MHFにて配信された、一風変わったイベントクエスト。
主役はMHF屈指の憎まれモンスター、高地に生息するブルックであるはずなのだが……。
「爆走!ブルックタワー」と、その逆バージョンである「逆走!ブルックタワー」、
そして「開幕!ブルックタワーレース」「ザ・プレミアムブルック」が配信された。
爆走!ブルックタワー 
- 「ブルックの時代が遂に来た!?」「塔の頂上がブルックによって占拠された!?」という、
始まる前からわけが分からない煽り文と共に特設ページが設けられ、突如配信されたクエスト。
この理不尽極まる事態に対し、とりあえず塔に登って確かめてこいと狩人達にお呼びがかかるのであった。
- クエストの内容は制限時間8分のうちに頂上を目指し「謎のターゲット」を達成せよというもの。
頂上へ至る道には所々に大量の黒岩、白岩、氷塊が鎮座しており、
これを壊すなり回避するなりして進んでいく。
貸し出し装備で格闘王が発動しているため、支給や自前の爆弾と合わせて破壊は容易。
だが、問題はそこではなく、最短ルートや岩と岩の間など、プレイヤーが通りそうな場所を狙い撃ちにして
大量のVSクエスト用罠による地雷が敷設されており、初見で何も考えずに突っ込んでしまうと
吹き飛ばされて螺旋階段から落ちたり、状態異常でなぶり殺しにされたりで、時間切れ必至である。
- そんなこんなで頂上にたどり着くと、そこには本当に大量のブルックが。
それだけでなく、極小サイズのエスピナス亜種激個体まで混じっている。
残り時間が1分くらいになるとエスピナスが自分から起床する時間と重なるため、
頂上への突入がもたつくと入った瞬間に激個体版チャージブレスと流れ弾によるブルックの一斉反撃で
文字通りの波状攻撃にさらされ、普通に死ねる地獄絵図に。
- 「謎のターゲット」ということでメインターゲットは「???」表示であるが、
猛攻をかいくぐってブルックを全滅させようが奇跡が起きてエスピナス亜種を討伐できようが、
クエストクリアになることはない。
何故なら本当のクリア条件は、例によって例のごとく岩の後ろに隠れているモスだからである。- ちなみに依頼文にちゃんと目を通すと、
このように正解が分かる仕組みになっている。もう知っているか?あるモン
スターが古塔で大量に出現し
たらしい。何が起きたのか…
お前も早く向かって、確認
するべきだと思うぞ。
特(とく)に塔の中は、危険な罠があ
り注意する必要があるが…ま
あ、お前なら大丈夫だろう。
さあ、頂上を目指して走れ!
まさかのエイプリルフールと同じやり方である。
- ちなみに依頼文にちゃんと目を通すと、
- ちなみにソロで楽をさせないために、レジェンドラスタの同行禁止となっている。
化け物相手でも無いのにこの制限の徹底ぶりである。
- 報酬によって作れる限定防具は、なんとブルックになりきれる「ブルックフェイク」である。
この手の装備は女性用だと顔が露出することが多く、性別によるデザインの差で意見が割れることが多いが、
このブルックフェイクは男も女も同じデザインでブルックの生首になっている。
装備するとまるで牛頭人身のミノタウロスのような姿になる。
余談 
- 2013/2/14~2013/2/20の一週間限定という配信期間であったが、
この期間中にクリア人数が7万人を突破した場合、多くのハンター達が待ちに待った
「エルペフェイク」の入手クエストが配信されるという2段構えの企画になっており、
ギャグ色が強い内容のカオスさも相まって瞬く間に人気クエストに。
結果、初日の時点で一気に5万人近いクリア者がカウントされ、
そのまま最終日を待つことなく連休明けの時点で7万人達成となった。- ちなみにクリア人数に応じて、特設ページの画像が切り替わるという無駄に凝った演出がなされた。
- どうでもいいことだが、頂上エリアに侵入しても撤退防止の黒岩が無い希少なクエストである*1。
