Akinator(アキネイター)
仏Elokenceが開発した、人工知能を活用したフリーブラウザゲーム、および同ゲームに登場するおっさんランプの魔人の名称。オリジナルのアルゴリズムにより、いくつかの質問の回答からプレイヤーが考えている人物を言い当てるという内容。
バーチャル界ではかねてより、多くのVTuberがアキネイターで自分の名前が出るか挑戦しており、アキネイターで名前が出る→VTuberとして一人前、といういわば登竜門的な扱いが定着した。にじさんじ的には剣持刀也がアダル刀也になったきっかけだったり、家長むぎや伏見ガクが力でねじ伏せる対象だったりする。
Among Us(アモングアス)
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米Inner Slothが開発した、宇宙船を舞台にした人狼+アクションゲーム。通称「宇宙人狼」。
プレイヤーはクルー(乗組員)またはインポスター(偽物・人狼)のいずれかとなり勝利を目指す。クルーは「全てのタスクを終える」または「全てのインポスターを追放する」ことで勝利、インポスターは「インポスターとクルーが同数になる」または「クルーが緊急ミッションを失敗する」ことで勝利となる。通常の人狼ゲームと異なり昼夜の概念が無く、クルーの死体に触るか緊急会議ボタンを押すことで会議が発動し追放投票となる。
実際にマップを歩き回る必要がある、視野が限られている、各種行動にクールタイムが存在するなど、アクション要素やシステム上の駆け引きが取り入れられており議論下手な人でも活躍の機会があるのが特徴。にじさんじ全体で「視聴者とのボイスチャットが禁止」となっている現状でも、テキストチャットを用いて会議を進めることができるため、視聴者参加型で滞りなく遊べる人狼ゲームとしても重宝されている。また主催によっては「パッション人狼」と呼ばれる「疑われた時にとにかく大声で主張する」ことを推奨しており撮れ高作りに一役買っている。
接点が無いような人たちとコラボする時でも、このゲームがあるだけで気軽に遊ぶことができるのも特徴。コミュ障の味方。
Apex Legends(エーペックス・レジェンズ)
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米Respawn Entertainmentが開発し、Electronic Arts(EA)から2019年2月5日に発売*1されたバトルロイヤルFPS。同じリスポーン制作・EA発売のロボットアクションFPS『Titanfall(タイタンフォール)』シリーズと世界観を共有する(ゲーム内の時代は『Titanfall2』の約30年後*2)。
異なるアビリティを持つレジェンド(プレイアブルキャラクター)から1人を選び、3人1組のチームを組んで、20チーム60人による戦いを生き抜くことを目指す。
基本無料でのプレイが可能である上にゲームとしての完成度も高く、普段FPS/TPSに触れないVTuberの間でも急速にプレイ人口が増加。にじさんじにおいてもそれは例外ではなく、プレイするライバーの増加にともない意外な組み合わせのコラボが次々に実現するきっかけにもなった。
また、外部で開催される大規模な大会に参加するライバーも多く、その際に同じチームとなったにじさんじ外のVTuberやストリーマー、プロ選手などとの交流も見どころの一つとなっている。
にじさんじ内のイベントとしては、2021年6月12日に勇気ちひろの構想をもとにした、にじさんじ主催による大会『NIJISANJI APEX Party 』がプロゲーミングチーム「DETONATOR」の協力を得て開催。また2022年6月4日にはグウェル・オス・ガール主催、本間ひまわり協力によるカスタムマッチイベント『APEXにじさんじカスタム』が開かれている。
ARK: Survival Evolved(アーク:サバイバル・エボルブド)
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米Studio Wildcardが制作した、恐竜たちが闊歩する世界で生き抜くサバイバルオープンワールドゲーム。単に「ARK」とも呼ばれる。
ゲームの世界観は『ジュラシックワールド』にSF要素を取り入れたような形であり、恐竜以外にもドードーやワニ、トラなどの動物がいる。
低い文明レベルからスタートしたプレイヤーが様々な物を加工・建築できるようになるなど進歩していく様子や、どれだけ進化してもやられる時はやられるという状態が引き起こす中毒性の高さ、そしてオープンワールドゲーム特有の美しいグラフィックなどが人気の要素である。
にじさんじでは2020年以前にも本間ひまわりなどの愛好プレイヤーが配信していたものの、VTuber界隈ではかなりマニアックな部類であった。
しかし2020年1月20日、ホロライブの桐生ココが立てた鯖による配信が人気を呼び、VTuber界隈へと波及。にじさんじでも2020年2月3日に鯖が立ち、配信やコラボなどが活発化した。鯖設立当初はPVEモード*3でのプレイが行われており、ちょっとしたお遊び程度の殺し合いはあったものの基本的には皆協力しあい平和なサバイバルライフが営まれていた。
だが、加賀美ハヤトとイブラヒムの水資源を巡る争いと鯖内での有力者の出現を発端に、一部時間帯においてPVPモード*4が取り入れられ、戦争を求める者と平和な暮らしを望む者が一つの世界で共存しつつ、独自の政治・経済劇が展開する一大ストーリーが繰り広げられた。
以後も定期的に追加マップの導入・鯖のリセットを繰り返しながら様々な企画と突発的な物語が展開する人気コンテンツとして現在に至っている。
2021年9月にスタートした「Crystal Isles」マップからは海外のにじさんじライバーにも鯖が開放され、国際交流の場としても一役買った。
にじさんじサーバーの詳細についてはARKまとめ/にじさんじサーバーまとめを参照。
2022年11月には『RUST』に続き招待制のストリーマー専用サーバーが期間限定オープン。こちらでも外部VTuberやストリーマーとにじさんじライバーの交流が多く見られた。
beatmania IIDXシリーズ(ビートマニア ツーディーエックス)
コナミが開発・リリースしている音ゲーシリーズ。通称「IIDX」「弐寺」など。
7つの鍵盤と1枚のターンテーブル*5を操作し、画面に表示されるノーツに合わせて正確な演奏を目指す。
アーケード音ゲーブームの元祖と言える「ビーマニ」こと「beatmania」シリーズの後継タイトル*6。「DX」とは「『beatmania II』のデラックス筐体版」を意味する(のだが、「『beatmania II』の通常筐体版」は幻の筐体とまで言われるほど出回らなかった)。
アーケード版は2023年10月現在でナンバリング込みで31作(1.5作目にあたる「substream」を含めると32作)、稼働年数も20年以上という長寿タイトルになっている。
家庭用もPS2などで発売されていたが16作目「EMPRESS」で一旦途絶え、その後2015年にPC向けタイトル「beatmania IIDX INFINITAS」として復活。2019年末にはスマホ向けタイトル「beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE」がリリースされ、現在ではこの2つが主流となっている。
にじさんじでは専ら社築がガチ勢であり「INFINITAS」をメインに、たまに「ULTIMATE MOBILE」もプレーしていることで有名。後々KONAMI所属のDOLCE.プロとコラボ、更にはKONAMI公式からお呼びが掛かり公式番組に出演、BEMANI PRO LEAGUE ZERO(2020年開催)のTEAM YASHIROの監督就任や、BEMANI PRO LEAGUE -SEASON2-(2022年開催)の解説就任に至っている。
