黒き神の力を刀身に宿す太刀。
神の力を得たものは、世界の理
から外れた存在となる。
覇竜アカムトルムの素材で作られる太刀。
目次
概要
- 圧巻の攻撃力に高い会心率を持つ。
デザインはアカムトルムの甲殻を使ったアカムト武器にしては細身の剣。
ただし鞘がやたら幅広いため、納刀時の見た目は背負い方も相まってほぼ大剣そのものである。
- 名前は他のアカムト武器と同様に「アイヌ語 + アカムトルム」であり、
タンネはアイヌ語で「長い」を意味する。
この場合は「長い剣」という意味合いだろう。
性能
MHP2
- ラスボス武器として堂々登場。
- 圧巻の攻撃力1200
- ただでさえ高い攻撃力を更に加速させる会心率40%
が当然問題を抱えており斬れ味は緑ゲージ。
しかも異常に短い。挙句匠で青に達しない。
手数武器である太刀では少々きつい能力である。
MHP2G
- 新たにG級派生である覇剛刀クーネタンカムが追加。G級武器へと昇華した。
肝心の性能だが、- P2G太刀で2番手の攻撃力1584
- 相変わらずの会心率40%
- そして斬れ味は緑60
- 実は匠で青40が出る。紫が当然であるG級で青ゲージではあるが、アカムト武器としては健闘した方だろう。
そしてその及第点の青ゲージに加え、先の攻撃力と会心率を合わせた期待値は、
- 覇剛刀クーネタンカム
- 1584*(1+0.45*0.25)*1.25≒2203
- 砂猿薙【ゴゴゴ】
- 1536*(1-0.2*0.25)*1.5≒2189
- ラストエクディシス
- 1392*(1+0.2*0.25)*1.5≒2192
- 天上天下天地無双刀
- 1440*1.5=2160
- と、並み居る強力な紫ゲージ太刀を上回っている。
しかし2位のラストエクディシスとの差は、武器倍率に換算すると僅か2.3であり、
爪護符を持った時点であちらに逆転されてしまう*1。
世界の理から外れた存在というキャッチコピーはいささか大袈裟過ぎる気もするが…。
- また、緑ゲージになった際に斬れ味補正が0.9倍、会心率が40%に下がる*2が、
それでも紫→白に下がる時(0.87倍)と比べると落ち幅が小さいというメリットもある。
しかし、青ゲージは紫ゲージと比べ圧倒的に弾かれやすいのもネックで、
練気である程度カバー出来るとはいえ判定の厳しくなったG級では心眼に業物は必須レベルに近い。
しかし厳しい弾かれ判定を逆手に取り、ヒットストップを減らし手数を稼げたりするので、
使い方次第で紫ゲージ太刀を凌駕する実力を見せることも。
扱い方はかなり難しいが、やりこみたい太刀使いの方はクーネタンカムを極めてみてはいかがだろうか。
MHP3
- アカムトルムと共に復活。
本作では、 と、斬れ味が改善され少し使いやすくなった。
しかし、緑ゲージの斬れ味補正の低下の煽りをモロに受けたことや、
漆黒爪【終焉】や疾風刀【裏月影】、山薙ワイルドハイトといった強力な太刀が存在しており、
属性太刀も優秀な業物が揃っていたことから、
お呼びの声がかかることは滅多になかった。
MH4
- アカムトルムと共に再度復活。
- 今作では武器倍率250を割ってしまい、
- ワンランク下がったがMH4トップ独走の攻撃力726
- 抑えられたが会心率15%
- 少し悪くなった斬れ味緑20
紫ゲージが目の敵だったMHP2G時代と異なり、青ゲージなら十分戦うことが出来る。
- 物理期待値は業刀ダインスレイヴを抑えて全太刀中最大となり、
登場から4作品目にしてようやく確固たる立ち位置を確保することに成功したのである。
難点は青ゲージが短く、継戦能力が低いこと。
瞬発火力こそ最大なものの、緑ゲージになると青ダインスレイヴや威武堂々に薙ぐジゲン等に負けてしまう。
というのも、青ゲージ(1.2倍)と緑ゲージ(1.05倍)では火力差が大きいためである。
業物や砥石使用高速化でサポートする必要があるだろう。- 今作では業物との共存がしやすい真打の発動が比較的容易であり、
なおかつ真打に内包されている攻撃力UP【大】が活かしやすい高会心率な武器性能のため、
今までのシリーズの中ではおそらく最も活躍できる作品であると言えるだろう。
- 今作では業物との共存がしやすい真打の発動が比較的容易であり、
MH4G
- G級追加に伴い覇剛刀クーネタンカムが復活。
性能は- 全生産太刀中No.2の攻撃力1122(武器倍率340)
- タンネカムトルムから倍増の会心率30%
- 素の緑ゲージが延長、匠で青30が出現
P2G時代と比べると攻撃力で勝り、会心率で劣る。それ以外は据え置きの性能になっている。
- やはりG級で青ゲージ運用はかなり厳しいものがあるので、匠に加えて必要に応じて心眼の発動も検討したい所。
