防具/インゴットシリーズ

Last-modified: 2024-01-12 (金) 02:20:14

目次

概要

  • MH3以降に登場する鉱石素材の防具。
    作成には火山で手に入る鉱石が必要となる。
  • デザイン的には、同じ鉱石防具であるアロイシリーズの色違い。
    ただし男性用の頭部のみ全く違う形状となっており、
    剣士・ガンナー共に頭部を全て覆うフルフェイスヘルムとなっている。
    デザインはMHP2G以前のハイメタシリーズの頭部と全く同じ。
    これを優遇と見るか差別と見るかは人次第。
    • MHWから、ほぼアロイの色違いだったインゴットにデザインに手が加えられある程度差別化された。
      アロイに比べて大型化された肩当てや喉当ての追加、
      毛皮のコートのような腰装備、ティアラのような女用頭装備等によって、
      稀少な鉱石を使っているという設定に恥じない豪奢な鎧といった印象を受ける。
      ハイメタ防具と同形状だった王冠状の頭防具もハイメタ側が変更されたことで差別化された。
  • 各パーツの説明文としてほとんどのパーツに「金色」、S(X)シリーズには「希少鉱石」の単語が含まれ、
    さらに、無印ではドラグライト鉱石、
    インゴットSメイルとSレジストにはデプスライト鉱石、インゴットSグリーヴにはカブレライト鉱石、
    インゴットXメイル、Xレジスト、Xグリーヴには真紅蓮石を多く使用している事が確認できる。
    また、インゴットS(X)レギンスの説明文から、希少鉱石の塊とも比喩される高級防具の一つとされている。

性能

  • 必要素材の関係上、作れるのはある程度ストーリーが進んでからになるが、その分防御力は高め。
    クエストレベルやHRが上がり、防御力に少し不安を感じた場合には、
    まず素材ツアー等で鉱石を集めて作っておくのもいいかもしれない。
  • MHP2G以前のハイメタシリーズ同様、金属装備にもかかわらず雷耐性が高めなのも特徴。

MH3

  • 初登場。下位、上位共々中~終盤での制作となる。
    剣士用のスキルは、風圧【大】無効ガード強化雷耐性+10で、研ぎ師のスキルポイントが-8となっている。
    ガンナー用では、ガード強化と雷耐性+10は据え置きで
    反動軽減+2が風圧無効と代わって発動し、研ぎ師は装填速度に変わっている。
  • 生産には大量多種の鉱石を使用し、スキルもあって雷耐性が恐ろしく高い。
    その値は25で、MH3の防具全てを見てもトップクラス
    だが3で雷属性攻撃を使うモンスターは看板モンスターラギアクルスアルバトリオンのみ。
    生産時期もあって雷耐性はあまり注目されなかった。
  • 後の作品では低い作成難易度と高防御により序~中盤のハンターを支える心強い防具の一角となる場合があるが、
    MH3時点では一部部位に竜玉や鳥竜玉を使ったりする等、後続の作品と比べて作りにくさが目立つ。
    製作時期としても下位上位共々火山への到達が必須であり、こちらも最近の作品と比べ遅い。
    特に村の場合、インゴットが制作可能になる=自力でラギアクルスを制覇出来ていることになるため
    敢えてインゴットでの装備更新をせずとも他の敵と対等に渡り合いより強力な装備を目指せる可能性が高い。
    また防御力も高いには高いが火山に行ける時期の装備としては若干低く、レイアシリーズなどと同等である。
  • 一応スキル構成としては、剣士はランス、ガンナーはシールド付きのサポガンに向いた構成となっている。
    • 剣士はその高い雷耐性と水中戦に強いランスを活かし、対ラギアクルス用として運用するのもありだが、
      水中では風圧【大】無効が意味をなさないのが難点か。
      どちらかと言うと、風圧無効スキルを発動させるためのパーツ単位での運用の方が現実的。
    • ガンナー用は一式では対ラギアクルス用の運用が最も効果的。
      高い雷耐性に加え、シールド付きのボウガンなら大放電に伴う雷球もガードが可能になる。
      反動軽減を活かしての麻痺弾などでの行動封じも行いやすいため、
      何かと要求されることが多い海竜の尖角集めのオトモとしても活躍ができる。
      当然、反動軽減を発動させるためのパーツ単位の運用もあり。