2020年後半からは楽器演奏スキルを持つエリー・コニファーも「ULTIMATE MOBILE」のプレーを開始。後にKONAMI公式が発売している専用コントローラーを購入し、同年12月から「INFINITAS」へとプレイ環境を移行した。
他にも弦月藤士郎が「INFINITAS」を専用コントローラーでプレイする配信を行っている。
Besiege(ビシージ)
英Spiderling Studiosが開発した、中世の攻城兵器を作成して各種ミッションをクリアしていくストラテジーゲーム。
この手のゲームでは珍しく全パーツがゲーム開始時から解禁されている。なお中世とはいうものの、動力不明で取り付けさえすれば無限に動くホイールやプロペラ、ステアリングが存在するなど世界観は結構アバウト。しかし物理演算は徹底されているため下手な仕組みを作れば動く前に自壊、自爆することもあり、特に安定した飛行などは非常に難しい。また強力な射出兵器は弾数制限が厳しく、敵からの攻撃や地形的な問題などもあるため、破壊系のミッションも一筋縄ではいかない。
とにかく自由度が非常に高いため、それぞれのセンスでミッション攻略や個人的なロマンのために開発されていく兵器と、開発者の一喜一憂ぶりなどが見どころといえる。なおネット界隈ではパンジャンドラムとガンタンクを作成できるゲームとして一部有名だが、とてつもない技量が要されるので安易にリクエストするのは控えよう。
にじさんじでは、加賀美ハヤトが玩具会社社長らしく(?)男の子全開で遊んでおり、同期の葉加瀬冬雪にこのゲームの有識者として呼ばれる形でコラボ。その後葉加瀬冬雪自身もソロ配信を行い、その後今度は夜見れながその2名をこのゲームの有識者として呼ぶ形でコラボをしたことで、SMC組共通のゲームの一つとなっている。
Biped(バイペッド)
かわいらしい見た目の二足歩行ロボットを2つのスティックだけで操作するという、独特の操作感覚が特徴的なアクションアドベンチャー。開発は中国テンセントの子会社NExT Studios。
配信ではオンラインマルチによるコラボで遊ばれることが多く、前述した独特の操作感に加え、2人が上手く息を合わせないとクリアできない仕掛けが随所にあるため、コラボした2人の絆が試されるゲーム。
Cart Racer(カート・レーサー)
怪作『Hand Simulator』を作った露How Fast Makeの手に成るバカゲーアクションゲーム。
スキンヘッドに顎ひげとサングラス、タンクトップ姿の無駄にガタイがいいおっさんが、ショッピングカートに乗って坂道を滑走し、スキーのジャンプ競技の要領で所定のゴールに着地するという内容。
見た目がとにかく狂っているが、カートの操作はシビアで、ゴール判定(+ゴール前の障害)もかなり厳しい。とんでもない位置にゴールが置かれているケースも結構ある。
クソゲーと呼ばれるレベルではないものの難易度の高いゲームであり、にじさんじではこれまでに叶、フミ、フレン・E・ルスタリオが挑んでいる。
Chilla's Art(チラズアート)
Chilla's Artシリーズまとめ
3Dホラーゲームを専門とする日本のゲームスタジオ。金沢市に本社を置き、アメリカ帰りの日本人兄弟によって運営されている*7。
2018年2月に第1作『Evie』を発表。2019年秋に立て続けにリリースした『赤マント』『事故物件』『犬鳴トンネル』で一躍脚光を浴びた。
年に新作が数作品リリースされることによる話題性、お手軽な値段、おおよそ1枠あればエンディングまで到達できる程よいボリューム感などが相まって、ホラゲー配信の定番メーカーのひとつとなっている。
にじさんじでChilla's Art作品にいち早く注目したのは轟京子で、『おかえり』を2019年9月のリリース早々にプレイしている。続いてエクス・アルビオが『事故物件』、空星きらめが『犬鳴トンネル』を、それぞれ発売直後にプレイ。2020年に入るとプレイ実況を行うライバーが急増。その後も新作がリリースされるたびに多数のライバーが配信でプレイしている。
The Convenience Store | 夜勤事件(やきんじけん)
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深夜のコンビニバイトで生活する女子大生の視点で、彼女が経験する様々な怪現象を追体験していくホラーゲーム。
簡略化こそされているが、舞台であるコンビニエンスストアの構造もバックヤードまでしっかり再現されている。深夜勤ならではの業務も物語進行イベントとして盛り込まれており、こうした職務におけるライバーたちの反応を観るのも醍醐味になっている。特に、男性店員・舟橋がみせるドキッとする言動に対するライバーの反応はイヤホンの音量を最大にして聴くべし。
にじさんじにおけるChilla's Art人気を決定的にした作品で、2020年2月18日のリリースから同年3月31日までの43日間に47人+12人*8のライバーがプレイ実況に参加した。2021年8月のペトラ・グリンによる配信以降はなぜか新人ライバーの登龍門的作品となっている。
かの有名な山神カルタの脊髄会話が飛び出したのもこの作品。
DARK SOULSシリーズ(ダークソウル)
フロム・ソフトウェアが開発・発売している、恐ろしくも美しいゴシック調のダーク・ファンタジー世界を不死者となって冒険する3DアクションRPGのシリーズ。通称「ダクソ」。
3までのナンバリングタイトルと1のリマスター版が発売されている。
装備やステータス振りによりプレイスタイルが大幅に変わる奥が深いアクション、的確にプレイヤーを殺傷してくる敵やギミック、冒険心擽る入り組んだフィールド、断片的にしか語られず考察が捗るストーリーや世界観設定などが魅力。
一方で高難易度の死に覚えゲーであり、シリーズを通して使われるユーザーコメント「心が折れそうだ……」や、2のキャッチコピー「絶望を焚(く)べよ」が象徴する通り、途中でクリアを諦めてしまうライバーも多く逆に楽しめる者はドハマリする傾向があり「ダクソ適性あり」などと称される。
前作にあたる『Demon's Souls』(デモンズソウル)から今シリーズを経て確立されたこのゲームシステムは「ソウルライク」と呼ばれるようになり、後に同社が開発した『Bloodborne』(ブラッドボーン)『SEKIRO』のみならず他の会社のゲームにも影響を及ぼしている。
にじさんじではましろが配信でリマスターのRTAを、叶が3でPVPを行う等、各ライバーそれぞれのプレイスタイルで攻略に挑んでいる。
DARK SOULS REMASTERED(ダークソウル リマスタード)
第1作のリマスター版。こちらも略称は「ダクソ」なので注意。
かつて「はじまりの火*9」に惹かれ巨大な力を得て君臨した「神々」が今や衰退しきった世界。
主人公は「暗い穴=ダークリング」と呼ばれる呪いにより死んでも死んでも蘇る「不死者」となり、北の不死院と呼ばれる牢獄に囚われていた。死に続けた果てに亡者となり、ただ人を襲いソウルを奪うだけの存在となるはずだった主人公は、ある切っ掛けから不死院を脱出し伝承に導かれるように不死者巡礼の地「ロードラン」へといざなわれる。
参考:当wikiの「ダークソウル リマスタードまとめ」
DARK SOULS 2(ダークソウル2)
第2作。略称「ダクソ2」。
不死となった主人公が呪いを解く方法を探す旅の果て辿り着いた地「ドラングレイグ」。だが最後の希望となるはずだったこの地もまた、もはや人の営みも絶え滅びを待つだけの「亡者の国」であった。
半ば廃墟となった集落で出会った謎の美女「緑衣の巡礼」はドラングレイグの王「ヴァンクラッド」に会え、という。はたして主人公は「緑衣」に言われるまま、ソウルを奪い続け「継ぐ者」となるのか? それでも呪いを解く方法を探し、あがき続けるのか?
