- 種族
- 海竜種(海竜目 海竜亜目 人魚竜下目 イソネミクニ科)
- 別名
- 氷人魚竜(ひょうにんぎょりゅう)
- 異名
- 果てへ誘う歌姫
- 英語表記
- Aurora Somnacanth
- 危険度
- MHR:S:★6
- 登場作品
- MHR:S
目次
生態・特徴
- 豊富な水資源と極寒の環境を好む人魚竜イソネミクニの亜種。
蒼白い身体に赤い眼と鈍色の髪ヒレを持ち、興奮すると髪ヒレがオーロラのように美しく輝く。
そして最大の特徴として、眠り粉による睡眠攻撃の代わりに強力な冷気を生み出す能力を得ている。
口や喉元から放出される冷気により周囲に氷雪を撒き散らし、
自身も霜を纏いながら幻想的な風景を作り出す姿から《氷人魚竜》とも呼ばれる。
- 水辺を中心に活動する通常種とは異なり、陸上にも積極的に進出し、
魚介類以外の動物や小型モンスターも捕食対象と見做して容赦なく襲い掛かる。
また、通常種が眠り粉や特殊な貝類を用いた搦め手を得意とするスタイルである事に対し、
イソネミクニ亜種は冷気の扱いに特化し、より積極的に攻撃を仕掛けていく傾向がある。
陸上でも不自由なく、むしろ水中以上に俊敏に動き回る事ができるのは、
自分が放出する冷気によって地面を凍り付かせ、その上を滑るようにして移動しているため。
この移動法を応用して髪ヒレや尻尾を身体ごと振り回し、
元々は水棲の海竜種であるとは思い難く感じるほどの豪快な動きで攻撃を繰り出す事もある。
ハンターズギルドでは全体的な戦闘力や危険性は通常種よりも上と判断しており、
狩猟にはかなり厳しい制限が設けられている。
- 通常種は水資源さえ豊富な地であれば、寒冷地から高温地帯まで様々な地域に出現する事が確認されているが、
亜種は寒冷地での生存に適応した個体であると考えられており、行動範囲はあくまで寒冷地やその周辺地域に限られている。
また、前述のように陸上にも進出してくるため、同じ寒冷地でもその行動範囲は通常種とは大きく異なる模様。
なお、通常種と同様に縄張りの中で歌うような鳴き声を上げている姿が目撃されているが、
そのメロディは通常種の観察記録では確認されていなかった、亜種独自のものである。
寒冷地の道中にて不可思議な歌のような鳴き声が響いてきたならば、
地形や水源の有無などに関係なく、まずはイソネミクニ亜種の存在を強く警戒すべきだろう。
ちなみに寒冷地への適応や冷気の扱いに特化した反動か、
通常種よりも炎熱に弱く、狩猟の際にはこれが弱点として狙える。
同様の理由から寒冷地にも生息している上に火を扱い冷気を乱す傘鳥アケノシルムを強く敵視しており、
通常種以上に執拗且つ苛烈な仕打ちを与える傾向がある。
- イソネミクニ亜種の素材は冷たい外気に対して非常に強く、
これを素材として用いた装備は吹雪の中でも寒さを感じず行動できる。
また、ヒレや甲殻は凍り付く事で硬化する性質があり、その強度は鉄をも上回る。
そのような性質から武具の素材として優秀だが、一部ではその武器を構えると微かな叫び声が聞こえ、
所有者の心をも凍てつかせるという不穏な噂も流れている。
概要
静かに漂いし 歌の音は万物を惹きつけ 惑わし 止むことなく深奥まで身は凍え 気取る間を与えられずついには 生を吸い尽くすまで聞き届けられることのない歌の終わりを歌の主も知ることはない
- MHR:Sより初登場した、人魚竜イソネミクニの亜種。
なんとMH3Gにて登場したラギアクルス亜種以来、実に10年ぶりとなる海竜種の亜種となる。
MHR:Sに登場する亜種の中では一番手のビシュテンゴ亜種に次いで公開され、
PV2にて亜種海竜仲間の溶翁竜オロミドロ亜種と共に登場した。
- 通常種は睡眠状態にしてくる眠り粉を散布するが、
亜種は《氷人魚竜》という別名の通り睡眠ブレスではなく強力な氷ブレスを武器としている。
眠り粉を散布していたエラは冷気を放つための器官に変化しているようで、
ここから冷気を散布して周囲を凍らせ、その上を滑ることで素早く距離を詰めるトリッキーな動きと、
広範囲に冷気を炸裂させて周囲を一掃する戦闘スタイルを取る。
- 全身はベリオロスに似た氷雪のような灰色の鱗に覆われており、
