MHFに存在する、日替わりで特定の武器種を強化するシステム。
目次
概要
- F.3から「苦手な武器種にチャレンジしてみよう」という名目で実装されたシステム。
その武器種ならどんな武器でもその恩恵を受けられる。
- フィーチャー対象の武器種は、ロビーでは画面上方の「ACTIVE FEATURE」に赤く表示される。
クエスト中は対象武器を持ったプレイヤー名の横の武器アイコンが光るようになる。
基本的には1日ごとに0~1種類だが、イベント等で複数種開放されることもある。
また翌日分が設定されている場合は、「NEXT FEATURE」に同様に表示される。
効果
- チャレンジしてみようというだけあって、効果自体は単純。
発動効果は武器種によって異なる。
大剣
- 抜刀攻撃と、極ノ型のジャストガードから派生する攻撃の会心率を+100%し、
それらの攻撃にスキル「閃転」の効果を付与する(会心率+30%効果は除く)。
HR帯では、単純にMHP3以降の抜刀術【技】のように扱える。
嵐ノ型で使用可能な溜め斬り上げも抜刀攻撃として繰り出せるため、うまく活用したい。
見切りスキルなどで会心率をつけてあれば、閃転効果によって更なる火力UPにもなる。
- G級以降では上記の用法に加え、
極ノ型で使用可能なジャストガードから派生する攻撃も強化されるようになる。
特に、この効果を得たジャストガードからの輝烈剣の威力には目を見張るものがある。
- 閃転の効果と極ノ型関連の効果が追加されたのはMHF-Zからである。
当初は抜刀攻撃の会心率+100%効果しか無かったので、
装備側で会心率を100%まで到達させられるG級ハンターにとってはほぼ恩恵のないものとなってしまっていた。
G9にて閃転が実装されてからは少しはマシになったが、
それでも根本からの改善はMHF-Zまで待たなければならなかった。
太刀
- 練気ゲージ点滅時の攻撃力補正が+10から+40になる*1。
怪力の丸薬による武器倍率上昇効果を上回る効果であり強力なのは言うまでもない。
MHFの太刀は基本的に練気点滅状態を維持して戦うのが基本となるため、純粋に火力増となる。
なお現在ではそこまで心配する必要もないだろうが、武器倍率が直接増加するため、
秘伝書育成ミッションをあまり進めていないと武器倍率が上限に到達してしまうことも。
片手剣
- 属性値・状態異常値が純粋に1.2倍になる。
スキルとの併用も可能であるので、手数武器の片手剣にとってはありがたい。
特に渇愛などの超属性特化武器と組み合わせた場合の属性値はもはや異常の一言。
また剣晶スキルにも適用されるが、状態異常剣晶を用いる場合、
状態異常に至るまでの攻撃回数が変わるため使用感が変化することがある。- ちなみにこのフィーチャーウェポンの補正は画面に表示されず、内部的に処理されているため、
武器のステータスを見ても属性値・状態異常値は増加していないように見える。
- ちなみにこのフィーチャーウェポンの補正は画面に表示されず、内部的に処理されているため、
双剣
- 鬼人化時のスタミナゲージ減少速度が1/2に減少し、
真鬼人解放・極鬼人解放中の体力消耗スピードが軽減される。
かつては真鬼人解放・極鬼人解放中の体力消耗を抑える方法はこれしか無いため、かなり強力な効果と言えたが、
MHF-ZZ現在、吸血や辿異シジルによって真鬼人解放・極鬼人解放中でも体力の回復が可能であり、
そこまで強力なものとは言えなくなった。
ちなみにランナー発動時は、スタミナゲージ減少速度が1/2から1/3になる。- 余談だが闘覇スキル発動時のスタミナ減少速度はフィーチャー中でも変わらない。
ハンマー
- スタン蓄積値が1.2倍になり、かなりスタンを取りやすくなる。
キャラバンスキルのKO術はあるが、そちらよりも効果は高い。
しかもKO術やスタン値シジルと重複するため、全部複合すると凄まじいスタン性能を発揮できる。
狩猟笛
- 旋律の効果時間が2倍になるのでスタンやサポートに気を配りやすくなる。
笛吹き名人とも重複するが、上限が10分に設定されているため、
暑さ無効と寒さ無効は完全なる2倍ではない。
ランス
- ガード性能を高める。スキル無しでもガード性能+1相当の効果が得られ、
ガード性能+1発動時は+2と同等になり、ガード性能+2発動時は一切の削りダメージを防ぐ。
また、スキル「反射+3」と同様の効果を常時得ることができる。
- 前者は防御に特化したスタイルで運用する場合は非常に便利だが、
攻撃面が直接強化されるわけではないのにくわえて、
ガード性能+2発動時の恩恵に関してはランスの秘伝スキル「槍技【天槍】」と効果が被っている。
これが不評だったのか、G3.1で反射+3効果が追加された。