参考:当wikiの「ダークソウル2まとめ」
DARK SOULS 3(ダークソウル3)
第3作。略称「ダクソ3」。
「火継ぎによって世界を維持する、維持できなければ滅びる。」という大まかな世界観のみ示唆される中で主人公は「火の無い灰」と呼ばれる特殊な使命を帯びた不死者として墓場から蘇り、薪の王たちが過去に救った別世界同士がいびつに繋がってしまったような世界各地を巡って、それぞれの故郷へと引きこもり再度の火継ぎを放棄した「薪の王」達と戦い「生死に関わらず」連れ戻すこととなる。
参考:当wikiの「ダークソウル3まとめ」
DAVE THE DIVER(デイヴ・ザ・ダイバー)
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韓国Nexonのサブブランド、MINTROCKET開発・発売の2Dアドベンチャー。
プレイヤーは昼は魚を捕るダイバー、夜は寿司屋スタッフの二重生活を送りつつ、入るたびに地形の変わるブルーホールを探索していくことになる。
公式ジャンルは前述の通りアドベンチャーだが、実態はローグライト+経営シミュレーション+横スクロールアクションの複合となっている。
メイン・サイドクエスト問わず多種多様なミニゲームが含まれており、上記ジャンルに該当しないものも多数。なかでも中盤に脈絡無く挿入される音ゲー「ドリームライブ」はライバーそれぞれの反応含め必見。
Dead by Daylight(デッド・バイ・ディライト)
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加Behaviour Interactive開発の非対称型対戦サバイバルホラーゲーム。通称「DBD」。
プレイヤーは1人のキラー(殺人鬼)と最大4人のサバイバー(生存者)のうちのどちらかになり、キラーならばサバイバーをフックにつるして闇に葬ること、サバイバーなら発電機を起動させて解錠されるゲートでマップから脱出することが目的となる。
他社の有名ホラー作品(映画・ドラマ・ゲーム等)とのコラボレーションにも積極的で、そうした作品に登場したキャラクターをプレイヤーとして操作できることも人気の後押しとなっている。
女性人気が高いことも特徴。多人数プレイができることもあり、コラボなどでも用いられやすい。
VTuber草創期の2017年から2018年前半にかけては、『PUBG』『Getting over it』と並んで、VTuberによるゲーム実況の定番であり、2023年現在も息の長い人気を保っている。
にじさんじ内では2020年7月ににじさんじDbD大会が開催された。女性人気が高い傾向はにじさんじ内でも見られる。
Detroit: Become Human(デトロイト:ビカム・ヒューマン)
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仏Quantic Dream開発、ソニー・インタラクティブエンタテインメント発売の3Dアドベンチャーゲーム。通称「デトロイト」。
人間そっくりなアンドロイドや各種テクノロジーが発展した西暦2038年のアメリカ・デトロイト。プレイヤーは立場の異なる3人のアンドロイドを操作し、この街で起こったとある事件を体験する。
膨大な選択肢、美麗なフィールドの探索、緊迫したQTEの結果によりシナリオは様々に分岐。各チャプターの終了後、自分がどのルートを辿ったか・全プレイヤーの何%がその選択をしたかなどが確認出来る。
シリアスな選択を迫られる場面が多い為に倫理観・仕事観・ゲームの操作能力などが表れやすく「人柄が出るゲーム」と称されることも。マップ内のTIPS(雑誌)をどこまで拾うかや登場人物・世界観への考察なども含めてプレイヤー毎に異なる展開を見せる為、見比べるのも楽しみ方のひとつ(配信者はまとめページ参照)。
なおシナリオの性質上、ネタバレを極力避けた上でのプレイ・視聴が推奨される。まとめページや配信画面のチャット・コメントの閲覧時は要注意。
DOGMA/wotaku(ドグマ)
作曲家であるwotaku氏によって2019年7月に公開された、シスター・クレア非公式イメージソング。後に本人による歌動画が投稿され、半公式的なオリジナルソングとなった。*10
・【原曲(niconico,YouTube)】
・【本人歌唱ver】
・【配信版(feat.初音ミク)】
・【本人歌唱(dance shot.ver)】
ダークで宗教的な世界観を持ったゴリゴリのラップ・ナンバーであり、にじさんじ内外を問わず高い人気を誇っている。特にV界隈外においては、原曲の歌唱が初音ミクであったことから「イメージソング」ではなく「ボカロ曲」として広く知られており、数多くの歌ってみたや踊ってみた、キルクリップやmeme動画が投稿されている。またクラブ界隈においてもその人気は高く、現在でも様々なRemixが現場で流されている。
にじさんじ界隈では、その楽曲完成度の高さとおよそシスター・クレアのイメソンとは思えない暴力的な歌詞や曲調から、原曲公開時より一部ファンの間で話題になっていた。その後の本人歌唱によるまさかの半公式化を経て、今日ではシスター・クレアを代表する一曲として高い知名度を得ている。
彼女曰く「特別な曲」である為、歌枠などで気軽に歌われることは無い。しかしゴッドフィールド大会の決勝戦で流されたりストVで負ける度に天丼で流れ始めるなど、いわゆる処刑用BGMとして持ちネタ的に使用されることも多い。
用語としては、主に創作や妄想上における「狂気、冷酷といったオルタ的な要素を持つシスター・クレア」、あるいはアナログゲーム(特にトランプ、TCG、麻雀等戦略的要素を持つゲーム)コラボにおける「勝負強いシスター・クレア」を示す言葉として、同楽曲の特徴的な歌詞である「救済執行」と共に使われている。
Doki Doki Literature Club! / ドキドキ文芸部!(ドキドキ・リテラーチャー・クラブ / -ぶんげいぶ)
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アメリカ・ニュージャージー州在住のダン・サルバト氏を中心とするサークル「Team Salvato」が制作したビジュアルノベル。通称は「DDLC」。2017年9月22日にオリジナル版が、2021年7月1日にはHDリマスターを施しコンシューマ機にも対応した『Doki Doki Literature Club Plus!(ドキドキ文芸部プラス!)』がリリースされている。
文芸部に入部した主人公の男子高校生と4人の女子部員の交流を描く形式のギャルゲー。
攻略対象は4人おり、「才色兼備な部長」「ムードメーカーで幼馴染の副部長」「漫画好きのツンデレ」「人見知りの文学オタク」と多様。
また、文芸部だけあって詩作をする場面もあり、主人公が選んだフレーズで攻略対象の好感度が変化する。そのため、ライバーがどのような詩を作るかも見どころである。
……だが、その正体は多くのライバーやリスナーを鬱にさせたり震え上がらせた恐ろしい作品にして、ギャルゲーの本質を問う意欲作である。とあるシーンでは、配信しながらプレイしていると(ゲーム側が配信ツールを認識して)ある登場人物に配信していることがバレるというものがあり、それに対するライバーの反応も見どころのひとつ。
