武器/約束された勝利の剣

Last-modified: 2023-10-15 (日) 00:18:53

MHFのコラボ企画のひとつ、「Fate/stay nightキット」で入手可能チケットを用いて生産できる大剣。

目次

概要

  • 元ネタは「TYPE-MOON」から発売されたゲーム、『Fate/stay night』
    カプコンは過去に何度か「Fate」関連のゲームに携わっており、
    その繋がりから今回のようなコラボ企画が生まれたものと考えられる。
    また、原作のPC版はレーティングが18禁(後の移植版はシーン変更等によりCEROでC区分)であったため、
    ユーザーの年齢層が高い傾向にあるMHF-Gだからこそこのコラボが実現した、と考える人もいる。
  • 以下は、「約束された勝利の剣」の解説。
    公式プロモーションサイトに則り、当該ゲーム内での解説を引用する。

    生前のアーサー王が、一時的に妖精「湖の乙女」から授かった聖剣。
    人ではなく星に鍛えられた神造兵器であり、
    人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、
    星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」。
    あまりに有名であるため、普段は「風王結界」で覆って隠している。

    なお、この剣に限らずコラボ装備の説明には各々の武器の「真名」については触れられていない。
    原作ではこの武器の担い手の正体が判明するのは中盤以後であり、
    原作未プレイのハンターへの配慮も含まれているのかもしれない。
    • …が、武器解説にアーサー王の剣とはっきり書いてしまった時点で
      色々と台無しになっている感が無いでもない。
  • なお、この剣の詳細を語ると物凄く長くなるので、詳細は当該作品のwikiを当たられたし。無論、作品の核心とかネタバレとか全開であるので注意。

ギミック

  • この大剣には2つのギミックが搭載されている。
    原作のギミックを再現した武器は多いが、ここまでギミックの数が多い武器も珍しい。
    そしてその一つ一つがとても目立つ
    風王結界に至っては狩場でやたらと目立つ。遠くにいても目立つ。

風王結界

所有者に備わる風の精霊の加護。

  • 原作においてこの剣の所有者は、風の精霊の力を借りて刀身を結界で覆って不可視にしていた。
    こうすることで剣の間合いを測らせづらくするとともに、
    刀身から使い手の正体を推測される(=特殊能力がバレる)のを防いでいた。
  • まず、この大剣を抜刀すると、刃の周囲をうねり渦巻く光の風が現れる。
    天嵐武器/覇種武器のオーラのような規模ではなく、
    刀身を遥かに超えるところまで白い光に包まれた風がひたすら振り回される。
    "風属性"とはまさにこんな感じなのだろうか。
  • また、抜刀状態では「普段は刀身を風王結界で覆って隠している」という設定通り、
    刀身は半透明で、風が渦巻いているのも相まって基本的に「見えない」。
    しかし、溜め斬り(溜め斬り上げ)を繰り出すと溜め始めた段階で風王結界が解かれ刀身が徐々に出現、
    最大溜めの際には刀身が完全に姿を現し、黄金のオーラとともに必殺の一撃を放つ。
    なお、抜刀状態時に響く効果音は、原作でのSEをそのまま使用している。

全て遠き理想郷

聖剣の鞘。所有者に絶大な治癒能力をもたらす。
また、真名と共に能力を開放することで、ありとあらゆる攻撃から所有者を守る。

  • 納刀時もしくはガード態勢中の時だけ上記の鞘が出現。
    一部の大剣が太刀に移り変わってからというもの、「鞘のある大剣」というのは地味にレアである。
    販売ページにて「約束された勝利の剣」に使用されているグラフィックは、この鞘に納められた状態のもの。
    なお、ガード中を除く抜刀状態では鞘は消える。これもさりげに原作再現である。
    そもそも原作じゃ剣の方も一瞬で手の中に出てきただろ、とか言っちゃ駄目。
  • なお、原作の能力をゲーム上で再現するとバランスもへったくれもなくなる。
    例えるならば、後に実装された絶対防御態勢スキルが、
    ダメージ量に関係なく如何なる攻撃にも発動しスリップダメージも完全無効化、
    かつアーマーが一切割れることがない(つまり完全遮断)
    *1
    となっているようなものである。
    そのため、この鞘自体は特殊な効果など無く普通にガードができるだけである。
    「防御+50」が付いているのは、「この辺りで勘弁してほしい」ということかもしれない。

