MHP2より登場した、覇竜アカムトルムの素材を用いて作られた武器の総称。
それを手にする者は神殺しの咎を負い、世界の理から外れた存在と化すとも言われる武器群。
同種武器と比べてかなりデカいものが多い。
目次
概要・性能 
MHP2(G) 
- 高い攻撃力、高い会心率、そして酷い斬れ味を併せ持つ武器群。
単純な期待値だけで考えればまさしく「覇王」の名に恥じない規格外な代物ばかりであるが、
近接武器の中には斬れ味レベル+1が発動していないと黄色ゲージ止まりという武器まであり、
この斬れ味によって実質的な攻撃力はそれほどでもなく、
(といっても期待値そのものはかなりの上位に入る場合が殆どだが)
むしろ攻撃がはじかれやすいので他の武器以上に苦戦を強いられるケースも多い。
また、全体的にスロットは少なく、防具と同様スキル調整はし難い。
総じて、生産自体はそれほど難しくはないが、実用性を考えるとどうしても見劣りしてしまう部分が多い武器群である。
モンスターの弱点を確実に狙える熟練ハンターならば、その真価を発揮できるだろうか。
- 弓については斬れ味のリミッターが無く、龍属性がある代わりに、武器倍率がやや低く、
初登場時を除いて溜め3が撃てないという中々強烈な制限が付いている。
初登場時は案の定大暴れしていた他、制限が付いた後も装填数UPによって実質的に解除できるため、
数ある連射弓の中でも常に一線級の存在として君臨し続けている。
- ヘビィについてもその期待値は素晴らしいがやはり装填数が少なく、
こちらも装填数UPかしゃがみ撃ちによるフォローがほぼ必須。
言い換えればしゃがみ撃ち主体の運用においては理想的な性能ということでもあり、
その手の戦法を好むハンターにはやはり一線級のヘビィとして重宝されている。
ただし、作品によってはブレがひどく、スキルで補正しなければしゃがみ撃ちすらままならないことも。
- また、旋律によってある程度の自分強化が可能な狩猟笛の場合も事情が異なっており、
優秀な旋律を有すことが多いはぴー覇笛は現在でも多くのカリピストに愛用されている。
- 名前の由来はアイヌ語の単語とアカムトルムを混ぜた造語である
例:覇爪アムルカムトルム=アムルィ(爪)+アカムトルム。
G級相当の武器にはクーネ(黒、暗い)がつく。- 海外版ではAkantor Blades(=アムルカムトルム)のような単純な名前に変更されている。
G級強化の一部ではクーネが反映されてBlack、Darkなどとついている。
- 海外版ではAkantor Blades(=アムルカムトルム)のような単純な名前に変更されている。
- MHP2GではG級素材を投入してでさらに強化することも可能。
アカムトルムのG級素材は存在しないため、古龍やウカムルバスの素材が必要となる。
しかし非常に貴重な素材を要求される上、やはり斬れ味が致命的で使い勝手が悪く、
弓と笛以外は実用性に欠ける。
MH4G 
- MH4Gでは新たにチャージアックスが新登場。
榴弾ビンのダメージが武器倍率によって決まる特性と規格外の攻撃力が噛み合い、
アカムト武器では笛に次いで実用性の高い一本として評価されている。
- なお、斬れ味レベル+1(真打)or心眼が発動するウカムルシリーズとの相性は抜群。
同時装備であればかなり扱いやすくなるだろう。二つの神の力といったところか。
これは逆の組み合わせにも当てはまる。- 初登場のMHP2、およびMH4ではウカムルバスは登場しないが、
後者に関しては竜人問屋での素材交換によってウカムルシリーズを作成することが可能。
組み合わせは相変わらず優秀なので、頑張って作成を目指したい。 - MH4Gでは業物+心眼の複合スキルである心剣一体が登場し、
匠・業物・心眼というアカムト武器必須スキルを同時に組み込む構成が現実的となった。
- 初登場のMHP2、およびMH4ではウカムルバスは登場しないが、
MHX(X) 
- MHXでははじかれ無効効果のある要素も増えており、
それ以外にも斬れ味の悪いアカムト武器の欠点をメリットへと変える事が可能になる鈍器使い、
会心の高さを活かせる超会心が登場した。
アカムトシリーズでは心眼と共に鈍器使いが発動するが、
鈍器だけでは解決しない問題もあるため、双剣を除いて防具一式との組み合わせは適さない。
ただ、スキルポイントの偏ったR装備シリーズが登場した関係で、アカムトR装備の一部部位は運用の際には使いやすい。- 続くMHXXでは近接のアカムト武器全てに緑ゲージが登場し、
