水竜ガノトトスやその亜種の素材をベースとした武器群。
「ガノス」は防具名などにつくガノトトスの略称であり、ヴォルガノスの武器というわけではない。
目次
概要・性能
- ガノトトス素材から作られる武器は水属性を持つものが多い。
特に甲殻種や海竜種の生息が確認されていないシュレイド地方などでは、水属性武器は貴重である。
また、ヒレや牙に即効性の麻酔毒を保持している個体もおり、これを利用した睡眠属性の武器も存在する
(特に、亜種素材を用いた武器は睡眠属性を宿すことが多い)。
ただしガノトトスの素材は水分を失うと脆くなってしまうなどの特性があるため、
薬品などを用いた特殊な加工が必要となる場合が多い。
- 亜種の素材を使った武器は、美しい翡翠色を持つが、武器種によっては美しい青色となる。
- 中でも水竜のヒレの使用頻度が高い。その薄く鋭い形状は刃に加工するのにおあつらえ向きだからである。
そして上述の通りその刃には水か睡眠の属性を宿す場合が多い。
また、ボウガンなどの場合は弓の部分にこのヒレを用いており、やはり生産するにはヒレが必須である。
装飾としても需要が高く、ガノトトスの武器を作る場合は水竜のヒレの確保が最優先事項となる場合が多い。
- ガノトトスに捕食されたキングロブスタの素材が狩猟後に入手できる事があり、
これを素材とした別系統の武具を製作する事も出来る。
- MHP2G以前はガノトトスから得られる固有の素材がヒレと鱗の類だけだったため、
他の魚竜種の素材も流用する形で強化していくケースが多かった。
一方でMH3G以降は素材として活用される部位が多くなり、
頭部や翼膜、牙などもガノトトス固有の素材として扱うようになった。
そのために他のモンスターの素材を繋ぎとして使うケースが少なく、
その分しっかりとガノトトスの素材を要求される。
- 近接武器は総じて斬れ味ゲージにややクセがあり、非常に長い青ゲージを持つが、
反面G級強化を施しても匠を発動させない限り、
紫ゲージはおろか白ゲージすら出現しないものが多い。
- 銘は「ガノ」と付くものが多く見られる
(「水剣ガノトトス」というまんまな銘の大剣もある)。
それ以外では海王槍リヴァイアサン(リヴァイアサン:旧約聖書に登場する巨大な海の怪物)、
メイルシュトローム(ノルウェー北西部の海で発生する巨大な渦潮)など
海を連想させるような単語が付く。
2ndGまでは、ガノトトス自身が淡水のみに棲息しており、上記の海洋の要素が無かったが、
3G以降から海にも進出するようにもなったので、銘にピッタリだったのだろう。
また、亜種の武器は「ヴェルデ」(イタリア語で「緑」)や「ジェイド」(英語で「翡翠」)など、
翠水竜の名に因んだような銘となる物が多い。
武器一覧
通常種武器
亜種武器
MHF
特殊種武器
- MHXRでは、原種に加え、特殊種であるガノトトス激流種固有の武器が登場。
橙色で彩られたヒレと白いカラーリングの組み合せが特徴的で、水属性を宿している。
関連項目
モンスター/ガノトトス
モンスター/ガノトトス亜種