クエスト/10周年を祝う者たち

Last-modified: 2024-04-21 (日) 13:20:30

MH4のイベントクエストにして、モンスターハンター10周年記念イベントクエスト
2014年8月2日(土)~8月31日(日)に渋谷ヒカリエにて開催された
10周年記念 モンスターハンター展』にて先行配信された…のだが…。

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金獲得PT条件配信日
MH4集会場上位★6狩猟クエスト闘技場30000z3000z650HRP受注・参加:
HR4~
2015年3月21日*1

※2024年4月9日のニンテンドーオンラインサービス終了に伴い、本クエストは配信終了した
未受信の場合、受信済みデータとのローカル通信を行うことで受注可能になる。

目次

概要

ココット村の村長
モンスターハンターを生業とする者たちが現れて、今年で10年。
新たなモンスターが発見される度それを上回るハンターも現れる。そんな10年じゃった。
今宵は、共に10周年を祝って語り合おうではないか!
  • モンハンシリーズの看板であるリオレウスを闘技場で狩猟することがメインターゲット。サブターゲットは無い。
    但し10周年記念クエストの為か、10周年を祝わんとばかりに他のモンスターが次々乱入する形式となっている。 
    • MH4には乱入が可能な歴代メインモンスターがリオレウスを除き4種*2揃っているが、
      この内ティガレックスジンオウガ、そしてブラキディオスが乱入するようだ。
      • さすがに仕方がないが、は駆けつけてこない。
        自分らがいるとそれどころではなくなるので、恐らく我慢してくれたのだろう。
        いや、勘弁して下さいということで闘技場の主に頭を下げられたのかもしれないが。
        また、本家と被るのを避けるためかリオレウス亜種も未登場である。
    • 乱入してくるのはクエスト開始から約3~4分後。
      PTプレイ時は頑張れば乱入前にリオレウスを沈めることも出来るが、
      ソロだとほぼ確実に狂暴なお客さんが乱入してくることになる
  • また10周年にちなんでか、ダウン回数は10回までカプコンにしては珍しい大サービス。
    通常の3倍+1回という大盤振る舞いに、何か裏があるのではないかと疑うハンターが続出したが、
    ところがどっこい同じくダウン10回のチャレンジクエストでもなければ、裸クエとか無茶な条件もなく
    純粋にリオレウスお祝いに駆けつけるメインモンスターたちを相手取る記念クエストであった。
    流石に記念イベントに鬼畜設定を持ち込むのは野暮だと思ったのだろう。
    • ただし、登場モンスターたちはテンションが上がっているのか、何れも通常クエよりも強い
      流石に防御600台が一撃死などという規格外の破壊力ではないが、ゆめゆめ侮ることなかれ。
    • なお、ありがたいことにモンスターの狂竜化は無い
      流石のマガラコンビもアニバーサリーということで自重したようである。
  • また、普段働かない分断柵は使用可能。
    それに加え、支給品には麻痺投げナイフ(5本1セット)が用意されている。
    これらを上手く活用して戦おう。

報酬について

  • 報酬にはモンスター素材の他に、ギルドチケットS、各種鎧玉鎧石お守り
    そして特別報酬として旅団ポイントが1950ポイント入手出来る。
    閃光玉等で叩き落とせば落とし物でさらに旅団ポイントがもらえる可能性があるので、
    来る次回作への引き継ぎに備えて色々と準備するのに最適と言えるだろう。
    • 特に鎧玉とお守りに関しては、本来は高レベルのギルドクエストでしか手に入らない、
      真鎧玉や歪んだお守りも入手できるようになるのでは、という淡い期待も広がっていた
      …のだが、入手出来るのはやはり重鎧玉や古びたお守りまでだったようである。
      まぁ、10回までダウン可能なお祭りイベントクエストの報酬に
      イビルジョーや古龍さえも慄くような高レベルギルクエ限定報酬を期待すること自体間違っていたのかもしれないが。
    • 4G発売直前となる9月下旬に4から4Gへの引き継ぎ詳細情報が解禁された。
      鎧玉に関しては真鎧玉での強化分はリセットされる事が判明し、
      既に強化した分の真鎧玉は戻ってくるが、真鎧玉の強化分の引き継ぎは不可という事になるので
      鎧玉に関しては重までしか出ないというこのクエストの仕様は準備としては間違ってはいない。
      4Gでは「万能湯けむり玉」や「生命の大粉塵」「応急耳栓」といった
      強力なサポートアイテムの入手に大量の旅団ポイントを必要とするため、
      まさに「引き継ぎに最適」という謳い文句通りのクエストといえる。
      4時代のイベントクエストは4Gへの引き継ぎは不可であり、
      現在大半のクエストは再配信されたもののこのクエストのみ再配信が無いため
      少しでも楽にG級を進めたい場合は引き継ぎ前に納得いくまでこのクエストを行うのも良いだろう。
    • 公式サイトで事前予告されていなかった鎧石に関してだが、
      (告知では『各種鎧玉』とあったのでそこに含まれている可能性もある)
      期待されていた竜人問屋の特別な品揃えに含まれていなかったこともあり、
      このクエストが登場するまでは高レベルのギルドクエストか
      砂漠に鳴らせ、勝ちどきの銅鑼」の報酬でしか入手できなかった。
      前者は上記の通り恐るべき強敵の猛攻を掻い潜って仕留める必要が、
      後者は相手が相手なだけに比較的多くの時間を費やす必要があった。
      そのため、短時間で回しやすいこのクエストは、鎧石の救済クエストとしても需要が高まりつつある。
      4Gでは真鎧玉に加え、さらに高レベルの剛鎧玉までが調合可能なので、
      引き継ぎ前にこのクエストで鎧石を集めておくといいかもしれない。

