MHFに登場する装飾品の一つ。
MH2にも同名の装飾品が存在するが、本項ではMHFのものについて中心的に扱う。
目次
概要
- そのスキルポイントは、1スロットで『攻撃+3、達人+2、底力+2』というとんでもないもの。
G級という根本的に上位の環境が存在しているサービス後期の環境から見れば、
この程度の水準を容易に超える装飾品などざらに存在したが、
本装飾品はサービス黎明期に実装されており、多くのプレイヤーに衝撃を与えることになった。
- この装飾品を10個装備することで、
攻撃力UP【大】・見切り+3・火事場力+2が防具側に該当するスキルがなくても発動できる*1。
当時のMHFの防具スロットは、組み合わせ次第だが10~15は概ね確保できるため、
この水準に到達させることは、剛力珠が安定して入手できるHR3より現実的に可能である。
故にこの3つは剛力3点、もしくは単に剛力スキルと呼ばれる。
- 火力重視の風潮が強いMHFにおいても、火事場力+2は純粋な腕試し、
もしくは競争要素のあるコンテンツで用いられるスキルとなっており、
火事場を常時発動させるというプレイングはまず行われない。
HR帯のプレイヤーならばなおさらである(そもそも、そこまでする必要がない)。
後には底力ではなく聴覚保護のポイントを提供する「剛護珠」が実装され、
そちらの汎用性もあって剛力珠の需要も往年ほどのものではなくなっている。
また、G級ではハンターナビで入手でき、G級序盤にお世話になる
「グレン剣珠GF」という装飾品に早々に置き換えられることになる。
このグレン剣珠GFは攻撃力UPと重複しない剛撃+2、達人+3、
そして真根性と火事場を内蔵する怒+2で構成されており、
事実上剛力珠の上位版となっている。
また、火事場はともかく、攻撃UP系(剛撃)と会心UP系(主に閃転)は、
主にMHF-G後期以降のスキル構成を語る上で欠かせないものとなっている。
入手手段
- 元々の入手手段はギャラリー大会である。上記クエスト実装以前は唯一でもあった。
ギャラリー大会ではマイギャラリーにて家具を飾り、一定の得点をキープすることで、
家具と交換で報酬として剛力珠などの装飾品が手に入る可能性がある。
しかしながら家具を揃えるにはかなりのゼニーまたは素材が必要であり、
ギャラリーと家具屋を往復して大会を繰り返すのも慣れないと結構な手間である。
何より賞品はランダムであり、運が悪いと必要でない珠ばかりが集まってしまう。- なお条件を満たした際の報酬の形態は簡単に言うと「剛力珠もしくは剛体珠」と
「属性耐性系の装飾品5つの中から2つ」であるが、
前者の枠が剛体珠のものばかり選ばれるのは世の常である。
なお、ギャラリー大会とギャラリー大会Gで後ろ2枠における候補の組み合わせが異なるが、
4パターン中2パターンにおける前者の枠が剛力珠である点は変わらない。
- なお条件を満たした際の報酬の形態は簡単に言うと「剛力珠もしくは剛体珠」と
- その後、別の入手手段としてポイント交換が用意された。
狩人祭で手に入る祭Pか、ネットカフェ接続時等に貯まるNポイントとの交換である。
確実に手に入るが、ポイントは他の有用なアイテムとも交換できるため無駄にはできない。
特にNポイントは貴重な武具が生産できるため交換には適さない。
というより、後述のクエストが実装されて以後は明らかに割に合わないレートとなっている。
- その後、イベントクエスト「家具屋と毒怪鳥」として入手可能なクエストが配信された。
初期はHR31~参加可能でありながら相手が特異個体という高難度なものとなっていたが、
後には通常個体が出現するようになったり報酬の候補アイテムが一部削減されるなどのリファインが行われ
剛力珠の入手手段として定番化、2017年4月以降は闘技場でのクエスト「上位装飾品【剛力珠】」として常設化している。- この常設バージョンも、元は復帰区や入門区で配信されていたものである。
- ちなみにこのクエストの元々の設定は「賞品としてストックしている剛力珠(など)が度々盗まれることに
業を煮やした家具屋が、ゲリョス狩猟のお礼としてこれらの装飾品をくれる」というものである。
MHF-Zアップデートではメゼポルタ広場が改修され、
その煽りを受けて家具屋自体が姿を消してしまったが、
家具の売買やギャラリー大会の受付は総合ショップに引き継がれているため、
表には出ていないだけで仕事は続けている模様である。
それでも襲撃され続ける不憫な人……。
- パッケージ特典などに付属する特別交換券5枚を剛力珠1個に交換することも可能だが、
