概要 
- MHXで初登場となったウロコトル素材のみで作られた防具。
大型モンスターの幼生をモチーフにした防具は極めて珍しい。
- 胴と腰のみの2部位装備。
デザイン的には成体の防具であるアグナシリーズを簡略化したものに近い。
なお、剣士ガンナー共にデザインは同じである。
性能 
MHX 
- ウロコトルが下位から登場するので、アグナシリーズも作れないうちから生産可能。
下位では、剣士がガード強化、ガンナーが変則射撃のSPを持つ。
どちらも発動には足りず、スロットも胴の一つしかない。
SPそのものは高めだが、特に変則射撃はガルルガシリーズで発動させるか、
装飾品で発動させるのが定番なので、イマイチ使い道がない。- 繋ぎとして使おうにも、変則射撃は5スロスキル。レア度が低い護石でもそれなりの物が入手できるため、
どう考えても他の防具をメインにして余ったスロットで発動させる方が効率が良い。
ただ、下位でガード強化が付く防具はコトルシリーズのみなので、剣士については選択の余地は殆どない。
- 繋ぎとして使おうにも、変則射撃は5スロスキル。レア度が低い護石でもそれなりの物が入手できるため、
- 上位ではSシリーズを生産可能。
性能そのものは下位の上位互換品で、剣士・ガンナー共に付与SPが8に増加し、腰にスロットが増設されている。
ガンナーなら1スロ使えば、剣士でも両スロットを使うことでスキルを発動可能。
一応実戦レベルにはなっているものの、やはり運用は難しい。
上位でもHR解放までは唯一のガード強化持ちの防具。ニャンタークエストのついでに上鱗を集めると吉。
- …だが、カタログに載ったこの防具を見た
紳士諸君女性ハンターは気付いたであろう。
そう、この防具の本領は性能ではないのである。
- ちなみに同じウロコトル素材の片手剣とライトボウガンもあるが、この防具との相性は微妙である。
片手剣はアカムトRと心眼の力を借りれば十分実用圏内だが、
ライトボウガンはお守りの力も借りてやっと最低限の運用が可能レベル。
流石にコレで火山のモンスターに挑む火の国のハンターは無謀過ぎる
MHXX 
- MHXXでG級版のXシリーズが生産出来るようになった。
やはり2部位しかなく、発動するスキルも剣士でガード強化、ガンナーで変則射撃のみ。
回避性能は両防具共に合計SPが4で単体では発動しない。スロット数はそれぞれ2つの合計4つとそこそこ。
G級に至っても相変わらず見た目だけの残念装備だな……と思いきや、
実はガンナー用のコトルXコートは変速射撃のSPが6もある。
つまり腰防具に変射珠を2つ入れるだけで変則射撃スキルが発動するのである。
これでパーツとしての需要が高まった……が実はディアブロXRレギンスも変則射撃のSPが8でスロットも1つある。
とはいえ腰と脚で住み分けが出来ているので、組みたいスキルに合わせてそれぞれ選択するといいだろう。
MHRise 
- Riseではウロコトルと一緒に復活したが、相変わらず胴と腰の2部位だけしかない。
下位のコトルシリーズでは火耐性Lv2+1、上位のコトルSシリーズでは火属性強化Lv3+2がそれぞれ発動する。
火属性双剣で火炎珠【1】をつけるスロットが足りないときなど、ピンポイントに用いられた。 - なお、下位や上位で火耐性スキルを持っている防具はコトルシリーズのみである。*1
MHR:S 
- MRに上がってコトルXシリーズが追加。もちろん胴と腰のみ。
ただし性能は大きく異なっており、
発動スキルはガード強化、特殊射撃強化、回避性能。
火耐性や火属性強化といったいかにもウロコトルらしいスキルはオミットされ、
シールド付きのヘビィボウガンなどに向けた構成となっている。
というよりはX時代の傾向に戻ったというべきか。- ちなみに、特殊射撃強化は胴にLv2、腰にLv1ついているのだが……
お気づきだろうか。そう、特殊射撃強化というスキルはLv2までしか実装されていない。
つまりこの防具、一式で装備すると死にスキルが発生してしまう。
特に問題があるわけでもないが、なかなか珍しい話である。- 傀異錬成で特殊射撃強化を一つ消し、かわりになにか有意義な強化を与えてやれば、
胴腰両採用でも無駄なく運用できるようになった。
その手間をかける価値のある一式かはまた別の話。
- 傀異錬成で特殊射撃強化を一つ消し、かわりになにか有意義な強化を与えてやれば、
- ちなみに、特殊射撃強化は胴にLv2、腰にLv1ついているのだが……
関連項目 
モンスター/ウロコトル
防具/アグナシリーズ - こっちは親玉であるアグナコトルの防具。
防具/ドロスシリーズ - 親玉持ちの小型海竜種の防具つながり。同じくMHXで初登場の同期。
世界観/火の国 - 説明文によると、この防具の発祥の地はここ。