- 種族
- 獣人種
- 別名
- 奇面族(きめんぞく)
- 英語表記
- Gajalaka
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I
目次
特徴・生態
- 新大陸で確認された、チャチャブーに似た生態を持つ獣人族の小型モンスター。
洞窟の中に住処を作る習性を持ち、殆どの狩猟地で生息が確認されている。
チャチャブーと同じく人間に近い外見で、体高は低い。
デザインは大きく異なれど彼らも奇妙な仮面を被っている為、《奇面族》と呼ばれる。
- 現大陸の奇面族と言えば、その異常なまでの凶暴性が特徴的である。
彼らもまた外敵を見かけると激しく威嚇し、武器を振るって襲い掛かってくるが、
一部の部族は通訳のできる話者がいれば友好関係を結ぶことができる程度に話が通じる。
友好の証として彼らの使っている道具を譲渡する例もあったという。
さらに友好関係を結んだ部族は狩猟地においてもハンターに協力することがあり、
仲間達と共に大型モンスターに果敢に立ち向かう。
ちなみに、部族は現在の所イチの部族、ニの部族、サンの部族が確認されている。
- 多彩な武器を持ち、自分の身の丈程もある鉈のような片刃の石器や、
出血毒、麻痺毒、睡眠毒等の毒を塗った投げナイフ、そして代表的な道具とも言える壺爆弾等がある。
彼らの扱う毒は大型モンスターすら少量で侵してしまう程強力なもの。
大剣にそれを塗って接近したハンターに攻撃する事もあるので、
友好関係を結んでいないガジャブーに迂闊に接近するのは大変危険である。
また、彼らに擬態する習性は無いらしく、常に地上に出ていて、
外敵と遭遇していない間は奇声を発しながら周囲を哨戒している。
- 彼らの中にも色々な役職があり、リーダー的存在の奇面族もいる。
発見からしばらくは"王"にあたる存在は確認されていなかったが、
古代樹の森に起きた異変の調査中、族長のガジャブーが発見された。
- 又、近年"爛輝龍マム・タロト"の再活動により発見された、「地脈の黄金郷」には、
黄金の装飾を纏った個体が目撃されたとの情報があり、さらなる調査が進められている。
概要
- MHWorldで新登場したチャチャブーのような獣人族。別名もそのまま奇面族である。
ちなみにメインシリーズにおいて奇面族が敵モンスターとして登場するのはMHP2G以来、実に10年ぶりである。- 後の大型アップデート第2弾では金塊を背負った特殊なガジャブーが、
大型アップデート第5弾では族長であるキングガジャブーが追加された。
- 後の大型アップデート第2弾では金塊を背負った特殊なガジャブーが、
- 蓑のような衣服を身に着けており、赤い鬘や鬼のような角のある、顔を模した三つの穴が開いた仮面を着用している。
口にあたる開口部からは黄緑色の目が光っているのが確認できるため、
実際の頭部よりもかなり大きな仮面を被っているようだ。- 実はこれはチャチャブーの仮面の構造にも見られる特徴なのだが、
ハンター大全などで公開されたボツモンスターイラストの中には
仮面を「顔にかぶる」のではなく「頭の上に乗っける」ことで頭身をごまかし、
急所である頭への攻撃を逸らす文化をもつ獣人族のコンセプトアートがあった。
外見は異なる両種族だが、案外と似たような発想で仮面を被っているのかもしれない。
- 彼らのお面をよく見ると、複数の色違いが存在するのが分かる。
装備している石器もお面の色によって違っている。なかなかのオシャレさん一族である。
オトモダチになってくれる個体もオトモ装備と同じ緑色で縁取られており、攻撃してくる個体とは違っている。- この仮面の色はその個体が用いる状態異常に対応している。
- 実はこれはチャチャブーの仮面の構造にも見られる特徴なのだが、
- 特徴こそチャチャブーを連想させるが、種族としての生物的な差も見られる。
チャチャブーたちは体に対して非常に腕が長いのに対し、
ガジャブーの腕の長さは仮面の下にある頭のサイズを考慮すると普通のバランス(アイルーたちと近い)である。
また、筋肉モリモリのボディに3本指のチャチャブーに対し、
ガジャブーはお腹が出ており指は3本ではなく人間と同じ5本。
公開された設定画では仮面の中にある頭のシルエットが描かれていたが、耳は尖っているようである。
言うなればファンタジー作品お馴染みの"ゴブリン"のような姿をしているようだ。- なお、この設定画を見る限りではガジャブーたちの手足は人類とそっくりな形をしており、
