【フロッガー】

Last-modified: 2024-03-29 (金) 12:42:32

概要

DQ3で初登場した名前の通り緑色の大きな【カエル】のモンスター。
上位種に【ポイズントード】【だいおうガマ】【アマゾンキング】がおり系統最下種。
 
ちなみにこの系列、DQ11で再登場を果たすまで外伝でもほとんど再登場できていなかった。
その間はバトルロードMobileとドラゴンクエストモンスターズWANTED!にて出番があったのみである。
まぁ羽が生えていたり土佐弁を使ったり裏返ったり蝸牛に似ていたり大砲が付いていたり町に擬態していたりと色々特徴的な後輩カエルたちに比べると、この系統は「デカいカエル」以上でも以下でもないのだが…。
【ギズモ】系統にガス状モンスター枠を取られた【スモーク】系に立場が似ている。
一方で、バカでかいカエルという如何にもわかりやすい化け物的な見た目だからか、ダイの大冒険などの作品で登場している。
 
さすがに特徴が無さ過ぎると思われたか、DQ11での久々の出場ではフロッガー系統はすべて歌系の特技を身につけた。「蛙の歌が聞こえてくる」のだ。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】掲載の原画には「ビッグフロッグ」という名が添えられており、DQ3発売前の雑誌記事ではそれを和訳した「おおガエル」という名前で紹介されていた。
周辺には【おおがらす】【おおありくい】も居るので、おおシリーズが続くとしつこいと判断されたのだろうか?

DQ3

【アリアハン】東地方、【ナジミの塔】内部に出現する。
FC版では、【公式ガイドブック】にもある通り、他の敵と比べて後列を狙いやすい。(詳細は【判断力】を参照)
SFC版ガイドブックでは言及されなくなったが、この仕様は残っている。
ちなみに、こいつの上位種のポイズントードも同じ特性を持ち、しかも毒のオマケつきである。
なお、まれに【ぼうぎょ】をすることもある。
 
大抵は最も貧弱な【魔法使い】を最後尾に配置していることが多く、油断しているとあっさり殺される。
最大HPも15と周辺のモンスターに比べて割と硬めになっているので、1ターンで決着がつけられないことも多く、魔法使いにとって脅威となるモンスター。
 
FC版公式ガイドブックの呪文大全では、【バギ】のイラストにおいて呪文の喰らい役に抜擢されており、頭と左腕が切り離された瞬間を描かれる、という屈指のグロテスク絵となっている。(ガイドブックに記載されてるバギのダメージ値と、こいつの最大HP値とが同じく15Pであることから、一撃で仕留められる的として白羽の矢が立ったのだろう。おそらくは)
 
慢心せず【ヒャド】で早めに倒そう。低めのHPで現れた場合は稀に【メラ】一発で沈むこともあるが、コイツ相手にMPを1節約しても効率が良くないし、逆に殺されては元も子もない。
さすがに【ギラ】を覚える頃にはザコと化す。ドロップアイテムは【やくそう】

リメイク版

魔法使いもそれなりのHPがあるので相対的に危険度は下がっている。
 
【格闘場】では【じんめんちょう】【バブルスライム】と、おおありくい・【さそりばち】の2種類のカードの試合がある。
どちらの試合もHPの高さと回避率がある点を生かして生き残る事が多いが、マヌーサをかけられたり、火力のあるバブルスライムやさそりばちの攻撃でやられてしまう事も多い。

小説版

アリアハンから【レーベ】に向かおうとするパーティに襲いかかるが、勇者アレルによって首を刎ねられて撃退される。
小説版でパーティが戦った初のモンスターであり、【戦士】のクリスはこの戦いぶりからアレルの高い潜在能力を感じ取った。

