防具/ザボアシリーズ

Last-modified: 2022-02-23 (水) 00:51:44

化け鮫ザボアザギルの素材で作られた防具。
主に極寒の地での狩猟を目的とし、可動域を広くした構造になっている。

目次

概要

  • 見た目は氷の鎧といった出で立ちで、半透明の質感とシャープなデザインが目を引く。
    • 男性剣士用の胴装備はとんでもない怒り肩で、他の防具と組み合わせると非常に目立つ。
      だが一式で揃えると水色のカラーリングも相まって意外とシャープな印象になる。
    • 男性ガンナー用は棘状のパーツが多めで、全体的にトゲトゲしい印象を抱くものとなっている。
    • 女性用頭部はクリアパーツが使われた類例のないヘルメット状で、かなり個性が強い。
      剣士は女性用装備には珍しくフルフェイスの兜となっており、顔を出さない方が好みのハンターに嬉しい一品。
      装備の全体的なシルエットは男性装備同様に肩が張っており、厳つさを感じさせる。
    • ガンナーの兜は顔部分のみ半透明になっておりハンターの顔が見える。
      また、ガンナーの腕は両手共にヒレの様なパーツで覆われている。見方によってはペンギンっぽい。
  • 実はカラー変更をすることで氷のような質感を持った大部分が変色する。
    例えば黒なら鋼鉄のような質感に変わる。他の部位と合わせてコーディネートしやすいかもしれない。
    メンバー全員色違いでザボアレンジャーのような遊びもできるかも…。
  • G級ザボアザギル素材を元にしたザボアXシリーズのデザインは
    比較的のっぺりとした無印ザボアシリーズとは打って変わり、
    怒り時の氷鎧形態を彷彿とさせる実にトゲトゲしいデザインが特徴。
    • 男性剣士は頭部と肩の刺々しさがネルギガンテもかくやという程すさまじいが、
      その反面下半身はそこまで過剰にトゲトゲしておらずシャープで格好良いデザインとなっている。
    • 男性ガンナーは左手と腰回りに装着された氷のプレートが印象的。そしてやはり肩の棘の主張が激しい。
    • 女性剣士はアロイシリーズに氷を纏わせたようなものとなっており、上位までの装備に比べるとゴツさは減った。
      頭装備はピッケルハウベのように頭頂が尖った兜で、フルフェイスではなくなっておりハンターの顔が見える。
    • 女性ガンナーはキツツキなど鳥の嘴っぽい形の兜が印象的。
      氷鎧形態のザボアの鼻先をイメージしているのだろうか... コンガ剣士のトサカのようにもみえる。
      腰装備が氷でできた美しいスカート状になっているのも特徴。
    • いずれのX装備も光に当たると反射する氷状の部分が増えたため、
      一式そろえたりすると場所によってはやけに眩しく感じる人もいるかもしれない。

性能

MH4

  • 下位では一式での発動スキルがお肉大好き氷属性攻撃強化+1腹減り倍加【小】になっている。
    また若干の体力のSPを持つ。スロット数は合計6つと多め。ガンナー用は頭が一個多く7つ。
    • スキル自体は、コゲ肉を量産してしまう内はありがたいお肉大好き、
      秘薬もキッチンも整っていない内はうれしい体力と、初心者向けの構成になっている。
      しかし相手は中堅クラスの大型モンスターなので、そもそも初心者には狩れないというジレンマ。
      腹減り倍加はできれば打ち消しておきたいが、今回は無食珠の生産に需要が高めの徹甲虫の角が必要。
    • 下位ではほぼ唯一の氷属性攻撃強化装備ではあるが、
      氷弱点モンスターの大半が火・雷攻撃を使用するので、耐性を補っておく必要がある。
  • 上位のザボアSは発動スキルは下位とほぼ同じ。
    体力のSPが消えて、重撃食事に置き換わっているのが特徴。
    とはいえ、どちらも必要性の高いスキルではないが…。
    またスロットが腕に追加されており、より拡張性は上がっている。
    ただし、腹減りのマイナスSPが12に悪化しており、打ち消すのに無食珠が2個必要になっている点には注意。
    • ガンナー用は、剣士用に比べて頭のスロットが1つ増えた代わりに肉食と食事のSPが減っており、
      一式ではお肉大好きが発動しないという謎の冷遇を受けている。

