登場人物/ココット村の村長

Last-modified: 2024-04-06 (土) 09:41:34

ココット村の村長。二つ名はココットの英雄

目次

概要

ハンターとは何か?ハンターとしての生きざまとは何か?
あるときは1人で。またあるときは仲間とともに。
孤高の戦士として名を馳せるか。
名品・珍品の収集家として名を馳せるか。
多くの信頼と友情を勝ち得るか。
すべてはおぬしの意思ひとつじゃ。

  • ココット村の村長である年老いた竜人。常に杖を持っている。
    かつては伝説的な活躍をしたハンターであり、現在のハンター業の祖と言える存在でもある。
    現役時代は優れた片手剣の使い手だったようだ。
  • まだハンターが存在せず、人間が今以上にモンスターの脅威に脅かされていた時代。
    彼が3人の仲間と共にモンスターを狩ることを生業としたことがモンスターハンターの始まりと言われている。
    他にも、PTの最大人数は原則4人であることや、一角竜の狩猟は単身のみで行うなど、
    名前は知らなくても彼が影響しているギルドの掟は今も受け継がれている。
    また、彼の活躍を綴った英雄譚の多くは、吟遊詩人達が話を盛り上げようと内容を変更したらしく、
    彼についての伝承には複数の矛盾や食い違いが多い。
  • 歴史上たった一人で老山龍を退けた数少ないハンターの一人でもある。
    MH2では元・凄腕ハンターから、そのときの様子を伝えたと思しき伝承を聞ける。
    ココット村から遠く離れた地に現れた、山のように巨大な龍。
    その龍は、対峙したココットの英雄が使っていた剣をくわえたままで息絶えた。
    巨大龍の倒れた地響きは山を崩し、その亡骸は土の中に埋もれたのだという。
    • MH2のプレイヤーならば、この話からとある場所を連想できるだろう。
      つまり、封龍宝剣の使い手も他ならぬココットの英雄である、という可能性が高い。
      尤も、この話はあくまで伝承であるため、本当のところは彼自身しか知らないだろう。
      因みにハンター引退後、老山龍が村に向かって歩みを進めていた際、
      彼は再び自ら剣を手にして出向こうと考えていたと語っていたが、その重役を若き世代に託している。
  • 引退した現在でも周囲からは「英雄」と敬意を込めて呼ばれる一方、
    彼自身は「一人のハンター」として存在したいと願っていたらしい。
    自然との一体化を重んじる種族だからこその考えと思われるが、その真意を彼は語ろうとはしない。
  • ハンター業の第一人者たる彼にとって、受け入れ体制の無い現役時代には色々な苦労があったらしい。
    そのことを踏まえ、彼はココット村をハンター達の心の拠り所にしたいと考えていたようだ。
    これには村人達も共感し、幾日もかけて共にアイデアを出し合い議論を重ねた。
    MHPでの農場利用やアイルーキッチン、集会所などの追加要素は、この彼の理想の元に実現したという。

作品ごとの変遷

  • MH無印・MHG・MHPでは村クエストの受注カウンターを務めている。
    MHP公式ホームページのQ&Aもアイルーと共に担当している。
    • MH2以降の作品では殆どの場合女性の受付嬢がクエスト受注を担当するようになり、
      MHXではココット村でも専属の受付嬢がクエスト受注を行うようになった。
      男性がクエスト受注を担当するのはココット村の村長と、MHXXの酒場のクエスト受付の2人しかいない。
  • MH2では様々な話をしてくれる。昼間は自宅の前にいつも通り立っているが、
    夜になると突き刺さっている剣の傍らに移動するため、若干探すのに苦労することもある。
  • MHP2シリーズでは名前のみ登場。
    MH3シリーズでは登場しないが、MHP3のEDムービーに少しだけ出演している。
    • また、MH3(G)では「ココット米」という食材が登場する。
      ただ、村長の姿が袋に印刷されているだけで、村長自体が米作りに関わったわけではないと言う。
      現実とはそんなもんである。
  • MH4では、イベントクエスト「10周年を祝う者たち」の依頼人として登場する。
    ダラ・アマデュラとアマツマガツチ(MH4Gではゴグマジオスも)が森丘に出現した疑惑があったが、
    全くそれを感じさせないハイテンションなので、無事その危機は乗り切った…のだろうか。
  • MHXではココット村に行けるようになったことに併せて久々に登場する。

余談

  • 文字としての台詞ではないが、プレイヤーが会話中に聞こえる声として「ハラヘットンナ」がある。
    小説版などではこれを口癖として扱っているが、
    これを逆再生すると意味のある言葉になる……という豆知識がある。
    全フレーズの「アウィラ・タゴノ・モゥラミジャ・ハラヘットンナ」を逆再生することで
    これから 始まる 物語は 」となる。
    • 日本語を逆再生するとローマ字表記にしたものを逆から読んだように聞こえるようになっている。
      『これから 始まる 物語は』をローマ字表記にすると『korekara hajimaru monogatariha』となり、
      これを逆にすると『ahiratagonm urmaijah arakerok』となる。
  • 実は双子の兄弟がおり、ミナガルデギルドマスターとして活躍している。そちらは関西弁を話す。
    • MHXの時期にはユクモ村に姿を見せるが、なぜか関西弁ではなくなっている。
  • MHXに存在する「森丘のトロサシミウオ」の依頼文によると、どうもサシミウオが大好物らしい。
    依頼文を読む限り、かつて無印~P時代に「基本の訓練」としてサシミウオを釣らせていたのも
    その大好物を労せず得るための手段であったようだ。

関連項目

世界観/ココット村 - 彼が村長を務める村。
世界観/ココット山 - 彼がハンターとして最後に赴いた狩猟場
武器/ヒーローブレイド - 彼が愛用していた片手剣もしくは双剣。
モンスター/モノブロス - 彼が「英雄」と呼ばれる所以となった飛竜。
登場人物/ギルドマスター - ミナガルデのマスターは彼の弟で、MHPの集会所のマネージャーはマスターの息子、すなわち村長の甥っ子。