DON'T SCREAM(ドント・スクリーム)
英Digital Cybercherries制作の1人称視点ホラーゲーム。2023年10月28日にアーリーアクセス配信が始まった。
ルール自体は不気味な雑木林を18分間歩き続けるというシンプルなもので、いわゆるジャンプスケア系ホラゲだが、注目すべきはマイクの使用が必須となっている点。ゲームシステムはマイクを利用してプレイヤーの声や息遣いの音量を検知し、音量が一定の値を越えるとプレイヤーは死亡する。文字通りの「叫んではいけない」ゲームである。
歩行を止めるとタイマーも止まり、マイクをミュートすると警告が表示されるなどの仕組みで不正行為は抑えられており、プレイヤーは、いつ襲いかかるかも知れない恐怖と戦いながら18分間を耐え抜くしかない。
ゲームシステムは悲鳴や叫び声以外の音も拾うため、台パンや転倒・転落音、普通のトークでの声にも反応する。配信開始直前にゲームを立ち上げた壱百満天原サロメは、何度も配信開始の挨拶と同時に死亡するという珍プレイを見せた。
Duel Masters(デュエル・マスターズ)
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米Wizards of the Coast(WotC)製作のトレーディングカードゲーム。日本ではタカラトミーから発売されている。略称「デュエマ」「DM」。
WotCの旗艦TCG『マジック:ザ・ギャザリング』(以下MTG)の派生商品であり、2002年の発売以降人気を博している息の長いタイトル。
ゲームの基本ルールはMTGを踏襲しているが、大きな違いとしてプレイヤーはライフではなくゲーム開始時にデッキから5枚のカードを「シールド」として配置し、相手のシールドを全て破壊した上で相手プレイヤーに攻撃すると勝利となる。カードの中には「シールドトリガー」という能力を持つものがあり、シールドとして破壊された時に効果を発揮する。戦況を逆転させる効果も多く、またトリガーが無い場合もそのカードは手札に加わり被攻撃側のチャンスとなる為、高度な読み合いが要求される。
にじさんじ内では、インターネット対戦が出来るスマートフォンアプリ「デュエル・マスターズ プレイス」(デュエプレ)を正式リリース直後から加賀美ハヤトがプレイ。初心者指南、パック開封、ガチレート戦、ネタデッキ構築など様々な配信を行なっている。
2020年2月にデュエプレとにじさんじとのコラボが発表され、トーナメント戦を経て同年9月に月ノ美兎・本間ひまわり・葛葉がゲーム内に登場、コラボ記念杯も開催された。
前述のコラボが好評だったことを受け、2021年9月ににじさんじコラボ第2弾が発表された。登場ライバーは葉加瀬冬雪、夜見れな、加賀美ハヤトの3人。オリジナルスキンやカード、加賀美が歌うオリジナルコラボテーマソング『篝火』が実装された。
なお、加賀美ハヤトの3Dお披露目配信では本人の希望により同シリーズの人気キャラクターである「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」が登場した。
経験者:叶、葛葉、花畑チャイカ、社築、エクス・アルビオ、加賀美ハヤト、イブラヒム、オ・ジユ
eBASEBALL パワフルプロ野球(イー・ベースボール ‐ やきゅう)
Escape from Tarkov (エスケープ・フロム・タルコフ)
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英Battlestate Gamesが開発したFPS*11。通称「EFT」「タルコフ」。2016年12月にクローズドアルファ版が公開され、2017年7月にクローズドベータ版に移行。2023年1月現在も正式リリースには至っておらず、クローズドベータテストの名目で有償頒布されている。
ロシア連邦政府と西欧系軍産複合体との抗争により内戦状態に陥り武力封鎖された架空の経済特区都市タルコフからの脱出を目指すオンラインFPS。
タルコフ市内からスタートし、各所に落ちていたり倒した敵(NPCや他PC)が持っているアイテムを入手しつつ、生きて脱出できればアイテムを持ち帰れるが、倒されて脱出に失敗してしまうと(ポーチに入れていたものを除き)アイテムをすべて失ってしまう、というハイリスクハイリターンなローグライト*12要素が特徴的。
パーティーを組んでのプレイもできるが、フレンドリーファイアがあるうえにゲーム的な敵味方の表示分けも無し(装備を工夫して見分けやすくすることはできる)、と全体的にかなり硬派な作り。
数ヶ月ごとに全プレイヤーのデータがリセットされる「ワイプ」が行われるのも特徴で、このワイプ直後はスタートダッシュを決めるために配信でプレイされることが多い。
2022年12月にフォロワー的タイトルである『Dark and Darker』のアルファプレイテストが行われ話題になったこともあってか、本作がバージョン0.13にアップグレードされた2022年の年末ごろから、FPS系のゲーム実況者の間で頻繁にプレイされるようになった。
にじさんじでは叶と葛葉が2019年に実況配信を開始したのを皮切りに、イブラヒム、ローレン・イロアス、奈羅花らFPSガチ勢も参戦。風楽奏斗と渡会雲雀も2022年7月のデビュー早々に着手している。
Euro Truck Simulator 2(ユーロ・トラック・シミュレーター・ツー)
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チェコのSCS Softwareが開発した、大型運搬トラックの運転シミュレーター。美麗なグラフィックで再現されたヨーロッパ*13の公道で大型トラックを乗りこなし、運搬業をこなしながら資金を貯める内容のゲーム。
大型トラックらしく運転席からの視認性は悪く、操作性も非常に難しい。特にバック駐車はトレーラーの性質を熟知していないと至難の業である。さらに実際の各国道路交通法に則って事故はもちろん速度違反、車線違い、信号無視などでも違反金が課されるなど、ゲームの難易度としては中々にシビアで、プレイすると大体酷いことになる。
2012年10月19日発売とかなり古いゲームではあるが、現在もアップデートが続けられているロングセラー作品である。2021年2月には、有志制作による日本マップMOD「Project Japan」が公開されている。
にじさんじでも何人かのライバーが本作に手を伸ばしており、とくにモイラは「トラック女神」という新たな可能性を生み出した。「にじさんじMIX UP!!」では清楚コラボ……かと思いきや、こちらのゲームをメインに据えた一部恐怖配信が行われた。
Fall Guys: Ultimate Knockout(フォール・ガイズ:アルティメット・ノックアウト)
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英Mediatonic製作、米Devolver Digital発売のTPS型バトルロワヤルアクション。単に「FALL GUYS」とも呼ばれる。
