バトル/【カッパ】

Last-modified: 2023-09-25 (月) 19:55:36

FF6

永久状態異常
カッパー以外の魔法が一切使えなくなり、
武器・防具等装備品(素手含む)の攻撃力・物理防御力が全て「+1」になってしまう。

  • 例外は沙悟浄の槍甲羅の盾アーマーガッパのいわゆる「カッパ装備品」で、これ等はこのカッパ状態でのみ本来の攻撃力・防御力を発揮する装備品。
  • また武器の追加効果やロッドのアイテム使用等の魔法攻撃力自体は低下しない。

特殊コマンド(アビリティ)も使えなくなるが、瀕死必殺技だけは使用できる。


カッパ状態のカッパ装備は甲羅の盾66+皿42+アーマーガッパ100=防御力208。
魔法防御はカッパ関係なく各防具発揮されるので、魔防208。
沙悟浄の槍がカッパ時攻撃力253。


ガウの育て方の説明役としても、なぜか登場。名前すらそのまま「カッパ」。

  • GBA版の追加ダンジョン、魂の祠解禁のお知らせ役としても、なぜか登場。
  • 世界崩壊のイベント時にも、大地が引き裂かれていく場面で驚き転げ落ちるカッパの姿が見られる。

海外版FF6では「Imp(インプ)」と翻訳されている。


治療方法は、魔法カッパーかイエローチェリー万能薬が必要。
また、健全時にカッパーで自分からカッパ状態になることもできる。


キャラクターが二頭身のカッパに変わるだけでなく、メニューで見られる顔グラまでカッパになっている。

  • スケベそうな表情がキモい。
  • みんなアレだもんな。たまんねーよ。
  • オークションに出品されるカッパロボットのデザインがこれだとしたら、5ギルという安値も納得…かもしれない。

カッパ装備品の主な入手方法:

またコロシアムで賭ける事によりアーマーガッパ(対戦相手:ゴーキマイラ)→甲羅の盾(対戦相手:ムードスード)→皿(対戦相手:ブラキオレイドス)→(ネコ耳フード)が手に入る。
リボン量産の際もブラキオレイドスのレア枠盗みで皿を賭ける事になる。


防御の初期能力値は各キャラごとにかなりバラつきがあるので、カッパ装備なら全員が防御255=被ダメ1状態になるわけではなく、防御力の初期値47以上が必要。47というのは初期防御値7位以上のキャラなので、主人公たちのうちの約半分である。

  • アクセサリの防御補正である程度補う事は可能。

甲羅の盾、皿、アーマーガッパの3防具は実はカッパ状態でない時でも魔法防御力・魔法回避率は有効なため、
敵によってはカッパ状態にせずともその防御性能を十分発揮できてしまう。
更にいずれも水属性吸収の耐性持ち。ブルードラゴンとかGBA版ならリヴァイアサン等の戦闘には超有効。

 
防具3種を素で装備しても魔法防御・魔法回避が上がるという事は、魔法がメインとなる狂信者の塔でも有効な装備候補として選択肢に入ってくる。
コロシアムに挑戦する際も「フル装備カッパ状態」にすれば余計な行動をとりにくく、かつ大変強いので役に立つ。


他のFFシリーズ作品においての「カエル状態」の位置付けにある状態異常だが、これまでのシリーズのカエル状態と同じ感覚で使うと痛い目に遭う
一部の敵は「カッパ特性」という特殊ステータスを持っており、この特性を持つ敵をカッパにすると、
特技の部分が通常攻撃もしくはクリティカルに置き換わる。全ての打撃が常にクリティカルになるわけではない。

また、各種忍術やかまいたち、日光浴など味方由来の特技はこの置き換え処理の対象外(味方のカッパ状態はコマンドの封印で実現しているため置き換えの必要がない)なので、これらの特技を使う敵はカッパになってもそのまま使ってくる
前作のカエルと違って、単純な敵の能力ダウン目的としてはカッパという状態異常はあまり有効活用出来ない。

