防具/マフモフシリーズ

Last-modified: 2023-06-26 (月) 15:08:40

MHP2およびMHP2Gの初期装備。
初めてポッケ村を訪れる新米ハンターにもれなく配られる最初の防具。

目次

概要

  • 防御力ははっきり言って着ていないのと大差ないが、何気に有効なスキルが付いている。
    寒冷地帯のポッケ村では防寒着としての実用性を備えた民族衣装であり、
    確かにハンター向けの防具というより普通の衣服である。
    寒さには極めて強いが、暑さにはかなり弱い。この恰好で火山に行こうものなら、さながら生き地獄である。

性能

  • MHP2Gで唯一ハンター用とオトモアイルー用の両方がある防具。
    MHP3およびMH4ではオトモアイルー用のみ登場する。
    ただ、上記の作品でもウルクスス素材から作られるウルクシリーズを着させれば見た目はそれっぽくなる。
  • MHXにも登場。
    上位装備であるマフモフSシリーズは耐寒と溜め短縮のスキルポ
    イントを併せ持ち、
    ガンナー用頭防具マフモフSキャップは耐寒+1の他に、溜め短縮3を持ちスロットも2つと中々優秀。
    頭部の作成には大猪の硬い皮が必要だが、他の部位には大型モンスターの素材が必要でない事もあって、
    上位に上がりたての弓用装備としては良好な性能を持つ。
    防御力が低いのは相変わらずで、剣士用装備を最大強化しても一部位につき防御力は88にしかならない。
    溜め短縮のスキルポイントが1下がるが頭部に限れば弓用の防具としては悪くない。
    • ただし半端なお守りでスキルシミュを回すと大剣で頭にマフモフSキャップをかぶる事になる。
      平均的な剣士装備と比べた場合最終強化でも防御が70近く下がるのでそれが嫌ならお守りを掘ろう。
    • 上位一式では何故か耐寒のSPが+15も付いている。
      新スキルの「北風の狩人」は残念ながら別系統のため発動せず、暖かさのアピール以外の効果は無い。
  • MHXXではG級版のマフモフXシリーズが登場。
    一式で溜め短縮、寒さ無効が発動し、防御のSPが6点ある。
    Xでもやはり無意味に耐寒が15点分もある。
    製作には全ての部位でポッケチケットGを要求されるため、G級最序盤で作るにはかなり手間がかかる。
    性能も決して良いとは言えず、防具合成の見た目ぐらいにしか使われる事はないだろう。

MHF

  • MHFでも生産、強化することができる。
    初めは普通であるが、Lv3まで強化するとSを選択できるようになり、
    さらにSをLv7まで強化するとマフモフLとなる。
    また防御力は生産時で頭17、胴・腕25、腰・脚22、SのLv4で頭30、胴・腕45、腰・脚39
    Lを最終強化のLv7にすると頭98、胴・腕147、腰・脚128、合計648という
    剛種とも十分に戦える防御力を叩き出す。
    • だが生産素材に古龍骨を必要とし、轟竜の鱗を3枚ずつ要求されるので、製作難度は高い。
      (MHFでティガレックスのクエストが受注・参加できるのはHR51から)
      強化素材は更にこの上を行くマゾさ。Lv3までやSのLv7までは頑張れば行けるが、
      Lにする強化素材にいきなりネオジムメモを1枚ずつと飛竜種の重骨を2個ずつ要求される。
      その後もメルクリメモが3枚ずつ必要になったり、MHFでは入手確率がとても低い神龍苔
      合計10個必要とする。
      さらに追い打ちをかけるように汎用素材の最高ランクの物ばかり(秘珠、特上毛等)を要求してくる。
      古龍素材が無いだけ救いか。
  • さらに酷いのが性能である。
    これだけ鬼畜な製作難度にもかかわらず、発動するスキルは寒さ無効と広域化+1だけである。
    さらにスロットも各2個しか空かず、肝心の属性耐性はと言うと氷耐性25、他0
    防御力「だけ」を見れば剛種とも対等に渡り合っていけそうに見えるが、
    この装備よりも優秀な装備は幾らでも存在する
    しかも各2個スキルスロットがあっても、混合装備には汎用性で大きく劣り、
    それ以前に、堅いだけの防具では攻撃を受けることはできても、それだけである。
    攻撃力だけではなく、体力・全体防御率も尋常ではない剛種を狩ること自体が困難。
    それに加えてMHFはPシリーズよりもスキル構成に気を使う。
    そういう意味で、野良では使わない方が無難である。
  • MHFではSP防具としてマフモフSPシリーズも存在する。
    こちらは生産も割と容易で、使い勝手の良い共用防具ということもあり採取用としては重宝する。

