武器/ソウルオブキャット

Last-modified: 2023-12-24 (日) 18:36:24

MHP2Gで初登場したアイルー武器の大剣。シリーズ共通で麻痺属性を持つ。

目次

概要

  • その名の通りアイルー素材を使っており、刀身は目を吊り上げ牙をむいた猫の顔のような形状をしている。
    刀身は焦茶色の金属でできており、これは後の時代に登場したグリムキャットカドルキャットと共通している。
    伝説によれば主を救う為に戦ったアイルーの魂が込められていると伝えられているらしい。
    間違ってもソウルofキャットではない。
  • MHP2G最終強化形の説明を見ると
    「アイルーが世を治めた古代の聖剣…だったらカッコイイなと、アイルーたちは夢想する。」
    と書かれている。気持ちは分からなくもないが、ハンター用の大剣はアイルーでは装備できないだろう…
    それとも記念碑みたいな意味なのだろうか。
    MHXなら大剣を振り回せるアイルーがいるぞ!
  • 無印時代のカースオブキャットの説明文から、獣人の集落で御神体として奉られていた。
    いつ誰が持ち込んだものかは不明。
    また、MHXの説明文では、マタタビを奪われたアイルーの呪いが込められているという。

性能

MHP2G

  • バスターソードから派生し、ソウルオブキャットから4回強化することでキャットオブゴールドが完成する。
    1つ前のビーナスオブキャットの段階で「金火竜の上鱗(堅殻)」を使っているためか金色に輝いている。
  • 攻撃力は1008、麻痺属性460とぼちぼちな性能だが、
    惜しむらくは斬れ味が通常で青、+1がついても白にしかならないところか。
    心眼がないとやすやすと弾かれてしまい、あったとしてもすぐに斬れ味が悪くなる。
    見た目がかっこいいだけに実に惜しい。
  • G級の最終強化前に見た目が変わる武器の1つであるため、
    G武器として見た目が変わる前のソウルオブキャットGが存在する。
    性能はというと攻撃力は1104、属性値は450とキャットオブゴールドと比べて多少なりとも強化されているが、
    斬れ味が匠で伸ばしても青30という驚きの数値となっている。
    ちなみにG武器でこれより斬れ味が悪い大剣となると火力全振りのさびた大剣Gしか存在しなかったりする。
  • ちなみに現状、金色のキャットオブゴールドまで強化できる作品はこのMHP2Gが唯一である。

MHX

  • MHXにてようやく復活。最終形態はカースオブキャット。
    属性値こそ45(他作品における450)だが、攻撃力は150と低い上に匠をつけても斬れ味が緑止まり。
    スロット1があっても使いどころは難しい。
    • どうしても使うのであれば、弾かれ上等の餅つき戦法で強引に麻痺を奪う使い方か。
      と言ってもボウガンの麻痺弾や片手剣のデスパライズなどもっと麻痺に向いた方法が多数あるため、
      どんなに頑張ってもネタの域は出ないだろうが。

MHXX

  • MHXXでは究極強化することによりキングオブキャットとなる。その性能は
    • 大剣中で最終強化ワースト2位の攻撃力270
    • 斬れ味は素で長い青、匠+2で白10紫10
    • 麻痺大剣トップの麻痺50
    • スロット1
    と、麻痺属性こそ大剣トップを誇るものの、物理面は相変わらず冴えない性能なので
    やっぱり実用性は微妙だが、攻撃力と斬れ味の両面で無いよりはマシ程度の改善は見られた。
    青ゲージでこそお察しだが、紫ゲージなら咬剣【咆黄蛇】に匹敵するほどの期待値になるので匠+2運用が必須に近い。
    こちらに匠をつけるより、咬剣【咆黄蛇】に特殊攻撃を付けた方が簡単かつ強力というのは禁句。