髪ヒレを筆頭とした全身のヒレは真っ青に、冷気を放出するエラや目の周りは白色に発光している。
公式サイトで「幻想的な姿をしている」と記される通りの見た目をしており、
特に光の当たり具合ではオーロラのような深い色合いを見せる事もある。
見ようによっては後述する「雪女」のような優美な姿であるという感想や、
逆に一層人間離れした不気味さになったという者もいるなど、
人によって意見が分かれやすいモンスターといえるかもしれない。
- シナリオ上ではマスターランク3中間の緊急クエストとして戦闘することになるのだが、
その内容は今作の鍵となる生物「噛生虫キュリア」を捕獲するというものになっている。
キュリア関連の話は次の緊急クエストを担当するルナガロンで大きく進むが、
ここでキュリアを捕獲できたことで研究が進んだ面もあるため、ストーリーでもそこそこ重要なポイントを担っているといえよう。
- 縄張り争いは通常種から引き続いてアケノシルムと行う。
内容はほぼ同じだが、最後の睡眠ブレスが冷気を大炸裂させる大技に変更されており、
アケノシルムは眠らずにダウンするというものになっている。- 眠らせるだけで済んでいた通常種とは異なりしっかりトドメの一撃まで行うのは、
氷属性特化になった結果火属性に弱くなり、その分アケノシルムをより脅威として見ているからだと思われる。
設定資料集においてもアケノシルムを執拗に追い回しているとの報告があり、その火属性嫌いは筋金入りのようだ。
- 眠らせるだけで済んでいた通常種とは異なりしっかりトドメの一撃まで行うのは、
戦闘能力
- 通常種からは行動パターンが大幅に刷新されており、
水場で半身だけ潜水したり、貝を取り出して利用すると言った特徴的な行動を行わなくなり、
滑るように移動して回り込みながら攻撃を仕掛けることが多くなっている。
タマミツネと似ているが、泡立つ滑液で滑るあちらと違い恐らくこちらは冷気で地面を凍らせて滑っているのだろう。
海竜種お馴染みの、噛みつきからの尻尾薙ぎ払いといったオーソドックスな攻撃も使うようになっている。- この関係で、通常種と違って陸に上げても弱体化することができない。
常に全力を出すイソネミクニ亜種との戦闘を強いられる。
- この関係で、通常種と違って陸に上げても弱体化することができない。
- 冷気は多くの行動で通常種の眠り粉と差し替わる形で放出してくる。
口から吐くものはビーム状と化しており、これを通常種のようになぎ払う他、
威力が増している事の現れか、発射と同時に若干後退しつつ標的へ直接放つパターンも持つ。
なぎ払いは上空に避けることで回避もできるが、頻度が多いので一々対応するのも面倒。
懐に入れば安全に攻撃できるので、距離を取られたらすぐに接近するように心掛けたい。
ただし、自身の上半身を中心にガス状に冷気を放出するカウンターじみた全方位攻撃や、
上体叩きつけなどの行動に冷気爆発が追加され多段判定になっているものもあるため、接近戦も油断ならない。
- 大技として、滑るようにハンターの周囲を回った後、粉雪を振りまき、
そして咆哮と同時に広範囲に冷気の爆発が次々と発生していく冷気拡散大炸裂を有する。
爆発の威力もさることながら、その前の滑り移動にも判定があり、
迂闊に逃げようとすると当たってしまいやすい。
爆発自体はイソネミクニ亜種の傍にいれば当たらないので攻撃チャンスとなる。- 大技開始から終了までは、強まっていく冷気の影響か画面が青白く染まるという
古龍種をも彷彿とさせるような特別なエフェクトがかかる。
視界を妨害するほどのものではないので安心して回避に専念しよう。
- 大技開始から終了までは、強まっていく冷気の影響か画面が青白く染まるという
- 近接肉質は全体的に硬化しており、最も柔らかいのは首となっている。
ただ、狙って当てるのは難しいので基本的に次に柔らかい頭部や髪ヒレを狙っていこう。
通常種で弱点であった尻尾は大幅に硬化しており、打撃はギリギリ弱点特効が入るが
斬は38と、青ゲージの心眼も適用されない肉質になってしまっている。
一方弾肉質は頭の弱点はそのままに大きな髪ヒレも弱点特効の対象となったので、