- 制限時間的にどう考えても無理そうなエスピナス亜種の狩猟だが、
あろうことか狩猟を達成してしまったパーティが存在する*2。
サイズはなんと836.9cm。最大金冠サイズと比較すると約3分の1のサイズである。- 配信当時は原種や希少種も含めてエスピナスのサイズは共通して記録されたが、
G以降は亜種などのサイズが過去に狩った分を含めて個別に記録されるようになった。
エスピナス原種の極小サイズは他のイベントクエストに出現するが、亜種の極小は今のところ他にない。
見事狩猟に成功したハンターはステータス画面にサイズが刻まれているはずである。
- 配信当時は原種や希少種も含めてエスピナスのサイズは共通して記録されたが、
- G6で追加される天廊遠征録への対抗意識かは不明だが、
2014年11月のパローネ大航祭でまさかの週末限定航路の大トリに抜擢された。
この時は装備は自由で、クリア条件が頂上で手を振ることになっている。
またエリア5の黒い岩の配置において若干ずらされているようで、前回同様に走ろうとするとそこで詰まる。
- 2016年8月31日より開催されたゲーム内イベント「メゼポルタ秋の大運動会」では、
シリーズクエスト「ミズキの討伐マラソン!」の受注に必要*3なクエストとして、
初回配信時と遠征録直前大航祭版の双方の条件がミックスされたものが配信された。
装備支給・支給品ボックスの中身・クリア条件は初回配信時に、
黒岩の配置は2度目の配信時に準拠している。
ちなみに依頼文は初回時のまま。
エスピナス亜種の極小個体も登場するので、狩猟にチャレンジしてみるのも一興だろう。- 当時と比べるとGSRの補正によって単純な武器倍率が高くなること、
片手剣のモーション値強化、さらに段差登りの高速化や超越秘儀の実装などによって、
G級ハンターが4人揃えば討伐するのも決して難しくはない。
- 当時と比べるとGSRの補正によって単純な武器倍率が高くなること、
逆走!ブルックタワー 
- MHF-G2下の2013年8月28日から9月4日までの一週間、突如奴らは帰ってきた。
「今度は逆走!塔から一気に駆け下りろ!!」ということで、今度は頂上からエリア1を目指す。
また、「塔の頂上に居たブルックが脱走?!」といったやはり理解不能な煽り文もある。
- 基本的な部分は前述の「爆走!ブルックタワー」と共通しており、メインターゲットはやはり謎。
例によって例の如く、制限時間8分で岩やら氷やら罠やらが仕掛けられた塔を駆け下りていく。- ただし、装備がかなり貧弱になっているため、その点は注意が必要となる。
腰がイーリスベルトSP、頭がブルックフェイクF以外はなしである。
武器も包丁である。もうどこから突っ込んでいいやら……。
さらにアイテム持ち込み不可なので罠を踏みすぎると力尽きてしまう。
- ただし、装備がかなり貧弱になっているため、その点は注意が必要となる。
- 「要するに前回の焼き直しでしょ?」と思うなかれ。
案の定今回も色々やらかしている。
- クエスト開始直後、突然見覚えのあるデモが開始。
見紛うことなき白き伝説の龍が降臨するのだ。
紛りなりにも大事に扱われて空気になっていた彼が、
ここにきてまさかの一発ネタ起用である。
事前に予測できたハンターはそう多くないだろう。
ブルックが逃げ出したのはこいつが原因だろうか?- なお、前回はやろうと思えば頂上のエスピナス亜種が
狩猟可能であったが、今回はどうあがいても無理である。
包丁如きで挑みかかろうものなら、
逆に料理されるのは目に見えているであろう。- ついでに言うと、今回は一度力尽きるだけで失敗となっている。
そのため「アイツにベースキャンプまでかっ飛ばしてもらおう」なんて図々しい真似は不可能である。
- ついでに言うと、今回は一度力尽きるだけで失敗となっている。
- なお、前回はやろうと思えば頂上のエスピナス亜種が
- 長いムービー中に気合を入れ、いざクエスト開始!
