狭義には、食肉目ネコ科ネコ属のヨーロッパヤマネコを家畜化したイエネコを指す。
しなやかな身体と足の裏の肉球、収納可能な爪が特徴。非常に優れた平衡感覚と運動能力を有する。
人間によく懐くため、ペットとしての人気が高い。
また、食肉目の動物全般を指す事もある。
ヤマネコやライオン、トラなどをネコと呼んだ事のある人は多いだろう。
モンハン世界における「ネコ」
- 主にアイルーやメラルーを指す別称として用いられる。
彼らの姿は直立歩行するネコそのものであり、
自らを「ネコ」と称する事もあるため、本人(?)達も自覚しているらしい。
実際マタタビに弱い点や鳴き声などはネコとよく似ている。
また、アイルーキッチンなどの食事効果で付くスキルには「ネコの~」と付く。
しかし彼らの種としての名はあくまでアイルーであり、ネコではない。
基本的にネコは二足歩行など出来ないし、人語をある程度理解する事は出来ても話す事は出来ない。
- 「似ている」と言われるという事はつまり、MH世界にはアイルーの姿に酷似した
ネコと呼ばれる生物が存在する、もしくはかつては存在していたと推測される。
- モンハンの世界は高度な科学技術を持った古代文明が滅びた後の世界であり、
現実世界の人間と同等と呼べる種族は既に滅んでいるとの噂もある。
もしかしたらアイルーの姿に酷似したネコと呼ばれる生物も既に滅んでいるのかもしれない。
一方、ウマがUMA(未確認生物)扱いされているのでネコもそういう扱いである可能性はある。
- アイルーやメラルー以外にも、ネコ科の動物が名前や姿のモデルとなったモンスターは多い。
例えばリオレウスのモデルはライオン(リオ(lion)、飛竜の王と百獣の王)、
ティガレックスのモデルはトラ(ティガ(tiger)、黄色の身体に縞模様)である。
またナルガクルガのモデルもクーガー(cougar)が元と思われる。
- 武器の銘にキャット(英語)やカッツェ(ドイツ語)などネコを表わす言葉が使われている物もある。
- 剣ニャン丸というアイルーがいるが、モンハン英語版における彼の名はNekoである。*1
彼とその師は「侍のような格好をしているが英語混じりでしゃべる」というキャラ付けをされているが
海外版では「侍のような格好でしゃべる内容に日本語を混ぜる」というキャラになっていて
その一環なのだろうが、名前がネコとは…。ちょっと安直な気もする。
- ちなみに、ゲーム中のアイルー及びメラルーの声は現実のネコの鳴き声をサンプリングしたもの。
声の主はサウンドスタッフの飼い猫らしく、スタッフロールにもしっかりクレジットされている。
一部の作品では声優が声を充てている物もある。
- 余談だが、ネコ同様ペットとしての人気の高い「イヌ」については、
MH世界では現実世界同様に存在するらしく、この人が飼っていることが確認されている。