MHP3

  • 一式装備で発動するスキルは下位、上位で異なっており
    下位のインゴットシリーズでは以下のスキルが発動する。 どちらも雷属性攻撃が+9有るため、雷光珠【1】を1つ付けるだけで雷属性攻撃強化+1が発動する。
    また、どちらも気まぐれが-9有るが、通常なら悪霊の気まぐれが発動することは無いだろう。
    • ガンナー腰が散弾強化+4・装填速度+4でマイナスは気まぐれのみと優秀で、
      散弾ボウガンの装備には上位になってからもたまに用いられる。
      ただし防御力が低い・スロットがないなど難点もある。
  • 一方のインゴットSシリーズのスキルは以下の通り。
    • 剣士:風圧無効砥石使用高速化見切り+1悪霊の気まぐれ
    • ガンナー:装填速度+1散弾・拡散矢UP散弾全LV追加悪霊の気まぐれ
    特に剣士用インゴットSの汎用性は高く、
    強化によって風圧が非常に邪魔になった火竜夫婦相手にも猛威を振るう。
    ただし火耐性がマイナスなので油断していると上手に焼かれてしまうだろう。
  • Sの防御力は剣士で未強化47に最大77、ガンナーで未強化26最大45。
    これはベリオSやナルガSと同値となかなか悪くない数値を保っている。
    勿論古龍装備やらと比べれば一段劣るが、後述する通りの低難易度で飛竜防具と
    同等の良質な防御力・スキルを得られると考えるとかなりコスパが高い装備である。
  • なによりも、この装備の一番の強みは、作成しやすいこと
    上記の通り火山の鉱石がメインの素材となるため、炭鉱夫を何回かやればすぐに集まる。
    火山以外の素材も、水没林でしか取れないデプスライト鉱石や、
    凍土でしか取れないグラシスメタル等、採掘素材が主なので、
    採取クエをこなせば集められる。
    武具玉も採掘ついでに手に入ったりするため、HR5になり次第暫く火山に籠ることでかなり硬くなれるだろう。
    なお、インゴットS装備にはピッケルや虫あみが壊れやすくなる悪霊の気まぐれ
    マイナススキルとして付く。
    普通のクエストならば気にすることは滅多にないが、
    間違ってもインゴットSで炭鉱夫に行かないように
    • 作りにくかった前作と比べると、そもそも火山への到達自体がやや早いというのも有難い。
      前作では下位だとラギアクルスの狩猟後、上位でもリオレウス&リオレイアの狩猟後と
      「最早インゴットに頼らなくていい」という時期になってしまっていたが、今作では下位だと☆4で製作可能。
      ジンオウガは勿論のことギギネブラやハプルポッカなど☆3と比べ一線を画す☆4以降の敵に備えられる。
      上位でも☆7緊急さえ突破出来れば以降の強敵相手に最後まで扱える防御力を用意できる。
      またイベントクエストを活用すればそもそもこれらの☆を無視して各ランク最序盤から制作を狙えるなど
      序盤から製作を狙える環境も整っている。

