MH3G、MH4G、MHX(X)に登場するハンマー。
タンジアの港の受付嬢・エリナが持っているものと同一のデザイン。
目次
概要・性能
MH3G
- グラン・ミラオス討伐後のHR15から武器として作成出来る。
当然であるが、これを装備しても銅鑼を叩く事はできない。
- 攻撃力:1196、スロット3、会心率20% 斬れ味白(斬れ味レベル+1で紫)、
無属性(覚醒発動で龍属性が280付加される)。
あえて特記することがあるとすれば、白ゲージがやたらと長い事(ゲージ全体のおよそ1/3)ぐらいである。
龍属性ハンマーとして見るにしても、アル・メタリアさえあれば性能的にこちらを優先することはほぼ皆無となる。
覚醒と匠を両立するならネロ=カオス、そして今作最強の一振りもあるので
そのため残念ながら性能は趣味レベルに近い。
せめて攻撃力1404以上であれば、いっそ匠抜き運用をすることでその長い白ゲージを活かせたかもしれない。
- 必要素材は太古の龍骨×4 覇王の証×3 海竜の厚皮×3 霊水晶×3と妙にめんどくさいものばかり要求される。
一番のネックはジエン・モーラン亜種からの採掘で入手する霊水晶だろうか
(背中採掘→三死を繰り返す手もあるが)。
- ただ、デザインは悪くないので、オシャレ装備にはなる。
特にセイラーシリーズとの相性は抜群。防具の着彩設定はやはりオール白がいいだろう。
MH4G
- MH4では残念ながら生産不可であったが、
バルバレの集会所にもこれと思しきハンマーを持った銅鑼ねえちゃんがいる。
続編のMH4Gでは、エピソードクエスト「彼女達の真剣勝負」で入手可能となる
「受付嬢チケット」を使って生産可能となった。
- その性能は、攻撃力1456、スロット0、会心率0%、斬れ味長めの青(匠で白30)、覚醒で水550といったもの。
攻撃力こそ大きく上昇したものの、スロット・会心率・斬れ味ゲージが大きく変更されており、
総合性能では3Gのものより弱体化していると言える。
特に斬れ味は、あの長かった白ゲージがどこにもなく匠でチョコンと出てくるのみ、
紫ゲージに至っては没収されている。何があったポルトマルク。
使うならやはり覚醒での水550を上手く活かしたいが、元より倭撫子にはまず勝てない。
勝るとしたら見た目の好みでどうか、という程度。紫ゲージさえあればギリギリ差別化は出来なくもなかったが……
MHX
- 本作でも続投。
タンジアの港のカシラからの依頼「高難度:渾身のドボルベルク」をクリアすることで生産可能となる。
生産に尾"槌"竜が関わるのは、やはりハンマーだからか。
ただ、その理由がいささか無茶苦茶な気もするが。
- 今回は2段階の強化が可能で、最終強化時には「ポルトドーラ」と銘を変える。
そこへ至るまでに、希望の証G×1や古龍の浄血×2といったやや厄介な素材が要求されるが、
上位古龍さえ倒せれば後はすぐに集まるものばかり。
ポルトドーラの性能は、攻撃力180、スロット3、会心率20%。
斬れ味は素で短い青に、斬れ味レベル+2で青が少し延長され、白ゲージも現れる。
スロットと会心率はMH3Gの時と同等になったものの、長い白ゲージまでは復活しなかった。
また、本作では覚醒が存在しないので完全な無属性となっている。
攻撃力は低めだが、他のハンマーと比較すると、高会心率や拡張性の広いスロット3という利点がある。
まあスロ3以外はこいつらに完敗するのだが。
MHXX
- ポルトドーラを限界突破し、LV5で究極強化のタンジアの白き想い出となる。
強化に使うレア素材は水竜の絶品お頭ぐらいで、それ以外はこれといってレアな素材は使用しない。
究極強化には不屈の証Gを使うため、HR解放後となる。
そんなタンジアの白き想い出の性能は- 高いとは言えない攻撃力300
- それを補う会心率20%
- 素で白ゲージを持ち、斬れ味レベル+1からギリギリ紫ゲージ
- スロット数は変わらず3つ
やはりいくらでも代わりがいるという程度のもの。
残念ながら全ての面で完全上位互換となる龍識究打セレステイルが存在し、
あちらは素で同量の紫ゲージを持ち、攻撃力、スロット、会心率も全てこちらと同等かそれ以上の性能を持つ。
とはいえ武器自体の性能は一線級とは言えないものの、好みで使う分には十分な性能がある。- 今作のセイラーシリーズの色は着彩変更範囲が変更され、青固定になってしまった。
しかし、エリナの制服を再現した防具であるマリネロシリーズが新登場しており、
見た目防具として設定して使えば気分はタンジアの銅鑼担当である。
スキル的には姉妹装備のセイラーシリーズが奇跡的に無属性ハンマー特化に際立っているため
ベース防具にはセイラーシリーズを使っておけば迷うことは無く便利である。
余談
- タンジアの港のカシラは、これでエリナに海の彼方まで吹き飛ばされた事があるらしい。
下位のモンスターなら文字通り瞬殺する威力のG級武器で殴られて、よく生きていたものである。- ただ、ギルドガールとハンターでは腕力に天と地ほどの差があるだろうし、
ハンターの所持しているものに関しては、対モンスター用に改良を施されているからこそ
あれだけの破壊力を生み出せている…ということも考えられる。
逆に考えれば、ギルドガールの持っているものは、武器として想定されておらず、
単に銅鑼を叩くためだけのものなので、ハンターが使用するものほどの殺傷力はないかもしれない。
それでも、一般人にとっては殴られればひとたまりもないことに変わりはないが……。
- ただ、ギルドガールとハンターでは腕力に天と地ほどの差があるだろうし、
- たまにボ(Bo)ルトマルクと間違える人が居るが、正しくはポ(Po)ルトマルク。
- 「ポルト」はイタリア語、ポルトガル語などで港を意味し、英語のポート(port)と同義。
和歌山県にあるテーマパーク「ポルトヨーロッパ 」などで聞き覚えのある人も居るのでは。
なお、日本でも時たま使われる「ポートマーク」は同じ語源である。
- 「ポルト」はイタリア語、ポルトガル語などで港を意味し、英語のポート(port)と同義。
- モンスターハンター・ザ・リアル2012では、その実物が展示された。
- なお、銅鑼娘エリナの衣装の方がMHXXにて作成可能となるが、
その際には彼女から「強くなりたいなら試練を受けろ」と冷たく一蹴され、
その試練の相手役として、またしても武器解放条件と同じくドボルベルクが指名される。
やはりハンマーと言えばドボルベルクと言う不文律は銅鑼担当の御約束なのか…- なお、ポルトマルクの方は村★6高難度とは言え環境安定の単体狩猟だが
マリネロシリーズの方は村★9の単体狩猟ながら環境不安定となるため、難易度は僅かに高い。
- なお、ポルトマルクの方は村★6高難度とは言え環境安定の単体狩猟だが
関連項目
世界観/タンジアの港
防具/セイラーシリーズ - MHXXで登場したマリネロシリーズがエリナの制服のデザインをしている
登場人物/ギルドガールズ - 同デザインのハンマーを扱う人物について記載