耳の形と肌の色を除けばその姿は小さいおっさんそのものである。
案外人間と同じルーツを持つ近縁種だったりするのかもしれない。
- なお、この設定画を見る限りではガジャブーたちの手足は人類とそっくりな形をしており、
- 言語は人間・アイルー/テトルーたちと異なる独自の物を使っている。
傍から聴くとただの奇声にも聞こえるが、彼らの間ではきちんと意味をなしているらしい。
オトモアイルーも当初はガジャブーとの通訳に苦戦し、老練の獣人学者の協力を得て一部部族と和解するに至った。
- アイルーやチャチャブーたちも爆弾を自作して使用するが、ガジャブーたちも同じく爆薬を作る能力を有する。
彼らが使う爆弾はタルではなく壺に火薬を詰め込んだ「壺爆弾」であり、見た目は小タル爆弾ほどの大きさながら
威力は大タル爆弾クラス。更に投擲能力が非常に優れているようで、壺爆弾投げの射程が非常に長く、
ガンナーですら射程外になるような距離にまで投げ飛ばす事ができる。- これ以外にも、手持ちの筒状の武器から爆弾を発射する、簡素な擲弾筒的なものを持っている。
ロケットランチャー扱いもされるが、ただ爆弾を飛ばしているだけで推進力はついてない模様。
更にガジャブーたちはこれを多人数で連続発射し、大型モンスターに雨あられと爆弾を浴びせる戦術も持つ。
- これ以外にも、手持ちの筒状の武器から爆弾を発射する、簡素な擲弾筒的なものを持っている。
MHW(:I)
- 初登場するのは上位に上がってからでそれからは至る所で見かけることになる。
大蟻塚探索のプケプケ退治中に彼らと初遭遇した人も多いだろう。- 小型モンスターでありながら専用BGMを持つ。
ガジャブーに接近するといかにもな民族調の音楽が流れ始める。
- 小型モンスターでありながら専用BGMを持つ。
- チャチャブーが単独での潜伏・奇襲を好むのに対し、ガジャブーは常に複数人で行動している。
外敵が近づくと「ホギャー!!」などと喚き威嚇し、それでも退かないと一斉に壺爆弾や投げナイフ等を投擲し、鉈で殴り掛かる。
爆弾以外はキッチリ状態異常効果付きで、彼らの恐ろしいところはこの投げナイフでハメ殺してくることがある点。
運が悪いと麻痺→毒→睡眠→麻痺…とジワジワとなぶり殺される羽目になる。
こうなると彼らが爆弾を投げてくれるか殴ってくれるかを祈るしかない。それがトドメになることもあるが。- 一方、この敵対的な彼らも一種の環境利用の形で疑似的に狩猟をサポートさせることができる。
彼らは大型モンスターが近づくと隠れるのだが、
マヒやトラップによる拘束が行われると出てきて積極的に投げナイフで攻撃するため、
うまく誘導すれば大型モンスターVSハンター&ガジャブーという構図を作れるのだ。
投げナイフの状態異常蓄積値はなかなかの物らしく、大型モンスター相手でもしっかり発症させてくれる。
また、モンスターを睡眠状態にさせると攻撃を止めるあたり、色々とわきまえて(?)いるようだ。
ただし、ハンターも攻撃対象であることに変わりはないため、
うっかり射線上にいるとモンスターの目の前で眠り状態になる等危険な状況に陥ってしまうこともある。
- 飛び道具の速度はそれ程でもないが採取中や大型モンスターとの交戦後の建て直しで不意打ちを受けることもあり、
そのままキャンプに送られる可能性も十分にあるので油断しないようにしよう。
また、上位に上がりたてのハンターがテトルー達のように触れ合えるかと目の前で試行錯誤していたら
倒されてしまったという報告が散見されている。
何分この時点での防御力だと壺爆弾も物凄く痛いので、
麻痺と毒の投げナイフを投げられた時点で詰みなハンターが多い。昇進したての頃は細心の注意を払おう。
スリンガー投擲弾でスタン値のあるもので攻撃したり、スリンガー閃光弾で眩暈させたり、
ハジケ結晶を当てると、状態回復後は驚いたからか即地面に潜っていなくなる。
攻撃を仕掛けると数回殴る必要があったり、対抗してきてかなりのダメージを喰らったりするので
スタンや目眩にさせて逃げ出させるほうが非常に楽である。- ただしこの方法では倒した扱いにはならず、落し物もしない*1。
したがって、クエストのターゲットに設定されている場合はきちんと攻撃して倒す必要がある。 - 威嚇Lv3があれば他の小型と同様にガジャブーから狙われなくなる。
スキル構成に余裕があったら付けて行くと非常に快適に採取や狩猟が行えるだろう。
- 一方、この敵対的な彼らも一種の環境利用の形で疑似的に狩猟をサポートさせることができる。