余談

  • 前述の通り、これはココット村の村長による依頼である。
    彼によって始まった「モンスターを狩る」という営みが10年間続いたことを祝おうと、
    彼自身が直々に依頼したようである。
    • クエストの依頼文には「今宵は、共に10周年を祝って語り合おうではないか!」と書かれている。
      実際に行われるのは語り合いなどではなくモンスターとハンターの殺し合いだが、
      よく考えてみれば、(モンスターと)共に生き、狩るのがハンターという職業である。
      モガの村の村長も口にしていたが、
      これには「ハンターたるもの、死闘を以ってモンスターと語り合うべし」という、
      モンスターハンターなりの深~い意味が込められているのかもしれない。
      • なおクエストを達成した後、ハンターたちが村長と10周年を祝って語り合ったのかどうかは不明。
      彼の言葉を鵜呑みするとハンターという業種が出来て10年しか経っていない事になるが、
      素直にメタ発言と受け取るべきであろう。
  • モンハン展ではこのクエストと同時に、「アニバー」と「サリー」という名のオトモアイルーも配信された。
    名前の由来はもちろん、二つ合わせて「アニバーサリー(anniversary:周年,記念日)」だろう。
    即戦力オトモと銘打っており、初期レベルはなんと19
    アニバーは8月2日~16日、サリーは8月17日~31日にかけての配信。
    なので両者を入手するためには最低でも2回は現地に行く必要があった。
    現在はすれちがい通信か持っている人からの受け渡しでしか入手はできないが、
    当然ながら仕様の関係上レベルは1になってしまうので注意。
    • なお、その後は通常通り2024年4月9日まで配信された。
  • 報酬アイテムばかりがピックアップされているが、何気に金策としての救済面もある。
    乱入はあるとは言え、普通の大型モンスターであるリオレウスの通常種を狩猟するだけで、
    伝説の黒龍と同等の報酬金が貰えると言えば、分かってもらえるだろうか?
    素材を売却する事も考えると、あちらの方が効率が良いが何分時間のかかる相手なので、
    短時間で回せるこちらにもメリットはある。
    とは言え、それはソロで挑む場合の話で、集団でハメるなら大した違いは無いが…。
    まぁ、メインはお守りや鎧石なので、そのオマケと考えても嬉しい要素ではあるのだが。

正式配信に関する余談

  • イベントでの先行配信という事だったが、一般配信に関しては4Gが発売しても行われず、
    4GにおいてMH4のイベクエがまとめて配信された時にも、なぜかこのクエストのみ配信されなかった。
    その後、2015年3月21日よりモンハン展が熊本県のグリーンランドで再度開催されることが発表。
    同日に事前予告抜きで、MH4でのみ正式配信が開始された。
    そのひとつ前に配信された時代を翔ける龍から、なんと7か月近くも空けての正式配信である
    MH4のみの配信だった事と、配信後に告知されなかった事もあって、
    殆どのプレイヤーは配信された事にすら気づかなかった。
    なお、MH4公式サイトでも更新履歴には入っていないが、ひっそりとイベントクエストに追加されている
    何故こんなにコッソリと配信されたのかは不明である。なにか後ろめたい思いでもあったのだろうか…*3
  • 正式配信がこれだけ先延ばしされたため、モンハン展に行けなかったプレイヤーにとって、
    本クエストはPT募集されなければ参加できない、事実上のイベント参加者限定クエストになってしまっており
    先行配信当時、ローリスクハイリターンなこのクエストができない現状には不満の声も少なくなかった。
    一方、正式配信後は配信時期が遅すぎた上、プレイヤーの大半が4Gに移行していた事もあり、
    ほとんど相手にされなかった。
    「10周年を祝う者たち」と銘打っておきながら、先行配信を受けた人間以外は祝いたくても祝えなかったり、
    正式配信後は誰からも祝ってもらえない展開になるとはなんとも皮肉なものである。
  • MH4Gでは結局このクエストのみ最後まで配信される事はなかった。
    4Gにおいて特に需要がある訳でもないが、なぜここまで出し惜しみしたのかは謎としか言いようがない。
    一方で本作ではアニバーサリーソードと言う名前の大剣が作れるクエストが配信された。
    名前の通り、こちらも10周年を記念して作られたものである。
    作れるようになったのは11周年目ではあるが、気にしてはいけない。
  • 冒頭でも記した通り、ニンテンドーオンラインサービス終了に伴い本クエストの受信は出来なくなった。
    MH4Gでは受信できなかったため、このクエストを持っている人は
    MH4全盛期に受信していた、あるいはサービス終了間際に駆け込み受信した人に限られることだろう。
    奇しくも20周年の節目に配信終了となった。

関連項目

モンスター/リオレウス - メインターゲット。
モンハン用語/メインモンスター
モンハン用語/強化クエスト
モンハン用語/救済クエスト
アイテム/鎧石
武器/アニバーサリーソード - MH4Gの方での10周年記念企画の産物。
イベント・メディア展開/10周年記念 モンスターハンター展 (公式サイト)


*1 10周年記念 モンスターハンター展にて2014年8月2日~31日に先行配信
*2 リオレウス亜種、ティガレックス、ジンオウガ、ブラキディオス。
*3 MH4Gは10周年イベント以降に発売されたものなので、このクエストを告知に混ぜると10周年と誤解する人が出てくるため、あえて時期をずらしてこっそり配信し直した可能性が高い