【ウドラー】

Last-modified: 2024-11-20 (水) 19:15:04

概要

DQ2などに登場するモンスター。不気味な赤紫色の木。
色違いに【じんめんじゅ】【まかいじゅ】【エビルトレント】がいる。
 
名前の由来は植物の「ウド」、もしくは英語で木を意味する「Wood」か。

DQ2

【デルコンダル】周辺や【海底の洞窟】に出現する。
【マホトーン】【ふしぎなおどり】を操り、後列を無力化してくる。
とにかく本作の不思議な踊りが凶悪すぎるせいで、とてつもなく厄介な敵。
海底の洞窟では【あくまのめだま】【パペットマン】と不思議な踊りトリオを組み、プレイヤーを絶望の淵に陥れることで有名。
しかもデルコンダルは海底の洞窟に一番近いセーブポイントなので、運が悪いと辿り着く前に不思議な踊りの洗礼を受けるという理不尽な事態に陥ることも。
【マホトーン】【まよけのすず】でほぼ防げるので、2人に装備させている場合はサービス行動に近い。
そもそもコイツは攻撃呪文がやや効きづらいので打撃で攻めるのが吉。
効きやすくはないが【ラリホー】が一応効くので、王女はこれで行動不能を狙うとよい。
行動パターンに【にげる】があるが、全然逃げてくれない。しかし【もょもと】なら怖気づかせて退散させることができる。さすが。
 
落とすアイテムは【せいすい】
ハッキリ言ってありがたみがなく特にダンジョン内ではお荷物なだけ。
おまけに下位種の人面樹は【まどうしのつえ】だったことを思えばさすがに不釣り合い。
「こっちは魔法も使えるんだから逆じゃね?」とツッコミたくなる。
 
しかし、海底の洞窟はあんなに溶岩が噴出しているのに、何故木であるウドラーが居るのだろうか。
「~ラー」というのは何かを真似たりしているものに付けられる名前でもあるので、本当は木に擬態しているだけの別の魔物なのかも知れない。
ただ、後続作品では植物として扱われているが……。
 
使用できるカタカナの制限のためFCで数少ない名前に「ウ」が入るモンスター。開発中の画面では「ニドラー」となっていたことがある(【週刊少年ジャンプ】1987年3-4合併号)。
 
ちなみにニドラーで検索するとヨガの話が多数ヒットするが、睡眠に関係ある単語のようだ。
もし「ニ」のほうが採用されていたら眠り攻撃や甘い息でも使ってきたのだろうか?
あるいはキノコっぽく見えなくもないから、キノコの定番モンスターであるマイコニドをもじって「ニド」ラーなのかもしれない。後年のFCの作品に登場するキノコのモンスターが【マタンゴ】系統だけなのも「ニ」が使えないという前提があったからであろうか(結果的にはDQ3以降「ニ」が採用されたわけだが)。

リメイク版

不思議な踊りが大幅に弱体化したのでもはや脅威でも何でもないウザいだけのウドの大木。
素早さが微妙に落とされた上、攻撃呪文耐性が消失したので【ベギラマ】でよく燃える。
ただしHPの最大が63なので、不安なようなら【バギ】【いかずちのつえ】も併用して確実に仕留めておこう。

ゲームブック(双葉社)

下巻にて【ブラッドハンド】とセットで登場。
自称「【ハーゴン】親衛隊の非合法隊員」。

DQ8

17年ぶりに復活し、出られなかった間の鬱憤を晴らすかのごとく【ベルガラック】地方~【サザンビーク】国領を中心に頻出。
ベルガラック地方は中央部の全域、サザンビーク国領は最西部~西部全域と中央部の森、【トラペッタ】北方の小島全域に分布。
終盤前後の出現率の増減はまちまちだが、サザンビーク国領中央部の森以外は終盤後も高い出現率を保っている。
しかも、一度に大量に出現しのんびりしたアクションで攻撃してくるためうんざりさせられる。
 