- スキルとしての反射はMHF-Zでリファインされるまで味方への当たり判定があったが、
このフィーチャーウェポン効果で発動するものに関しては最初から当たり判定が無かった。
ガンランス
- 竜撃砲や爆竜轟砲を含む砲撃の無属性部分のダメージが1.5倍になる。
強化されるのは無属性部分のみなので、火属性部分や、属性砲の威力は増加しない。
とは言え通常の砲撃や竜撃砲では実質1.5倍の火力強化と考えてよく、
砲撃を主にする場合非常に高い効果を発揮できるだろう。
穿龍棍
- 龍気穿撃で発症する特殊な状態異常が強化される。
- 頭部発症のめまい耐性弱化は発症時間が20秒から30秒に延長
- 尻尾発症の出血は与えられるダメージが1.5倍に強化
- それ以外の部位で発症する龍気放出は増加する武器倍率が25から50、斬れ味回復量が15から30に増加
フィーチャーウェポンで穿龍棍自体が直接強化されるわけではないため、
逆に言えば龍気穿撃を使用しなかったり、使用頻度が低い場合は、フィーチャーの恩恵を受けにくくなる。
- MHF-G時代では龍気穿撃を積極的に用いる立ち回りは取られないことが多かったため、
実装当初と比較するとフィーチャーの恩恵は薄くなっていた。
「龍気共鳴」の実装以降は再びこの効果を活用できる機会は再び増えてきている。
スラッシュアックスF
- 地ノ型と天ノ型のリロードと、嵐ノ型と極ノ型のガード吸収で回復するスラッシュゲージの量が増加する。
スラッシュアックスFそのものの火力に直結するスラッシュゲージの回復量が増える、という効果は非常に強力。
リロード動作自体もメインシリーズでのスラッシュアックスより高速化されており、
積極的にリロードを使っていける点もゲージ回復量の増加効果を後押ししている。
マグネットスパイク
- 特徴的なアクションの一つである「磁縛」のフィニッシュ技の威力を1.25倍に増加させる。
このフィニッシュ技はモーション値が600はあることが確認されており、
それが1.25倍なので750となる。
仕様上連発できないが、大技の威力を高める効果が期待できる。
- また、斬モードでの尻尾切断に必要な斬属性蓄積値が1.1倍され、
打モードでは気絶値が1.3倍に増加する。
ライトボウガン
- 状態異常弾の蓄積値が1.2倍になる。また、クリティカル距離でのダメージ補正が1.5倍から1.6倍になる。
元々は状態異常弾の蓄積値上昇効果しかなかったが、G3.1で追加された。
片手剣同様に麻痺や睡眠のサポートが簡単にできるようになり、火力貢献につながるのだが
ガンナーの発射弾が総じて異常弾から実弾にシフトしつつある昨今ではあまり恩恵がない。
逆にダメージ補正増加は実弾を使用するライトボウガンにとってはかなり便利である。
ちなみに使用頻度は少ないとは言え、散弾には効果がない。
ヘビィボウガン
- クリティカル距離でのダメージ補正が+0.1倍される。
ヘビィボウガンは前半部分の補正が2.0倍のため2.1に、それ以外は1.7倍のため1.8倍となる。
元から高い攻撃力を持つヘビィとの相性は非常に良いが、属性弾や散弾には意味がないので注意。
ライトボウガンと比べて1つしか効果が無いが、元々ライトボウガンは状態異常値UPしかなかったことや、
G3.1時代のヘビィボウガンの立ち位置を考えると致し方ない部分ではある。- なお、フィーチャーウェポンが実装された当時は、
ヘビィボウガンに対してようやく本格的なテコ入れが始まったばかりであった。
そのような背景もあって概ね好意的に受け入れられている。
- なお、フィーチャーウェポンが実装された当時は、
弓
- 溜め時間が本来の85%に減少する。
火力スキルの選択肢は多いが溜め時間に関するものは連射しかなく、
さらに重複することで通常の7割ほどの時間しかかからなくなるので使い勝手がかなりよくなる。
余談
- 公式狩猟大会など、競技性の強いクエストではフィーチャー効果が発動しない。
以前はこの設定が技術的に不可能だったのか、公式狩猟大会の開催期間中は
一切フィーチャーウェポンが発動しないという措置がとられており、
公式狩猟大会に参加しないユーザーから不満が上がったこともある。
- 効果が切り替わるタイミングは昼の12:00となっている。
ただし原因は不明だが、ハンターによっては若干切り替わるタイミングが早まったりすることもある。
- シリーズクエストの「ミズキと歴史を振り返る」において明かされた設定によると、
フィーチャーウェポン効果はクエスト出発前に職人が付与しているらしい。
原則として1日に1武器種しか設定されないのは、職人の数が少なくそこまで手が回らないためであるようだ。
つまり複数武器種のフィーチャー解放イベント時にはとんでもない激務を強いられていることに……。