MH4G

  • MH4GではG級ザボアザギル通常種および亜種の素材から作られるザボアXとザボアZの装備が登場。

ザボアXシリーズ

  • 一式での発動スキルは
    氷属性攻撃強化+2、お肉大好き、早食い+1、そして腹減り倍加【小】と
    氷属性攻撃以外はSシリーズとほとんど変わらず、隠しSPの重撃も据え置きのままである。
    一応、ガンナーの方は肉食と食事のSPが増えているためお肉大好きはきちんと発動する。
    • 剣士は1つ、ガンナーは2つと頭のスロット数が異なる。
      他の個所の配置は同じなので、ガンナー側は8スロット開いている*1

ザボアZシリーズ

  • 新登場した亜種の素材から作られるこちらの性能は、
    一式で発動するスキルは回復速度+2、スタミナ急速回復、耐震とセルフケアに長けたスキルが揃っている。
    さらに属性解放のSPが5Pもあるため、都合よく空いているスロットに解放珠や真覚醒珠をはめ込んでいけば
    面倒な装備のミックスなどせずとも覚醒のスキルを発動できる。
    マイナススキルは裂傷倍加だが、本作で裂傷攻撃をしてくるのはセルレギオス一種だけなので、
    他のモンスターとの戦闘では何の問題にもならない。
  • 通常のザボアシリーズとは対照的に火属性に強く氷属性に弱くなっているが、
    雷属性だけは両者ともに共通の弱点となっている。
    • 通常のザボア装備のスキルがイビルジョー以上に食いもの関係で占められているのに対し、
      ザボアZにはそんなスキルはほとんどなく、むしろ自身の体力やスタミナを維持するスキルが多い。
      とにかく食欲旺盛だった通常種と違って亜種は代謝を抑える方向にでも進化したのだろうか?
      あんだけ派手に跳んだり跳ねたりしときながら、代謝が低いなんて到底思えないが。
  • 頭と胴は0。腕と脚に2スロ。腰に3スロと7つのスロットは下の方に集中している。
    属性解放のポイントは頭と腕にしか無いため、パーツ運用には若干難がある。

MHX

  • MHXではザボアザギルが登場するのが上位からになっている関係から、ザボアシリーズのみの登場となっている。
    一式での発動スキルは北風の狩人と火耐性弱化に加え、剣士ではガード性能+1が、
    ガンナーでは反動軽減+1が発動する。
    北風の狩人は今作初登場のスキルで、寒さ無効に加え寒い場所で攻撃力と防御力が上昇し、
    クーラードリンクを使用するとさらに攻撃力が上昇するというもの。
    また、ガード性能や反動のSPは13であり、空きスロットが2つあるため護石なしで+2の発動が可能となっている。
    雪山や氷海での戦闘で装備するのがメインとなるため火耐性はさほど気にする必要はないが、
    雷耐性が-20と極端に弱いため、乱入する可能性のあるフルフルに注意する必要がある。
    もちろんフルフルを対象としたクエストは避けた方がよい。
    • 同じく上位から登場するアグナシリーズはこの防具と同じく、
      ガード性能/反動軽減と北風の狩人の対となるスキルである南風の狩人が発動するため、
      スキル構成がこの防具と対になっている。
      ただし登場時期はザボアザギルの方が早いため防御力はこちらの方が低くなっている。

