さて、前回は大まかな上部構造を作成したところまで進みました。
今回は細かな装備や装飾を取り付け、外装を完成までもっていきます。
やることとしては
機銃の追加
航空甲板の仕上げ
柵の追加
錨鎖の追加
双眼鏡等の艦橋の仕上げ
通風口等の配置
空中線の追加
短艇の追加
といったところでしょうか。
ここまでくると特にきまった順番はありません。思いつくままに船を彩るのみです。
航空甲板
航空甲板はリノリウムなため色を変え、レールなどはミサイルパーツを使用しています。
木ビームブロックの金属金具をそろえるとリノリウム押さえの表現につかえます。
錨鎖
錨鎖はウィンドウブロックを使用しています。
もちろん、そうでなくてはいけないわけではないので、自分なりの表現を探しましょう。
機銃
機銃は基本的にオーバーサイズになるのを覚悟して、より良い配置を模索します。
今回は単装機銃はフィーダー直付け、連装機銃はベルトフィーダーを使用し、周囲のスペースがある場合には2軸タレットを使用しました。
柵
柵はウィンドウブロックを使用しています。
柵に角度をつける手法ですが、今回艦首がスピンブロックを使用している都合上、その上では使えません。
なので、つりあいを取るために艦尾甲板にはあえて使わないことに。
艦中央部の副砲による凹凸部にのみ使います。
艦橋の仕上げ
艦橋にはパッシブソナーを羅針盤に見立てて配置。
また双眼鏡代わりにカメラ90、ジンバルカメラを配置。
カメラのいくつかはAIと接続させ実機能を持たせています。
索敵関係を設置すると、ついついAI接続したくなりますが、接続せずに飾りとして利用することのほうが多いかもしれません。
窓もガラスブロックからウィンドウブロックに交換。
スピンブロックの数を節約するために角度が同じものは、同じスピンブロックにまとめました。
空中線
空中線は制作者間でも意見が割れることでしょう。
私の場合は効果的な部分に最低限のみ配置することにしています。
艦首から前檣、マスト間、後檣から艦尾を基本とし、前檣の揚旗索などを追加することが多いですね。
構造自体はアドバンスドキャノンを18mm設定にして使います。
スピンブロックやアドバンスドキャノン基部は目立たないようにするのが基本ですが、無理はしません。
通風口等の細かい装備
細かい装備はブロックを一つ一つみて、使えそうなものを選びます。
キノコ型通風口はパッシブソナーやレーザーレンジファインダーを使うことが多いですね。
あとは資源箱なども雰囲気出しに使えることが多いです。
短艇
数mしかない小船をボクセルベースで作るパターンなどは限られていますので、深くは考えません。
配置場所のみ考えます。
以上を艦のあちらこちらに貼り付け、また遠くからバランスを確認し、納得がいったら完成です。
SF的な造形にはあいませんが、現実的な造形をした船ならば、ちょっとの工夫でぐっと存在感が増すので、コストに余裕がある時はぜひお試しください。
細かい形状などは言葉で説明するのは少し難しく、この場では省略させていただきました。
後ほどこの扶桑を公開しますので、それを見て確認していただければと思います。
今回はここまで。
とうとう外装が完成し、戦艦扶桑の雄姿が現れました。
あとは細かい射角設定や、交戦距離設定、シールドの設置を残すのみです。
次回更新をお待ちください。