MH3G

  • 一式装備で発動するスキルは以下の通り。
    • ガンナー:雷属性攻撃強化+1反動軽減+1散弾・拡散矢UP悪霊の気まぐれ
    やはり作りやすく性能も悪くないが、剣士はガード不能武器でガード強化が、
    ガンナーは弓で反動軽減が死にスキルとなってしまうのが若干悩ましい。
    ただ、剣士用の場合、納刀が遅くガード主体の立ち回りとなる
    ランス・ガンランス向けの装備として運用することは可能か。
  • 上位のSシリーズで発動するスキルは、剣士・ガンナー共に下位と全く同様。
    空きスロットも4個から6個に増えており、完全な上位互換と言える。
  • G級防具のインゴットXも基本は同様だが、雷属性強化が+2にアップしている。
    加えて龍耐性がそこそこ高い(剣士は10、ガンナーは15)ため、
    手軽かつ比較的有用なジンオウガ亜種対策になる。
    • 特にガンナーは、コイツとセット運用すると、
      LV3散弾と電撃弾の威力を上げて反動を抑えるという素晴らしいシナジーを形成する。
    • ならば剣士も獄狼竜キラーのコロドライトで・・・と言いたい所だが、
      斬れ味レベル+1の発動が困難であるという問題を抱えている。
      匠のSPは一式で3あるものの、肝心のスロットは最大2の部位が2つしか存在せず
      匠珠【2】2個を一式に装着しても合計SPは+5止まりである。
      そのため、残りの+5はお守りで確保しなければならない。
      斬れ味が命の片手剣には死活問題であり、白ゲージ以上が実質前提となるG級クエストでこれは痛い。
      また、納刀術とガード強化がほぼ死にスキルになってしまう。
    • 一方で該当のお守りさえ確保できれば、匠と属性強化を手軽に両立できるため、
      雷属性武器全般と相性が良くなる。更なるスキル追加は困難だが、
      逆に言えばスキル追加なしで戦える武器種・モンスター・腕前であれば、
      これだけでも十分に使っていける。
  • ちなみに無印およびSからデザインは変化していない。
  • 現在でもインゴットレジスト、アームのような甲冑はジョストという競技で使用されている。
    興味のある人は画像検索してみよう。

MH4

  • PV第四弾にて、グラビモスのシーンで逃げ惑っている戦っているハンターが
    インゴットシリーズと思われる防具を着用しており、案の定MH4にも続投した。
    3シリーズではご無沙汰だったハイメタシリーズも復活しており、
    アロイシリーズも続投している為、新旧合金装備が揃い踏みした。
  • 今作のインゴットには上位のS装備は存在しておらず、ハイメタ同様に下位装備のみ存在する。
    ただ、発掘装備にもインゴットシリーズが存在し、通常とは異なったデザインのものが入手できることも。
    なお、女性用のデザイン違いはアロイシリーズのそれとデザインが共通している。
  • 耐性やスキルは3Gの無印装備の物をまんま踏襲しており、
    剣士用はガード強化と納刀術が生きるランサー・ガンサー向け、
    ガンナー用は散弾強化と反動軽減が生きるボウガン向けとなっている。
    素材面では全部位で紅蓮石が個数こそ少ないものの要求される。
    意外と今作では集めにくい事もあり、製作時のストッパーとなりやすい。
  • 筆頭ランサーが装備している金色の防具は、このインゴットシリーズの色違いであると思われる。

EXインゴットシリーズ

  • 上位装備が削除された代わりか、EX装備が追加された。
    デザインは発掘装備のレア版と同じものが使用されている。
  • 発動スキルは剣士・ガンナー共に砲術王と悪霊の気まぐれの他、
    剣士はガード強化, 納刀術、ガンナーは反動軽減+1, 散弾・拡散矢UPが発動し、
    スロットも上から22211とそれなりの拡張性を持つ。
    砲術王が追加されたことで、剣士用はガンランス装備に便利な構成となった。
    ガンナーも反動軽減と砲術が高いスキルポイントで両立しているため、
    徹甲榴弾をガンガン使っていくスタイルならこの防具が非常に適しているだろう。
    • また頭装備には、剣士は刀匠、ガンナーは射手が1ポイント付いており、かつ2スロもある。
      3ポイント+1スロのリベリオン・ライオット胴倍化をメインに防具を組み合わせる場合
      この頭装備が配信されたことでスキルの拡張性が更に広がった。
      剣士用のヘルムには更に砲術+3、ガード強化+2が付いており、
      ガンサーにとっては真打+必須スキルを発動させる上でとても重要な役割を果たしている。
      また、これはウカムルサクパケに対し、スキル面で大きなアドバンテージを得ている。
      つまり、ブチギレアカムを倒す必要もほぼ無くなったと言っていいだろう。
      なお、業物と組み合わせる場合は先に配信されたミラバルクロウの方が適している。
      場合によって使い分けよう。
  • 作成には大量のフルクライト鉱石(一式で88個、剣士・ガンナーの両方を揃える場合、怒涛の176個)や
    ガララアジャラとテツカブラの素材の他、『大地に響く狩猟讃歌』で入手できる「蛇と蛙チケット」を使用する。
    • 多くのガンサーが悲鳴を上げることとなったフルクライト鉱石の要求数だが、
      幸いにして最も需要が高いと思われる頭の要求数は12個とだいぶ少なめに収まっている。
      他の要求素材もギルドチケットSが2枚必要なくらいで、イベクエの難易度がそこまで高くないことも相まって
      作成難易度はそれほど高くないといえるだろう。頭だけなら

