フィールド/最果ての地

Last-modified: 2019-10-28 (月) 19:30:53

MHF-G2にて登場したフィールド。

概要

  • MHF感謝祭2012にて、大型探査船極海と同時に公表された新フィールド。
    その地名から、メゼポルタからはかなり遠い地であることが容易に想像できる。
    (本来の)MHF-G1で実装される予定だったが、G級改新に伴いMHF-G2終盤での登場となった。
  • 極地故に「生物が生きていける環境ではない死の地域」と言われており、実際に植物などは一切見当たらない。
    ベースキャンプを除くと1エリアだけ存在する、いわゆる決戦場タイプのフィールドである。
    どんよりとした空模様であり、禍々しい空気に包まれている。
    そもそもフィールド名からして異様であることから、シュレイド城を連想するハンターも多い。
    ムービーに使用されているBGMが「この世の果てにて」という曲名であり、
    実際に禍々しさならこれまでのどのフィールドにも負けず劣らずと言ってよい。
    • エリアの周囲には地面から天へ向かって屹立する、怪しげな岩のようなものが点在している。
      ベースキャンプもこの岩の内部に存在している。
      • ちなみにこの手のフィールドのお約束通り、ベースキャンプには支給品BOXもテントも無い。
        状況的に定期的な補給はできないのだろう。
    • 一方で、雲間から覗くなど蠱惑的な要素も介在する。
      反対側の地平線上には太陽らしき光も見えるが、それと比べて月の方が圧倒的に大きく見える。
      ムービーでも月が中央に位置するカットが多く、このフィールドの象徴的な要素となっている。
    • 生物が生きていけない死の地域たる所以は、生息する熾凍龍の影響もあるとも考えられる。
      ディスフィロアのモチーフは大まかに言って「極端な温度変化」と推測されるが、
      一般に通常の動植物はそのような急激な環境変化には対応できない*1
      適応変化ないし進化にしても、それを達成する前に逆の環境に変化してしまえば水の泡である。
      通常の生物とは一線を画する古龍種であればいざ知らず、
      生態系に根付いた動植物からすればとても生息できる環境ではないだろう。
      • 最果ての地は宇宙空間をモチーフとしたフィールド*2とされる。
        大気圏外はご存知の通り(温度変化も含め)生身の生物が生息できる領域ではなく、
        フィールドの設定もこういったイメージに準拠したものとみられる。
  • 地面には紫色の水が溜まったかのような澱みも存在する。
    ディスフィロアが滞空しながら地面を殴りつけた際は瘴気が噴出する。
    また、エリア周囲の澱みから同じく紫色の霧のようなものが発生しており、
    この沼から突如空中へ紫色の水の塊が時折飛んでいく演出もある。
    毒沼」「瘴気」などといった言葉も連想できるが、特にハンターへの影響はない
    • ただしビジュアル的には如何にも害がありそうな雰囲気を漂わせており、
      単に難易度調整の一環としてダメージが撤廃されているだけという可能性はある。
      実際、これが地形ダメージゾーンだったら根性殺しが多発する地獄絵図になることは想像に難くないので、
      実装前に危惧していた多くのプレイヤーはこの仕様に安堵したことだろう。
      後に本当に全エリアが地形ダメージ有になるフィールドが実装されたが、
      あちらはその環境変化も込みの難易度設定となっている。
  • スタッフもMHF感謝祭で「名前からしてヤバそうな感じ」と所見を述べている。
    また「かなりヤバイモンスターがここに登場します」とも公言している。
    さらに、インタビューでは「「最果ての地」と、そこにいるラスボス的なモンスター」と発言している。
    • また、「登場モンスターとあわせて凝った演出を入れている」とされていたとおり、
      ディスフィロアの激昂時に空が禍々しい血色に染まり
      雲が消えた空に流星群が見え始めるというギミックが存在する。
      雲一つすらないクリムゾン一色の空は異様と表現するほかない。
      なお、ディスフィロアが絶命すると再び雲が空を覆い隠し、流星群は見えなくなる。

関連項目

モンスター/ディスフィロア - この地に生息している古龍


*1 乾眠下では摂氏150℃超~-150℃以下の宇宙空間でも生存できるクマムシなどもいるが、これは例外中の例外と言える。
*2 10周年記念メモリアルブックなどにモチーフの記述がある