そんなハンターの眼前に鎮座するのは黒い巨大岩群。
つまり前回のモスが居た場所である。まさかの二段オチ。
- なんやかんやあってエリア1に到達すると、
当然の如く居座るブルックの群れ+モスの群れ。
ここでブルックを一定数倒すとクリアとなる。
ここで前回のようにモスを殴ってしまうとえらいことになる。- ちなみに、MHF-GではBGMはメインターゲットのものが優先される
(つまり、汎用BGMモンスターがメインターゲットの場合、
専用BGM持ちが同時に登場しても汎用BGMが流れる)。
このモスは覚醒させると戦闘BGM(場所から古塔の汎用)が流れるが、
頂上では、ミラルーツ専用曲「祖なる龍」が流れているため、
MHF-Gでは貴重な、専用BGMと汎用BGMが共存しているクエストとなっている。
- ちなみに、MHF-GではBGMはメインターゲットのものが優先される
- ちなみに、今回もクエスト依頼文がクリアのヒントになっている。
「せらちけをれ無(む)」…これでは意味不明だが、せめて話を聞いてくれ。やつ
らがあの塔で俺にした仕打
ちを…。道中の大きな岩を避
けた先に罠があったり、ツタ
を登った先に爆弾が仕掛けら
れていたり、もう散々だ。
無(む)理はしないようにな。
読む方向を変えてみると何かいいことがあるかもしれない。ここでも逆走である。- とはいえ、上記のように群れは2つある。
片方は盛大なハズレだ。注意しよう。
- とはいえ、上記のように群れは2つある。
余談 
- 今回のイベントでは、ゲーム内報酬ではなく実際に抽選で景品がプレゼントされる。
気になる賞品は「ぬくぬくブルックスリッパ」……。
これはMHF感謝祭2012でアトラクションの景品として用意されたものと全く同じである。
イベントに参加したハンターの報告では景品ではあるが入手難度は中々高かったようである。- このため、一部では「不良在庫を捌けさせるためのイベントじゃないか」と邪推されている。
- 公式の特設HPでも紹介されているが、クエストの報酬内容が
- ブルックの頭×99
- ブルックの角×99
- ブルックの毛皮×99
そう、これはブルック素材の救済クエストも兼ねているのだ!
ブルックの素材救済なんて、何の得があるんだ?とか言ってはいけない。
- 前述の通り、ブルックたちは脱走した結果エリア1まで降りてきたらしい。
つまり、前回は誰かに囚われていたのだろうか?塔の上で囚われるヒロイン扱いだろうか。
- 公式HPは前回同様、達成度に応じてブルックフェイクを被ったハンターたちの台詞が変化する。
- また、背景をよく見ると……。ちゃんと雷雲が存在している。
開幕!ブルックタワーレース 
- 前回の疾走から1年半近くが経過した、MHF-G6.1最終週に突如配信されたイベント。
MHF-G6では「天廊」という塔が実装されたが、
それに対抗意識を燃やしての配信となったようだ。
というかあまりにも天廊との差別化を意識しすぎたためか、既に塔ですらなくなっているらしい。- サブタイトルも「~塔、卒業しました~」である。クエスト名詐欺じゃありませんかね……
- 今回は遠距離武器と穿龍棍が禁止されている以外は装備自由となっている。
穿龍棍がNGなのは、罠がジャンプで全て回避可能となり台無しになるためと思われる。
ただし頭防具にいわゆる「フェイク」を被ることで、様々な特典を得られるようになっている。
フェイクはブルックフェイク、エルペフェイク以外のものにも対応している。
オーソドックスに鳥竜御三家のフェイクで挑む、ケルビになりきる、
或いは久方振りにヴォルガノスになりきるなどご自由に。
武器も自由である。
ただし胴以下の防具は全て支給となっており、スキルは一切発動していない。
スキルはフェイクと武器のスロットを使わないと発動させることができないので注意。
武器スロット+一部フェイクにある2スロットの計5スロットで、
「状態異常無効」を付けるという手もあるが、
狩人祭勝ち組限定(配信週より実装)のオリクト射珠GX2が2個以上ない場合、
挑発がもれなく付いてくるので注意されたし。
とりあえず長時間足止めされる睡眠無効だけを付けるのも手。