MHX

  • MHXでも続投。
    今回はスキル構成が大きく変わり、剣士・ガンナー問わず
    氷属性攻撃強化+1風圧【小】無効
    に加えて運気のマイナスポイントが5、という内容になっている。
    • 下位の時点で風圧無効を発動できる数少ない防具。
      他にはミヅハ・トヨタマシリーズしか存在しない。
      さらに空きスロットが腰に2、頭・胴に1つずつとなかなかに拡張性が高い。
      氷属性武器を担ぐのであれば一考に値するだろう。
  • 上位でもスキル構成は変わらないが、ポイントがそれぞれ
    氷属性攻撃が+13、風圧が+12、運気が-6と上位防具らしい順当な強化を遂げる。
    スロットも腰に一つ増えて腰に3、頭・胴に1つずつと合計で5スロット空くため更に拡張性が広がる。
    • しかし、ノヴァクリスタル竜玉鳥竜玉とレア素材がふんだんに必要となるのが問題か。
      その他の素材はたんと掘っていれば全て入手可能なのだが、
      こちらは少々厳しい素材のラインナップである。
    • ただし脚部はそれらのレア素材を用いず生産できるというのに、
      風圧+7と優秀なポイントを持つ。混合装備では役立つこと間違い無しだろう。
      強いて言えば、鉄鉱石が30個も必要なので少々面倒かもしれない。
  • そして獰猛化素材を用いるインゴットRシリーズが新登場する。
    こちらは氷属性攻撃が+14、風圧が+13、運気が-6とSシリーズから僅かに上昇する、のだが…
    • なんとスロットが全没収。お守り無しではこの微妙に上昇したポイントを全く生かすことができない。
      脚部に氷属性攻撃+7が存在するため、混合装備前提の装備として用いるべきであろう。
    • Rシリーズはスキルポイントが極端に振られているのが特徴なのだが、
      こちらはSシリーズとほぼ変わらない
      (というより、このインゴットシリーズそのものが元々極端な振られ方をしている)。
      完全にその利点を奪われた形となってしまった。