ガンナーはどの方向からも安定してダメージを出しやすくなった。ただし首は大幅に硬化している。- 弱点属性は氷属性のモンスターらしく火属性。
- 総じて、通常種とはシルエットが似ているだけのほぼ別モンスターと言って差し支えないものになっている。
通常種が楽勝だったからとナメてかかると痛い目を見るだろう。
滑り移動で頻繁に位置を変えるので翻弄されやすいが、攻撃後の隙はしっかり用意されているので
相手の動きをよく見て確実に隙を突こう。
またイソネミクニ亜種は他のモンスターと比べると、大技の冷気爆発以外は総じて攻撃範囲が狭い。
回り込む攻撃を見切り、確実に捌いていくことが一番の対策となるだろう。- ただでさえ素早い動きが多いうえハンターを回り込むように立ち回ってきて、おまけに攻撃力も高いため
通常種のイソネミクニとのギャップに思わぬ苦戦を強いられるハンターが続出している。
慣れないうちは動きが読みづらいため、勢いに任せてマスターランクを駆け上がろうとして
上位装備のまま強引に突き進もうとするハンターの壁になることが多い。
ランポス装備でもなんでもいいので、マスターランクの装備を作るだけで
大分ダメージを抑えられるので楽になる。
このあたりで装備更新の必要性を示してくれるモンスターでもある。
- ただでさえ素早い動きが多いうえハンターを回り込むように立ち回ってきて、おまけに攻撃力も高いため
操竜
- 操竜の性能は通常種とはやや異なるものの、基本的な操縦方法は同じ。
主な違いは、通常種が状態異常技が多かったのに対し、亜種は氷やられを伴う技が多い所。- 弱攻撃1(X / ↑+X)はヒレ攻撃。
前方への発生が早い弱攻撃。通常種よりも攻撃範囲は狭い。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は氷棘。
ダメージはほとんどないが、棘は着弾点に設置され、長時間その場に残る。
直接当てるよりも、地面に設置したものを踏ませた方が威力が高い。
通常種が怯ませ効果だったのに対し、こちらは踏ませれば氷やられを付与できる。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は這いずり突進からの尻尾払い。
威力が高く、隙や発生速度も悪くはないダッシュ2連撃。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)は乱れ髪ヒレ叩きつけ。
強攻撃1よりも威力が高いが、攻撃の発動がとにかく遅いのが難点。
飛び込みの前の頭振りにも威力の低い当たり判定があるため、密着して撃てば怯ませられる。
攻撃後はすぐに回避キャンセルできるので、ラッシュ時のメインウェポンとなる。 - 操竜大技(X+A)は滑って突進からの冷気拡散大炸裂。
爆破部分は大型のモンスターが相手だと多段ヒットする。
基本は当たるが、ドス古龍のような特殊なダウンをする相手には空振りしやすい。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)はヒレ攻撃。
- 睡眠の状態異常を付与してくれる通常種と違って、こちらはがっつり攻撃系。
強攻撃は2種とも無難な性能で、MR終盤武器で攻撃するよりもダメージが出やすい為、
見つけたら積極的に操竜したいところ。
……なのだが、亜種モンスターが野良で登場するクエスト自体が少ないのが難点。- 代わりと言うか、イベントクエストではイソネミクニ亜種が対象に含まれる同時狩猟クエストが結構多い。
狩猟対象だと野良モンスターほど簡単に操竜待機状態に持って行くことはできないが、
操竜のチャンスが来たらどんどん狙ってみよう。
- 代わりと言うか、イベントクエストではイソネミクニ亜種が対象に含まれる同時狩猟クエストが結構多い。
傀異化
- MR解放後は傀異化した個体も出現。
EX★4とかなり後半の出現になる。
- 体力、攻撃力が増加し、傀異核が出現する傀異化と相性が良く、
高い攻撃力に加えて各種肉弾攻撃に付随する劫血やられで体力を削られる。
