基本スペック
駆動方式[FR]/ミッション[4速]
初期馬力[185ps]/カーナンバー:29-60
全長:4680mm
全幅:1690mm
全高:1370mm
最高速度:350km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【首都高無敗】 |
夏休み称号 | 【伝説のレパード使い】 |
ワンメイクバトル | 【レパードキング】 |
エンジン形式バトル | 【V6選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説のレパード】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺のレパード】 |
備考:1980年代を象徴する、日産の「ハイソカー」。
6RR+での一般解禁までは入手難度が高かった…というか再入手不可に近かったことへのご褒美なのか*1、ハンドリングが良好かつ直進安定性もそこまで困るものではない(「極端に優秀」な車種と比べれば湾岸線のロングストレートなどで少しブレる程度)と基本性能面がだいたいどれも優秀。ブーストも平均以上はある。
加速性能も「ギア数が低いほど高加速に調整する」という現在の方針と4速ミッションがガッチリかみ合っており速い。
注目すべきは対接触性能。Cosmo SPORTS (L10B)やSPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)に匹敵するレベルで強く、現状この面では最上位クラスに入っていると言える。
5ナンバーサイズである*2ため擦り抜けも容易。また全長が長いため、上手く使えば厨車等とも十二分に渡り合えるが、バチコンにも注意が必要。
TAの記録も悪くなく、初めて4速車を扱う初心者にはオススメの1台だが、下記の通り引き継ぎ特典限定だった為、6RRまで使用者はかなり限られていた。
そのため意外にもあまり注目されてこなかった「強いマイナー車」でもある。
特記事項
以下に記載するのは、6RRまでの入手方法である。
条件を達成していると、湾岸ターミナル右上の『特別アイテム受取』ボタンから車両登録を行える。
6から6Rへの引継ぎをしていれば権利も持ち越され、新規登録可能というのが6RRまでであった。
選択可能カラー
ダークブルー | ツートン |
ゴールドメタリック | ツートン |
ホワイト | ツートン |
ホワイト |
更新回数及び追加カラー
1 | ゴールド | 21 | ダークブルーメタリック | グレー | |
---|---|---|---|---|---|
2 | イエロー | 22 | ゴールド | グレー | |
3 | ライトパープル | 23 | ホワイト | グレー | |
4 | コーラル | ライトグレー | 24 | ホワイト | |
5 | ペールブルー | 25 | ミントグリーン | ||
6 | ライムグリーン | 26 | オレンジイエローメタリック | ||
7 | ライトベージュ | ダークレッド | 27 | イエローグリーンメタリック | |
8 | ゴールドメタリック | グレー | 28 | ブラックメタリック | ホワイト |
9 | レッド | 29 | ブルーグリーンメタリック | ||
10 | ワインレッドメタリック | 30 | パール | ブラックメタリック | |
11 | シルバー | ダークブルー | 31 | ダークブルー | |
12 | ダークピンク | グレーメタリック | 32 | ワインレッドメタリック | ライトグレー |
13 | ブラック | 33 | ペールブルー | オレンジ | |
14 | グリーン | 34 | ペールブルー2メタリック | ||
15 | ライトシルバー | 35 | マルーン | ||
16 | ブルーグリーン | グレーメタリック | 36 | ブルーメタリック | |
17 | ダークパープルメタリック | 37 | ペールピンク | ||
18 | ピンク | 38 | フロッググリーン | ホワイト | |
19 | パープルメタリック | 39 | レッド | ブラック | |
20 | ゴールド | ブラック | 40 | ピンク | ホワイト |
エアロパーツセット
実装時期の都合で3種類しかないが、どれもいかにもレパードらしいデザインが揃う。
A:80年代後半から90年代前半にありそうなエアロ。
Fバンパーのウインカーの位置が下から上に変更され、黒いモールが付く。
全体的にまとまりが良い。
B:全体的にコテコテな族車仕様。マフラーはセンター出しで、大型フェンダー装着により少しワイドボディ化する。ウイングは一枚板を直接取り付けて追加フレームで補強するこれまたよくある族車系で、「そういう系統」のエアロとしてはしっかり元のクルマを活かしたデザイン。
ツートンカラーの場合、このエアロを装着すると上部の色のみとなる。
C:FバンパーはF31後期のヴィラネル製風*3。
リアにはデフューザー左右に2本出しマフラーが縦に装着される。これもまとまりの良いエアロか。
ダクト付きボンネット
