漲るは大地の息吹。
縛る煩悩を叩き斬り、生の苦しみから解き放つ。
MHW:Iのラスボス、地啼龍アン・イシュワルダの素材から作られたスラッシュアックス。
目次
概要
- 双剣同様、チベット仏教のカルタリがモチーフとなっている。
また、武器銘の通りビンには灯籠のような意匠も施されている。
性能
- 龍骨派生から派生強化する。
強化先はなく、派生段階で最終強化である。
性能は- 高めの攻撃力980(280)
- 素で短い白、匠で紫が出現
- 属性解放で龍属性510、龍封力大
- Lv1スロットが2つ
- 防御力ボーナス+30
- 強撃ビン
属性についても、解放した場合の数値は強撃ビン内で最高。
- 物理面では、クリア前だとザルファスマッシャーIIやハデス、
クリア後では煌戦の金剣斧や黒羽の剣斧IIなどがライバルとなる。
傾向としては前者が使い勝手と引き換えに高火力を手に入れた武器、
後者が作成可能時期が遅い代わりにハイバランスとなっている武器といったもので、
こちらはおおよそその中間に当たる位置にある性能となっている。
- 属性面では、強撃ビン同士で見ると断滅の一閃【破】と獄界の斬裂斧改、
ゼノ=マルトーシュ改辺りに目を向ける必要があるだろう。- 断滅の一閃【破】は攻撃力1015に龍属性210、フォロー不要の斬れ味白110という、
どちらかというと上述の物理型で覇権を争う業物。
こちらの性能を十全に引き出せなければストーリーの如く喰われる立場に追われるだろう。 - 獄界の斬裂斧改は攻撃力945、龍属性300、延長可能な紫40に
Lv2スロット一つとバランスが良い。
こちらの方が攻撃力は高く、属性も属性解放Lv2で上回ることができるため、
やはり斬れ味をどう維持していくかが問題となる。 - ゼノ=マルトーシュ改は攻撃力980に会心率15%、龍属性は270で
紫が出ない白30だが、Lv4スロットを二つも備えている。
上記2つとは異なりムフェト・ジーヴァが解放されれば作成可能になるが、
赤龍自体がとてつもない強敵であるため討伐するにしろ素材だけ集めるにしろ
作成難易度はあちらの方が上か。
- 断滅の一閃【破】は攻撃力1015に龍属性210、フォロー不要の斬れ味白110という、
- 生産武器としては何気にメインシリーズ初となる、覚醒で龍属性が発現する強撃ビン剣斧である*1。
余談
- 「諸行無常」はこの世の万物は常に変化するものであり、不変の存在はないとする仏教の考え方。
チャージアックスにも言えることだが、状況に応じて
二つの形態を使い分けるスラッシュアックスのイメージと適合している。
- 灯籠は戸外で使われる照明器具の一つで、仏教において「灯」は邪気を払うとされている。
また、死者があの世で迷子にならないようにする道標としても用いられている。- モンスターハンター:ワールドは、下位では天命を全うしようとするゾラ・マグダラオスを見送り、
上位では「冥」や「幽」などあの世を連想させる語句が随所に見られるゼノ・ジーヴァと交戦、
MRでは新大陸の生態系の基盤を創造したと考えられるアン・イシュワルダを討ち果たすという
ストーリーが繰り広げられた。
その作品のラスボスから作られる武器の一つが魂を見送る灯籠を模したデザインというのは、
感慨深いものがあるのではないだろうか。
- モンスターハンター:ワールドは、下位では天命を全うしようとするゾラ・マグダラオスを見送り、