前回のイジェクターを利用した誘爆回避ですが、処理遅延などでイジェクタが機能不全を起こすことがあるそうで・・・。
そのあたりは改めて研究ですね。
さて、前回は外観の配置を元に、主砲の配置区画を設定したところまで進みました。
今回は内部の完成まで進めたいと思います。
しかし、内部構造に関しては正直あまり説明することがありません・・・。というのも、外観をこったものばかり作っていて防御に関する仕様などにはあまり詳しくなく、効率・効果的な配置などはさっぱりだからです。
なのでざっくりと何をしたか、どうなったのかだけ書いていこうと思います。
作るうえでの指針は
Excaliburの単艦撃破
HAの未使用
PID制御下向きスクリューでの浮力維持
となります。
エアポンプじゃないのかとの疑問もあるかもしれませんが、テスクチャの関係で背の高い艦橋を鉄で作りたい、重いアドバンスドキャノンを空中線として使いたいなどの造形上の理由と、エアポンプの処理が重い、ピッチが安定しにくくなるといった仕様上の理由で見送ります。
私としては、エアポンプや軽い材質のブロックによる自然浮力型はオリジナル艦づくり向けですね。
完成品の断面図を置いておきますので参考にしてください。
1.スクリューの配置
まずはスクリューを配置します。
主砲が外観により配置が制限されるのであれば、スクリューは性能により配置が制限されるため、真っ先に配置する必要があります。
今回は外観優先なため主砲の後でしたが、オリジナルなら主砲配置の前でも良いぐらいです。
また、プレイされている方はご存知でしょうが、FtDの水上艦が速度を出すためには大量の推進スクリューが必要となり、とても4枚程度では足りません。
かといって外に貼り付けてしまえば、せっかく気合入れてつくった船体も台無しなので、船内に内臓していきます。
同時に浮上用、およびピッチ、ロール制御用の下向きスクリューも設置してしまいましょう。
Huge propellerは3*3サイズですが、中央の1マスの後方8mがあいていれば機能しますので、その上、あるいは下に下向きスクリューを配置してスペースを圧縮します。
基本的には1マスずつ重なるように配置していきます。
配置場所としては推進用、およびピッチ制御用スクリューは船の前後に、今回は第二第三砲塔の間、第四第五砲塔の間に設置、ロール制御用スクリューは船の左右に細長く、またすべて船底設置していき、船底にはスクリューの動作のためにすのこ状に穴を開けておきます。
ちなみに速力ですが、とある方から「30m/sにしよう」との要望をいただき、可能な限りの高速化を目指した結果21m/s、40ノット出ています。驚きの速さです。
スクリューの設置といえば忘れていはいけないのは艦尾の仕上げです。
ここは水面下とはいえ外に露出する部分、しっかりと仕上げます。舵は船体に余裕があるため可動式で行きましょう。
推進スクリューおよび浮上用スクリューの設置が終わり船を動かす準備ができました。エンジンと燃料、PIDを仮設してちゃんと動くかの確認をしてしまいましょう。
確認のためではありますが、やはり自分で作った船が動くのは楽しいものです。俄然やる気が沸いてきます。
2.エンジンの設置
エンジンの配置ですが、排気管を延長すればある程度の自由が効きます。しかし、シールドを展開することを考慮すればかなりの出力が必要になり、ともなって必要なサイズも大型化するので、なるべく早い段階に設置しましょう。
エンジンの構成は・・・。以前は自力で組んでいましたが、排気の情報処理が重くなるのをとめられず、今は高効率をほこるFTD_JP Engine Pack MK2を利用させていただいています。
設置場所ですが、扶桑はすごいですね。船体内部スペースがとにかく狭いです。三番四番砲塔、煙突の真下に何とか出力14万ほど詰め込むことができました。ただし、横幅めいっぱい使ってしまい、真横に抜かれたら全滅しかねないことに・・・。
3.弾薬庫、AIの設置
スクリューの上のあいているスペース、第二第三砲塔間にAIを第四第五砲塔間に弾薬庫を配置します。
特筆することはありませんが、しいて言うなら弾薬庫は互いに誘爆しないよう距離を離すことぐらいでしょうか。
AIと一緒にPIDやAmmo Controllerもつめてしまいましょう。
4.レーザー機関の設置
いよいよもってスペースがなくなってきましたが、船体左右の空きスペースにLMD用レーザー機関をねじ込みます。
WW2戦艦にレーザーを積むのは抵抗もありますが、これもNeterで生き残るためには致し方ないと割り切ることにしました。
5.その他の必要なものの設置
あとは燃料を空いている場所に置いたり、装甲を厚くしたりとこまごまとした作業をして、忘れ物がないようならばふたをしてしまいます。
私の場合、最前部の砲塔から最後部の主砲塔の間を装甲区間とし、船を運用する上で必要なものをすべて詰め込み、艦首、艦尾には資源箱などを置くことにしています。
6.甲板
最後の仕上げとして甲板を張ってしまいましょうか。
今後の作業次第では一部はがすことになるかも知れませんが、全面に甲板を張って一区切りといきたいところです。
艦首には大和制作以降使用している、スピンブロックによる傾斜甲板を採用します。
Twitterにて簡単に解説を行ったので、よろしければどうぞ。
こちらでは扶桑完成後に詳しく解説できたらと思います。
コツを述べるとすれば
船体が大まかに完成してから行うこと
必ず引いた視点で確認を行うこと
あくまで船を彩る装飾であることを忘れないこと
でしょうか。
最適な長さや角度は船によって異なります。大事なのは全体像であり、統一感であることを忘れないでください。
これにて船体作成が終了しまた。
細かい装飾作業もありますが、それは上部構造が終了してからまとめて行うことになります。
7.戦闘試験
さて、ここまででFtDにおける戦闘艦としての要件は満たしていることにお気づきでしょうか。
実際には索敵関連を各所に設置、必要に応じてシールド設置を行う必要はありますが、移動し敵艦を攻撃するという基本はすべて終了したことになります。
上部構造は言ってしまえば飾りです。
なので、Excaliburに勝つことができるのか実際にテストしてみましょう。
方法としては索敵装置を仮設した上で、操舵は手動、攻撃はAIによって行います。
本当は操舵もAIにやらせたいのですが、行動設定がいまいちうまくいかないため手動で行うことにします。
結果としては結構な余裕をもって勝つことができました。
シールドがないため被弾は痛いものの、主砲が6基12門あるためかなりの火力を発揮できているみたいですね。
これで安心して上部構造物に移ることができます。
船体終わった!
ようやく艦橋をFUSOOOOOOOOOOOOできるぞ!
次回更新をお待ちください。