MHRise

  • MHRiseでも登場。上位からソウルオブキャットIを作れるようになる。
    最終強化のカースオブキャットは
    • ホントに最終強化なのかと目を疑う低さの攻撃力150
    • しかも斬れ味は素で緑70 匠3からようやく青
    • 会心率も0%
    • 全武器トップの麻痺属性45
    • あればありがたいスロットLv3
    • 百竜強化は攻撃力強化IV・鈍刃の一撃・オトモ采配術
    と、とにかく攻撃力に不満の残る一振りで、いかに麻痺値が高かろうがイマイチな感じが拭えない。
    だが今作は素で麻痺を持っている大剣はこの武器のみ。あとは百竜武器しかない。
    あまり大剣で期待する事ではないかもしれないが、
    麻痺大剣を振りたい場合は百竜武器のほうが安定した火力を出せるだろう。
    ただこの最終強化はかなり早めに作れるのが売りなので、使うならまだ他の武器が揃わない段階で使いたい。
    それでもこの攻撃力の低さは無視できないレベルなのだが。
    • この武器を運用するなら、無理に匠で青を出すよりは鈍器運用の方が良いだろう。
      ただし百竜強化の鈍刃の一撃は割合で、この武器の低すぎる攻撃力とまったく噛み合わないので
      そこは素直に攻撃力強化IVを選んでおこう。

MHR:S

  • MRでもそのまま強化が出来る。
    MR最終強化のキングオブキャットは
    • やっぱりかなり低いがまだ使える攻撃力300
    • 斬れ味はなんとか使える白20、匠もすべて白
    • 会心率は0%
    • やはり全武器トップの麻痺属性50
    • 特に変わりのないスロットLv3
    • 百竜スロットは物足りないLv1
    やはり麻痺属性が全てという様相だが、何とか戦えるだけの攻撃力を手にしており、
    攻撃力は斬れ味も加味すればカースオブキャットの2倍以上。まあ元が低すぎただけですね
  • 麻痺大剣として見れば本作最高の一本となる。
    というか、本作では麻痺属性を有する大剣がこれ1本しか存在しない*1
    麻痺大剣をやりたければコイツで頑張るしかない。性能がどうであれコレを使おう。
    • 溜め武器として考えると、低い攻撃力、斬れ味白と何とも物足りない性能をしており、
      普段使いするのであれば、素の白の短さから何かしらの斬れ味のケアも必須となるだろう。
  • 麻痺は取れても火力が無ければ話にならない。やはりネタ武器か……
    ……と思われていたが、実はこの武器の性能を最大限に生かすスキル構成が発明されている。
    • キーワードは、今作で新たに追加された入れ替え技「流斬り連携」である。
      「流斬り連携」は手数を重視するという、従来の大剣とは思えない戦闘スタイルであり、
      物理攻撃力よりも属性/状態異常値と相性が良いのが特徴。
      大剣で状態異常……と言われれば、過去作を知るプレイヤーからは眉を顰められるものの、
      麻痺を取りつつダメージも取れる、夢のような装備構成がしっかり実現可能である。
    • 特に状態異常耐性が低いソロの例であれば、尋常じゃない麻痺回数を稼げるため、
      耐性のない相手には複数麻痺を狙って尻尾斬りの安定度を増す事が出来るだろう。
      麻痺値50で連続攻撃を行えるともなれば、さすがに大剣であろうとガンガン麻痺を取っていける。
      麻痺で動きを止めた後に、頭に溜め斬りをお見舞いできれば、充分火力を落とした元は取れる。
      流斬り連携は、真・溜め斬り/激昂斬のどちらとも相性がいいのが嬉しい。
    • 流斬り連携は足が遅く、タックルが出せない場面が多くなるので、回避性能・回避距離が欲しい所。
      よって、そのまま状態異常確定蓄積や巧撃と自然と相性が良くなる。
    • 流斬り連携は手数が多い関係上、どうしても斬れ味の消費が早くなるのだが、
      回避性能&状態異常確定蓄積と同時に「刃鱗磨き」をつける事で解決する。
  • Ver.15アップデートによって、「流斬り連携」に大幅強化が入った。
    これにより、流斬りの火力の低さが改善され、一層日の光を浴びる事になった。
    • 流斬りの手数の多さが幸いして、粉塵纏の発動回数が多いのも特徴。
      状態異常武器の低い火力を補う「蓄積時攻撃強化」の出現も相まって、
      属性大剣といえど、地味にネタ武器とは言えない火力を発揮できる環境になった。
    • 懸念点であった斬れ味の低さは、武器の傀異錬成項目解禁によって無条件に白ゲージ+20を獲得。
      紫ゲージは出現しないものの、それでも十分な継続戦闘能力を得る事となった。
      また「天衣無崩」スキルの登場により「斬れ味を一切消費しない」装備構成が可能となっている。
      スタミナを一切消費しないオマケ付きなので、常時渾身が発動可能。
    • 疾替え先に威糸呵成の構えを登録しておけば、小タルを利用した溜め斬り連携のリーサルウェポン。
      「威糸呵成カウンター」で大ダメージが取れる。
      合気や天衣無崩などの疾替えスキルを使わないのであれば、疾替え先を利用してみよう。
    • アップデートにより、ハンティングエッジからの「溜め落下突き」の状態異常補正が高くなった為、
      実は小難しい戦いをしなくても、これだけやっていれば十分麻痺要員になれる。
      風纏・麻痺属性強化・チャージマスターをつけて、残りは火力モリモリにすれば
      翔蟲系スキルを盛って飛ぶだけという、初心者にも簡単なバッタ戦法が可能となっている。
      • しかしながら、純粋な火力で並べてみた場合、溜め斬り連携構成には当然の如く見劣りする。
        同じ流斬り連携型でも、属性大剣や毒属性構成には当然ながら1、2歩及ばない。
        麻痺で動きを止められる事が最大のメリットゆえに、攻撃力は低めなので担ぐ相手は選ぼう。
        ずっと立ち回りをやらされるより、分かりやすいチャンスタイムが欲しい人にはお勧め。
      • また、状態異常にしやすいと言っても、5回以上は流石に厳しくなる。
        麻痺での部位破壊だけが主目的であれば、尻尾を切った後は一度キャンプに戻って
        他の武器に武器を持ち替えるのもアリかもしれない。
      • マルチなら麻痺係はありがたいが、麻痺役が2人来てしまうと役割を食い合う事になる。
        というか大剣はどちらかというと睡眠の方が相性が良い場合も……

