以心崇伝 | 初回 | 筆代わりのぺんと、紙代わりの板。 これらがあれば、時と場を選ばずに思うまま 読み書きできるとは驚かされるますな。*4 |
では、上様より新たな法令を起こすよう 仰せつかっておりますゆえ、 さっそく電子めも帳を用いてみましょう。 |
これならば、ものの半日ほどで 案の下書きを終えられそうです。 何と心強いことか。 |
二回目以降 | 電子めも帳で朱印状までは作れぬが、 案や文を考えるまでならば 十分すぎるほど事足りましょう。 |
皆が電子めも帳を持ち歩き、扱うべきと 頃合いを見計らって上様に お頼み申すのもよいかもしれませぬ。 |
よりよき物は取り入れねばならぬもの。 覚悟なき改革など成り立ちますまい。 |
お犬の方 | 初回 | でんしめもちょう……? もし、よろしければこちらについて お教え願えませぬか? |
兄上のせいでございましょう。 このような珍しき物は、 どうにも気になって仕方ありませぬ。 |
……なんと、この板と筆ならば 字を書くだけでなく、消すことすらも 思いのままとは。驚きます……。 |
二回目以降 | この電子めも帳のおかげで 書をしたためることが ますます好きになりました。 |
いつでも思いついたことを記せますゆえ、 これを役立てて何か皆のためになる 使い方はないかと考えております。 |
そうですね……此度の化け物との戦について 書き残してみましょう。 いつの日か、役立つときが来るやも……。 |
狩野永徳 | 初回 | おい、この板と棒で絵を描けってのか? 墨もついてねえのに何が描けるってんだ。 |
ん? すらすらと描けるじゃねえか! いいね、いいね! 絵の具もいらねえって、こりゃ神の筆か? |
筆の書き味も変えられるのかい! こいつはたまらねえ、 俺はこいつを二度と手放さねえぞ! |
二回目以降 | お、ちょっと待った。 少し待て、これだけ描いちまうからよ。 なに、化け物なんて後回しでいいだろ? |
おいおい、取り上げるのはやめてくれ。 わかった、俺が悪かった。 すぐに行くよ。 |
それにしても、小さいことだけが こいつの弱みだよなあ。 屏風くらいの大きさにならねえのかな。 |
菊姫 | 初回 | こちらの板のような物は 何に用いるのでしょうか? ぜひ、お教えいただきたいのですが。 |
……でんしめもちょう。 これはとても優れたものですね。 使わせていただいてもよろしいですか? |
では、さっそく記しておきましょう。 まずは……此度の戦について、 あますことなく。 |
二回目以降 | あの、少しよろしいですか? 先だっての出陣の際に、 どうも無駄遣いがあったようです。 |
ええ、ですから……この御代は もっと切り詰めることができるはず。 鉄砲の弾も無駄撃ちを減らしましょう。 |
ふふ、これも電子めも帳のおかげです。 あらゆることを記しておりますから。 私も少しはお役に立てたでしょうか? |
吉川元春 | 初回 | おぬしら、変わった紙と筆を使っておるな。 どれ、わしにも試させてくれぬか? |
……墨も用いず、場所も問わず、 好きなだけ書けるのみならず、 すべて残しておけるとは……。 |
ふうむ……。これはよいな。 わしも常に持ち歩いてみよう。 |
二回目以降 | 暇な時に太平記を書き写しておるのだが、 おぬしらに都合してもらった 電子めも帳のおかげではかどっておる。 |
四十巻もあるのでな。 暇つぶしの手慰みにと始めてみたが すっかり楽しくなってしもうたぞ。 |
これをすべて書き写した後は、 次は何に手を出すべきか…… おっと、これより戦であったな。ははは。 |
虎哉宗乙 | 初回 | ほう、でんしめもちょう、と申されますか。 この面妖な、ぺんしる筆を使い 板に字を書いてみろと? |
記した字を自在に消すことが叶う、とな? では試しに……おおっ、これは! かような品を求めておりました。 |
化け物が癖や弱みなど 忘れてはならぬ一切を記しておけば 必ずや次の戦に役立ちましょう。 |
二回目以降 | 電子めも帳、前に頂戴しておりますが…… ほう、型式が新しくなりましたか。 とりせつを見るのが楽しみですな。 |
先の戦では、これが実に役に立ち申した。 こと細かに策を記しておきましたところ、 我ながら見事な采を振るえました。 |
頭にて覚えるのみでは誤ることもありまする。 記すことで、紛うことなき勝ちを得る。 ささ、此度はいかなる策を記しましょう。 |
榊原康政 (☆4) | 初回 | ふむ……。 墨も紙も用いることなく 書を残せるとは、驚くべき物でござるな。 |