更には動きが素早いうえに立ち上がることも多くひとつの部位を集中して狙うのが難しいうえに、
傀異核部位を攻撃しても肉質が硬いおかげでダメージが通りづらいため、傀異鈍化させるのにも一苦労する。
通常種同様後脚の傀異核の狙いづらさも相変わらずで、こちらは後脚の属性肉質まで渋くダメージが更に入りづらい。
そのため「サンブレイクのモンスターの中でも最強格」という評価をするハンターも多い。
傀異化素材が固有ではなく色んなモンスターから取れて良かったと思う瞬間でもある。
と言っても本種から入手できる爪は他の入手元も軒並み強敵揃いなのだが。- 特に気をつけたいのが冷気爆発の前の滑り込み。
傀異化イソネミクニ亜種の攻撃の中でもやたらと威力が高く、体力150の場合は
レア10防具フル強化でも7~8割の体力が削られてしまう。
冷気爆発に関しては隙も大きく避けやすいが、その前の突進は異様に避けづらい。
当然のごとく劫血やられも発症するので、体力管理には十分気をつけよう。
- 特に気をつけたいのが冷気爆発の前の滑り込み。
- 狩猟地がヒトダマドリで体力を最大まで上げづらい寒冷群島なのも、難易度をあげている要因のひとつと言えるだろう。
おだんご鳥寄せの術lv4でヒトダマドリの効果を2倍にしているならば比較的集めやすいので、これで補うのも手。
また、氷ブレスや様々な肉弾戦と言った地上への攻撃は苛烈な一方で、対空能力はあまり強くは無い。
そのため、跳躍で攻撃を避けてから弱点の頭部や首を叩きに行ける操虫棍に持ち変えると、
案外簡単に倒せてしまうことも多い。
- Ver.15で追加された特別討究クエストでは冷気炸裂の範囲が拡大する。
多くの主力技が強化の対象になっている他、大技の冷気拡散大炸裂に至っては
イソネミクニ亜種の真横付近まで当たり判定が広がるようになっている。
- 「寒冷地帯に生息する亜種の特殊個体が恐ろしく強い」ということで、
ガララアジャラ亜種を連想した人もいるとか。
種族こそ異なるが、両方とも長い体を持つことは一致している。
武具
- 武器は通常種の武器を亜種カラーにしたもの。
氷属性特化となっており、属性値は例を見ない程高く、
最終強化していない段階ですら太刀は何と62、双剣でも56という凄まじく高い数値を誇る。
特に、チャージアックスは60以上の数値で強属性ビンを持つ非常に強力な一品となっている。
MHR:Sの属性特化の武器はこれでもかと言う程属性値が上昇しているが、この武器も例に漏れなかったようだ。
- 防具はイソネZシリーズ。
こちらも通常種の防具が亜種カラーの真っ青になったもの。
発動スキルは達人芸、会心撃【属性】などがあり、
一式で達人芸Lv3、会心撃【属性】Lv3、挑戦者Lv5、氷属性攻撃強化Lv5という攻撃的な装備。
ただ、会心がトリガーのスキルが多い割に会心率アップのスキルが挑戦者程度しかないので、
護石や装飾品で弱点特効などを発動させて補うと良いだろう。
余談
- 「水と氷」といえば何かと近い存在として扱われることも多いものだが、
意外にも「水棲で氷属性をメインに扱うモンスター」というのはメインシリーズではザボアザギルに次いで2体目である。
魚竜種のブラントドスや、海竜種のアグナコトル亜種も
雪山の陸上などを主な生息地としているため、いわゆる水棲とは言い難い。
もっとも水中戦闘がMH3(G)以外ほとんどないモンハンならある意味当然である
- MHR:Sに登場する新規モンスターの多くは海外の伝承上の怪物がモチーフとして与えられているが、
通常種のモチーフが「人魚」であったのに対し、亜種は乙女の姿をした水の精であり、
岩山で唄を歌い漁師たちを破滅に導くという「ローレライ」が設定資料集に挙げられている。
だが、設定画稿では「通常種と比べて歌はうまくない?」などと言われている- 設定資料集の発売までは美しい歌声と蠱惑的な見た目で船乗りを魅了して喰い殺す怪物である「セイレーン」や、
幻想的で美しい姿をしている事や惑わせて生を吸うという点から、「サキュバス」なども考察されていた。
ただ、和風欧風問わず人魚に類する存在は多くが通常種も共通しており、
一つ前のG級相当作品のラスボスのモチーフもローレライなので、