- 小型モンスターではあるが、扱いは微妙に異なり撃退してもモンスター図鑑には記録されない。
落とし物はするが入手できるのは応急薬や携帯食料、各種投げナイフといったもの。
専用の素材も無いが、料理長の依頼クエストの報酬である「奇面族スケッチ」を工房に持っていけば
簑と仮面、石器ナイフのオトモ用装備を作製できる。
装着すれば、仮面の下の目の光まで再現して、オトモの姿がまんまガジャブーと化す。
曰く「着なれると手放せない」装着感らしい。
更に、後述するようにオトモダチとして仲良くなればガジャブーの壺爆弾を貰え、オトモに使用させることができる。- この壺爆弾、中々威力が高くオトモスリンガーと合体させて使用した時はかなりの手数が出る上に、
ハンターが爆弾を置くとそれに応じてオトモも便乗して置いてくれると言う特性も持つ。
オトモの背丈の半分ほどしかない壺爆弾が紛れる様子は中々可愛らしいが
威力は素の大タル爆弾以上なので大変頼もしい。一体どんな火薬を使用してるのやら…
上記の特性上状態異常、特に睡眠との合わせ技が強力なガジャブーの特徴がよく表れた性能と言えるだろう。
- この壺爆弾、中々威力が高くオトモスリンガーと合体させて使用した時はかなりの手数が出る上に、
地脈の黄金郷の個体
- 第2弾無料タイトルアップデートで追加された新フィールド「地脈の黄金郷」には、
仮面や全身が黄金で装飾された特殊なガジャブーが棲息している。
黄金を身に纏う生態を持つ超大型古龍マム・タロトのおこぼれを狙っているのか、
彼女が落とした痕跡を探って黄金片を背負う個体もいる。
- 通常のガジャブーと違い、地中に潜り黄金片を身に纏うといった特殊な行動を起こし、
黄金片を身に纏った個体はより攻撃の頻度が増える。
更に、投げナイフや突進で角の黄金の剥ぎ取りを邪魔してきたりと非常に厄介な存在。- この個体は投げナイフの使用頻度は低いが、古龍が居ようとお構いなしにハンターに直接攻撃をしかけてくる。
しかも直接攻撃には吹っ飛ばし判定があり、起き攻めで背後に回り込んで再び追撃しようともしてくる。
なお、交戦状態のマム・タロトとの距離が近くなると一時的に地中に隠れる。
マム・タロトの強力な一撃にはさすがに耐えないものの、地味に体力も高めに設定されている。
- 弱点はハジケ結晶やスリンガー滅龍弾およびマム・タロトが落とすスリンガー弾で、
これらを当てると一撃で撤退させることが出来る。
ハジケ結晶なら容易に複数を巻き込むことも可能だが、
スリンガー爆発弾やスリンガー貫通弾でも位置次第で巻き込みを狙える。
なお、ハジケ結晶に弱いのは黄金郷に出現する個体に限られたことではないが、
同じ効果を持つはじけクルミでは撤退しない。
- この個体は投げナイフの使用頻度は低いが、古龍が居ようとお構いなしにハンターに直接攻撃をしかけてくる。
- 倒すとフィールド場にレア度の低いマム・タロトの素材または投げナイフを落とす。
この投げナイフを調合すれば眠り投げナイフや麻痺投げナイフを作製できるので、
素材となる投げナイフを複数個入手し使用することで
マム・タロト戦の最終エリアでの状態異常発動による拘束を期待できる。
効率的とは言えないが、拘束の一手として覚えておいて損はないだろう。
また、稀に眠り投げナイフ、麻痺投げナイフ自体も入手可能。- マム・タロトの状態異常発動には素材となる投げナイフが
最低でも4発分必要だが、強化撃ちを行う場合は3発分で済む。
各調合素材はエリア1~3で入手できるが、
手持ちにネムリ草やマヒダケをいくつかセットしておくとこれらを拾う手間が省ける。
なお、マスター級のマム・タロト戦の黄金ガジャブーはエリア3を含めて計6体のみしか出現しないため、
運によっては状態異常発動に必要な数の投げナイフを拾えないケースもある点に注意。 - 黄金片を身に纏った個体から得た落とし物は5ptの追跡ポイントを得られる。
彼らが纏っているのはマム・タロトの金属であり、落とし物から情報を得られるのだろう。
- マム・タロトの状態異常発動には素材となる投げナイフが
オトモダチ
- ガジャブーはフィールドで出会った際は積極的に攻撃してくるものの、
全てのテトルー部族とトモダチになった後、
老練の獣人学者から依頼されるバウンティを達成すれば彼らと仲良くなることができる。
その状態で龍結晶の地の巣にいるガジャブーに接近すればオトモダチとして連れていける。
