MHP3にて新たに登場した双剣。
その名の通り白い串団子であり、その見た目の通りネタ武器である。
概要 
- ユクモのお土産品である串団子を武器として転用したものであり、かじると素朴な味がするという。
無難なお土産を求める方にお勧めらしいが、
普通の団子ならともかく団子の双剣なんかを渡されたら貰った側は困惑するのではなかろうか?
というか食用の団子としては異常にデカすぎるだろう。
性能 
MHP3 
- 生産するのにはユクモの木とネンチャク草とハチミツが必要となる。
ユクモの木は当然串として加工されるのだろうが、
団子の部分はネンチャク草とハチミツを混ぜて作ったものであると思われる。
どうやらネンチャク草は食べる事が出来るらしく、更に餅に加工する事も可能なようである。
加工屋がネンチャク草から団子を作っている様子は想像するだけでシュールである。
若しくは、団子だけは団子屋に頼んで作ってもらっている可能性もあるが…。
- ネタ武器のくせに強化先がやたらと豊富である。
純粋な強化の狩団子【白玉】雅や、
毒テングダケや毒狗竜の皮を入れて狩団子【毒天狗玉】にする事も出来る。
食べ物を武器にするのは今に始まった事ではないので今更文句は言わないものの、
いくら武器にしているとはいえ、食べ物に毒を入れるとは滅茶苦茶な話である。
「竜も逃げ出す過激な味」とか言ってる場合ではない。- 毒だけでなく通常属性にも対応しており、
火薬草を使えば火属性の狩団子【火薬玉】に、霜ふり草を使えば氷属性の狩団子【霜降玉】に、
雷光虫を使えば雷属性の狩団子【雷光玉】に強化が可能。- 【火薬玉】は食べると火を吹くほどの味であり、丸1週間は舌がヒリヒリするらしい。
…普通にトウガラシではダメだったのだろうか? - 【霜降玉】はかじると頭がキーンとなるらしい。
…まあ食べられないというわけではなさそうだ。
他の2つに比べると普通の食べ物感が否めないが、そもそもこれは武器である。 - 【雷光玉】は骨までシビれる味であり、かじると髪の毛が全て逆立つという。
大型モンスターでも痺れさせることができるものが素材なのだから当然と言えば当然である。
バクダンゴのように使ってラギアクルス*1釣りでもした方が有用じゃないか…?
- 【火薬玉】は食べると火を吹くほどの味であり、丸1週間は舌がヒリヒリするらしい。
- 毒だけでなく通常属性にも対応しており、
- とまあ色々な強化先がある訳だが、最終強化ではなんと20000zも掛かる。
いくらなんでも、団子に色々練り込むだけで20000zはぼったくりではないだろうか。
一応記しておくが、性能としては上の真ユクモノ~は生産に15000zである。
MHの世界では20000zもあればかなり裕福に暮らせるので、
いかにぼったくっているかが分かるだろう。
- ネタ武器なので威力は低いが簡単に作れ、振り回すとコミカルな音が鳴る。
火薬・霜降・雷光は双剣中最速で手に入る火/氷/雷武器なので、本当に一瞬だけ輝いて消えて逝く。
コレクション性も高いので勲章集めついでに一通り揃える人もいるとか。
また匠をつけると火薬・霜降・雷光玉の雅は白ゲージを獲得する。
…と、擁護はしてみたが、実際はその白ゲージも短く、双剣の手数ではすぐ斬れ味が落ちる上、
その他の性能もアレなので他のネタ武器より少しだけ優遇されたかな、程度の長所である。
白玉と毒天狗は珍しい3スロ双剣なのだが、大海賊Jエッジもスロ3であり、他の部分が低性能な為、
当然ながら基本的に採用はされない。
MHX 
- 一発ネタゆえに二度と登場しないと思われていたが、
ユクモ村と共にMHXでまさかの復活。誰得
- さすがにネンチャク草から団子を作るという設定には無理があると判断されたのか、
生産素材が変わっており、竜人商人の依頼をこなして手に入る「ユクモ白玉粉」を使う。
尤も、この白玉粉が実はネンチャク草を原料として作られていた、という可能性もあるが。
これがかなりの曲者で、入手できるのは村★5「ゲリョスな季節」のみ。
つまり狩団子を最終強化するには下位ゲリョスを1人で乱獲しなければならない。
クリアすれば確定で狂走エキスが2個手に入るので、
