防具/ブランゴシリーズ

Last-modified: 2024-03-06 (水) 15:19:01

ブランゴ及びドドブランゴの素材を使って作られた防具の総称である。

目次

概要

  • 保温性に優れたドドブランゴの毛を織り上げて作られた防具であり、
    鎧というよりは民族衣装のような雰囲気を漂わせる。
    実際、東方のどこかにある「神々が住むといわれる国」の技術や祭り装束を参考に作られているようだ。
    防具のランクによる見た目の大きな差異はない。
  • 男性用の頭パーツはブランゴを模した仮面でインパクトが強い。
    剣士用はドドブラを鬼か何かに見立てたデザインで、ガンナー用は可能な限りドドブラに似せている。
    またガンナー装備は男女ともにやけに露出度が高い。
    女性用ガンナー用に至っては、全体的にアラビアンで、ベリーダンスでも踊り出しそうな見た目である。

性能

MHP2(G)

通常種防具
ノーマル、S、X共通で「耐雪」が備わっているため、雪山でのクシャルダオラ戦でやや有利に戦える。
他にノーマルは「寒さ小無効」と「耐震」「地形ダメージ増小」、
Sは「攻撃力UP小」と「寒さ小無効」でマイナススキルはなし(ただし耐暑ポイントがマイナス)、
Xは「属性攻撃強化」、「耐震」がつき「暑さ倍加小」にされる。
またスロットも10と豊富。
ガンナー用のX装備は耐震に替わり「最大数弾生産」が付加される。
  • ノーマルは部位破壊しないと集めにくい牙や尾を使わないため、
    ドドブランゴ自体に対してもかなり有効な装備になっている。
    耐震のお陰で、厄介な倒れ込みが一転して大きな攻撃チャンスに変わるのが嬉しい。
    他にはシェンガオレンの振動に煩わされる事がなくなるので、
    剣士で下位シェンガオレンに挑む際は便利な装備だろう。
    一部位36、下位時点で56まで強化可能という優れた防御力もそれらの攻略をアシストしてくれる。
    また、腰装備だけなら村☆2の時点で製作できてしまう。
    他の防具の防御力が軒並み16~24程度であることを考えると破格もいいところである。
    どのみちその時点では大したスキルも付けられないので思い切ってお世話になろう。
  • Sは鋭牙や尻尾が要求されて作成難易度が向上してしまい
    スキルも攻撃力UP【小】に耐震のみと少し寂しい性能になっている。
    スロットもそこまで多いとは言えないのが残念。
    一応重鎧玉で防御力390まで上がるが、そこまでするならもっと別の防具を鍛えたいのが正直な所。
  • Xはそのスキル構成から、対ウカムルバス用防具として優秀と言える。
防御面で言えば水と氷に優れた耐性を持っている一方、火に対してはべらぼうに弱い。
スキルがわりと局地戦向きなのもあって、着ていく相手を間違えると大惨事なので注意。
  • ブランゴUのみスキル構成が異なり、「状態異常攻撃強化」「耳栓」「地形ダメージ増小」となる。
    スロットが全部位2つとかなり優れているので、高級耳栓とボマーを発動させて
    バサルモスやグラビモスを睡眠爆殺するなどの戦法が有効である。
    ただし火耐性は低いので注意。
亜種防具
亜種の防具であるブランゴZシリーズは剣士が「気絶確率半減」「業物」「攻撃力UP小」、
ガンナーが「通常弾威力UP」「自動装填」「気絶確率半減」という構成。
どちらもマイナススキルは寒さ倍加なので気になるものではない。
また通常種防具とは異なり火と雷耐性が高く、氷にはかなり弱い。
  • 剣士・ガンナー共通で頭のみスロット3のため、スキル追加に幅が出やすい。
    特にガンナー用は、自動装填と通常弾強化目当てで採用され男性ハンターの外見を破滅させることが多い。

MHX(X)

  • ドドブランゴの復活に伴いこのシリーズも復活。
    今回は通常種のみが登場し、通常種の下位素材を用いたブランゴシリーズ、上位素材を用いたブランゴSシリーズ、
    七色たんぽぽを用いたEXブランゴシリーズが登場する。
    G級にもブランゴXシリーズ、高密度の研精石を使ったGXブランゴシリーズがある。
  • なおドドブランゴの単独上位クエは軒並み依頼送りになっているため、
    村を進めないと素材集めや強化が困難なのが欠点。

ブランゴシリーズ

  • 下位ドドブランゴ、ブランゴ素材から作成できる。
    剣士、ガンナーともに一式で氷属性攻撃強化+1体術+1が発動し、
    マイナススキルは存在しないがスタミナのスキルポイントが-7となっている。
    剣士、ガンナー共通で氷属性攻撃スキルが+13と余っており、
    さらに胴、腕、脚にそれぞれ1スロット余っているので氷属性攻撃強化+2まで簡単に上げられる。
    P2Gの頃はさしづめマフモフシリーズの上位互換に当たる寒冷地向け装備という位置づけだったが、
    本作での再登場に際してウルクシリーズガムートシリーズとの競合を避けるために差別化した結果か、
    完全な氷属性武器特化の装備に変更された。
    兎と違って露出面積が多いから見た目詐欺扱いされる事もない。やったね!

