MHFにて2012年4月1日限定で配信されたイベントクエスト。
日付を見れば察せられる通り、エイプリルフール向けのイベントである。
目次
概要
- 依頼主:ハンターズギルド
- ついに出ました史上最高に貧弱な<<モス>>!
今までの<<モス>>とは一線を画すその弱さ、
是非実際に討伐して確かめてみてください!
モスに勝てなかったそこのアナタ!今が絶好のチャンスですよっ!
- 2008年から毎年恒例となりつつあった*1エイプリルフール限定のイベントクエスト。
クエスト名を見た瞬間、「またモスか」と皆が思った。- 2008年配信の記念すべき初代エイプリルフールクエストは「逆襲!モス」といい、
大闘技場でモスを4匹狩るだけで多額の報酬が得られる逆襲クエスト……と思いきや、
その実態はラージャンが2頭同時に襲い掛かってくる阿鼻叫喚のクエストであった。
ラージャンの猛攻を掻い潜りモスを倒しても1匹足りずクリア出来ない*2など、
騙されたハンターを地獄に突き落とすような運営の罠が大きな話題となっていた。 - 「逆襲!モス」では大闘技場にてモス4匹の討伐を求められたが、
「最高に貧弱なモス」では新大闘技場にてモスをたった1匹倒すだけでクリアできる。
……とはいえ、「逆襲!モス」などエイプリルフールネタで懲りたハンターたちは、
やたらと達成が簡単そうに煽る文章もあって色々警戒しながらクエストに臨むことになる。
- 2008年配信の記念すべき初代エイプリルフールクエストは「逆襲!モス」といい、
実態
- 今度はいったい何とセットで出てくるのかと期待半分不安半分で闘技場に踏み込んだハンター達は、
闘技場の中央にぽつんと1頭だけモスがいて他に何もないのに拍子抜けする。
モスはいつも通り地面を嗅いでありもしないキノコを呑気に探している。
その光景は想像を裏切り、いたって平和そのものである。- また、懸念されていたような大型モンスターも一切配置されていない。
新大闘技場には水辺があるが、水中に何かが潜んでいるなんてこともないし、
モスはモスでも鎧竜グラビモスなんてこともない。
後年エイプリルフール以外でそのネタはやってしまうのだが。
- また、懸念されていたような大型モンスターも一切配置されていない。
- 黙っていても始まらないのでモスに殴りかかってみると、何故か岩を切ったような感触が。
その瞬間、龍風圧を発生させてモスの姿が急変。
ココモアを傷つけられたゴゴモアの様に真紅のオーラをまとい、
世紀末というのもおこがましい、攻撃倍率100倍(通常時の剛ラオの10倍以上)、
防御率0(つまり一切ダメージが通らない)というトンデモ個体へと変貌を遂げる。
- この個体はよく見ると背中の苔も赤くなっており、
頭に鋼でできたかのような頭殻が付いているため、おそらく特異個体だと思われる。
突進も普段のモスのものとは異なり、まるで弾丸のごとく超高速で突っ込んでくる。
この突進中はオーラが消え、全体防御率が1になるため、
倒すにはゴゴモアのようにカウンターを決めるしかない。
当然失敗してしまえば待っているのは即死であり、クエスト配信直後はまさに阿鼻叫喚であった。- ただ突進速度は凶悪なものの、それ以外の動作が通常のモスと同じ、
つまり突進の予備動作と突進までの時間は変わっていないので、
予備動作を見てからランスで突進を仕掛けるだけで一方的にカウンターが入る。所詮はモスか。
- ただ突進速度は凶悪なものの、それ以外の動作が通常のモスと同じ、
- またこのモス、どれだけ強かろうが結局はモスということなのか、剥ぎ取れる素材は普通のモス素材。
そして何より報酬がもえないゴミ×1が確定、確率でさらに追加という、
徹底的に誰得…というかネタを突き詰めたものとなっている。
- ちなみに公式サイトに掲載された見出しは「重要なお知らせ」の欄に「モスについて」とだけ書かれ、
メンテナンスが云々などといったお知らせと共に並ぶ様が異様にシュールであった。
なお公式サイトに書かれた内容は以下の通り。
遠距離武器、アイテムが禁止なのは、突進中に全体防御率が変化するため、現在、MHF史上最高に貧弱なモスが
新大闘技場に登場しております。
ただでさえ弱いあのモスがさらに貧弱に!
