AARパーツ考察/スラスタについての調査/推力と力F

Last-modified: 2018-07-15 (日) 19:17:23

編集時Ver2.16

注意

この内容は正確ではない可能性があります。
FtDの物理現象および単位は、現実とは異なる可能性があります。
本AARは「FtDにおいて現実の物理の式があてはまる」と仮定しています。
よって、式が当てはまらない場合、または単位が異なる場合、本AARの内容が正しくなくなる可能性があります。

背景

スラスタの推力っていうパワーが単位不明なので、そのままだと物理の式で使えません。
なので、1推力がどれくらいの力Fなのか考えたいと思います。

注意

FtDは単位不明のパワーが多いので、正確ではない可能性は大いにあります。

計算

AAR「AARパーツ考察/スラスタについての調査/スラスタの加速度」で、スラスタ81個の時の力Fは136548.202でした。
スラスタ81個の時、スラスタの総推力は109350です。

1350*81=109350

力Fを推力で割ります。

136548.202/109350=1.24872612711……

1推力当たりに発生する力Fは約1.2487です。

再計算

FtDの重力加速度は、FtD研の調査によると約9.81m/s^2です。地球と同じです。
詳細は以下から。
FTD研ログ置き場
また、FtDのコンフィグ(Game Cinfiguration)には、加速、減速、自由落下、最大速度などに影響を与える推力係数(Propulsion force factor)という値があるそうです。
デフォルトは1.25です。項「計算」までの実験・計算では、推力係数はデフォルトの1.25で行っています。
とりあえず推力係数1.25は忘れて、質量の式に質量と加速度を代入します。
スラスタが重力と拮抗する時の質量なので、加速度=重力加速度です。なので重力加速度を代入します。

F=ma
F=13933.49*9.81
F=136687.5369

推力係数は推力にかかる倍率です。すなわち、1.25であればFを1.25倍しています。
これを式に当てはめます。

1.25F=136687.5369
F=136687.5369/1.25
F=109350.02952

力Fと推力がほぼ一致しました。
よって、推力と力Fは等価です。

結論

1推力当たりに発生する力Fは1。等価。
但し、推力係数(Propulsion force factor)が1のときに限る。
一般式にするとこんな感じだろうか?

推力=F*推力係数

コメント

  • そうそう地味に気になってたんだけど、FTDの「質量」ってどのビークルでも何か単位的質量(同一の質量)だと思うんだけどどうだろ?(仮説段階) -- 2018-07-06 (金) 17:21:12
    • FtD研の調査によれば、ビークルの性能諸元(Vキーで出るインターフェース)に表示される「Mass」の単位は「トン」だそうです。Neterにおいては、1ブロック(1立方メートル)のMetalは0.4t=400kgです。 -- 田村? 2018-07-07 (土) 13:49:49
      • 返答いただきありがとうございます、大変遅くなりました。なるほど、ちょっと混乱しそうですが面白いですね。FtD研ですか後ほど読ませていただきます。 -- 2018-07-15 (日) 19:17:23