マホトーンは使えなくなったが、なんと頭の葉っぱが【せかいじゅの葉】で蘇生も行うことができるため、1体ずつ相手にしていては片っ端から蘇生させられてしまう。ちなみに、こちらのレベルが高いと逃げることも。
炎に弱いのは見た目通りなので、さっさと焼いてしまおう。
テンションをあげた集団系呪文・特技で一撃のもとに倒すのがいい。
非常に厄介な敵ではあるが、これでも同作品の木の中ではマシだと思われる(あくまで木の中では)。
というのは、この系統のじんめんじゅや新種のまかいじゅは同作品ではコイツ以上に大量発生しているからである。
 
あまり知られていないが、お別れの木周辺(バウムレンの亡霊の出る辺り)では、コイツらの固定パーティーが登場する。
異変前はじんめんじゅ1匹、ウドラー3匹、じんめんじゅ2匹という変なパーティー。
異変後はまかいじゅ2匹、ウドラー2匹、じんめんじゅ2匹の勢揃いパーティー。
DQ2のときネックとなった木の姿が、逆に大きなアドバンテージとなっているのである。
 
落とすアイテムは通常枠が【上やくそう】(1/64)、レア枠がせかいじゅの葉(1/256)。
せかいじゅの葉を所持しているモンスターはこいつとまかいじゅだけである。
 
なお、【モンスター・バトルロード】でもAランクの3回戦で【きわめてコワモテ団】の一員として登場する。
コイツの蘇生には制限が無いため、なかなかウザい。

3DS版

基本的にはPS2版と同じ。
また、【モンスター・バトルロード】SSランクの3回戦で【そんなの絶対ムリーズ】の一員として登場。バトルロード2回目の登場である。
だがその正体はSSランクの悪夢にして鬼畜極まりないクリアの最難関。
攻撃力がパンツマスクの【デスストーカー】と遜色ないため痛恨の一撃で300以上のダメージを喰らい、HP900超え、おまけにせかいじゅのはで仲間たちを復活させるなどの凄まじいスペックの高さを誇る。
お仲間Aの【じんめんじゅ】も痛恨の一撃で300近いダメージを与えて来る強力なヤツだが、せっかく倒したお仲間Bの【モリーサタン】を復活させられて次のターンに2連痛恨、【ザラキ】のデスコンボで全滅などということも珍しくない。
おまけにこちらは2戦勝ち抜いた影響でHPとMPがかなり減っているはずなので、こいつのせかいじゅのはは、プレイヤーの精神にもかなりのダメージを与えただろう。
こうなってくるともうこいつがせかいじゅのはで仲間を復活させないことを祈りながら、全力でモリーサタンとじんめんじゅを倒しに行くしかない。
幸いこいつには眠り系が効くので【ハルク】はほぼ必須。
だがせかいじゅのはは完全にランダムなので、正直言って運ゲー要素も絡んでくる。
報酬は【追憶のアルゴン】【追憶のドルマゲス】第二形態の強化おたけびを軽減する唯一の手段である強力な【バトラースーツ】なのでセーブや中断をつかって勝つまでめげずにリセマラしよう。

DQ9

【ヤハーンしっち】などに出現する。行動パターンや弱点はDQ8の頃と変わらない。
落とすアイテムは通常枠が【いやしそう】、レア枠が【どくがのこな】
また、クエストNo.44【マダムのあかし】で100cm以上の【巨大ヒゲトカゲ】を捕獲するために、そしてクエストNo.79【オラのオノ】【ヨサックのオノ】を取り返すために何度も戦うことになる。
 
なお、DQ9にウドラー以上の能力を持った【植物系】は存在しない。
要するにこいつが植物系最強。やはりナンバリング作品の植物系は弱いというのが目立っている。
というか今作には植物系のボスさえいない。
そのため、オラのオノのクリア報酬【たつじんのオノ】の植物系特攻が半ば無意味になってしまっている。

DQ10オフライン

【オルフェア地方西】【風車の丘】【呪われた大地】に生息。DLC導入前では植物系最強。
【リーフスラッシュ】という新技を身につけたほか、【まかいじゅの葉】で味方を蘇生させる。
通常ドロップは【暗黒の樹木】、レアドロップは【グリーンアイ】
クエスト【魅惑のオトナ色】やドルワーム外伝クエスト【伝説の聖具】で討伐対象となる。