MHF

  • ソウル⇒カース⇒ギアス⇒バインド⇒チャームオブキャットと強化する。
    チャームでは攻撃力1008・麻痺属性430と、殆どキャットオブゴールドに近い性能。
    • また、黄色版SP武器(麻痺属性)の踊猫大剣SPも存在する。
      巨大な踊る猫型大剣。これを握ると心も躍る。

余談

  • MH4ではが復活・続投して揃いつつある中、何故かこの武器は復活ならず。
    これも復活していれば、(武器種の被っている茶釜を除き)コンシューマシリーズの
    歴代の全猫武器が勢揃いすることになったのに、残念である。
    やはりゴア・マガラのプライドofシャドウ系と被るからだろうか?
    • 4Gでは茶釜が復活したものの、相変わらずこの大剣は復活できなかった。
  • 初登場作品のMHP2Gでは豪勢な金色の大剣に強化できるのだが、
    その後のMHX~MHR:Sでは金色になることは叶わなかった。
    もはや元が金色だったことを知らないハンターの方が多いのではなかろうか…。
    まあ、そのおかげで金火竜だの金獅子だの黄金カマキリだのといった面倒な素材が要求されないのは良い事だが。
    肉球のスタンプとかネコ毛の紅玉を集める方が面倒かもしれないが。

関連項目

モンスター/アイルー
武器/アイルー武器
アイテム/黄金ネコの宝剣 - アイルーに関係する金色の剣繋がり。こちらはトレジャー


*1 麻痺属性の大剣という括りであれば、百竜武器を麻痺属性版が存在するが、MR以降の強化が出来ず、上位帯の性能で強化が終わってしまう。