DQ11

最序盤のデルカダール周辺に登場。強verなどにはならないが、世界に異変が訪れた後には【神の岩】の内部、過ぎ去りし時を求めた後には【デルカダールの丘】へと出現地域が移動する。
図鑑の説明によると久しぶりの出番にものすごくやる気を出しているのだとか(ちなみに前々作にも公式から復活そのものをネタにされていた奴が居る)。
川から勢いよく飛び出してくることもあり、少々ビビる。
【たいあたり】で転ばせてきたり、【まふうじのうた】で呪文を封じてきたりと妨害系の特技を多く使ってくるので厄介。ちなみに、本作ではこの系統は全て歌の特技を所持している。
また、DQ3では「判断力が低く、後列の敵も均等に狙ってくる」という特徴があったが、今作では最後尾のキャラを故意に【集中攻撃】してくるようになった。
しかしこいつと初めて戦う時は大抵主人公のみなのでまず気づかない。
ドロップアイテムは通常が【ガマのあぶら】、レアが【ユグノア銅貨】
 
【連武討魔行】壱の試練では【スライム】【いっかくうさぎ】【おおがらす】とともに「デルカダール四獣士」として登場。
確かに全員デルカダールのモンスターだが、DQ3経験者は「アリアハンだ」と思うことだろう。連武討魔行の戦闘BGMが【戦闘のテーマ】なのもその印象に拍車をかける。
フロッガーはこの4匹の中でも最高の974のHPを持つ。【まもりのうた】【たたかいのうた】【ルカナンのうた】【まふうじのうた】→攻撃→攻撃のローテーションをとる。(2Dモード以外)。
素早さが高く、様々な歌で援護してくるのが厄介。

イルルカSP

DQ11に出たことが影響しているかが不明だがモンスターズ初参戦。
自然系Fランク、悪天候時の【水の世界】に出現する。
特性は【スタンダードボディ】【マホトラ攻撃】【ねがえり】、+25で【ギャンブルカウンター】、+50でこんらん攻撃を習得する。
【新生配合】【どくどくボディ】【メガボディ】化でタメトラ攻撃、【ギガボディ】化で【くじけぬこころ】【超ギガボディ】化で【まれにハイテンション】を習得。
所持スキルは【プリンス】。なぜこんなやつがプリンスかというと、おそらくはグリム童話の「カエルの王子様」を元にしているのだろう。
それはともかくとして空裂斬早期習得のチャンス。
早期に作った【キラーマシン】など、バギ系物理とくぎを有効活用できるモンスターがいるなら持たせてみたい。

DQM3

自然系のGランク。野生では【煉獄峠の魔界】初級および中級の秋に出現。
煉獄峠の魔界は秋になると水が噴き出すので、その水を求めて現れるようだ。
ドロップアイテムは【なぞのにく】、レアドロップは【いのちのきのみ】
【いっかくうさぎ】【プチアーノン】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【水のコツ】【みかわしアップ大】(Lv20)、【マホトラ攻撃】(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【ねがえり】【水ブレイク大】(Lv60)。
所持スキルは【水の心】
 
【ドロル】との配合で【リップス】【ポイズンリザード】との配合で【はじけドーラ】【ドラゴンキッズ】との配合で【シーホース】【うずしおキング】との配合で【だいおうガマ】が生まれる。

トレジャーズ

お宝として【フロッガーの像】が登場。

ライバルズ

第8弾カードパック「一攫千金!カジノパラダイス」にて実装。魔法使い専用のノーマル。

2/3/2
スライム系の味方ユニットが場に出る度ランダムな敵1体に1ダメージ

2コストとお手軽に出せる砲台ユニットである。
敵リーダーも効果の対象なので、敵ユニットを狙って処理するのは運が絡むのは注意。
敵ユニットがいない盤面では敵リーダーへの打点として活躍してくれる。

ダイの大冒険

【デルムリン島】のモンスターたちの中にコイツがいる。
また、百獣魔団が【ロモス】を襲撃した際の構成員の中にもコイツの姿が見られる。
一瞬だけの登場だが、舌で兵士を巻き付け動けなくして(ポイズントードの代わりに)猛毒を与えるという中々えげつない戦法を取っていた。