  • カッパ特性を持つ敵も案外多い。FF6じゃクリティカル(通常物理攻撃×2ダメージ)以上の威力の特殊技や魔法を使う敵があまりおらず、
    例え存在したとしてもそれら特技を常用してくるとは限らないので、こういった敵はカッパ化で逆に物理強化されてしまう。
    • 味方由来の技を持たない相手ならカッパ化した後フェンリルを使ってこちらが透明になるなど、合わせ技として有用になる。

カッパ特性は特徴的な行動パターンを持つ敵をカッパにしてみるとよくわかる。
のどわを3連発してくるギガントスは、カッパになると通常攻撃を3連発してくるし、通常時何もしないカオスドラゴンは、カッパになってもなにもしない。

キングベヒーモス(数ターンのちに自分にカッパーをかけて元に戻る)やノーデ(自分にカッパーをかけたのち逃走)など、カッパ時のみの行動パターンを持つ敵もいる。というか、この2つだけか?

  • この2つだけ。GBA版追加モンスターを含めても、他に誰もいない。

装備品の攻撃力・防御力が1になるカッパ状態と違い、カエル状態は攻撃力・防御力そのものが激減する。カエル化の方がハンデは大きい。
カッパ装備があるからこそ、本人の能力値ではなく装備の能力値が変化する状態異常として実装されたとも言える。
FF6でもカッパ装備品のアイデアが出なかったら、普通にカエル状態が登場していたであろう。

  • カッパーの効果は上述のとおり「装備品の攻撃力と防御力を無効にする」だから、攻撃力と防御力が大幅に下がるのは、味方サイドだけ。
    敵をカッパ状態にしても、攻撃力と防御力が下がっている気配がなく、味方が受けるダメージ量も与えるダメージ量も変わらない。
  • カエルをカッパと対の状態異常にしてもよかったかもしれない。もちろんトードの魔法やカエル装備なんてものも入れて。

SFC・PS版でバニシュを使って無理矢理カッパ状態にした場合、普通に行動する敵がいる。

  • 状態異常別に行動パターンを変化させるシステムのせいだろうか?
    カッパ化耐性がある敵はカッパ状態の行動パターンなど普通あるはずがないので、通常通り行動できるのかもしれない。
    • バニシュを使って無理矢理カッパ状態にした場合、普通に行動する敵がいるが、これは耐性を持つ敵全部に言えること。耐性持ちは見た目が変化するだけで、特技を封じることはできない。
      カッパーバニシュデスの項目参照。

カッパーの魔法には、「カッパグラフィックのON/OFF」と「魔法・特技が使えない状態のON/OFF」の二つの効果があるが、敵の場合この二つが連動していない(味方は連動している)。
例えばカッパ状態の敵をイエローチェリーなどで治療してやると、魔法・特技は使えるようになるがグラフィックはカッパのままとなり、さらにその状態で再度カッパーをかけてやると「元の姿に戻ったうえで魔法や特技が使えない」状態になる。

上記のバニシュカッパーによる不可解な現象は、グラフィックのON/OFFが「命中しさえすれば耐性に関係なく発動する」という性質を持つために発生しているものと思われる。
つまり、カッパーの魔法で敵がカッパ姿になるのはデスの死神などと同じ一種の命中時エフェクトと考えればわかりやすいかも知れない。


カッパ状態では、通常防具の物理防御力は1になり、魔法防御力はそのまま。
もとの物理防御力が0のフォースシールドもカッパ状態だと防御力が1となり、性能がちょっとだけ上がる。
まぁ実用性は無いが。


カッパ状態にさせられる特技は「カッパソング」「カッパになるゆめ」「なかまづくり」「フィガロのさけ」など。
FF6らしく独特な名前が多い。


FF4の状態異常「」に似ているが、それよりはマシかも。

  • FF4の「豚」は攻撃力・防御力が落ちないので、そういう意味では「豚」の方がマシ。
  • エスナで治せる分、豚の方がマシだろ
  • 味方キャラとモンスターでグラフィックが違うのも「豚」と類似している。敵側だと少しリアルになるのも共通。

豚と河童があるのになんで猿は無いんだろう?