なおアイテム持込は前回同様不可。NPCも一切連れて行くことができない。- 各種フェイクを装備してクリアすることで得られる特典は
「とにかくクリアすれば防具を剣士・ガンナーともに一式(これのみキャラクター単位で付与される)」
「5分以内及び3分以内のクリアで、受け取ったキャラクターのHR/GR帯に応じたアイテム」
となっている。これらはすべて各種フェイクの装備が必須となっている - クリアタイムによる褒賞については、公式狩猟試験のシステムを流用してタイム計測が行われる。
ベストレコードを目指すのも一興。 - 更に、一番クリア回数の多いフェイクを予想する企画も行われた。
的中者にはタイムアタックの褒賞とは別に予想的中の褒賞も与えられた。
ちなみに優勝したのはブルックフェイクである。
- 各種フェイクを装備してクリアすることで得られる特典は
- 「要するに前回や前々回の焼き直しでしょ?」と思ってはいけない。
そもそも塔ですらないのだから。
- クエスト開始直後、ハンターは高山の麓に降り立つことになる。
塔ですらないと予告されていたがMAP自体が本当に塔ですらないとは…
ちなみにこの地はブルックの本拠地である。
- 例によって道中には大量の罠が仕掛けられている。
高地は基本的に山道であり狭く、ルートを吟味しないと罠の回避が難しくなっている。
大剣の不動薙払いや、ランスのガードチャージで強引に突破することはできる。
- エリア6に辿りつくと、そこには大量のブルックの群れが姿を見せる。
彼らはレースに挑むハンターを妨害したくてたまらないのか、
ハンターがエリア6に入った瞬間、全員が全力で突進してくる*4。
上手く避けないと前のエリアに押し戻されてしまうことだろう。
また、エリア5への入り口は氷塊で塞がれている。
ブルックタワーではお約束だが、今回は爆弾もグークぼむすらもない。
装飾品で格闘王などを発動しないとブルックの群れをいなしながら武器で破壊するのは難しい。
弾かれ無効モーションが無い武器の場合、ブルックの突進を当てて破壊するとよい。
もしくは翌週に大幅に強化されることが決定しているガンランスを使うとよい。
踏み込み砲撃を使うと、氷塊に弾かれることなく確実に破壊できるため非常に楽。
いずれにせよブルックの群れが厄介なので先に始末しておくのも手である。
ある程度強力な大剣なら、ブルックに構わず不動溜め斬りを当てるのも有効。
- なお依頼文からエリア7にエルペが居ることが示唆されているが、
エルペを討伐すると即クエスト失敗になるので注意。
- エリア5では高地のヌシとも言えるグレンゼブルが姿を見せる。
だがこのグレンゼブル、ものすごく小さい。
いわゆる極小個体であり、先週と異なり今回はしっかりとサイズも記録される。
ブルックよりも小さいのに気勢を張るその姿には親しみを覚える…かも。
余談だがこのグレンゼブルの尻尾を切断すると、
HRハンターは蛮竜の尾が確定報酬で入手できる。
SRハンターでは、何と飛竜種の逆鱗が5%で入手可能となっている。
1枠固定のアナザーとは言え剥ぎ取り限定だった逆鱗が、
報酬として設定されたのは史上初の事態である。
極小個体、かつただの下位個体なので、タイムを狙わないなら切断に挑戦するのも一興。
ただしブルックの群れはここにも居るので注意。
また装備の都合上、Gランクによる適性防具補正が得られないとかなり厳しい戦いとなる。
- そして様々な罠を掻い潜り、エリア7以外の全エリアを一巡し、
エリア2に戻ってきたハンター。
だが目の前には何もないことに気付くだろう。
崖から飛び降りても何もなく、途方にくれることになる。
- 2度のブルックタワーをクリアした猛者なら、
依頼文に仕掛けがあることに気が付くだろう。
もちろん今回も依頼文に仕掛けがある。
エリア2に戻ってきたら、前進したい気持ちを抑えて振り向いてみよう。ふふふふ…!今回はばっち
り事前調査をしてきたのさ。
むこうに滝つぼが見える
けど、そこがエルペの休憩
場(ば)所で、すごく和めることは
もう分かっているんだ…!
素(す)晴らしいだろう…?エルペ
がたくさんいる場所で、目
いっぱいエルペを可愛が
るんだ…!