なんとなくモチーフ被りの多いモンスターではある。
モチーフとは異なるが、ロアルドロスのハンマーも強化したら最終的にローレライになる
- 西洋から翻って日本の妖怪では、その人間の女性と見紛うような特徴的なシルエットや青白い体色、
そして獲物を凍らせる生態などから「雪女」が挙げられており、
こちらも公式設定資料集にてイメージの一つであったと解答された。
雪女は男(獲物)に冷たい息を吹きかけて凍死させたり、精気を吸い尽くす「雪の妖怪」として有名であり、
登場ムービーやその姿から雪女を連想したハンターも多かったようだ。
- 妖怪から離れて自然現象で考えると、偏光的な輝きを持つ髪ヒレは「オーロラ」、
冷気を纏った幻想的なイメージは「ダイヤモンドダスト」等を思わせる。
- 設定資料集の発売までは美しい歌声と蠱惑的な見た目で船乗りを魅了して喰い殺す怪物である「セイレーン」や、
- 英名の“Aurora Somnacanth”は極地で発生するオーロラにあやかっているネーミングであろう。
オーロラといえば緑やピンク色を主とした虹色、というイメージの方も多いと思うが、
実際にはオーロラの色は発生する高度で変わり、水色~青色をしたオーロラもしっかり存在している。
こうした青色のオーロラは赤色や緑色のオーロラよりも比較的低高度で発生しやすく、
大きなオーロラの場合は上と下で別の色になっている事もあるようだ。
また、髪ヒレの暗い藍色を夜空と見做した場合は、
夜空に輝く水色~紫色のオーロラが描かれているようにも見えるだろう。- 防具の方は本体に増して光り輝くオーロラが再現されており、
各所にある発光部位の色が角度によって移ろうようになっている。
- 光が当たると深い藍色に水色や薄紫が細かく輝きだすが、
その様子はオーロラのようにも、星空や銀河のようにも見える。
一方、暗い場所にいると体色が保護色となるのか、小さめな体躯も相まって
探索中などで意識を別にやっていると本種の存在に気付かない事も。
- 防具の方は本体に増して光り輝くオーロラが再現されており、
- 白一角竜モノブロス亜種、緋天狗獣ビシュテンゴ亜種に続いて、
氷人魚竜という、4文字の別名を持つメインシリーズで3体目のモンスターとなる。
また、MHFに存在する紅蓮獅子、蒼白眠鳥、紅溶岩竜、黄金魚竜、白銀魚竜を含め、
4文字別名モンスターの中で初めて別名に色名が含まれていないという特徴を持つ。- 後にメインシリーズ4体目となる熾妃蜘蛛ヤツカダキ亜種の登場が判明したが、
こちらも色ではなく属性を意識した別名がつけられている。
- 「ひょうにんぎょりゅう」という読み仮名数であれば10文字にも達し、全モンスター中で最長となる。
一方で上述の熾妃蜘蛛は漢字と同数の4文字であり、大半の別名よりも短くなっている。
- 後にメインシリーズ4体目となる熾妃蜘蛛ヤツカダキ亜種の登場が判明したが、
- 「イソネミクニ」という名前の響きや髪ヒレの形から、通常種の時点で「磯音ミク」とネタにされることがあったが、
亜種は氷雪を扱うミクということで、これまた「雪ミク」呼ばわりされることとなった。
例によってカリピストに使用される例が多い。
- 緊急クエストが出た時点で甲板磨きをしている船乗りのタルタルに話しかけると
「もしハンターさんがヒエヒエの氷だらけで帰ってきてもボクがキレイにしてあげるのニャ」とさりげに攻略のヒントをくれる。
どこかでヒエヒエにされた経験でもあるのか
素材
- 氷人魚竜の凍鱗
- イソネミクニ亜種の上質な鱗。
表面に冷気を纏っており、風が吹くと僅かに粉雪が舞う。
- 氷人魚竜の凍殻
- イソネミクニ亜種の硬い外殻。
鱗が変質したもので、鱗よりも硬く、芯まで凍っている。
- 氷人魚竜の凍爪
- イソネミクニ亜種の鋭い爪。
凍った獲物を取り出す為に鋸のような細かい氷を纏っている。
- 氷人魚竜の髪ヒレ
- イソネミクニ亜種の髪ヒレ。
鈍色のヒレに霜がついており、頭部を隠す幕になっている。
関連項目
モンスター/イソネミクニ
システム/亜種
武器/イソネ武器
防具/イソネシリーズ
モンスター/アグナコトル亜種 - 氷属性の亜種海竜仲間