特別交換券はパッケージに16枚付属。同じパッケージ特典の武具のG級化にはG強化券が1枚ずつ必要で、
それは特別交換券と1:1で交換可能。つまり剛力珠1つでG級武具5個と引き替え。
言うまでもなく割に合わないにも程があるどころか、完全に罠でしかないレートである。
うっかり交換してしまったら、G強化券を別途購入しなければ武具を強化できなくなってしまう。
変遷
- 剛力珠はMHFサービス開始当初から存在する
(入手手段は上記のギャラリー大会のみであったが)装飾品であるが、
そのあまりの高性能さからMHF運営側でバランスブレイカーとして認識され、
一時弱体化する案が挙がっていたことがある。
ただ、プレイヤー側の反対もあってそれは実現せず、
それ以降はあえて装飾品(とスキル)を高性能化していくという方針に舵を切ったことがうかがえる。- その後、底力スキルは火事場+2を発動させるためにスキルポイントを15~20Pに抑えなければならない、
というバランス調整が行われ、21P以上にすると火事場+1や心配性にランクダウンしてしまうという
間接的にではあるが剛力珠を過剰に使用することへのペナルティが実装される形となった。
- その後、底力スキルは火事場+2を発動させるためにスキルポイントを15~20Pに抑えなければならない、
- 当時のMHFは凄まじいほどの効率至上風潮が跋扈しており、
前述した剛力スキル(と高級耳栓)が基礎中の基礎とされ、
「剛力スキル(上記の3点)+高級耳栓が無いハンターはどんな理由*2があろうとも地雷である」
「手間さえかければ誰でも剛力珠が手に入るのに、それすらしないのはPTに貢献する気がない」
といった主張が、一般的な攻略サイト・個人ブログですらごく当たり前のように行われていた。
これは、基本的に装備やスキルの選択は各々の自由というのが当然であった
MH3G以前のメインシリーズプレイヤーから見てあまりに異質なことであり、
前述の通り一度は弱体化されようとしていた存在であることもあって、
剛力珠(剛力スキル)の是非を巡る論争も度々発生していた。- これはMHFのモンスターの体力が、PT前提とは言えそれでも高めで、
剛力スキルがないと討伐時間がいたずらに長引いてしまうことが最大の理由とされていたが、
必須スキルの記事にもあるが、これは正確なものではない。
どちらかと言えば真の原因は火事場力+2と、MHFで跋扈していた「ハメ」狩猟にあると言える。
ハメでは火事場を発動させてもさほど問題なく、
発動と非発動で1.3~1.5倍の攻撃力差が出てしまえば、狩猟時間に大きく影響が出る。
つまり「剛力スキルで」火力がものすごく上がったように見えてしまうのである。
この頃になると剛力スキルの存在は広く定着するようになり、
MHFのスキル構築環境が他シリーズと一線を画するものになってきたこともあって、
剛力スキルそのものの是非に関しては論議は起こらなくなった。
ただ、この内「火事場力」については、特異個体・覇種などハメが難しい相手などが増えたことや
(一般的に)最も安全に火事場できるボウガンの火事場発動時の攻撃力UPが弱体化されたことのほかに、
秘伝防具・覇種防具等の高火力防具の影響で相手によっては
火事場している時間が無駄となるぐらいになったため、必須という声が小さくなっていった。- ちなみに秘伝防具の絶頂期においては、
剛力スキルを一切搭載せずに物欲スキルを満載する秘伝防具装備構成が、
よりによって上級者プレイヤーの間で提言され、論議を招いたことがある。
これは、秘伝防具の補正が剛力スキル搭載通常装備のそれを上回るためという、
「剛力スキルが火力面に大きな影響を与える(からどんな装備でも必須である)」
ことを否定するものとなっており、同時に前述した火事場も必須と捉えられていなかった事が分かる。
- これはMHFのモンスターの体力が、PT前提とは言えそれでも高めで、
- G10で行われた大改修によってMHFではHR帯が完全な通過点と化したことによって、
剛力珠及び剛力スキルについてはあくまでもプレイヤーの選択肢の1つに過ぎないものとして認識されるようになった。
また、剛護珠の実装によって剛力スキル(から必要性の薄い火事場を削ったもの)に、
超高級耳栓を搭載することも容易になったため、前述の通り仮にHRで「剛力スキル」を発動させる場合も、
剛力珠だけでなく剛護珠の使用も推奨されることが多い。
- なお、かつては「PTメンバーに火事場スキル持ちがいるとラスタが生命の粉塵や広域回復を使わない」