殿の代筆を務める際に、いきなり紙に書かず まずはこの電子めも帳に書き出せば よりよい書をしたためられるはず。 |
時も場も選ぶことなく使えることは 何よりもありがたい。 これは、よき物をいただいた。 |
二回目以降 | 初めのうちは、筆との書き味の違いに戸惑い なかなか思うような字が書けず、 難儀しておりましたが……。 |
慣れると、この電子めも帳の書き味も よいものですな。 癖になると言いましょうか……。 |
よもや、新たな書の道とこのような形で 出会う事になろうとは……。 まったく、愉快なものですな。 |
慈徳院 | 初回 | 思うたことを、その場にて書き記し 書いたまま残しておける板、ですか! どうか、どうか譲っていただけませぬか? |
と、勇み足でしたね、申し訳ございませぬ。 近頃、奇妙丸さまがお顔を見るたび 大きゅうなられておりまして。 |
その様をつぶさに、確かに、 それでいて素早く書き記したいのです。 どうか、その電子めも帳とやらを私に! |
二回目以降 | 奇妙丸さま、あんよが上手……と。 |
皆さまがくださった電子めも帳のおかげで、 奇妙丸さまがお育ちになられる様を いつでも記せるようになりました。 |
しかも、これで私が消さぬ限り、 いつまでも、残るのでございますね。 なんと素晴らしいこと。……ふふふ。 |
島津日新斎 (勾玉) | 初回 | おぬしらが使っておる、その板はなんじゃ? ……でんしめもちょう、と言うのか。 |
ほう、書くも消すも思うがままで、 さらに書いた中身をすべて覚えていると? それは頼もしい! |
どれ、わしに使わせてみよ。 ……ほほう。ほう、ほう! これはよいな! |
二回目以降 | ん? 何を書いているのか、だと? 今は此度の戦における策を まとめておったのよ。 |
それに限らず、いつでも何か書いておるぞ。 いや、書かずにはおられぬのだ。 思いつくまま、絵でも唄でも、な。 |
わしは、この電子めも帳を手放せぬ。 もっと早う出会いたかったわ……。 |
直江景綱 | 初回 | この板と筆であれば、 墨も使わず字が書ける? 信じられぬ。 |
なんと! しかも、書いた字を いともたやすく消せるとは! 何と恐ろしき代物であることか……。 |
消せば証拠は何も残らぬ。 軍議に評定、さらには密談……。 これは、何でもござれの優れた物ですぞ! |
二回目以降 | 皆、此度の戦における策を整えた。 この電子めも帳にわしが書いたゆえ、 しかと目を通しておかれよ。 |
皆、策は覚えましたな? では、化け物に知られては困るゆえ、 消しておく。 |
……ううむ、これは何と すばらしきものであろうか。 他の使い道を探らねば……。 |
乃美大方 | 初回 | この板と硬い筆ならば、 思うがままに書を認められるばかりか 消すも残すも選べるのですか。 |
何と素晴らしきものでございましょう。 この電子めも帳、まずは日々の覚え書きに 用いてみようと思います。 |
え? 電子めも帳を持っている私は 秘書っぽい? ……ありがとうございます? |
二回目以降 | 使えば使うほど、電子めも帳が いかに優れたものかを 思い知るばかりでございます。 |
ああ……。殿もこの電子めも帳で 書を認めてくだされば ずっと手元に殿の書を残しておけますのに。 |
それに…… 紙と墨の無駄使いも減りますし……。 |
女神フレイア | 初回 | この板に、このペンで思うがままに 何でも書き込めるのですか? なるほど、魔法の石版とペンですね。 |
え? 魔法ではなく、科学……? 錬金術とはまた違った学問でしょうか? |
さすが異世界ですね。 レムリアとは違う文明文化があって 当然のこと……。 |
二回目以降 | 電子メモ帳は、本当に便利ですね。 書くことも消すことも簡単ですから、 何でもメモしてしまいます。 |
レムリアにもこのような物はありません。 ああ、持って帰って皆に自慢したい! |
山本菅助 | 初回 | この板と棒で字を書ける、と。 かようなことができるものとは 見受けられませぬが……。 |
なんと、まことに字が書けまする。 しかも、書きつけを残せるうえに、 後々読み返すこともできるのですか。 |
これがあれば、兵書から父上の小言まで、 思うがままに残せまする。 でんしめもちょう、まこと良き品にござる。 |
二回目以降 | この電子めも帳、 書けども書けども紙がかさばらぬ、 まこと優れた品にござる。 |
なれど、書き残すことより、 書き残したことをいかにして扱うかが 肝である、と父上より諭されました。 |
人の教えも、この電子めも帳も 活きるかどうかは私の心得次第……。 精進せねばなりませぬな。 |