世界観/サクラ

Last-modified: 2023-09-01 (金) 21:44:42

概要

  • バラ科モモ亜科スモモ属に分類される植物の一種。漢字では「桜」と書く。
    冬が終わると淡い桃色の小さな花を付けるのが特徴。
    果実は「サクランボ」もしくは「チェリー」と呼ばれ、食用としても人気がある。
    現実世界では北半球の温帯に広く分布しており、特に日本では観賞用として非常にメジャーであり、
    国花のような特別な扱いを受ける事もある*1
    近年では海外でも日本文化の影響を受けて「sakura」と呼ばれる事がある。
    • ちなみにサクラの木にサクランボができている所を見たことがない、という人もいると思われるが
      日本で観賞用として有名なソメイヨシノにも5月~6月には実がなるのだが
      食用のものよりも小さく、色も赤黒く味も苦味があるため実の方はほとんど注目されていない。
      甘く、大きく、赤い食用サクランボはミザクラ科という別種のサクラの果実である。

MHにおける「サクラ」

  • MH世界にも現存する植物の一種。
    やはり淡い桃色の花を無数に付けるのが特徴で、ココット村やその付近にはたくさんのサクラが自生しており、
    ドスビスカスと並んでココット村を象徴する花として親しまれている。
    しかし、MH世界のサクラは主に東方の限られた地方に生息しており、
    そこら中で見られるような存在ではないらしい。
    • なお、無印やMHG、MH2のココット村では桜吹雪の光景は見られない。季節が違うのだろうか?
  • MHXではココット村の人々から依頼されるクエストをすべてクリアすると
    「ココット村の桜の苗木」という勲章が入手できる。
  • MHRiseではカムラの里の他、溶岩洞ではフィールド内にも桜が咲いている。
    先人の手記もあるので一度花見もいいかもしれない。
    • 余談だが、里の桜は集会所案内人のハナモリが丹精込めて世話をしているらしい。
  • 現実世界の日本と同じように、MH世界でも淡い桃色を「桜色」と呼ぶ。
    そしてそのような色の鱗や甲殻を持つリオレイア亜種には「桜火竜」という別名が付けられている。
    戦闘時にその翼爪が砕け散る様は、さながらサクラの花が散っていくかのように美しいと言われる
    (つまりMH世界の人間には、サクラの花が散る様子を美しいと感じる日本人的な美意識が存在するらしい)。
    • そんなリオレイア亜種の肩口のロース肉は雌火竜の桜ロースと呼ばれ
      モガの村の特産品★5として珍重されているらしい。
      こちらは桜の花の詩的な雰囲気と言うより鮮やかな食肉の色彩を讃える意味で用いられるが
      その極上の美味は食べれば頭の中に桜の花が咲くとまで謳われる。
      • 現実世界にも「桜肉」と呼ばれる食材が存在するが、これは馬肉を意味する。
  • MH世界において、食用となるサクラの実や、サクラを原材料とする料理・菓子類は
    長らく確認されていなかったが、MHRiseにてうさ団子の一種に「サクラクラ大福」が登場。
    「草食竜の卵の風味と、さわやかな桜の香りが相性バツグン!クラクラしちゃうおいしさ!」だとか。
    「クラクラ」という説明が入っている通り、食べると「おだんごKO術」の効果がある。
  • MHSTではコベニー峠に自生しており、道の左右から無数の花を付けた枝が空を覆うほどに伸びている。
    幻惑のフルフルを倒してやっとの思いでエットー洞窟を抜けた先、
    満開のサクラのトンネルがライダーを迎える光景にはいい意味で圧倒されるだろう。
    しかし、そこから少し進んだ先で優雅に眠る桜色の飛竜には決して近付いてはならない
    さもなくば折角の絶景血の惨劇に塗りつぶされる事になる。

関連項目

世界観/ココット村
世界観/カムラの里
フィールド/溶岩洞
フィールド/コベニー峠
モンスター/リオレイア亜種


*1 日本には"法で定められた公式な国花"は存在しないが、一般的にはサクラやキクが国花として扱われる場合が多い