双剣使いにとっては徒労という訳では無いのだが…。
- そんなこんなで結構な労力がかかる狩団子だが、今作での派生強化は少し減った。
無属性の狩団子【白玉】雅、毒属性の狩団子【毒天狗玉】雅、火属性の狩団子【火薬玉】雅の3種。
いずれも性能はP3とほとんど変わっておらず、相変わらずのネタ武器である。
劣悪な斬れ味、申し訳程度の属性値、ここだけ優秀なスロット3…なのだが、
白玉の攻撃力は190、毒天狗玉と火薬玉の攻撃力は180にまで上昇した。
更に火薬玉に属性攻撃強化と火属性攻撃強化+2を発動すれば、火属性値は20にまで跳ね上がる。
どこぞのビールや肉球よりはかなりマシな性能である。
ここまでやれば、オストガロアだって単独で撃破できる。
無論まともな武器の方がずっと楽なのは言うまでもないが…- ちなみにこのユクモ白玉粉の説明文も結構衝撃的。
「お団子を作るのに欠かせない一品。が、加工次第でとんでもない硬度になったりする。」
つまり狩団子はその「加工次第」によって誕生した武器であると考えられる。
しかし狩団子の説明文に「無難なお土産」とあるのだが、
超硬度のカチカチ団子が無難というのはかなり無理がある気がする。
もしや修学旅行のお土産の定番である木刀と同じ扱いなのだろうか。一応真剣なのだが…
- ちなみにこのユクモ白玉粉の説明文も結構衝撃的。
- ユクモ村のお土産だが、今作ではどこの村でも作れてしまう。ユクモ土産とは一体…
加工屋なら誰でも簡単に作ることが出来るのだろうか?
それとも白玉粉片手にヒイコラ言いながら必死に作っているのであろうか?
後者の場合ならハンターに無茶振りをされた加工屋の心境は察するに余りある。
初見の筈の古龍素材を加工してしまうあたり余計な心配かもしれないが。
せっかくのユクモ土産でもあるのだから、ユクモ村で作ってもらうのが一番いいだろう。
MHXX 
- 前作MHXでは使おうと思えばどうにか使えるレベルのネタ武器であった。
G級となり、究極強化したお土産は、三者三様と実に様々な性能となった。- まず無属性の「狩団子【白玉】饌」だが、攻撃力はたったの270で斬れ味は匠でも白。
スロットは3つ空いているが、実用に耐える性能ではなくなってしまった。
ある意味、元通りともいえる。 - 毒属性の「狩団子【毒天狗玉】饌」は攻撃力はさらに低く、250しかない。
ビールや案山子と同じである。
斬れ味だが、まさかの素で紫50がお目見えする。スロットも変わらず3つ。
毒属性は18と低いが双剣の手数なら実用といえるか?
ただ、いくら斬れ味や毒を以ってしても低すぎる攻撃力が災いする。
これもネタ武器に戻ってしまった。 - 最後に火属性の「狩団子【火薬玉】饌」だが、攻撃力は300と一番まとも。
属性は18と低いがスロットも3つ空いている。斬れ味も匠+2を使えば紫が出てくる。
ただし、匠+2でも紫10に白20と双剣では厳しすぎるものである。
しかし、それぞれの性能の違いはなかなか面白いものである。 - まず無属性の「狩団子【白玉】饌」だが、攻撃力はたったの270で斬れ味は匠でも白。
MHXR 
- ひな祭りイベント限定の武器として登場。
MHP3から存在する火属性の【火薬玉】、氷属性の【霜降玉】、雷属性の【雷光玉】に加え、
新たに水属性の【水禍玉】、土属性の【泥団子玉】が登場した。
そしてそこに龍属性の団子が加われば5属性の団子が揃うこととなった
…味の説明はないが、どちらも名前からしてあまり口にしたくない団子である。
特に前者は真っ青で食欲が落ちそうである
もう少しマシなネーミングはなかったのだろうか?
なお、本作では武器そのものには毒属性(というか状態異常属性全般)の概念が存在しないため、
【毒天狗玉】は存在しない。
どの武器もイベント限定武器であるため、イベント期間が終了した現在では入手不可となっている。
- 武技の「○花吹雪」(○には属性が入る)は武器ごとに異なる効果を持っているが
いずれも実用的な性能を備えており、特に【火薬玉】の火花吹雪は被ダメージ増大の代償があるが
鬼人化攻撃の威力7倍という高倍率かつ乗算効果というとんでもない効果となっていた。