しかし彼らも一枚岩では無いらしく、通常配置のガジャブーとは相変わらず敵対したままである。- オトモダチに出来るものはマップに表示される他、頭上にテトルー達と同じように
緑の点が表示される。龍結晶の地の住処以外の出現候補場所もテトルー達と同じ。
- オトモダチに出来るものはマップに表示される他、頭上にテトルー達と同じように
- 友好度を3まで上げると奇面族の大ホウゲキというフィールドアシストが解放され、
テトルーのように崖の上に立っているガジャブーが現れる。
彼らの元に大型モンスターを連れて行くと、崖上のガジャブーがモンスターを砲撃してダウンさせ、
それを合図に他のガジャブー達も現れてモンスターに集中砲火を浴びせる。
一発一発は十数ダメージと微々たる物だが、それを何十発と打ち込むので火力はかなりのものであり、
しかも肉質無視の固定ダメージなのでどこに当たっても問題無し。
おまけにこの間はこちらも殴り放題なので更なる追い討ちも可能と、徹底的に攻撃に特化したアシストである。- ガジャブーの初撃は当たるまで撃ち直してくれるので無理にモンスターを足止めする必要は無い。
ただし、モンスターがハイパーアーマー中に初撃を当ててしまうと
モンスターがダウンしないまま集中放火に移行してしまう。
ガジャブー達は動き回るモンスターに狙いを合わせて砲撃してくれるので完全に無駄になることはないのだが、
拘束できるに越したことはないので少し注意が必要である。 - テトルー達の大ツタホバクと異なり、連れてくるだけでいいので乗り中でなくとも効果を発揮する。
自発的に乗る手段が無い武器でも有効的に活用出来るのは大きな利点と言えるだろう。
また、大ツタホバクとは違い拘束系の罠ではないため古龍にも有効。
古龍に立ち向かい、ダウンまでさせてしまうとは勇敢というか無謀というか…
古龍ですら1発当てればダウンを奪える砲弾、ぜひとも武器として欲しいものである。
モンスターの姿勢もダウンになる為、高所の弱点でも安定して攻撃しやすいというメリットもある。- 例外として、唯一ベヒーモスだけはダウンしない。
とはいえ砲撃は通常通りに効果があるため、運よく出てくれた場合はダメージソースとして活用させてもらおう。 - ただし大ツタホバクの上位互換かと言うとそうでもなく、
基本的に拘束時間自体は大ツタホバクの方が長い。
その上ホバクを抜け出した後もモンスターはダウンしたり長時間隙を晒したりする為、
プレイヤーの火力がある程度上がっているとあちらで拘束した方が総火力は稼ぎやすい。
もっとも基本的に同クエスト中ではどちらかしか出現しない為、
出た方を利用するしか無いのだが。
- 例外として、唯一ベヒーモスだけはダウンしない。
崖上にガジャブーが居るかは運な上に、居たとしても狩猟対象がそのエリアに移動しない可能性もあるので
戦力として前提にできるほどではない。利用できたらラッキー、という程度。
また、高い破壊力が仇となり、捕獲クエストで弱ったターゲットをそのまま爆殺してしまう事も… - ガジャブーの初撃は当たるまで撃ち直してくれるので無理にモンスターを足止めする必要は無い。
- ぶつぶつ交換で得られるオタカラ情報の内容は『奇面族 十の願い』。
曰く「じいさんやばあさんがもってたモノ」「文字を読むより踊る方がいい」とのことだが、
その内容は実に厳格な信仰に関するもの。彼らの祖先に当たる奇面族が、
龍結晶の地で暮らすにあたり様々な神に対して各地で祈りを捧げた場所を書き記している。
そのいずれも【○○を許し給え】【○○を与え給え】といった形で始まり、
場所を指し示す文ののちに「○○の神を感じて祈った。」と締めているのが特徴で、
オタカラはその奇面族が神に供えた供物ということになっている。- その奇面族曰くあらゆるものに神は宿り、神が宿る場所には対になる物があるとのこと。
この場合、力が強い方にのみ供え物をしないと神に失礼らしい。
事実、これが書き記された回の次からは複数の地点を巡り、
最後のところにのみ供物、すなわちオタカラが眠っている*2。
現在の奇面族には伝わっていない様子だが、非常に高度な信仰の文化があり、
加えてこの奇面族がその信仰に真摯に向き合っていたことが窺える。- 十の願いを行った祖先の奇面族だが、最後にはこう遺している。
……なんと、己が身を供物として犠牲にしているのである。神に多くの願いをしてしまった。
最後の供物として、この身を
火の海に投じる。偉大な神々よ、
いつまでも奇面族を守り給え!