プラットフォームはPC(Steam→Epic Games Store)、PS4/5、Xbox One/Series X/Series S、Nintendo Switch。かつてはダウンロード販売のみで、PS4版だけはPlayStation Plus会員特典で発売月のみ無料でダウンロード可能だったが、2022年6月に全プラットフォームで基本無料に移行した。
バトロワといっても銃で撃ち合うゲームではなく、ゆるふわな見た目のキャラクター「Guys」が、「風雲たけし城」などの日本のTVバラエティ番組*14や「Minecraft」のミニゲームなどをモチーフとした「ショー」と呼ばれる競走で競い合うゲームとなっている。各ラウンドの勝ち上がり条件は競走で下位回避、チーム戦で最下位回避など。最終ラウンドは1位を獲ると優勝といたってシンプル。
そんなゆるふわかつ単純明快なルールと操作体系ゆえに、にじさんじ内外問わず多数の配信者達がプレイしており、いわゆる「二次会」で遊ぶゲームに選ばれることも多い。2022年には、カスタムマッチサーバーの障害で『APEX LEGENDS』での実施が不可能になったCRカップの代替種目として『Golf It!』と共に選ばれたことも。
にじさんじ内では特に三枝明那がやり込み勢であり、ゲーム中最難関とされる5マッチ連続優勝の実績を持ち、PC版は発売月内にレベルカンスト(Season1時点)している。2022年には夏休み企画として累計50マッチ優勝チャレンジを行い、8月29日に見事完遂した。
2023年5月27日には、森中花咲、椎名唯華、レオス・ヴィンセントの3人主催で「Fighting Spritsカスタム」が行われた。JP、ID、KR、EN、そしてVirtuRealのライバーたちも自由に入り混じった国際的なコラボとなった。
Fate/Grand Order(フェイト・グランド・オーダー)
デイライトワークス→ラセングル製作のスマホゲーム版RPG。通称「FGO」。
TYPE-MOONのノベルゲーム『Fate/stay night』の設定・世界観を基盤として展開する「Fate」シリーズの一つ。現在はストーリー第2部「Cosmos in the Lostbelt」が配信中。
伝承の英雄や実在した偉人をモチーフにした様々なサーヴァントと、そのサーヴァントを従えるマスター(主人公)やその周囲の人々が織り成す物語、各シリーズの原作者直々に執筆されたシナリオと濃密な世界観が特徴的。エクス・アルビオがデビュー直後にささやかれていた、「昼に3倍の強さになる太陽の騎士」の出典もこのシリーズ。
配信は召喚(ガチャ)のみが許可されているが、最高レア(SSR)のサーヴァント(プレイアブルキャラ)の排出確率は1%、その中でも「当たり」となるガチャのピックアップサーヴァントの排出確率は0.8%に設定されている。これまでもライバーがお目当ての最高レアサーヴァントを引くためにガチャを回す配信が何度も行われており、郡道美玲はその配信で3万人弱の視聴者を集めた。また、半年に一度開催されている福袋召喚(SSR1体確定有償11連ガチャ)で、ベルモンド・バンデラスがSSRサーヴァントを3体引く+並行で開催されていたガチャの期間限定SSRサーヴァントを配信内の10分ほどで5回引いたうえに配信外で追加でもう1体引く*15という離れ業を成し遂げ、FGOプレイヤーのリスナー界隈がざわついた。
その設定や世界観からかいわゆる「パロディもの」がネットに多く、鷹宮リオンはにじさんじのライバーをサーヴァント役とマスター役としてパロディした「にじさんじ聖パイ戦争」をリスナーと一緒に考案した。なお監修は本家FGOに参加している声優の島崎信長である。
Feign (フェイン)
当wiki 配信一覧ページ
トルコのTeneke Kafalar Studiosが制作したストラテジーRPG*16。別名「バカ人狼」。
いわゆる「人狼系ゲーム」のひとつだが、村人(イノセント)陣営に「バカ」という役職があるのが最大の特徴。
バカは自分が村人陣営のどれかの役職に就いているように見え、その能力を行使すると効果を発揮しているようにも見えるが、実際には何の効果も発揮されていない「ただの一般人」。このバカがいることによって参加者は「本物の役職なのかただのバカなのか(はたまたバカのふりをした人狼なのか)」も推測する*17必要が出てくるため、真面目に議論していても「アイツはバカなんじゃないか」「自分はもしかしたらバカかもしれない」といった(はたから見ると面白おかしい)発言がたびたび飛び出すことになり、ほのぼのとしたグラフィックも相まって人狼系としてはゆるい雰囲気を保ちやすい。
とはいえ、『Among Us』のようなアクション要素は無いため「人狼は苦手でもアクション面でカバーする」といったことが出来ないので、ゆるい雰囲気ながら実はなかなかにガチ寄りの人狼系ゲームである。
FINAL FANTASY XIV(ファイナル・ファンタジー14)
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『ドラゴンクエスト』と並ぶスクウェア・エニックスの旗艦RPG『ファイナルファンタジー』のナンバリングタイトルにして、「FF11」以来のMMORPG。通称「FF14」。
リリースから2012年末まで「根性版」と呼ばれる旧版が稼働していたが、現在稼働中のものは「新生エオルゼア」というサブタイトルが付いている。
FFの名を冠するだけあって、数あるMMORPGの中でもプレイヤー数は非常に多い。このゲームのプレイヤーは、主に「光の戦士」略して「ヒカセン」と呼ばれる。
にじさんじ内でも複数のライバーが言及したり、配信でプレイしている。実際に配信を行ったライバーは、主にRidillサーバーでプレイしている。
言及あり
舞元啓介、アンジュ・カトリーナ、三枝明那
Fortnite(フォートナイト)
米Epic gamesが開発した、「アクションビルディングゲーム」というまったく新しいジャンルのゲーム。通称「フォトナ」。
基本はTPSでの戦闘なのだが、マイクラのように資材を近接武器で採取し、建築に使用でき、その関係で資材の限り、全てのプレイヤーはどこでも遮蔽物を作れる、高所に行けるという一風変わったガンシューティング系ゲーム。
主なゲームモードはバトルロイヤルモードで、100人の中から1人の「ビクトリーロイヤル」を決めることとなる。別媒体とのコラボ中は限定スキンが発売されるだけでなく、「アベンジャーズ」とのコラボ中であれば「アベンジャーズ対サノス軍」といった特殊なゲームモードも実装されるなど、意欲的な試みがされている。
VTuber界隈でもコラボに用いられることも多い。
The Game of Sisyphus(ゲーム・オブ・シーシュポス)
Cream製作のアクションゲーム。ギリシャ神話に登場する初代コリントス王シーシュポスの逸話「シーシュポスの岩」を元にしている。通称「岩おじ」。
ルールはシンプルで、短パン一丁のおっさんを操作して、巨大な岩石の球を転がしながら、だらだらと続く長い坂道を登っていく。だが、坂道の路面状況は変化する上に、道に埋まったり配置されたりして行く手を妨げる障害物、果てはプロペラや火薬、ハンマーなどのギミックまで出現し、前進はままならない。クリアまでの所要時間が3時間を越える事はザラで、YouTube Liveの配信限度である12時間ギリギリまでもつれ込んだケースもある。『Getting over it』『Only Up!』の流れを汲むゲームと言えよう。