Ver.2

偽りの【魔女の森】、真の【レビュール街道南】にも生息。

DQ10オンライン

生息エリアを増やしているほか、海賊クエストで討伐対象となる。
詳しくはこちらを参照。

DQM3

ゾンビ系ランクC。
野生では出現せず、ゾンビ系と自然系の系統配合、【じんめんじゅ】【ブラッドハンド】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【MP吸収ブレイク大】【封じブレイク大】(Lv20)、【弱体化ブレイク大】(Lv40)
Lサイズ化で【1~2回行動】【全体攻撃】【おいうち】(Lv60)。
所持スキルは【ミステリアス】

ビルダーズ1

体色つながりか、【毒の沼地】周辺に生息しているが、2章では竜王軍バトルでしか登場せず、3章には登場しない。
ドロップは【沼枯れの木】?【たおれた巨木】?。(2章では【モモガキの実】3個か【枯れ木】?)
この系統の定番として、【満腹度】を下げる特殊攻撃を使う。
 
【1章 メルキド編】から登場しており、じんめんじゅよりも出番が早い。
拠点の真南(DQ1で【ロトのしるし】がある辺り)の沼地で元気にジャブジャブしている。
また、本作では同じモンスターでも章ごとに強さが調整されているため、メルキドのウドラーは2章に出るじんめんじゅより弱い
…が、そもそもこの沼地エリアは入る事自体手間がかかる上にメインストーリーでもサブイベントでも近づく必要がまったくない。
章のオープニングムービーで見かけたのが最初の最後で実際に会うことなく終わったプレイヤーも多いはずだ。

ビルダーズ2

【破壊天体シドー】の砂漠地帯にて黒い魔物として出現する。
また破壊天体シドーのビルドレベルを2にした後のハーゴン軍バトルにて巨大な黒い魔物として二度出現。
ほとんど真っ黒なためウドラーというよりは【まかいじゅ】にしか見えないが、一応設定上はあくまで「黒いウドラー」であるらしい。
落とすアイテムは【突きさす大ツノ】【奇妙な大花】?
 
クリア後は【ヤミヤミ島】にて本物のウドラーが出現。
見かけによらず攻撃的な性格ではなく、自分から手を出さない限り攻撃してこないが、いざ戦うとそれなりにタフで、【ふしぎなおどり】を受けると【満腹度】が一気に30%も減らされてしまう。
狩るつもりならばヤミヤミ島に行く前に食糧の備えはしっかりしておこう。
倒すと【石炭】1個か、なかなか入手が面倒な【桜の花びら】3個、2019/08/20のアップデート以降はそれまで個数限定品だった【枯れた樹皮】も3個落とす。
…そのピンク色、桜の花だったの…?

ヒーローズ2

あの悪名高きゼビオン王防衛クエストで初登場する。
図体が大きい中型モンスターで、葉っぱを投げつけてきたりツタで縛り上げてくる点は下位種のじんめんじゅと同じ。
そして同じく、炎の攻撃で良く燃える。燃えるときには行動キャンセルが可能なので、【バーニングバード】あたりで燃やしてやれば連続で動きを止めることもできる。
下位種のヘボさもあり、一見あまり強くないように思えるモンスター…
 
なのだが、コイツはふしぎなおどりではなくなんと【しのおどり】を踊る。本編中唯一の死の踊りの踊り手である。
効果は踊り切った後に一定範囲内に【ザキ】を撒き散らすというもの。この上なく迷惑極まりない。
ヒーローズでは味方はアクセサリ装備以外では基本的にまともな耐性を備えておらず、当然それは即死耐性も同じこと。
基本成功率は高くはないが、コイツはそれを「高い頻度で踊る」ことと「一度に複数現れる」ことでカバーしている。まさに「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」戦法というわけである。
こうなると【聖印のゆびわ】を装備していなければ、高い確率で即死させられてしまうだろう。
しかも出現場所である大峡谷は、【ホークマン】【ようじゅつし】を始めとする妨害の専門家たちもわんさか沸いてくる今作屈指の難関クエスト。
マホトーンで炎系とくぎを封じられたり【スクルト】で守備力を上げられると最早手におえない。
また、踊りだけではなく通常攻撃や葉っぱを投げてくる攻撃もなかなかに痛い。
特に攻撃力の高い【アンクルホーン】とのコンビは強烈で、このクエストは大体ここで世界樹の葉を持っていかれることになる。
 