性能

  • ギミックもさることながら、性能も特徴的。
    「約束された勝利の剣」には強化段階ごとにナンバーが施してあり、
    まず通常武器の「約束された勝利の剣I→II→III」からその後、
    HC武器の「約束された勝利の剣IV」を経て、
    最終的にG級武器の「約束された勝利の剣V」へと到達する。
    G級武器となる「約束された勝利の剣V」の性能だが、
    • 攻撃力1296剛種武器レベル
    • リーチ中
    • 脅威の光属性1000
    • 斬れ味レベル+1でやや長めの白ゲージ
    • さらに防御力+50のオマケ付き
    となる。
  • プレミアムキットの特典武器であるためレベル強化ができないG級武器であるが、
    光属性1000のインパクトは非常に大きい。内訳では火属性700雷属性700である。
    G級武器としての格はともかく、武器そのものとして面白いことは確かと言えよう。
    ただ、残念なことに英霊ならぬ一介のハンターであるプレイヤーに真名開放はできないため、
    原作のような極太ビームを撃つことは出来ない。
    「聖剣をぶっぱするだけの簡単な役割」とはいかないので、きちんと斬りに行こう。
  • 生産素材は「約束勝利剣生産券」。
    確かにこれまでの名前パターンを踏襲するならそうなるのだろうが、少し無理やり感は否めない。
    特典武器であるため、肉球のコイン/メダルのほか、素材は特別なものはない。
    G級武器への強化にはGR1のG級モンスターから得られる玉石「優玉」のほか、
    別売りの「G強化券」も必要となるため注意が必要。
  • 上記の通りそれなりの性能を持つG級武器ではあるが、MHF-G3.1にて更なる強化段階
    「約束された勝利の剣VI」が追加された。
    こちらは約束された勝利の剣Vがあれば、G強化券を使わず派生できる。
    性能は、
    • 攻撃力2016と同じく光属性G級大剣である「ヴォーラソード」のレベル38に匹敵する攻撃力
    • 脅威の光属性1200
    • 斬れ味レベル+1で待望の紫ゲージ
    • さらに防御力+60のオマケ付き
    と、並みのG級武器にも引けをとらない性能になる。
    ちなみにヴォーラソードには紫ゲージが無いため、実際のスペックはヴォーラソードLv45クラスである。
    また、光属性は2倍近くの差がある。
    ただしシジル枠は相変わらず2のままなので注意したい。

余談

  • ちなみに、この剣と対となる武器として、「勝利すべき黄金の剣」がある。
    こちらは光属性の太刀で、防御力+100という高い補助能力を有している。
  • このシリーズのPVは色々な意味で必見ものとなっている。
    ……騎士王/赤原礼装シリーズよりも、むしろパートナーの再現度の高さに。
  • 後にアニメ版とのコラボの際に、本武器のパートニャー武具版がプレゼントとして登場している。
    こちらはコラボイベントの前段階の時点で入手可能。
  • さらに後に発売した本家シリーズでは、超長い電撃の刃を振り降ろすという必殺技「ライトニングブレード*2を使ってくるが、
    やはり技の俗称として「エクスカリバー」あるいはゼクスカリバーとか言われている。
    ちなみにMHST2で青電主ライゼクスにライドして絆技を撃つと…?

関連項目

武器/カリバーン - 元ネタが同じ
ゲーム用語/コラボレーション
モンハン用語/ギミック武器
クエスト/Fateシリーズ - クエストの前段階において、本武器のパートニャー武具版がプレゼントされた
武器/Fate武器
防具/Fateシリーズ


*1 ダメージ量が関係ないと言うことは、0ダメージ攻撃にも反応し無効化する。またスリップダメージも完全無効化ということはガルバダオラの烈光、ジンオウガの雷光大爆発も無意味ということである
*2 MHXX以前では例が少ないが、歴とした正式名称である。