A:このゲームによくある、大きなダクト1つが追加されるもの。
カーボンボンネット(ダクト付)1:
B:小ぶりのダクトが左右に3つずつ追加される。
C:これまたこのゲームでちょくちょく見られる開け方。
D:
[添付]
カーボンボンネット(ダクト付き)2:ダクトだけカーボンになる。
カーボンボンネット(ダクト付き)3:
車種専用ウィング
A:純正OPリアスポイラーよりもやや高めなリアスポイラー。
B:スバル インプレッサ S203のリアスポイラーに似た形状。
C:カーボン調の低めなリアスポイラー。
エアロミラー
ドアミラーから変更され、丸い形状のフェンダーミラーに移動される。
カーボントランク
雑記
- 湾岸ナビゲーター等ではLEOPARD Ultima (UF31)と表示される。
- 本作では純正メーターがSOARER 2.5GT-TWINTURBO(JZZ30)、S2000 Type S (AP2)と同じくバーグラフ式のタコメーターだが、実車では液晶画面式の「グラフィカル・デジタルメーター」を搭載している*4。
しかし、先の2台よりもかなり独特なデザインのタコメーターになっており、レッドゾーンも判断しづらくなっているため、可能ならばレスメの使用が無難だと思われる。
ただ、その独特なデザインは周りの注目を集めること間違いなしだろう。
- レースゲームにてF31レパードが登場するのは本シリーズで2作目。
1作目はPS2ソフト『族車キング』シリーズにて登場していた。…一応。
というのもこのソフト、一部の他ページなどで少し言及されている「別にメーカーのok取らなくても、申し訳程度に仮名にしとけば誰がどう見ても実在車種だったとしてもそれで黙認されてた」時期の最も最後の頃のゲームということもあり、F31レパードに限らず今日びヤンキー漫画でもそうお目にかからないような無茶苦茶な当て字で車名を表現、モデリングだけちゃんと実車にするという方策が取られたことから、これは日産・レパードじゃないですと言い張れる余地が残るものだったのだ*6。
レースゲームとしてはドレスアップ以外*7良くも悪くも堅実な作りだったため、現代でもSIMPLE2000シリーズの当たり作品に挙がることが多い隠れた名作でもある。
- この車も元開発ディレクター、マエダ氏が収録を熱望していた車である*8。
- ドリフトスピリッツにも収録されており、初期カラー4色の他にブラックツートンが収録されている。
実車について
- 本作に登場しているのは前期型最上級グレードの「アルティマ(VG30DE搭載)*9」。R31スカイライン、C32ローレルと同じプラットフォームが採用されている。
他にも2000cc SOHC仕様のXJや、SOHCターボのXS-Ⅱというグレードもあった。
- デビュー当時は売り上げは奮わずライバル車のトヨタ・ソアラ*12の陰に隠れた不人気車であったが、80年代を象徴するハイソカー*13として見られた事やドラマの効果もあって35年以上経った今でも根強いファンからの支持が高く、中古車市場でも高額な値段で販売されている。
神奈川県の某レパード専門店にて販売されているフルレストアされた車両はなんと500万円以上の値がついている。
ドラマ「あぶない刑事」とレパード
- 1986年から1989年まで放送された有名刑事ドラマ『あぶない刑事』にて、前期型のゴールドツートン、
第2期の『もっとあぶない刑事』の途中から後期型のダークブルーツートンが劇中車として登場している。*15
1987年公開の劇場版第1作目では前期型のブルーツートン*16
1988年公開の2作目『またまたあぶない刑事』ではゴールドツートンだが、ルーフにアンテナが装備されている。*17
2016年に公開された『さらばあぶない刑事』でも登場し、多くのあぶ刑事ファンを喜ばせた。元々レパードは出す予定がなく、日産側の意向で「現行販売車両のみ」という取り決めの元、専用色に塗装されたR35が『さらば』での愛車になる予定だった。
しかし、東映側と日産側のあぶ刑事ファンの一部が関係各所に説得を行い復活。東映が名古屋から手配した車両を、日産と共同で当時仕様に急ピッチながらレストアを兼ねた車両製作を行った。これに伴い製作側も一部の走行シーンをレパードで再撮影したり、脚本を一部書き換えたり等レパードのために改変を行った。また、「レパードまで用意して」と、全シリーズで初めて車名を口にしている。ユージ曰く「昔の恋人に出会った気分。」*18*19公開後暫くの間、日産本社にて劇中仕様のR35と共に、レパードは展示されていた。
2024年5月公開の『帰ってきたあぶない刑事』の製作発表会見にもハーレーと共に登場。前作の『さらば』と異なり、今回は前期アルティマの純正ゴールドツートンのサンルーフという現存数1桁台の激レア個体*20ベースのレプリカ(しかも当時の制作担当者と協力し中身の備品まで当時の車両と同仕様)というあぶ刑事マニアだけではなく、一部クルマ界隈も騒然とするような展示がなされた。
ちなみに本番の撮影はスタッフが手配した別車両で行われるそうで、個人所有であるこの個体が撮影で走る事はないとされる。
こちらは観に行った人も多いだろう。劇場でタカとユージを応援したプレイヤーはぜひ湾岸マキシの本車にも一度乗ってほしい。