MHXX

  • ジンオウガやライゼクスにカチ込む様なスキル構成そのままインゴットXが続投。
    腰は減る事なく3、頭は2に増えて、他が1つの計8スロット。
    氷属性攻撃強化+2風圧【小】無効……と御覧の通り発動スキルは上位と微々たる差も無い。
    ただ氷属性攻撃は+18、風圧は+14とスキルポイントは順当に増えている。
    氷属性攻撃強化+3なんて無いのだが。
  • 相変わらず脚が風圧+7スロ1とパーツ運用に適している他、
    頭も氷属性攻撃+6(ガンナーは+7)にスロ2と何処で使えそうな配分になっている。
    運気は大人しく-6と据え置きで、胴、腰、脚と風圧と一蓮托生の関係。
  • 防御力は112/67とアーティア共々金属製防具の最高峰に位置しており、
    テンプレの蟹を抜いて陸の女王と並ぶ値を叩き出している。
    やるじゃん。
    最も他の金物防具との防御力差は僅か2で、スキルの汎用性を考慮すればアロイXの方に軍配が上がるか。
    下記の素材を見るともっと有ってもいい気がする。
    • 当然と言うべきか上位同様簡単に作れる訳もなく大地の結晶氷結晶
      獄炎石ユニオン鉱石
      そして当然G級素材の
      真紅蓮石エルトライトピュアクリスタルメランジェ鉱石という
      下位からG級までの鉱石オンパレードとでも言った所の実に多彩の鉱石を要求される。
      『希少な鉱石をぜいたくに使った』と言う説明文はダテでは無かった。
      それに留まらず胴に幻鳥竜玉、そして頭は大竜玉とレア素材も容赦なく要求されるため、
      作り易いとはとても言えない。
      • 1番有用そうな脚は真紅蓮石が6個、
        大地の結晶が20個要求される程度なのでやっぱり脚だけに止めておくのが懸命か。
    • ここからは全くの余談だが玉を請求する部位、すなわちは頭と胴は使う素材の量が極端に少ない。
      頭に至ってはユニオン鉱石の5個以外は1つずつで済んでしまう。
      薄く伸ばしてあれ程の防御力を維持しているとは考え辛いが、
      そうなると製造に用いている鉱石は我々が想像してるよりもデカいのだろうか。
      例を上げると全く同じ素材ではないがアロイXの頭は合計23個の鉱石を使うが、
      こちらの頭は7個+玉で足りてしまう。この差が意味する物とは…………。
      ゲーム的に言ってしまえばレア素材を使う分、控え目したと言う具合か。
  • 上位ではインゴットSに立場を食われたインゴットR。
    そのG級版インゴットXRはと言うと、
    発動スキルは同じ氷属性攻撃強化+2とX版を超えた風圧【大】無効
    それも上位での仕打ちが余程気に障ったのかスキルポイントが両方とも+19という振り切った数値になっている。
    運気は相変わらず-6のままである。
    風圧は頭が+8、腕に+4、腰は+7(ガンナーは頭+9、腕+3)。氷属性攻撃は腕に+7、腰に+4、脚に+8と
    R装備は極端にすればいいんだろとでも言いたげなこれまた思いきった配分に。
    更に腕に1スロ確保する事にも成功している。
    • 見た目にも変化が訪れており、男性側の頭には鍬形風の角が。
      女性側の頭は錣(しころ)が付与され、お互い新規のフルフェイスヘルムの物になっている。
      更に背中には共通してマントが追加されており、激しく自己主張をみせている。
      防具合成で日の目を見せてやろう。
    • 当然、G級大型モンスターの素材や獰猛化コモン素材が要求されるため作成難度が上がっている。
      そして大して鉱石素材を要求されなくなった。

MHWorld

  • MHWでも続投。発動するスキルは、 と、従来のインゴットらしいスキルで固められている。
    上位になるとこれらのスキルのポイントが増加したインゴットαと、
    スキルはほぼ据え置きだが装飾品のスロットが開くインゴットβの2種類が作成できる。
    • βの腕装備は装飾品を入れると単品で体力増強Lv3が発動する。
      防御力も最終的には古龍装備などに匹敵するため、腕装備に悩んだらとりあえず選べる程の価値を持つ。
      逆に腰装備はリオソウル系、脚はダマスクがほぼ完全な上位互換となる。
      攻略段階で急いで作りたいとか見た目や耐性の面でこだわるなどの理由が無い限り需要はないだろう。