そこには奴がいるはずだ。- ちなみに前回と違い普通に殴っても全く問題ない。
- なお上で書いたように、
依頼文を鵜呑みにしてエルペをかわいがろうと虐待すると、
クエスト失敗になるので注意。
- 公式ページではわざわざこのクエスト専用のタイトルロゴまで制作されて掲載されているのだが、
このタイトルロゴはどうみても任天堂の人気対戦アクションゲームである
『大乱闘スマッシュブラザーズ』(通称スマブラ)のパロディである。
そのスマブラの(当時の)最新作(3DS/Wii U)ではカプコンより『ロックマン』が参戦、
後に『ストリートファイター』よりリュウも参戦している他、
Miiファイター(剣術)用のハンターシリーズおよびレウスシリーズ(どちらもMH4デザイン)が
DLCとして配信されている。- 後の新作ではリオレウスの参戦が話題になった。詳細は当該記事を参照。
ザ・プレミアムブルック 
- 2015年秋に配信されたイベントで、「スポーツの秋」がテーマとなっている。
ちなみに同時期に「食欲の秋」「芸術の秋」がテーマのイベントも開催された。
- このイベントではクエスト中に登場するブルックを討伐した数に応じて
「ブルックゲージ」というゲージが伸びていき、一定量に達すると「プレミアムな夜」と称して、
本来追加課金コースであるはずのプレミアムコースを一晩一時間だけ無料開放する、
というまさにプレミアムな内容となっている。
ちなみに討伐数に応じて、「プレミアムな夜」が行われる日が増えていく、という仕組みだった。
- 例によって例の如く今回も上る。
そして例によって例のごとく今回もターゲットは依頼文を縦読みすれば分かるようになっている。
「報酬」がかなり無理矢理になっているのに突っ込んではいけない不気味なモンスター待ち構え
る高地を舞台に力合わせブル
ックゲージを溜めよう!
苦もなく攻略してくれるよう
に祈っているぜ!
十分な量が溜まったらみんな
と喜びを分かち合える報しゅ
うを準備している。もらえる
かどうか?勇敢な君達であ
れば問題ないか。
- なお目標値として5万頭、10万頭、20万頭が設定されており、
計算上は全ハンター合計で1万回分クリアすればフル褒賞達成できる…はずだった。
しかし蓋を開けてみると、最終的には9万2千頭程度しか狩られておらず、
プレミアムな夜はたったの3日間のみとなってしまった。
- この結果を招いた最大の理由として、界隈では「食欲の秋」のイベントの存在が指摘されている。
食欲の秋のイベントはクエスト報酬としてキノコ類が手に入り、
キノコの納品数に応じてHRPたっぷりクエストを解禁するという、
当初最前線ハンターから見たら誰得に等しい内容だと思われていた。
ところがこのイベントクエストのうち、「キノコゲージ・コナマキダケ」の報酬で貰えるキノコの中に、
通常猟団冒険ネコでたまにしか入手することが出来ない「モノクロキノコ」が含まれていたのである。
モノクロキノコは猟団料理というミニゲームで食材として使うことで「ブラザーズグリル」という、
いたわり+3スキルを90分間無条件自動発動する料理を作成可能である。
後はどうなったかお分かりだろう。
多くのハンターがこぞってこの「食欲の秋」イベントクエストをプレイし、
結果的に最終目標数の5倍となる、100万個ものキノコが納品されることになった。
片やブルッククエストの方は見向きもされなくなってしまった。
つまりザ・プレミアムブルックはキノコの犠牲になったとも言えるのである…
- 道中は前回の「開幕!ブルックタワーレース」とほぼ同じ。
罠が張り巡らされた高地を駆け抜け、ブルックを計20頭討伐すればクエストクリアである。
- ちなみに、公式サイトには以下の文章が記載されていた。
ブルック狩りで秋を満喫しようとはどういう事だというツッコミはさておき、~エルペフェイクの男~
今、紅葉が見ごろらしいが、
ここは紅葉狩りならぬブルック狩りで秋を満喫しようではないか。
そうそう、ブルックの狩猟数に応じて
秋の夜長にピッタリなプレミアムな夜も用意させていただこう。
縦読みなどの仕掛けもない、ごく普通の文章である。
しかし紅葉という単語を見て、
このイベント開催より少し前に実装されたモンスターを思い浮かべた方もいるのではなかろうか。
そして、クエストの受注可能ランクがHR100から…
- 前回では小さなグレンゼブルが鎮座していたエリア5に、
あろうことか浮峰龍ヤマクライがスタンバイしているのだ。
しかもこのヤマクライ、ハンターを発見し次第即座に紅葉形態へ移行するという性質を持つ。- ただし、雷光虫を吐き出して青オーラを纏う→浮上しつつ紅葉形態へ、
という手順を踏まなくてはならないため、紅葉形態への移行にはそこそこ時間がかかる。
ヤマクライ自体が範囲攻撃を得意とするモンスターである事も相まって、
放っておいてもブルックがどんどん倒れていきクエスト達成…という事も起こった。 - ただし、雷光虫を吐き出して青オーラを纏う→浮上しつつ紅葉形態へ、