「モスに勝てない……」と
お嘆きのハンターの皆さま!
討伐するなら今がチャンスです!
なお、本当に本当に貧弱なので、
「お一人」で「防具なし」で
討伐していただきます!
「遠距離武器」や「アイテム」も
まったく必要ございませんので、
あらかじめ持ち込み禁止に
させていただきました!
軸をズラして、突進中に散弾、うまく爆弾を当てて……という、
一方的なボコ殴りですぐ終わってしまうのを防ぐためと思われる。
- MHFのゴゴモア狩猟では積極的にカウンターを狙うハンターが増えている。
もしかするとこれに便乗したのかもしれない。
その後
- MHFフォワード.5終盤に配信された「最後の宴」では、
このトンデモ個体を5体も倒さなければならない「最高に貧弱な群れ」が登場。
もちろんアイテム持込不可の強制無防具であり、ハンター達が阿鼻叫喚となったのは言うまでもない。
なおこの最後の宴では課金コースが全開放されており狩人応援コース
(旧:フォワード応援コース)も有効だったのだが、
このコースで付与される元気のみなもと効果があってもモスの一撃は耐えられない。
元気のみなもとは被ダメージを70%カットするため、
同アイテムの効果があれば下位の大型モンスター程度なら裸で渡り合えるのに、である。
- その約2年後となる2015年2月、今度は狩人祭の勝ち組クエストとして再登場した。
なお、公式サイトの事前告知では下記の注意事項が付記されていた。
2014年からMHFを始めた人にとっては「通常のモスじゃないモスって何だよ」と思うかもしれないが、※「祭の思い出【覇】」に登場する「モス」は通常の「モス」ではありません。
ご注意ください。
当時を知る人ならそれが例の個体であることはすぐ察することができただろう。
ちなみにこのモスを狩ることで、覇種モンスターの素材を入手することができる。
奴は覇種だったのか…- なお、無敵時間が長く、弱いとは言え攻撃判定も発生するジャンプ回避で
簡単にカウンターを取られてしまうためか、遠距離武器に加え穿龍棍も禁止武器に指定されている。
他の勝ち組クエストと同様の特殊条件設定となっており、
それで特殊条件の項目が埋まってしまうためかアイテムの持ちこみが可能となっている。
そのため石ころやタル爆弾でモスを激昂させることが可能になっている。
なおその圧倒的攻撃力は健在で、元気のみなもとを使用した場合でも無策では確実に即死する。
秘伝書の防御力UP補正やマイミッションのダメージ軽減、防御力UPアイテムなどをフル活用することで、
かろうじて元気のみなもとのダメージ軽減効果で生き残ることができるのである*4。
また、MHF-Gで追加された反射スキルが含まれる、
フィーチャーウェポンのランスを使うという手もある。
ただしガード性能が無いためただガードしただけでは削り殺されるので注意。 - なお、無敵時間が長く、弱いとは言え攻撃判定も発生するジャンプ回避で
余談
- 「逆襲!モス」でもそうだが、モスは妙な方向で運営に愛されている気がする。
「貧弱なモス」についてもエイプリルフール以外で再登場したことがある。
確かに本来のMHのマスコットであるプーギーと同じく豚ではあるが……。
- 「最高に貧弱な群れ」配信前には当時存在したクエスト予告欄にて告知されたが、
その際の煽り文句は「貧弱!貧弱ゥ!」とジョジョネタ全開であった。
関連項目
クエスト/エイプリルフールクエスト
クエスト/MHF最後の宴 - 「最高に貧弱な群れ」の記述あり。
クエスト/爆走!ブルックタワー - 最高に貧弱なモスが群れで登場した。
モンスター/モス
システム/覇種
クエスト/モスはモスでもモスのモス - メインシリーズでまさかの即死確定の攻撃力のモスが登場してしまったクエスト。