MHRise

  • MHRiseでも続投。
    発動するスキルは、 と、従来のインゴットらしいスキルで固められている……脚以外。
    そう、冗談でもなんでもなく、攻撃見切りという2大火力スキルが脚に存在する。
    そしてなんと今作では、ある程度のゲーム進行が必要となるが直にzのみで購入することも可能。
    防御力も下がっている……なんてことはなく、これまで同様に上位序盤まで渡り合える程度は備えているし、
    それでいて、素材による制作難易度自体も従来の作品と殆ど変わらない……
    どころか、今作は素材ツアーで鉱石が増えたりするので制作難易度は激減しているといって過言ではない。
    この装備を見つけたプレイヤーたちがこれを組み込んだ装備を作るのに時間は掛からなかった。
  • 上位版も存在するが、なんと脚の攻撃・達人SPがどちらも2になっている。
    もはや全防具で見てもトップクラスの火力装備である。
    そして此方も集会所★6程度の進行は必要だが購入する事が可能で、防御力も相応にある。
    勿論素材での制作難易度も従来以下。あまりにも破格である。
    そしておまけ程度だがLv1スロットも1つ持つ。
    Lv2以上があれば尚よかったが、そこまであったら最早バランス崩壊の領域だろう…
    • 一応火力装備の競合としてラージャン防具の脚が超会心2を持ち防御力もより高いが、
      あまりにインゴットSの脚のSPが優秀なことや製作時期などの都合から
      超会心をお守りや別部位で補完してインゴットSを使っているプレイヤーも少なくない。
      そもそも会心率を上げるのもなかなか難しく超会心を切った構築にする場合も多いため、
      そうなってしまえばもうインゴットS脚の独擅場という状況である。
  • ver2.00以前は超会心2の唯一性から金色脚が選択されることが多かったが、
    ver2.00で超会心及び力の解放の珠がLv2スロットで追加されたことで話は変わった。
    金色ノ足袋は超会心2&力の解放1、つまりLv2スロット3つ分相当のSPがある。
    一方でこちらは単純にLv2スロット4つ分のSPを持つ。SP的には上位互換。
    他にLv2スロット4つ分の火力SPを持つ装備はほぼなく、
    武器種にもよるが呪いと化しつつあるほどの性能である。
    • 一方で、Lv2スロットが有利な環境になったことから
      攻撃2・Lv2スロットを持つハンターSグリーヴも一転してライバルとなった。
      SP換算に関してはLv2スロット1つ分劣るが、見切りが要らない場合はあちらが上である。
  • 明確な弱点はやはりレア度相応の防御力の低さだろう。
    それに加えて各部位-1ではあるものの火耐性と水耐性がマイナスなので、
    同じく人気のジャナフSコイルなどとあわせる場合には水耐性にも注意が必要か。