  • 人間という種族自体がすでに猿だからじゃない? 猿から進化したというか。
    • 某ゲーム雑誌はFF7で猿になる魔法「ウッキー」が登場すると勝手な予想してた。
      • そんな妄想するヒマがあったら、天竺に行ってお経をもらってきなさい。
      • そうこう言っているうちに、FF9では主人公がサル(に見える)になってしまった…。
      • そしてDFFでFF9の主人公はホントに猿呼ばわり(能天気なサル)…。

つーか、何故「カッパ」なんだ… カエルとか豚なんかはまだ分かるが…
海外のプレイヤーとかは「なんだこの珍妙な生物は」状態になったと思う。

  • カッパーの魔法共々、インプと捉えているみたいだね。
    まぁ、外国の人に日本の妖怪は理解できないだろうねぇ。
    • 日本人が可愛くない方の妖精(ゴブリンとかトロールとか)をあまり妖精としてイメージしないのと似たようなものというか、可愛くない方の妖精と妖怪はジャンルとしてほぼ同じ括りになるようだが。というか中国語での妖精だとかなりそっちよりとのこと。お互い様だね。
  • 余談だがハリー・ポッターの原作にて河童が「蒙古」にいるというという話が出てきた。蒙古とはいってしまえばモンゴルであり、河童は日本の妖怪である。後に設定集にて日本にいると訂正され、登場人物にもそのことを突っ込まれている。
  • 女性がメイン張ってるのに豚はイメージ悪すぎだし、カエルだとキャラグラの制約が厳しそうだし、カッパ装備みたいな専用装備を関連付けるのなら悪くない選択肢だと思う。日本でしかほぼ知られていないのも重大な問題だが。
    • 豚って可愛いじゃん
    • ちなみに海外版FF6(SNES版FF3)の発売は日本版の半年後。開発中の時点から海外での販売予定があったのかは不明。
  • 更に余談だが、河童は一般的には某回転寿司のイメージキャラに起用されたり可愛げなイメージがあるが
    伝承上では水辺を通りかかった者を水中に引きずり込み溺死させたり
    尻の穴に手を突っ込んで尻子玉(内臓)を抜き取るというなんともエグい妖怪だったりする。
  • 2022年のFF14の14時間生放送の坂口吉田対談にて、坂口氏の幼少期のあだ名がカッパ(父に強制的に切られた坊ちゃん狩りの髪型からつけられた)だったことから、思い入れが出来てFFの状態異常としても取り入れられたことが明らかになった。1ヶ月ほど前の坂口氏のツイッターでも語られている。

カイエンにはカッパ状態を利用した反則的なバグがある。
裏技・バグ/【カイエン暴走カッパモード】

FF6(ピクセルリマスター版)

カッパ暴走は修正されている。


敵をカッパ状態にするとかまいたちなどの味方由来の特技も封印されるようになった。
特殊行動がクリティカルに置き換わる仕様はそのまま。


盗賊のナイフの追加効果の「ぶんどる」が、カッパ状態だと不発になった(コマンド版ぶんどるがカッパ状態で使えないのは元から)。

FF14

文字通りカッパとなるデバフ。通常のアクションが全て使用不可能となる。敵味方共に付与手段や効果詳細が異なる。

  1. オルトロス
    初出。カッパソングによりDPS4名を変化させる。
    敵のアクアブレスを敢えて被弾し、専用アクションのカッパーを活用するギミック要素となっている。
  2. ストリックス
    ID「稀書回収 グブラ幻想図書館(HARD)」のボスがカッパーで付与。詳細は当該項目を参照。
  3. プレイヤー
    白魔道士がPvPアクション「ミラクル・オブ・ネイチャー」で付与可能。
    敵プレイヤー1名をカッパかポーキーへ変化させる。どちらでも効果は共通。
    また、ディープダンジョンの専用アイテムで敵を変化させる場合、カッパになることがある。

DFFAC

ケフカこころないてんしをタメ1以上した時に付くデバフ。
範囲内のすべての敵にカッパを付ける。
効果は攻撃力・防御力低下だが、ビジュアルでカッパの皿が付くのは笑いを誘う。