オタカラ情報のうち他にも大蟻塚の荒地と瘴気の谷は同様に獣人族の死が描かれているのだが、
書き記した本人が最終的に自ら犠牲になるのは流石にこれのみ。
なお、このとき得られるオタカラは家具に使える奇面族のお面である。まさか……
- 十の願いを行った祖先の奇面族だが、最後にはこう遺している。
- ゲーム内の世界においては火の国の信仰や僧兵による依頼など、
一部のクエスト依頼文などに信仰や宗教を示唆するような記載こそあったのだが、
このように信仰の形態・内容について、より具体的な内容が記されていることは稀である。
単なるミニゲームに留まらず、世界観を考察するための読み物としても価値が高い。
- その奇面族曰くあらゆるものに神は宿り、神が宿る場所には対になる物があるとのこと。
- ぶつぶつ交換の特産品は「マグマ鍋」。
マグマのように煮えたぎっているのか溶岩のように真っ赤なのか分からないが、
なぜただでさえ灼熱の龍結晶の地でわざわざ熱い鍋を作るのだろうか…。
「マグマの力をその身に取り込む」という儀礼的な意味を考えられなくもないが。
余談
- 公式インタビューによると、もともとは龍結晶の地のみに生息していた模様。
それを後から餌目的で飛来してきたネルギガンテにより追い出されてしまい、
新たな居住地を発見するため各地へ進出してきているとのこと。
実際、龍結晶の地でのネルギガンテ初戦闘時には、大量のガジャブーが逃げ出すムービーが有る。
ムービー後に解放されるエリア14~15には、
エリア16の部族のアジトやエリア8の集会所のような場所と異なり
ガジャブーの生活痕が見られないので、ここを何に使っていたのかは不明*3。
- 彼らの巣には、愛用の仮面に似たデザインの大小様々な仮面や壺が保管されている倉庫もあり、
仮面を被せた像が祭壇のように飾り立てられているが、
チャチャのように内情を話してくれる個体がいないのでその理由は不明。- 公式での言及はないが、この仮面のデザインは映画「もののけ姫」でヒロインのサンが被っていたものと似ている。
- 多くの類似点が存在するチャチャブーとは近縁種であると考えられるのだが、
現在に至るまで生態樹形図における表記が存在せず、
具体的にどのような分類に属しているのかは不明となっている。
これはMHWおよびMHW:Iに登場した獣人種テトルー、ボワボワも同じ。
MHW:I~MHR:Sの公式設定資料集にも何故かこの3種は無視されてしまっている。
スペースの問題で省略しているだけで、実際にはチャチャブー科の欄にいるのだろうか。
それとも全く別の科に属するのだろうか……。- これに関してはテトルーがそうであるように、
NPCとしての扱いが混じっているからなのかもしれない。
実際にMHW(:I)では小型モンスター図鑑にはガジャブーもボワボワも載っておらず、
撃退してもアイルー達のような固有素材を落とす事もない。
MHW(:I)の設定資料集でも彼らはモンスターの項ではなく登場人物の項に載っているため、
厳密にはモンスター扱いされていない、というのが理由である可能性がある。
- とはいえ、MHRiseで登場した新たなオトモであるガルクにはしっかりと分類が表記されていたため、
オトモとしてしか登場しないガルクが載っていてテトルーら獣人種が載っていない理由は不明である。
- これに関してはテトルーがそうであるように、
関連項目
モンスター/キングガジャブー
モンスター/チャチャブー - 旧作にて登場している奇面族。
モンスター/キングチャチャブー
モンスター/ボワボワ - 仕様面で類似点が多い。
BGM/ガジャブー戦闘BGM