2024年のゴールデンウィーク中にホロライブプロダクションのさくらみこが「3時間以内クリア」に挑む配信を連日実施した*18事で、日本国内の注目を浴びた。にじさんじでは配信開始直後の2024年4月15日に三枝明那が着手したものの、その後は主にアルバーン・ノックスを初めとするEN勢の間で遊ばれ、みこの挑戦配信後にJP勢に逆輸入された形になった。
GAMEPACK(ゲームパック)
かつて富士通製Windows PC「FMV」シリーズにプリインストールされていたゲームバンドル。開発はDATT Japan。
後述する「エアホッケー」のほかにも様々なジャンルのミニゲームが含まれており、ローグライクゲーム「ラミィの大冒険2」のMicrosoft Store移植版を実家のPCがFMVだった石神のぞみがプレイしている。
エアホッケー
ブラウザ版
森の動物たち(CPU)と1on1で対戦する3Dエアホッケー。
最初に登場する敵キャラの「トロゾウ」は文字通り動きが鈍く簡単に倒せるが、ステージが進むにつれて難易度が急に上昇し、一度敗北すると最初のステージからやり直しになってしまうため絵柄に反してクリアが非常に難しい。
2000年前半頃にバンドルされていた本作は、2017年にMicrosoft Storeに移植され、2024年にブラウザ版として登場した*19。
ブラウザへの移植に伴いゲームシステムに改良が加えられている*20。ステージのやり直し機能が追加され再挑戦が容易になった一方、ゲームの難易度は大幅に上昇しており*21、雑魚キャラであったはずのトロゾウですらそれなりに手応えのあるレベルに強化されている*22。プレイヤーからは「『くまのプーさんのホームランダービー!』の後継」「1998年からの挑戦状」と呼ばれているとか。
にじさんじでは、矢車りねの本名(?)とされる「ゆうた」の由来(本ゲームのデフォルトプレイヤー名)として知られる。ゲーム自体もMicrosoft Store版の時点で矢車のほか椎名唯華、三枝明那がプレイしていたが、ブラウザ版がリリースされるや、バンドル版から遊んでいた石神が同期のIdiosのメンバーに布教したことにより、阿鼻叫喚の渦が広まっている。
Gang Beasts(ギャング・ビースツ)
英Boneloafが制作した、4等身のかわいいキャラクターを操る、非常に独特な3D対戦格闘(?)ゲーム。通称「ギャンビ」。決して「Gang Beats」ではない。
「相手を場外に出したら勝ち」のスマブラ方式で、キャラクターはダメージを与えると気絶して一時的に操作不能になるため、その隙に場外に放り投げるのが一般的な勝ち方。
……なのだが、ステージギミックでやられることも多く、非常に短い手足でダメージを与える、投げるのはなかなか難しく、気絶時間も割と短いため、よっぽどの達人でないとわちゃわちゃした面白かわいい絵面になるパーティー向けゲーム。
にじさんじゲーマーズ2期生が入ったタイミングでの大型コラボでも用いられ、黒い心中を生み出した。
Gartic Phone(ガーティックフォン)
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ブラジルのOnrizon Social Gamesが制作した、多人数で楽しめるお絵描き伝言ゲーム。
基本的なルールは、まず参加者全員がそれぞれお題を考え、次に別の誰かから回ってきたお題に合った絵を描き、さらに別の誰かから回ってきた絵を見て元々のお題を予想して書き、さらに別の誰かから回ってきたお題の予想に合った絵を描き……というのを一巡するまで続け、最後にこの一連の流れを参加者全員で見て楽しむ。絵のみを描いて伝言ゲームをするなど、違うルールに変更することも可能。
ゲームの性質上、もっぱら多人数コラボや視聴者参加型で遊ばれている。
GeoGuessr(ジオゲッサー)
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スウェーデンのアントン・ウァレン氏が2013年に公開した、Googleマップおよびストリートビューを利用した場所当てゲーム。
ゲームを始めると地球上のランダムな場所(「日本のみ」などある程度の地域指定も可能)に飛ばされるので、ストリートビューの機能を利用して周辺を探索し、飛ばされた場所を推測してマップでその場所を指定する。指定した場所と実際に飛ばされた場所の距離が近ければ近いほど高ポイントとなる。
ストリートビューを利用している関係で基本的には道路上に飛ばされるが、時々水上に飛ばされたり建物内に飛ばされたりなどするハプニング(?)も起こるのが見どころ。
場所を特定するために地理を始めとして様々な知識が問われるゲームと言えるが、そうでなくても配信でなら土地勘のあるリスナーがコメントでヒントをくれたりもする。
2023年1月、ホロライブのAZKiの実況配信をきっかけにVTuber界隈での配信が急増したが、にじさんじでは数年前からレヴィ・エリファや葉加瀬冬雪、西園チグサらが配信でプレイし始めている。海外勢では特にNIJISANJI ID(出身)メンバーのプレイが盛ん。
特に2021年春頃から定期的に配信でプレイしている葉加瀬冬雪は、都道府県全制覇を目指すほどの入れ込みよう。配信では場所指定でほとんど誤差がなかったことを指す「肩幅」といったワードが生まれている。
Getting Over It(ゲッティング・オーバー・イット)
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オーストラリア出身のベネット・フォディ氏が制作したアクションゲーム。通称「壺」。
にじさんじ公式ライバル視はもとより、VTuberの必修科目である。壺に入ったおっさん*23のピッケルをマウスのみで操作して山頂のゴールを目指すという、内容的にも画的にも極めてシュールなゲーム。
独特の操作性から難易度が非常に高く、運要素無し、完全オートセーブで失敗して戻るとロード不能で戻った地点から再チャレンジするしかないという、実力と根気のみを求める非常にシビアなゲーム性*24に加えて、ちょくちょくゲーム内メッセージで煽ってくるので精神修行にもなる。なお、そのゲーム性ゆえに二度目以降は初回が嘘のようにスムーズにクリアでき、50回クリアすると壺が金色になるという隠し要素があるため、金壺を狙い純粋に(?)楽しむユーザーもいる。配信においては、甲斐田晴があろうことか初配信にて金壺をお披露目し、リスナーからは「第2の壺商人」「渋谷ハジメの弟子」と揶揄されていた。
その渋谷ハジメは、本作を神ゲーとして愛好し、他ライバーにもプレイを推薦する(強要ではない)などしていたことから、リスナーから「壺商人」と通称されるようになった。また後に、本作のゲーム性を強く意識した別ゲー『Golfing Over It(通称:玉)』*25を発掘し、例の如く布教活動をして「玉商人」と諢名された。
Golf It!(ゴルフイット!)
