尊厳なる風巻の龍より発現した
重弩。轟撃は空を貫き、月をも
撃ち抜いて破鏡に為すという。
(あかしまの神砲)
来たれ狂風。鍛え上げられた
重弩は風神龍の咆哮が如く、
幾千の竜も容赦なく蹴散らす。
(神淵ノ風放チ)
隔世の花が咲き、生なき者の
嘆きが、現世にこだまする。
その砲、終に神をも破らん。
(神放・風雲壊劫)
目次
概要
- MHRiseから登場する、風神龍イブシマキヒコの素材を使用したヘビィボウガン。
- 他の風神龍武器と同様に目のような装飾が取り付けられている。何とも形容しがたい奇妙な見た目をしており、
まるで青いカブトムシ神話の怪物かのような不気味な雰囲気を漂わせている。
- パワーバレルを取り付けると、
ツノバレルがより巨大で立派なものになる。
性能
MHRise
- Ver.3.0で追加されたラスボスのレア素材を使用する事で神淵ノ風放チへと銘を変える。
その基本性能はと言うと…- 最終強化としてはやや控えめな攻撃力210、会心率0%
- ブレは左右(小)。弾道が暴れるため使いにくい
- リロードはやや早い
- 反動中
- 特殊弾は機関竜弾
- このボウガンの魅力は徹甲榴弾がLV2を2発/LV3を2発装填、加えて斬裂弾を2発装填出来ること。
徹甲榴弾を頭に撃ち込んでスタンを取り、その隙に弱点や尻尾に斬裂弾を撃ち込む…
つまり、他のボウガンで言う所のドシューやセッドと近い運用となる。
Ver.3.0で徹甲榴弾運用に向くヘビィボウガンが多数追加されたが、
その中でも2発以上装填の斬裂弾との併用が可能なのは神淵ノ風放チのみ。
ついでにLV2徹甲榴弾と斬裂弾は歩き撃ちに対応。
LV2・LV3徹甲榴弾の回し撃ちのおかげでスタンを取る性能が高く、反動軽減や装填速度等が軽く済む点も評価点。
飛び抜けて強い個性を持つボウガンと言うよりも、欠点が少なく誰を相手にしても扱いやすいボウガンだと言える。
- 滅龍弾/滅龍貫通弾がそれぞれ3発対応している為、龍属性が効く相手に対しては高い瞬間火力も誇る。
とはいえ、斬裂弾と滅龍貫通弾が効く相手の筆頭格と言えば、他ならぬ素材元の嫁であるのだが…- ライバルとなるのは前述したセッドこと禍ツ大筒ノ幽鬼セッド。
こちらは徹甲榴弾こそLv3を1発しか装填できないが、脅威の斬裂弾5発装填を誇り、攻撃力もこちらを上回る。
オマケに貫通滅龍弾までこちらと同じ3発装填に対応している為、仮想敵まで被ってしまう強敵である。
向こうは反動が大きく、いくつかの弾を無反動で撃てないという欠点があるため、
取り回しやすさではこちらに分がある。
- ライバルとなるのは前述したセッドこと禍ツ大筒ノ幽鬼セッド。
- 百竜スキルは貫通弾追加II、空棲系特効と、ほぼ空気な風神龍の魂。
対象範囲が広く、やや物足りない攻撃力を補える空棲系特効が第一選択となるだろう。
- しかし、Ver.10では主力である徹甲榴弾、斬裂弾のどちらも威力・反動共に下方修正が行われた。*1
物理弾については、通常弾は1/7/7、貫通弾は百竜強化込みで4/7/6、散弾は0/4/3となっているものの、
LV3の弾はいずれも移動射撃・移動リロード共に非対応であるため、
かなり取り回しがかなり悪い武器になってしまった。
一応、LV2睡眠弾が2発装填できるため、モンスターを眠らせて上記の(貫通)滅龍弾を撃ち込む…
といった戦法もなくはないが。
- あかしまの神砲と対に当たるかんなりの神砲とは装填できる弾丸が見事に対照的になっており、
補助弾や属性弾を含め一方が装填できる弾丸はもう一方が非対応になっている。
単発自動装填を使ってまで無関係の属性弾に対応させる徹底っぷりである
例外となるのが素の百竜重弩ですら装填できる捕獲用麻酔弾と、ポーチに常に入っているLv1通常弾である。
とはいえLv1通常弾は単発自動装填対応となっており、わざと相手に気づかせる程度以上の使い道はない。
MHR:S
- MHR:Sで風神龍のMR素材を投入し「神放・風雲壊劫」の銘を得る。
その性能は下記の通り。- 攻撃力350と本作のヘビィでは平均的
- ブレやリロードなどは据え置き
- 百竜装飾品スロットはLv2のため各種特効系の他、炎王龍の魂などが採用可能
- 通常弾以外の物理弾の装填数が増加
ヘビィのメインとなるLV3弾は貫通弾が3発から6発、
散弾及び放散弾は3発から5発に急増
他の弾は据え置き
- 上述の通り、Rise時代は徹甲榴弾と斬裂弾の扱いで個性を出していたが、アップデートに伴う変更で
これらの弾だけで戦い切ることは難しくなってしまった。
これだけではただの悲しいお知らせだが、無論良い変化もある。
物理弾の装填数が大きく成長しており、どの弾種もメインに据えられる程度になった為、
物理弾を主力として徹甲、減気弾でスタン、鬼人弾で味方の強化、睡眠弾で強引に隙を作ったりと出来ることはかなり多い。
もちろん斬裂弾での尻尾切断も変わらず出来るし、滅龍弾の瞬間火力に懸けても良い。
弾のバランスや装填数が変わった結果、ローゼンプリーマ等と同じく、
手札の多さで勝負する対応力重視のスタイルに生まれ変わったと言えよう。
氷督バルカやジェネシスorデマイズといった後発の優秀なヘビィには、
彼らの得意な運用から外れた片手間の運用ですら喰われがちなのはナイショ。
対応弾種が完全には被っていないのがせめてもの救いか - 対応力が高いとは言え、明確な弱点ももちろんあり、
主力弾が斬裂弾以外移動撃ちにも移動リロードにも対応していないのである。
また、物理弾のバリエーションこそ増えたが、平均的な攻撃力に会心無しということで
素の期待値は実は下から数えた方が早い。
端的に言えば火力不足であり、必要以上に手広くやろうとしてスキルを分散させてしまえば各種特化銃とは比べるべくもない。
この武器でやりたいことのビジョンを明確にし、弾の強化バランスをしっかり吟味することが重要だろう。 - ちなみに、上位時代には装填できる弾が対照的になっていたナルハタタヒメのヘビィとは、
こちらがなぜか移動射撃、移動リロード、単発自動装填に対応したLV1貫通弾が1発だけ
装填できるようになったことで、関係性が崩れている。
上位ではあれだけこだわっていたというのに…謎や。ミステリーや。
関連項目
モンスター/イブシマキヒコ
武器/イブシマキヒコ武器
武器/かんなりの神砲 - 対の素材のヘビィボウガン