という仕様があったため、特に初心者にとってはマイナススキルとなってしまう場合があった。
後に火事場の発動手段として「秘伝食材を使って体力の最大値を40に下げる」方法が定着したためか、
火事場スキルの有無や発動に関係なく回復するようになっている。
- G5アップデートで撤廃されたものの、MHFでは装飾品の着脱が有料だった。
そして驚くなかれ、その剛力珠の装着費用は12000ゼニーである。
ちなみに回収費用は2400ゼニー。
かつてのMHFにおいて剛力珠は8~10個は普通に装着するもので、
火事場を発動させない場合でも4~6個は装着するのが大抵であるため、
装備一式にこれだけで安くても5万ゼニー、高いときは10万ゼニー近く費用がかかっていたのである。
MHF-G7までは装着・回収は武具工房でしか行えなかったこともあり、
とりあえず10個作成して使いまわし…という行為がかなり面倒だった。
古くからのハンターであれば、数十個単位で所持している人も多いのではないだろうか。
G7にて装飾品の装着・回収が装備変更で行えるようになると共に、
装飾品の状態もマイセットに登録されるようになり、この手間がなくなった。
- 「G級がメインコンテンツ」の位置付けが完全に定着したMHF-Z以降の環境においては、
上述の通りHR帯を突破する時だけ使う珠となっている。
とはいえ、- ゆっくりやってもG級まで概ね半日足らずで到達できるゲームバランス、
- コルーデFなど、剛種以降でも剛力スキルを投入することが前提(防具のみで他の生存スキルが盛れるなど)の
剛力珠を使いやすい一式装備が進行過程で配布される - そもそもHR帯自体が通過地点でしかなく、剛護珠やその他有力なG装飾品なども全て無視して
剛力珠オンリーでG級に行く方が大抵は手っ取り早い
黎明期からサービス終了に至るまでもなお存在感を放ち続けた、
MHFという作品を象徴する装飾品のひとつと言えるだろう。
関連装飾品
腕力珠、怪力珠
- 腕力珠は攻撃+3・防御-1、怪力珠は攻撃+4のSPを持つ。
攻撃のSP値だけを見れば、前者が剛力珠の下位、後者が上位と言えなくもない。
- 作成難度はいずれも低いので腕力珠は下位序盤などでしか使われないが、
怪力珠は序盤の火力アップのみならず、剛力珠と組み合わせて攻撃力UP【特大】を発動させる時や、
剛力珠を抜いて保護スキル等を重視したい(見切りや火事場が入りきらない)場合にも使われる。
G級では前述の通りグレン剣珠GFが事実上の上位互換に相当している。
剛護珠
- 2015年10月末に実装された装飾品。
この時点では、8周年記念グッズの早期購入者のみ専用のクエストで先行入手が可能であり、
同年12月に全ハンターが受注できるフロンティアクエストが追加された。
- スキルは攻撃+3、達人+2、聴覚保護+3という、当時のトレンドを反映したスキル構成になっている。
先行入手クエストでは直接手に入ったが、本来は「銀朱原珠」15個を素材として生産する。
この点は他のG装飾品と共通だが、原珠以外の素材を必要としないのが特徴。
このため当該クエストに参加できるHR3時点で入手でき、
底力の代わりに入っている聴覚保護のおかげで過剰に使用してもデメリットがないばかりか
HR5~6のコンテンツ攻略で役立つ「超高級耳栓」をかなり容易に発動できるようになるため、
HRの攻略に剛力珠ではなくこちらが推奨されることも多い。
- ただ、こちらは剛力と異なり剛護珠本体は手に入らず、材料になる珠を手に入れての生産となる。
必要個数は15個なのに対し対象クエ1回では1つ分の素材すら手に入らないことも多く
まとまった個数を手に入れるのに相当時間が掛かった。
そのためさっさとG級に上がりたい場合は火事場を使わないとしても剛力のほうが好都合。
剛力珠(MH2)
- 先述の通り、MH2にも「剛力珠」という装飾品は存在する。
しかしその性能は、3スロットで攻撃+5、防御-1という、MHF版とは全く異なるものである*3。
- こちらは後のメインシリーズでも「超攻珠」(MHP2~MH3)や「攻撃珠【3】」(MHP3~MHXX)に名を改めて登場している。
名前が変わったのは分かりやすさ優先と言うのが最大の理由だと思われるが、
MHFの剛力珠とは効果が全く異なるため、別物となったことを強調させたかったと言うのもあるかもしれない。
関連項目
スキル/攻撃
スキル/達人
スキル/底力
モンハン用語/必須スキル - 「剛力スキル」とその後の変遷について詳しく解説されている。