ポッケ・ネーヴェ

  • MHXXで登場した頭用防具。見た目は暖かそうなイヤーマフ。
    厳密にはマフモフシリーズとは別系統の装備だが、ポッケ村にゆかりのある防具であることと、
    発動スキルの類似性から、本記事に併記する。
  • 基礎防御力はかなり低い54で、スロットも空いていないが、これ一部位で北風の狩人が発動する。
    見た目こそ違うが、要するにピアス系防具の一派である。
    • 頭防具だけで耐寒の上位互換スキルが発動するため、雪山や氷海、極圏といった寒冷地に赴くには頼りになる。
      ただし上記の通り防御力は低いため、高レベルの二つ名クエストなどでは被弾がかなり厳しいものとなる。
      また、暖かそうな見た目に反して属性耐性は氷含めて全て0である。
  • ピアス系装備の例に漏れず特定の条件で貰える一品物となっているが、
    その条件とはMHP2Gの再現クエストである高難度:モンスターハンターのクリア。
    いわゆる村最終クエストだが、MHXXでは狩技とスタイルの存在もあり、
    G級装備をある程度揃えればクリアできるだろう。
  • 防具としての活用を考えていないなら、見た目用装備として使う道もある。
    本防具は主張も激しくなく、色を変えればヘッドフォンのように見せることもできるので、
    コスプレ装備などで活躍する可能性を秘めている。
    ただ、一品物であるため防具として使いたくなった時は防具合成を解除する必要があるので注意。

マフモフネコシリーズ

  • 雪山にあるポッケ村特産のオトモ用装備で、
    ハンター用防具のようなふかふかとした防寒着のようなデザインが特徴。
    温度の影響を受けにくいアイルーにとって防寒着としての効果があるかはともかく、
    着心地は非常によさそうである。
  • シリーズで初めてオトモアイルーというシステムが確立されたMHP2Gではどんぐりネコシリーズ
    武者ネコシリーズと共にオトモ装備の一つとしてオトモ業界を支えた。
    その後も序盤のオトモ装備として登場し続け、多くのハンターから親しまれている。
    • なお、防寒着のようなふかふかとしたデザインコンセプトは、
      後のウルクネコシリーズガムートネコシリーズに受け継がれている。
    • MHP3では前作、P2Gからの引き継ぎ特典でのみ入手可能。
      アイルー村の引き継ぎ特典であるぽかぽかシリーズと違い、入手手段はこれだけ。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    ふかふかとした頭の防寒具や襟巻きがカラー変更に対応している。

余談

  • MHP2のパッケージやポスターには、
    この防具に太刀の装備でティガレックスと対峙するハンターが描かれている。
    が、実際にこの装備でティガレックスに挑んだら一発の攻撃で瀕死の重傷である
    一応ウカム後フル強化、もしくはマフモフSであるという好意的な解釈ができなくもないが……。
    それでも武器が骨刀【竜牙】辺りであろうことを考えると多分にネタ装備である。
    そちらに関しても骨刀【竜牙】Gであると言えなくもない。
    パッケージ再現をしたい人はこっちでやってみよう。
    ただし、MHP2の時代にはG武器や真鎧玉などは存在しないことを忘れてはいけない
    現在ならともかく、やはり当時としては無謀の極みである。
  • 因みに、仮にマフモフSを真鎧玉までフルに使って強化した場合、防御力合計は290
    スキルは「寒さ【大】無効」「精霊の加護」「暑さ倍加【小】」、
    耐性は氷耐性15以外は0という具合のステータスになる。
    この状態でガードのできない太刀で挑む。
    武器も骨刀【竜牙】Gだとすると、攻撃力は1344で無属性、斬れ味は白ゲージ、会心率は0%である。
    なお、装飾品スロットは頭に2つ、それ以外の防具に1つずつ、武器には無いので合計6つとなる。
    このステータスでは下位なら攻撃力のお陰である程度余裕を持てなくもないが、
    上位になれば防御力の関係でかなり危険
    G級に至ってはほぼ全ての攻撃が即死級の一撃と化す
    結局のところ、どうやらMHP2Gでも極めて無謀な所業であるようだ
    • 時は流れてMHXX。
      本作では武器の見た目を変えずに強化していくことができる新たな強化方式と
      防具の見た目だけを変えることができる新たなシステムを実装しており、
      さらに骨刀【狼牙】系統とマフモフシリーズが復活。
      これにより、ついに無理なく再現することができるようになった
    • なお、このハンターはパッケージ裏でさらに恐ろしい事態に直面している。
      マフモフ装備で、肉焼きの最中に、その背後から牙を剥いて迫るティガレックス。
      この直後どうなったかは容易に想像できるだろう。
  • ちなみに、MHP2のOPムービーではこのマフモフシリーズを装備したハンターが
    雪山の洞窟に赴き、白水晶をティガレックスから逃げながら運搬し(見つかった際に落として割ってしまうのだが)、
    洞窟から脱出した後、ハンターの目の前にティガが降臨、そこにハンターS装備のランサーと
    レイア装備の弓使いが助太刀に入り、ティガレックスと対峙…という内容になっている。
    また、MHP2Gで見る事ができるおまけムービーにはこの内容にトレニャーが参加している。
    落として割った白水晶の欠片を持ち帰ろうとしていたが、
    ラストで倒れながらも欠片を手渡そうとしているシーンがあるので、恐らくちゃんと持ち帰れたのだろう。
  • 上記の装備やパーティを揃えて再現した人もいる。
    詳しくは動画投稿サイトなどで。
  • 色設定で赤くしたマフモフSシリーズはサンタクロースに似ているとよく言われる。
    そのせいか、動画サイトにアップされているシリーズものの実況動画では、クリスマス編として
    赤いマフモフを着たハンター達がよく見られる。

関連項目

世界観/ポッケ村
ゲーム用語/初期装備
防具/ムーファシリーズ - モフモフな防具仲間。
防具/勇者シリーズ - 赤く染めるとサンタコスっぽくなる防具仲間。