対策としてはとにかく踊りだしたらすぐに逃げるか、強力な攻撃を連発して踊りを阻止すること。
とにかく躍らせないことが重要なので、炎の特技を持った仲間は優先的に起用したい。
やんちゃ個体は火で止められない為厄介な強敵。踊ったら離れるか保険として聖印のゆびわを装備しておきたい。
 
たびたびその後のクエストや大峡谷の戦いで雑魚として出現することも。
【モンスターコイン】は2枠のサポートタイプ。
きちんと死の踊りを使ってくれる。成功率こそ低いが、雑魚ならどんな魔物にも通用するのが強み。
強い魔物に向かって踊り運良く倒してくれたなら、報酬が転がり込んでくるためとてもありがたい。
試練のほこらにおける【ベリアル】のお題【ベビーサタン】を護って魔物を全滅させる試練でも大いに活躍してくれる。
 
倒すと稀に【命のネックレス】を落とすことがある。皮肉にもこのアクセサリーは世界樹の葉を消費しない確率を上げる強力な効果でこいつしか落とさない。その為熟練プレイヤーから見れば贖罪の為なのか乱獲の日々を送ることに……。

バトルスキャナー

冥動の天魔王編で登場。サイズはL。
基本ステータスはHP:584、ちから:559、すばやさ:84、かしこさ:160、みのまもり:518。
最高に相性が良い性格は【いのちしらず】
技はひっぱたく→やみのいちげき→やみのブレス→リーフスラッシュの順で変化していく。

ライバルズ

第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」にて実装。僧侶専用のスーパーレア。

6/4/6
シンクロ:①攻撃力+1
     ②におうだち
     ③死亡時:この対戦中に死亡したコスト2以下のランダムな味方ユニット2体を復活させる

簡単に言えば、ヒーローレベル3の時は6/5/6におうだちになるうえ、死亡時に2体もユニットを復活させる。
コストは2以下に限定されるが、コストに反してスペックの高い【プチプリースト】【共鳴のどんぐりベビー】、パワフルバッジで永続バフを受けた【シャール】などの冒険者が対象になった時の強さは馬鹿にならない。【フォレスドン】【天使の守り】などで復活させれば更に追加で出てくるので凶悪である。
ただ、レベルの上昇が遅い英雄とは相性が悪いうえ、封印を喰らっても致命的。
環境や使うデッキの見極めが重要だ。

ウォーク

メインストーリー9章4話のボスとして2体で登場。
2回行動で全体攻撃のリーフスラッシュや50ほど減るふしぎなおどりを使う。片方が倒れると世界樹の若葉で蘇生させてしまうので同時に倒す必要がある。
 
その後、2021年3月以降のほこらのボスとして登場。推奨レベルは上級職レベル60。
ヒャド系が最も有効だがイオ系も有効。逆にドルマ系は無効化される。お供は【おばけトマト】【ヒイラギどうじ】
 
通常は200程度のリーフスラッシュ、マヌーサによる幻惑やさそうおどりによる踊りといった状態異常、ベホマラーによる回復と万能にこなしてくる。
倒れてもウドラーが世界樹の葉、ヒイラギどうじがザオラルで蘇生させてくる点も厄介。世界樹の葉は全快での復活なのでなおさら。
ウドラー以外にマホトーンが効くのをはじめ、状態異常は多くが有効なのでこれらを入れたうえで可能な限り3体まとめて倒せるようHPを調整しよう。
 
こころは黄色でコストは92。
力の値が高く、黄色のこころにしては攻撃魔力も高め。
高グレードではイオ属性ダメージや、植物系と悪魔系へのダメージが増加、ジバリア系や眠りへの耐性もつく。

タクト

自然系Aランク、ぼうがいタイプで登場。ストーリー第2部1章1話にて超低ドロップ率でスカウト可能。
リーダー特性「眠り耐性+25%」
とくぎは【ルカニ】/「ふはいした強風」/「いやしのしずく」
覚醒スキル 10Pで「まれにMP回復」を習得できる。