう。- ちなみに大のムシ嫌いでもある。苦手といっても何やかんやで詳しいし、
寄贈すると役目だからと我慢して受け取ってくれるが。
恐らくクイーンランゴスタ辺りを見たら「コケーーッ!!」*4と絶叫するに違いない。
- ちなみに大のムシ嫌いでもある。苦手といっても何やかんやで詳しいし、
- 余談だが、女性用ルドロス装備の頭部位としずえさんの髪型はなんとなく似ている。
なので、頭部だけルドロス装備にしたハンターとおめかししずえさん装備のオトモアイルーを並べると、
あたかも擬人化されたしずえさんと、しずえさん本人が一緒に居るかのような画になる
(身体はカラーを黄色系統にしたエコール装備かセイラー装備なら違和感は抑えられる)。
- Nintendo Switch用ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にて
2018年8月にモンスターハンターからリオレウスの参戦が発表されたが、
それに引き続いて2018年9月には『どうぶつの森』から「しずえさん」の参戦が発表された。
これによりモンスターハンター世界の外でも果敢にリオレウスを狩猟するしずえさんの図が見られる様になった。
これはリンク(ゼルダの伝説)やサムス(メトロイド)等の他キャラクターにも言える事であり
そもそも、モンハン世界で活躍しているのは「しずえさんの服を着たアイルー」ではあるが
(リンクやサムスも、それを模した装備を着たモンハン界のハンターやアイルーである)
スマブラSPの方では本家本元「本物のしずえさん」がリオレウスと闘う事になった。