MHR:S

  • 続編となるMHR:SにおいてもMR版のインゴットXが登場。
    見た目的には前作におけるインゴット及びインゴットSを踏襲している。
  • 基本的には例に漏れず上位までのスキル構成を踏襲しているが、頭と腰に攻撃が、胴に見切りが追加されている。
    風圧耐性や雷属性攻撃強化と言った従来のインゴットらしいスキルを残しつつ、
    前作以上に攻撃的な装備になったと言える。
  • その中でもやはり気になるのは上位でも優秀だった脚だろう。
    しかし、その性能はスキル構成は据え置き、上位時代と比べてLv1スロットが1つ追加されたのみと強化幅は小さい。
    こうした強化幅の小ささや他の脚装備の強化に伴い、インゴットXより優先されうる防具も増えてはいる…のだが、
    攻撃・見切りが脚部位で欲しい場合、未だにインゴットX脚が最有力候補となる。
    • 裏を返せば、上位時点で既にスキル的にはMR最前線でも通用しうる力があったと言える。
      MHR:Sでは属性に大きくテコ入れが入っている上に伏魔響命が脚部位で競合してしまうなど
      属性を主眼としたビルドとした結果、結果的に不採用となるケースは増えている。
      ただそれでもハンマーの溜め変化【武】やボウガンの物理弾など、
      物理型ビルドを行いたい場合は依然として最有力候補の1つとなりえた。
    • ver14.0で追加された赫耀・暦の脚部位は
      攻撃Lv2とLv4-Lv3スロットに超会心Lv1が付いており、おまけに気絶耐性+3という超厚遇。
      Lv2火力スキルの数ではインゴットを上回れる上他のスキルを入れてもいい自由度、錬成では気絶耐性を捨てる択もある等、
      MHRiseから数えて2年近くして漸く7733系スキル装備を組む場合でも休める可能性が出てきた。
      しかしながらあちらもあちらで既にレア度10であり、錬成によって実践的な強化を付与するのは難しい上、
      剛心顕如盤石など優秀なLv1装飾品によりLv1スロットの価値も上がっている為、
      赫耀・暦の追加を以てしても尚インゴットX脚が完全に退いたとは言いきれない。
      そもそもとして、赫耀・暦の作成にはMR160の到達かつ、
      今作屈指の強敵である傀異克服バルファルクの討伐が求められる点も無視出来ない要素だろう。
    また、上位時代と同じく、ストーリー中盤から鉱石によって製作可能なため、
    採取によって最終盤までも通用する脚装備を手に入れられるというメリットもそのままとなっている。
    さらには水没林にMR1から行けるイベントクエストが配信されたため、最序盤で作成可能になってしまった。
    攻略段階における製作価値及びコストパフォーマンスは群を抜いている防具である。
  • 脚の有用さが頭一つ抜けてはいるが、攻略においては胴装備も強い。
    MHR:Sにおいてもストーリー攻略までの期間では胴装備のスキルが然程強くなく、Lv2スロット3つ分程度で一線級。
    そんな中、見切り+2にLv3-Lv1スロットという構成はそのLv2スロット3つ分の条件を満たしているし、
    これまたインゴットシリーズということで採取素材のみで手に入ってしまう。
    更に風圧による事故対策としては充分な風圧耐性+2も付き、防御力もストーリーでは充分な数字を持ち生存面も良好。
    脚と合わせてLv1スロットが3つになるので、必要ならば気絶耐性Lv3や防御Lv3を積むなど更なる生存盛り等も可能である。
    脚ともどもストーリー攻略においては重要な戦力になりうるだろう。
  • しかし、前作同様防御力の低さは気になる。
    現状では最大強化しても114止まりと、レア度10の防具と比べると20前後ほど劣っている。
    従来のG級・MRでは800~900、場合によっては1000以上ともなり、20前後の差はそこまで気にならなかったが、
    今作ではクリア後も全体的に防御力がやや控えめであり、クリア後は700でも多め、
    傀異調査を十分進められる段階になっても900までは届かないことも多いといった具合に落ち着いている。
    そのため、この程度の差でも従来より確殺ラインに差が付く可能性が高まっている。
    • アップデートに伴い、防具の強化段階は随時解放された。
      業鎧【修羅】を疾替えの書【朱】で運用したり、傀異錬成で防御力低下を重ねたりといった場合を除き、
      過去作と同等の水準は概ね確保できるようになったので、
      この点については解決したと言っていいだろう。
  • この装備だけに限らないが、第一弾アップデートで追加された傀異錬成によってさらなる強化が可能になった。
    防具の傀異錬成ではレア度が低い防具ほど、良い結果が得られる可能性が高いため、
    スキルLvやスロット数が増加したり、弱点特効や超会心などの火力スキルを盛り込むことが可能になった
    • 防御力に関しても同様の仕様のため、ある程度は耐久力の補強ができるようになった。
      しかし、強力なスキルやスロット拡張を引いた場合、代償として防御力が下がってしまう場合がほとんど。
      防御力を犠牲にしてスキルやスロットの拡充を狙うか、
      安定を取って防御力、耐性の上昇を狙うかは各々の立ち回りと腕前次第。

余談

  • 「インゴット(ingot)」とは、広義では液体を型にはめて凝固させ、その型の通りの形になった固体のことを言う。
    一般的には金属や合金を鋳型(いがた)に流し込んでできたもののことを指す。
    日本語では普通「鋳塊(ちゅうかい)」、金や銀と言った貴金属だと「延べ棒」などと訳されることが多い。

関連項目

防具/アロイシリーズ
防具/ハイメタシリーズ