ブランゴSシリーズ

  • 上位ドドブランゴ、ブランゴ素材から作成できる。
    こちらは剣士、ガンナー共通で下位防具と同様氷属性強化+1、体術+1が一式で発動する。
    氷属性攻撃スキルが+13と余っており、胴、腕、脚にそれぞれ1スロット余っているのも同様。
    さらにスタミナのマイナスポイントの代わりに納刀術が発動する。
    体術と納刀が同時に発動するので、下位防具よりも使いやすい装備になっている。
    氷属性武器向けなのは相変わらず。

EXブランゴシリーズ

  • 上位ドドブランゴ素材と七色たんぽぽを用いて作成できる。
    こちらは剣士、ガンナー共通で体術+1、集中が発動し、
    スタミナのスキルポイントが-7、空きスロは胴、腕、脚に各1ずつ。
    ブランゴSシリーズとの最大の違いは氷属性強化の代わりに集中が発動すること。
    特に脚素材が非常に優秀で、一部位だけで剣士、ガンナーともに溜め短縮+4空きスロ1となっている。
    そのため特に集中が必要な弓との相性が良く、集中と弾強化を発動させようとスキルシミュレータで検索すると
    心滅ノ篭手とセットでけっこう引っかかる。
    心滅ノ篭手も溜め短縮+5を持ち、装飾品追加でこの二部位だけで集中を発動できてしまうからである。
    • ただし、男性ガンナー用の脚部位は嬉しくないパンツ丸出しデザインであり、
      女性ガンナー用も今作で呪い装備として有名なナルガSレギンスを彷彿とさせる脚太装備であるため、
      非常に好みが分かれる。
      マギュルSの脚が溜め短縮+5スロなしというほぼ同等の性能を持つため、必要に応じて使い分けよう。

ブランゴXシリーズ

  • G級ブランゴ、ドドブランゴ素材で生産可能。
    発動スキルは変わらないが、氷属性攻撃、体術ともに上位からスキルポイントが増加し+2となってる。
    スロット数も7つに上昇。
    基本運用方法は変わらないが、納刀術と相性の良いブレイヴスタイルの追加は追い風か。
    因みに新入りが二つ名入りした事で寒冷地牙獣防具は見た目詐欺が横行している。

GXブランゴシリーズ

  • ホーンズコインとの交換で入手できる高密度の研精石で作成可能なG級版のEX。
    こちらも発動スキルは変わらないが、スタミナのスキルポイントが+6に転じている。
    スロットも7つ空いてるため、G級の弓装備のつなぎにできるか。
    脚装備が相変わらず溜め短縮+4スロ2なので優秀。事実本作の弓テンプレ装備に組み込まれている。
    剣士用も大剣の装備を作る際に脚がスキルシミュに引っかかることがある。

ブランゴネコシリーズ

  • ブランゴの素材を用いて作られた寒い地方の伝統的なオトモ装備。
    氷結晶製の鏃が付けられた「ブランゴネコ槍」、
    寒冷地の民族衣装の「ブランゴネコお面」、「ブランゴネコ装束」を身に付ければ
    辺境の狩猟民族を思わせるトラディショナルな雰囲気となる。
    • 実はブランゴ素材ベースのランスも氷結晶ベースのランスも存在しない。ガンスあるが槍には見えない
      ハンターの既存武器カテゴリに収まりそうなデザインのオトモ専用武器である。
  • 特に目を引くのが奇面族を思わせる不気味なお面。
    アイルーの背丈程はあろうかというその面は
    ブランゴの顔を模しているようにも見える。
    視界は面の中央に空けられたソバカスのような穴から取り入れている様子。
    これを身に付けてダンスを行うと魔除けの効果が得られるとか。
    • 仲間のニャンターと一緒にこの装備を身に付けてアクション・ステップを行えば簡単な儀式も可能。
      もちろん雰囲気だけであり実際には何も起こらないが、やることが無くてヒマなニャンター達は
      この装備で遊んでみてはいかがだろうか。
  • 背中に背負っているのは輪切りにしたドングリに革を張った楽器、所謂"ドングリ太鼓"。
    他のオトモ装備には同様の楽器は見られないため
    一般にはあまり普及していない民族楽器なのかもしれない。
    なおゲーム中では演奏はできない。もし演奏がしたければこっちを使おう。
    こっちはにもかかわらず太鼓の音が鳴るし
  • 下位では氷属性がこれとウルクネコステッキしかなく、性能はこちらが上なのでほぼ独壇場。
    厳密にはワンドネコ=ダオラがトップだが、生産タイミング的に出番が無い。
    しかし上位では通常版「ブランゴSネコ槍」だけでなく、「猛ブランゴネコ槍」の斬れ味までもが下位から成長していない
    攻撃力で完全に負けてしまい、今度こそワンドSネコ=ダオラの劣化版になってしまった。
    というかザボアネコハンドに勝てるかすら怪しい。大雪主とは比べるまでもない。
    折角の復活作なのだから斬れ味くらい上げてくれても良かったのでは…。見た目が質素過ぎるのが原因か。
    • XXではベリオネコ包丁の登場により、ますます立つ瀬が無く、
      「ブランゴXネコ槍」、「獰ブランゴネコ槍」共にG級で斬れ味と同様の問題点を抱えている。

関連項目

モンスター/ドドブランゴ
モンスター/ドドブランゴ亜種
武器/ブランゴ武器
防具/インゴットシリーズ - 共演作のMHXで氷属性武器特化に変更された同士。
防具/ガララシリーズ - ベリーダンスの踊り子の様な防具繋がり。向こうの通常種版とこちらのZ/EX/GX版は色合いも近い。
防具/ランゴシリーズ - 前1文字減らした甲虫の防具。
防具/ブランシリーズ - 後1文字減らした魚竜の防具。