防具/バトルシリーズ

Last-modified: 2023-10-31 (火) 22:05:01

無印から存在する古参防具の一種。

目次

概要

  • 武具屋で購入することができる防具。
    店売りの防具の中では性能が高く、ハンターがあこがれる高級品だという。
    • シリーズによっては、ゲーム開始直後には販売されていないこともある。
  • 剣士用は肘部に刃、背中には複数の剣を備えており、
    ガンナー用は各部に銃弾を納められる構造になっているなど、
    バトルの名にふさわしく実戦向きなデザインとなっている。
    • 当然ながら、実際にこれらが活用されることはない。
      だが、双剣を装備することで夢の七刀流が実現できたりする。
      • なお、4シリーズでは海賊狩りの魂を装備することで八刀流が実現できる。
        更に、MHFでは戦国バサラ伊達政宗キットの双剣なら九刀流までできる。
        まあ、どちらもロマンにすぎないのだが。
  • ところどころ、火竜素材が使われているような外見でもある。
    男性用はリオレウスの赤、女性用はリオレイアの緑の部分がある。
    尤も、製作時期からしても当たり前だが実際に素材が要求されることは基本ない。
    • バトルUシリーズはその部分を金属素材に置き換えたような外見である。

性能

MH~MHP2G

  • 序盤に店で売られている防具の中では、一番防御力が高い。
    序盤の高級品という位置づけなだけあり、値段は張るが店売りの防具の中では防御力は最高クラス。
    ただし、高いといってもランポス~ゲネポス防具あたりと同程度なので、
    強大な大型モンスターと渡り合うには防御力面では不安が残る。
    このゲームにまだ慣れていない新米ハンターは、まず店売り最高級のこのバトルシリーズを一式購入し、
    緊急クエストのボス、ドスランポス戦を機に卒業、モンスター素材の防具を作り始めることになる。
  • シリーズによるが、剣士用だと砥石使用高速化ガード性能、ガンナー用だと装填速度、
    それに加えて攻撃力UPや防御力UPなど、基本的なスキルが発動する傾向にある。
    • 無印の剣士防具は、胴・腕・腰を装備すると、斬れ味回復+25%というスキルが発動した。
      文字通り、砥石系アイテムでの斬れ味回復量を25%高める効果があるのだが、
      そもそも砥石の通常時の回復量が多い上、この防具が作成できる段階では、
      砥石で回復しきれないほど緑/黄ゲージの長い武器は存在しないため、意味のあるスキルとはいえない。
  • MHPシリーズでは1部位あたり1500zという安価で購入できる。
    1部位でもレザーライトやマフモフの一式より高い防御力なので、
    ゲームになれないうちは少しずつ買い足していくと序盤を有利に進められるだろう。
    なお素材を持ち込めば半額で生産できるが、素材を売却して直接購入したほうが安く済む場合もある。

MH3系列

  • バトルシリーズは登場せず、店売り高級防具というポジションの装備も存在しない。

MH4

  • 第2弾PVにてバトルシリーズの復活が確認された。
    今回のバトルシリーズのハンターは金属製のスラッシュアックスを装備している。
    • 店売り高級防具ポジションに一定の需要が認められての復活だろうか。
      • しかし、今回は何故か店売りされないのでポジションがよくわからなくなってしまった。
  • 下位の物のみであり、上位版のバトルSシリーズは存在しない。
    スキル構成をみると剣士ガンナー共通で攻撃力UP【小】が付き、聴覚保護のポイントがマイナスになっている。
    それに加えて剣士なら砥石使用高速化、ガンナーなら装填速度が発動し、
    剣士はガード性能、ガンナーはガード強化のポイントがプラスとなっている。
    スロット数は全身で5つで、まあ下位の防具としては可もなく不可もなくと言ったところ。
    • 聴覚保護のポイントがマイナスのため、耳栓系のスキルは発動させにくい。
      ガード関係のポイントが振られていることから、装飾品を使ってスキルを付けることで、
      剣士ならランスなどのガードできる武器、ガンナーならシールド付きのヘビィボウガンに向いた装備になる。
  • ただこの防具、ある大きな問題が存在する。作成素材にガブラスの素材が必要なのである。
    ガブラスは基本的に天空山に行かないと会えないモンスターのため、
    イベントクエストを活用しないと作れるのが村や集会所下位の終盤に差し掛かった頃という、
    かなり遅い時期になってしまうのである。
    その頃になるとモンスター素材で作れる他の防具にももっと優秀なものが出てくる上に、
    バトルシリーズの初期防御力が1部位あたり剣士なら14と、
    同じ時期に作れるようになる他のグラビドシリーズやらレウスシリーズやらと比較してもかなり低く、
    見比べるとどうしても見劣りしてしまう。
    イベントクエストを利用すれば原生林到着後というかなり早い段階で作成できるようになるため、
    ネット環境があるのならば攻略用として十分活用できるだろう。
  • 残念な事に、MH4GでもG級昇格はならなかった。
    • だが、男性限定だがMH4Gに登場する筆頭装備ことエースシリーズがバトルシリーズと良く似ている。
      バトルシリーズの見た目が気に入っているなら、こちらを使ってみるのも手である。