MHXX

  • MHXXではザボアXシリーズが復活。
    ガード性能/反動のSPが15点になり、砲術のSPが11点付き、火耐性弱化が消えた。またスロットが4つに増えた。
    ガード性能が強化され、砲術師が発動するようになったため、剣士用防具はガンランスやチャージアックスと相性が良い。
    頭と腰が1スロ部位なのでそこに砲術珠を入れてやれば簡単に砲術王にできる。
    • ガンランス用装備としてはこれまでのシリーズでもよく使われたセルタスXシリーズがライバルとなる。
      あちらの方が防御力が高く、スキル構成も実用性の高いものが多い。
      こちらを使う利点としては、セルタスXよりも製作時期が早いこと、
      北風の狩人の効果を最大限に生かせる寒冷地での狩猟に適するということが挙げられる。
      この防具は氷耐性が+20と高いのに対し、セルタスXシリーズは氷耐性が-10と低いため、
      氷属性攻撃を使用する敵の多い寒冷地での戦闘に関しては北風の狩人の防御力上昇効果と合わせて
      あちらより安定感が高まる可能性もある。
    • ガンナー用の用途としては砲術を活かすために徹甲榴弾を使うボウガンで使用したい。
      2段階反動を軽減できるためほとんどのボウガンで無反動で全レベルを使えるようになる。
      さらに反動軽減のポイントを他に足して+3にするかサイレンサーをつける事で、
      大砲弾や連爆榴弾などの内蔵弾系も無反動になる。
      相性がいい武器の筆頭はやはりあのマスケット銃か。
    • 因みに防御力はLv1で102/61と、G1担任の両生種仲間と同等。
      同格の同期は112/67なのに
      イーオス、ラングロ、ホロロXと並んでG2クエストのモンスターの防具の中で、最下位の1つになってしまっている。
      モンスター相手に氷の鎧じゃこの程度と言う事だろうか。
      上記の様に寒冷地用なので耐性が生きやすいのが救いか。

ザボアネコシリーズ

  • 化け鮫の端材を用いてオトモ用の装備も作成可能。
    先端に大きな氷塊を掴んだマジックハンド状の武器「ザボアネコハンド」に、
    頭部が透明なドームで覆われた「ザボアネコマリン」、潜水艇のような「ザボアネコスーツ」の三つからなる。
    一式装備すればまさに水中で活動する探査服、といった出で立ちに。
    さぞ水中戦が似合うことだろうが、残念ながらザボアザギルが初登場したMH4からは水中戦が無くなってしまった。
    仕方ないので原生林のBC辺りで妥協しよう。
  • MHXには獰猛化素材を用いた「猛ザボアネコハンド」が登場。
    通常のではバランス型だったのがブーメラン特化型になっており、時代のニーズに合った悪くない性能なのだが…
    武器名攻撃力(近/遠)氷属性値(近/遠)斬れ味会心率防御
    猛ザボアネコハンド113/12520/260%+15
    大雪主Xネコステッキ113/14726/320%0
    …と防御ボーナス+15を除いて大雪主Xネコステッキの完全下位互換になっており、どうにも立つ瀬がない。
    • まぁあちらは鳴り物入りで現れた危険度5の二つ名持ちの一角であり、
      条件付きのクエストを幾つもこなさないと生産リストにも載らないため、仕方ない所ではある。
  • MHXXでは更に「獰ザボアネコハンド」が登場。
    目の上のタンコブであった、大雪主のG級版「大雪主XXネコステッキ」との気になる性能差はと言うと…
    武器名攻撃力(近/遠)氷属性値(近/遠)斬れ味会心率防御
    獰ザボアネコハンド163/18026/400%+15
    大雪主XXネコステッキ163/18030/50-15%0
    数値上では並び、向こうはマイナス会心が発生する様になった為、物理攻撃面では勝っている。
    どうにか完全下位互換扱いは免れたと言えるだろうか。
    ただしニャンターではその仕様上、属性値が重点されているので大雪主優勢は変わらない様だ。
    • オマケに素材元のG級獰猛化ザボアザギルは二つ名モンスターもかくやな戦闘能力を誇っており
      こちらを生産するのも容易ではない。だからと言ってXXネコステッキが作り易い訳でも無いが。
  • カプコンフィギュアビルダーのオトモアイルーSELECTIONにて、
    レウスネコやキリンネコ等の名だたる装備と並んで選出されており、デザイン的には結構人気があるようだ。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    手元のプロペラや背中のフィンといった
    青色の濃い部分がカラー変更に対応している。

関連項目

モンスター/スクアギル
モンスター/ザボアザギル
モンスター/ザボアザギル亜種


*1 剣士頭の方は食事+4とスキルポイントが多い