狙う部位さえ間違えなければ小さいヒットストップで高火力攻撃を叩きこめる。
- 本作では攻撃力No.1の座は相方の太刀である崩天刀ウコトオンカムに武器倍率にして20の差で譲った。
斬れ味補正と会心率込みの期待値で見ると、こちらが438.6に対してあちらが439.56。
僅か武器倍率0.96という僅差で敗れる結果となっている。
これだけ見れば大差ないが、あちらは白ゲージまで出るので幾分か弾かれにくく、
何より緑ゲージと青ゲージでは落差が大きいためワンランク下の斬れ味で比較すると
クーネタンカムが大きく後れをとってしまう*4。
更に彼方は氷属性120、防御+20まであり、レア度も9なので極限強化の難度も低い。
しかし、今作は真打・爪&護符・極限強化【攻撃】と、武器倍率を強化する要素が多く、
向こうとは違い会心率がプラスのこちらが有利となる。
そのため、氷属性を取るか物理火力を取るかの違いで決めるといいだろう。- 他のアカムト武器は倍率340・会心率40%なのに対し、この武器は同倍率で10%会心率が低めになっている。
もしこの武器が会心率40%であったら瞬発力でウコトオンカムを上回っていた計算になる。 - 因みに、全太刀中最も瞬間火力が大きいのは実はコイツだったりする。
- 他のアカムト武器は倍率340・会心率40%なのに対し、この武器は同倍率で10%会心率が低めになっている。
- 当然のようにレア素材の覇導玉を要求されるので作製はよく考えてからにしよう。
MHX
覇刀タンネカムトルム最終版。
万象を操り、引き裂く覇剛刀。
世界は我が意のままに。
(覇剛刀クーネタンカム)
- 今作でも登場。G級は存在しないが、覇剛刀クーネタンカムまでの強化が可能。
- 性能はMHP3のブースト前と同じで攻撃力250・会心率30%
匠で青ゲージが出なくなったため物理期待値は大きく下がることとなった。
MHXX
- G級強化では覇威刀イクセタンカムとなる。
驚異的な攻撃力370に会心率30%を持つが、やはり素の斬れ味はそこそこ長い緑(60)で悲惨そのもの。
相変わらずの鈍器適性を誇るため、腕に覚えがあるなら緑でも相当に強力。
また、匠+2で青30を出現させれば紫ゲージ武器すらも凌駕する破壊力を発揮する。
本作では匠と業物の同時発動が容易なので青ゲージを維持することはさして難しくない。
緑ゲージ+鈍器よりも青ゲージの方が火力は高く、まともに振り回せるという無視できないポイントも有している。
G級に緑60では弾かれるリスクが怖いというプレイヤーは、斬れ味を伸ばす選択肢の方が向いている。- ただし発動スキルの都合上、他の欲しいスキルが圧迫されてしまったり防御力に難があったりと、
人によってはこちらの方が痛いと考えるケースも多いだろう。
腕前を信じるか、可能な限り確実性を取るか、硬さやスキルの数を取るか。
扱う上での真意を使用者に問うてくる。
- ただし発動スキルの都合上、他の欲しいスキルが圧迫されてしまったり防御力に難があったりと、
- やはり運用の難易度は高く、ここまでやっても他の普通の太刀を普通に使った方が運用は遥かに簡単。
ただし、構成やプレイスタイル次第ではそれらの武器を超えうるだけの "格" を秘めている。
- 今作のモンスターは全体的に前作と比べて行動速度が上がったり隙が少なくなっているので、
一つ一つの攻撃のヒットストップが小さいこの武器は立ち回りの面で有利になる。
また、気刃無双斬りの隙がかなり増やされたブシドーやカウンター後の派生を早く繰り出せるために
今作で増加した連続攻撃への対処がしやすくなるブレイヴとも相性がいい。
MHF
- シーズン1.5にてMHP2よりアカムトルムとともに登場。
- HR71の段階では異色の攻撃力1200
- 会心率-10%に転落
- デフォルトで緑50、斬れ味レベル+1でも緑のまま
- 12年経っても強化先は一向に現れない
中途半端ですらない会心率と酷い斬れ味ゲージ、
そして運営にすら見捨てられた一発生産、一発勝負の武器ゆえ、
現在では採用するプレイヤーなど皆無と言える悲しい状況。
- …が、実は覇刀タンネカムトルムがあぶれただけで、
アカムトルムの太刀としては後に超強力な武器が数年の時を経てリベンジを果たしている。
その界隈で有名なHC武器「覇帝刀エムカムトルム」である。
また、シーズン5.0と初期のころには「レス・イーブSP」というSP武器も登場している。
詳細はリンク先参照。
関連項目
モンスター/アカムトルム
武器/アカムト武器
武器/レス・イーブSP
武器/覇帝刀エムカムトルム - MHFにおけるHC武器のアカムトルムの太刀。