MHX

  • MHXでも登場。
    今回もまた最後まで店売りはされない。
    高級店売り防具というポジションは退いてしまったようだ。
  • 下位の物は一式でガード性能が発動し攻撃のスキルポイントが6。
    ガンナーの場合はガード性能の代わりに反動軽減が発動する。
    スロットは合計で5。
    素材もMH4同様の内容だが、中盤でガブラスが登場するためにディノバルドなど四天王登場前に作成が可能。
    バトルシリーズが作れるようになった★3昇格後にはの残り火竜夫妻
    前作看板との戦いが待っているため
    死闘を前に、ボウガン選びの幅を広げられる選択肢として準備して損は無い逸品。
    手慣れたプレイヤーであれば、これ一式で下位クエストを乗り切ることも可能だろう。
  • 上位のバトルSシリーズも復活し、こちらは上記に加えて盗み無効が発動する。
    剣士用胴パーツはガード性能が2ポイント、ガンナー用胴パーツは反動2ポイントで共にスロットが2あり、
    スキルシミュレータでもたびたび登場する。なおUシリーズはオミットされたまま。

MHXX

  • MHXにあった無印とバトルSに加え、G級素材を用いてバトルX装備が生産可能に。
    発動スキルは順当に強化され、攻撃が+12になったため上位までは発動しなかった攻撃力UP【小】が発動し、
    ガード性能/反動軽減のスキルポイントが+14と後装飾品一つで上位スキルが発動するようになった。
    スロットは計6つ。
  • 主にユニオン鉱石と小型モンスターの毛皮などしか要求されないにもかかわらず、
    ザザミXボロスXを上回る防御力を保有している。
    この傾向はバトルに限らずアロイにハイメタ、ヴァイクやインゴットにロワーガ/ファルメルなど、
    同様の素材を用いた他の防具シリーズにも当てはまる。
    となると、同時に要求されるメランジェ鉱石やマボロシチョウ、
    真紅蓮石は一部大型モンスターの素材を凌ぐ程の効力を持った存在…と言う事になる。
    あるいは工房の技術力の賜物か。
    • なおそれらの入手はG2昇格後、つまり緊急クエストでG級ボルボロスを狩猟した後の素材での解禁となるため
      ゲームシステムに則して言えば特に不思議な状況では無く、理に適った性能ではある。
      配信クエストで先回りできない環境ではG級昇格直後には作成できない。
      上述の配信クエストはこれらの事情も鑑みて、
      G級序盤の攻略を後押しする救済クエストとしての側面もあるのだろう。
    • 因みにG2モンスターの装備と比較してもホロロやブランゴを凌いでいる。
      ここまで来るとどういう加工をしているのか気になる所である。
    • ライバルなのはやはりザザミとボロス。GXタロス?せめてもう少し防御があればな…。
      この内はバトルは素材入手の難度と素の防御で勝るが、前述の通り昇格するかDL環境が必要。
      ザザミは基本防御は抑え目だが最初からガード+2が発動し、防御スキルを強化すれば実質こちらより硬い。
      斬れ味スキルも持つので業物発動が視野に入り、G1で無理なく生産可能でキークエも務める。
      そして脚には3スロット持っているので拡張性も高い強敵。
      一番競合するボロスは同じガード+1と上位スキルの攻撃力【中】が発動。
      緊急なので生産タイミングも差は無い。
      他のスキルもこちらが「盗み無効」対し、「だるま無効」と実戦的な向こうの方が優勢か。
      おまけにスロットも6つとダダ被り。ダメ押しにガード強化のスキルも6ポイントある。
      ただし防御力では後れを取っている。いっそ混合するのも手。
      • 時期と防御力を鑑みればザボアXも視野に入るが、
        あちらは寒冷地特化かつ砲術師持ちなので少々事情が異なる。
  • 因みに攻撃+ガード性能/反動+保護系というスキル構成はグラビドシリーズとよく似ている。

余談

  • 女性ガンナー用の胴装備は、実はシリーズ初となる胸チラ装備であり、
    胸の谷間部分のみを露出させているデザインとなっている。
    • 無印の頃などは、そちら方面にアピールする装備はほとんどなく(せいぜいボーン装備くらいか?)、
      一定の需要がありそうなものであるが、話題になったことはなかったようだ。
  • MHP2GのOPムービーではアロイ装備の大剣使い、ゲリョス装備のハンマー使いとパーティーを組み、
    捕獲用麻酔弾でリオレイアを捕獲したのはこのバトルシリーズ装備した、
    ライトボウガン使いの女性ハンターである。

関連項目