独Perfuse Entertainment製作のオンラインマルチプレイゴルフゲーム。
いわゆるパターゴルフで、ギミックに富んだ様々なホールを楽しむことができる。
参加者全員が同時にスタートするためテンポ良く遊ぶことができるが、全員がカップインする(か打数上限に達するまたは時間切れになる)まで次のホールには進まないため、先にカップインした者が後続を煽り始めることもしばしば。また、球同士の当たり判定をオンにすると他のプレイヤーの妨害が可能になるため、途端に醜い足の引っ張り合いが頻発する。
配信では主にコラボでプレイされており、いわゆる「二次会」で遊ぶゲームとして選ばれることも多い。またカスタムマッチサーバーの障害で『APEX LEGENDS』での実施が不可能になった2022年6月のCRカップでは、代替種目として『Fall Guys』と共に選ばれている。
特にラトナ・プティは2021年6月のCRカップ二次会でStylishNoob(関優太)、SPYGEA両氏と遊んだのをきっかけにのめりこみ、先述した2022年6月のCRカップでは並み居るストリーマー達を相手にアンダーパーを量産して大暴れした。
Good Job!(グッジョブ)
蘭Paladin Studios制作の、ピクトグラム風にデフォルメされた会社を舞台としたアクションパズルゲーム。
プレイヤーは大企業の新入社員*26としてミッションをこなし、平社員から徐々に昇格していく。
各ミッションは会社内のフロア毎に分かれ「所定の物を所定の場所へ持って来る」「こぼれた液体を掃除する」「水を撒いて全ての花を咲かせる」など様々。
このゲームの大きな特徴として物理演算が適用されており、落下や衝突で物品(社内の壁含む)が壊れたり、電源コードに物品を引っ掛けてパチンコの要領で飛ばす、といったことが可能。
当然飛んで行った物品はぶつかった対象を次々ぶっ壊すので、最初は整然としていたオフィスがめちゃくちゃになっていく小気味良さがある。
どんなに周囲に被害を与えようがミッション目標を達成すればクリアとなるが、被害額はミッションの評価に影響するので破壊を最小限としてハイスコアを目指したり、着せ替えパーツを探すなどのやりこみ要素もある。
にじさんじでは破壊の爽快感を優先し、社内の風通しを(物理的に)良くする社員が多い。
さあみんなでー、『Good Job!』
Grand Theft Auto V(グランド・セフト・オート・ファイブ)
公式サイト 当wiki内まとめページ
米Rockstar Gamesが制作したクライムアクションゲーム。通称「GTA5」(ジー・ティー・エー・ファイブ)、「グラセフファイブ」。
ナンバリングこそ「5」だが、シリーズタイトルとしては13作目にあたる。*27
強盗・暴力・殺人といったあらゆる犯罪をテーマとし、広大な架空の都市を舞台に銃火器や自動車、飛行機などを使いこなし、各地で受ける犯罪依頼をこなしながら物語を進行させる内容であり、プレイヤーはそこかしこで銃を乱射したり、車や金銭を強奪したりなどが可能で、非常に自由度が高いことで知られる。当然、こうした犯罪を起こせば警察に追われる身となるが、追跡を振り切ってほとぼりが冷めるまで逃走したり、逃走の末に捕まったり殺害されたりしても病院から再開してまた暴れることも可能である。
配信においては、3人の主人公からなる本編シナリオではなく、シリーズ初のオンラインモードである無料DLC「グランド・セフト・オート・オンライン」(GTAO)がプレイされることが多く、上記のゲーム性ゆえにPKも気楽にできてしまう。
なお、本作の特徴の一つとして、ゲーム内で主人公が運転する車のラジオ番組という形で実在のアーティストの楽曲が流れるが、Rockstars社から許可は出ていてもアーティスト側が著作権侵害と判断して配信や動画がBANされるケースもあり、実況者・配信者としては別の意味でも危険(BAN)と隣合わせなゲームといえる。
酷い(撮れ高の多い)絵面が安定して撮れ、ストレス発散にも有効なのでVTuber界隈でも人気があり、にじさんじでも暴れるのが好きな面々が嗜んでいる。「我にじさんじぞ?」
『FiveM』という有志制作の拡張サーバ/クライアントMODがあり、これを用いたカスタムサーバが多数立てられている。
2023年7月と12月には『RUST』『Ark』に続いてVAULTROOMとCrazy Raccoonによるストリーマー専用のGTA5+FiveMサーバ「VCR GTA」がオープン。参加者にはそれぞれ職業が割り当てられるのが特徴。
また、2022年8月から稼働した、キャラクターロールプレイを特徴とするストリーマー専用GTA5+FiveMサーバ『ストリートグラフィティ ロールプレイ』(ストグラ)に参加するライバーも見られるようになった。ストグラを運営するしょぼすけ氏のチームは、VCR GTAや2024年6月に開催されたにじさんじGTAにも運営協力として参加している。
Hand Simulator(ハンド・シミュレーター)
露How Fast Make開発のアクションシミュレーションゲーム。
その名の通り「手の動きをキーボード操作でシミュレートして特定の動作を行う」ゲームなのだが、思うように動かすのは困難で、時には手や指、腕がとんでもない動きをしてしまう。
…これだけならまだしも、なんとマルチプレイ*28に対応し、PvP(対戦プレイ)やCo-op(協力プレイ)で遊ぶ事も出来る。更にVRモードでも遊べる*29。
VTuber界隈ではマルチプレイモードを用いたパーティーゲームとして遊ばれる傾向が強く、にじさんじでも多人数コラボや夜王国やマジョマリーナ(旧・乳毛山)、ド葛本社などのユニットで遊ばれている。ソロプレイの配信は鈴鹿詩子が行っている。
HITMAN(ヒットマン)
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デンマークのIO Interactiveが開発したステルスTPS/アクションゲームシリーズ。第1作発売は2000年11月と息の長いタイトルである。
プレイヤーは「静かなる暗殺者(サイレントアサシン)」と呼ばれる凄腕の暗殺者「47」(通称「ハゲ」「バーコードハゲ」*30)となり、依頼された暗殺をこなしていく。基本的に隠密行動が推奨されるが、暗殺手段は多様であり、普通に殺す事も事故に見せかけるのも可能*31。
にじさんじでは2016年の『HITMAN』から2021年の『HITMAN 3』まで続いた「World of Assassination」三部作*32が主に遊ばれている。チュートリアル編がフリートライアルとして無償公開されており、ここから着手するライバーもいる。
Human: Fall Flat(ヒューマン フォール フラット)
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リトアニアのNo Brakes Games開発の3Dアクションパズルゲーム。通称「HFF」。日本では「ふにゃべえ」の愛称*33でも知られる。
良くも悪くも物理演算が良く働いている世界の中を、ぐにゃぐにゃした4頭身のキャラクターを操作して、ゴールの落下ポイントまで向かう。
