AARパーツ考察/スラスタについての調査/角速度と角加速度

Last-modified: 2021-10-27 (水) 21:37:17

編集時Ver2.16

注意

この内容は正確ではない可能性があります。
FtDの物理現象および単位は、現実とは異なる可能性があります。
本AARは「FtDにおいて現実の物理の式があてはまる」と仮定しています。
よって、式が当てはまらない場合、または単位が異なる場合、本AARの内容が正しくなくなる可能性があります。

背景

「機体の制御しやすさ」とは、すなわち機体の向きの変えやすさです。向きを変えるということは、機体を回転させるということです。
つまり、「機体の制御しやすさ」とは、「機体の回転しやすさ」です。
逆に言うと「機体の回転しにくさ」です。雑に言うと「物体の回転しにくさ」です。
物体の回転しにくさは、物理的に言うと多分慣性モーメントです。
慣性モーメントを求めるためには、角加速度やら角速度やらが必要だったりするっぽいですね。
なので、角加速度と角速度を調べたいと思います。

角速度と角加速度の計測とか計算とか

実験ビークル

性能

angular_velocity_test_vehicle.png
前後対称・左右対称・上下対称の機体を作りました。
この機体の重心から距離100mの位置に、機体が時計回りに回転するようにスラスタをつけます。
回転用のスラスタは1ヶ所につき大型イオンスラスタ2個、小型イオンスラスタ2個付けます。
これを機体の十字の2箇所につけます。よって、回転用スラスタの総推力は6000です。
この機体を回転させるトルクは600,000です。

N=rF
N=100*6000
N=600000

この機体のMassは100です。

Mass100
回転用総推力6000
重心からの距離100
トルク600000

FtDにおいて空気抵抗はどこでも最低10%かかります。影響力を排除できないので、空気抵抗が100%かかる状況で実験します。
これなら、より低い抵抗下であればより高い角速度が得られるはずです。まあ機体の最低性能を調べるくらいのつもりでいきます。

ブループリント

fileangular_velocity_test_vehicle.blueprint

角速度

実験方法

この機体を空中で回し、10周するまでにかかる時間を調べます。
そこから、この機体の角速度を求めます。

実験結果

このビークルが10周するまでにかかった時間は、5:11.83でした。
角速度を求める式は以下のとおりです。これに代入します。

360/(10周にかかる秒数/10)
360/(311.83/10)
360/31.183
11.5447519482……

この機体の角速度は、約11.5447°/sです。

角加速度

求め方が分からん。
誰か教えて。

結論

この機体の角速度は約11.5447°/sです。
角加速度は求め方誰か教えてください。

コメント

  • 順方向に回すスラスタと逆方向に回すスラスタを配置して、順方向スラスタ停止と同時に逆方向スラスタ最大出力で停止するまでの時間を測れば、角加速度が求まる…? -- 2021-10-27 (水) 21:37:17