匠なしでも鈍器使いが実用的な斬れ味に強化された。
スキルの方も鈍器使いは効果が乗算に変更、超会心と共に発動も容易になったため、扱いやすくなっている。
匠+2では太刀、双剣、ガンランス、スラッシュアックスは青30でそれ以外は青10となっている。
斬れ味的に青運用できるのは大剣、太刀、スラッシュアックスあたりになる。
また極長白ゲージの匠不要武器も強力になっているため、そちらのとの差別化が鍵となり、
自分強化の旋律によって緑ゲージでも弾かれる心配がなく
優秀な旋律によって物理性能トップに君臨する狩猟笛や、
その差別化が「榴弾ビン」で可能なチャージアックスは、武器種でもトップクラスの扱いを受けている。
また、ヘビィボウガンは武器種中の期待値がトップ、
かつ新登場のブレイヴスタイルで可能な強化しゃがみ撃ちである、
ボルテージショットが非常に強力かつ相性抜群であるため、更に注目されるようになった。
おもしろい所では、弓が従来の装填数が大前提という状態から少し脱却。
ブレイヴスタイルの登場によりデフォルト溜め2状態にも明確な活路が見出された。
その性能は決して笑えたものではないため、興味をそそられた人は詳細を確認されたし。
- 続くMHXXでは近接のアカムト武器全てに緑ゲージが登場し、
MHF 
- MHFに存在するHC武器では文字通り規格外の火力を発揮している。
攻撃力がさらに加速しており、何よりも斬れ味ゲージが白まで伸びるため、
HCクエスト時は紫ゲージまで獲得してしまう上、高い龍属性までもが付加する。
会心率がマイナスとなっている場合もあるが、
剛力スキルが基礎中の基礎となっているMHFの環境下ではそのデメリットすら殆ど意味をなさない。
特に太刀の覇帝刀エムカムトルムは剛種武器どころか進化武器すら凌駕しかねない壊れ性能で、
「これ一本さえあればSR上げは最後までいける」と言われていたほどである。- ガンナー武器の覇帝弓アシカムトルムはというと、やはり龍属性連射弓としてトップクラスの性能を誇る。
詳細は覇弓レラカムトルムの項参照。 - しかし、いずれのHC武器も要求されるHC素材が、
アカムトルム特異個体以外に古龍種や金獅子、冥雷竜など、
トップクラスの戦闘力を誇る特異個体が相手となるため、作成難易度も異常な程高い。 - 見た目も通常のアカムト武器とは異なり、全体的に灰がかっているほか、
甲殻の隙間は怒ったアカムトルムのように若干橙色になっている。
- MHFのG級武器もこのHC武器がベースとなっている。
こちらは圧倒的に長い赤ゲージと圧倒的に長い紫ゲージ、圧倒的に高い物理&属性値とマイナス会心という、
高性能ではあるが色々な意味で非常に極端な性能となっている。
- ガンナー武器の覇帝弓アシカムトルムはというと、やはり龍属性連射弓としてトップクラスの性能を誇る。
一覧 
武器種 名前 生産時 強化後 究極強化後 大剣 覇剣エムカムトルム 覇王剣クーネエムカム 覇神剣イクセエムカム 太刀 覇刀タンネカムトルム 覇剛刀クーネタンカム 覇威刀イクセタンカム 片手剣 覇小剣マキカムトルム 覇濤剣クーネマキカム 覇巧剣イクセマキカム 双剣 覇爪アムルカムトルム 覇鋭爪クーネアムカム 覇尖爪イクセアムカム 狩猟笛 覇笛ハウカムトルム 覇重笛クーネハウカム 覇巌笛イクセハウカム ガンランス 覇銃槍アペカムトルム 覇銃槍クーネアペカム 覇撃槍イクセアペカム スラッシュアックス 覇剣斧ムルカムトルム 覇斬斧クーネムルカム 覇裂斧イクセムルカム チャージアックス 覇盾斧エンカムトルム 覇断斧クーネエンカム 覇壊斧イクセエンカム ヘビィボウガン 覇砲ユプカムトルム 覇轟砲クーネユプカム 覇爆砲イクセユプカム 弓 覇弓レラカムトルム 覇滅弓クーネレラカム 覇殲弓イクセレラカム
関連項目 
モンスター/アカムトルム
武器/ラスボス武器
武器/覇帝刀エムカムトルム - HC太刀
武器/覇双アルカムトルム - HC双剣
武器/覇銃槍ヌイカムトルム - HCガンランス
武器/覇皇大剣ガカムトルム - G級大剣(MHF)
武器/覇皇爪テラカムトルム - G級双剣(MHF)
武器/レス・イーブSP - SP太刀
武器/覇導砲 - ヘビィボウガン(MHF、イベント武器)
武器/アカムスクウィード - ランス(MHF、年間特典記念武器)