操作は歩く、ジャンプ、手を視線の方向へ伸ばす、手で物をつかむ、放す、とシンプルなもので構成されており、ゲームスピードも比較的ゆっくりしており、ミス(=ゴール以外の場所で落下)してもセーブ地点の上空から落ちてきて「べちゃっ」と着地するなど、色々とやわらかな世界観となっている。後半に行くにつれて、上記の操作の組み合わせや、思わぬ活用法を活かして先に進む必要があり、最大8人までのオンラインマルチプレイにも対応している。
VTuber界隈ではコラボで遊ばれることがあり、やわらかい雰囲気はもちろん、若干不自由なキャラメイクで作られたキャラや発想力、操作の上手さで誰が貢献しているか、ボケ役かも見どころの一つ。
Ib(イヴ)
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kouri氏作、美術館を舞台にしたアドベンチャーホラーゲーム。
元々は2012年にフリーゲームとして公開されたものだが、2022年にリメイク版がリリースされた事をきっかけににじさんじ内での配信が激増した。
主人公の少女イヴは両親と美術館を訪れるが、気がつくと両親も含め美術館内から誰もいなくなってしまう。そして、誘われるように迷い込んだ不思議な世界で出会った、オネエ口調の男性ギャリーや金髪の少女メアリーと共に「美術館」からの脱出を目指すが……。
原作のリリース後から、魅力的な世界観やキャラクター達によって絶大な支持を得た作品であり、にじさんじでも本作のファンを公言するライバーは少なくない。
Inscryption(インスクリプション)
加Daniel Mullins Gamesが制作した、「ローグライトカードゲーム」と呼ばれるジャンルにサイコロジカルホラーアドベンチャーの要素を加えた作品。
ゲームは謎の男と卓を囲んでいるところから始まる。ゲームマスターめいたその男が語る物語を進めていき、途中の戦闘はカードゲームで戦うことになるのだが、ボス戦ともなると様々なギミックでこちらを苦しめてくるため、プレイヤー側もデッキを充実させたりカードを直接強化したりアイテムを駆使して対応していく。
さらにゲームを進めていくとカードから話しかけられたり突如YouTuberらしき男が撮った動画が流れたりと物語は混迷を極めていき、そのうちプレイヤーはInscryptionというゲームそのものを巡る謎に迫っていくことになる。
にじさんじにおいてはインディーゲーム好きの魔使マオが配信でプレイしたことをきっかけに、花畑チャイカや葉山舞鈴、加賀美ハヤトや来栖夏芽といったカードゲーム好きライバーが主にプレイしている。特に花畑チャイカは本作を非常に気に入り、ゲームはスローペースで楽しむことが多い彼には珍しく半月程度で一気にクリアしてしまったほど。
KING/Kanaria(キング)
公式MV
新進気鋭のボカロP・Kanaria氏の第二作目にして、2020年のボカロ界を代表する一曲。楽曲自体の魅力もさることながら、Full版でも140秒未満というカバーのしやすさからか、歌い手・VTuber問わず数多くの歌ってみたが投稿されている。
にじさんじライバーでもそれは例外ではなく、鷹宮リオンによるカバー曲投稿を皮切りに今日までで多くの歌ってみたが投稿されている。巷では「課題曲」と称されることも。
その中でも葛葉の歌ってみたは群を抜いて再生数が伸びており、現在は2000万再生を越えている。それもあり、「KINGと言えば葛葉」という発想になる人も少なくなく、弄られネタとして擦られることもしばしば。なお当該曲のMIXは歌い手でもお馴染みのそらる氏が担当しているのだが、「1再生につき1円」という契約がなされていたらしい。
海外勢についても同様で、特にNIJISANJI IDは「KING歌ってみたリレー」企画を複数回行っている。正統派歌唱から伝統音楽風アレンジまで選り取り見取り。
Layers of Fear(レイヤーズ・オブ・フィアー)
ポーランドBloober Team開発のホラーアドベンチャーゲーム。
とある不幸な事故をキッカケに堕落した画家が、過去と向き合うためにかつての邸宅を探索するゲーム。多少の謎解きや、エンディング分岐・実績解除のためのアイテム・イベントの回収要素はあれど、基本的にこれといったは難しい操作もなく、一本道を進み続ける内容なのでゲームとしては(比較的)敷居が低く、配信向けの作品ともいえる。
にじさんじではモイラ、本間ひまわり、静凛などが続々とこの邸宅を訪問。とくにモイラは、当初はこいぬ(リスナー)たちを驚かせる目的で始めたにもかかわらず、本人が怖がりすぎて玄関先のリビングルームに入るだけで日付が変わってしまうという有様だった。結果、共有チャット内でオンラインだった同僚たちを片っ端から通話に呼び出し、突発的な大型コラボ配信の様相を呈することとなった(このとき召喚されたのは樋口楓、える、伏見ガク、ギルザレンIII世、夕陽リリ、森中花咲の6名)。……なお、リスナーが配信内で一番恐怖したのは、この後に行われた女神のトラック運転だった。
League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)
日本語公式サイト
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アメリカのRiot Gamesが開発したゲーム。通称は「LoL」*34。
Riotの処女作であり、米Valveの『Dota 2』と共に*35マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)という新ジャンル*36を打ち立てたエポックメイキングな作品である。2008年10月に発表され翌2009年10月にサービス開始。日本サーバーは2016年3月から1年間のオープンベータテストを経て翌2017年3月より正式サービスが始まっている。
様々なスキルを持つ、150種類以上の「チャンピオン」と呼ばれるプレイアブルキャラクター*37による5vs5のチーム対戦形式で、敵拠点にあるオブジェクト「ネクサス」を破壊すれば勝利となる。
VTuberブーム勃興に先立つ形で日本サーバーの稼働が始まっており、早くも2018年11月には『VTuberだらけのLoL天下一武道会』が開催され、出場者リストにはにじさんじから参戦した渋谷ハジメの他、渋谷ハル、百鬼あやめ、日ノ隈らん、神楽めあ、魔王マグロナ、鴨神にゅうといった2024年現在では著名人となったVTuberの名を見ることが出来る。
にじさんじ(JP)内では前述した渋谷ハジメや葛葉を始めとするゲーマー勢だけでなく、でびでび・でびるや鷹宮リオンといった意外なライバーもLoLプレイヤーであり、プレイ経験だけなら結構な数のライバーがあるようである。しかし、FPSや3Dアクションゲーム(ホラーゲーム含む)に比べると派手な動的要素が少なく、(世界規模で見た際の)ゲームの知名度に反して、日本のVTuber界隈で配信に取り上げられる事は少なかった(一方で、海外拠点のVTuberでは配信の定番の一つとなっており、にじさんじでも海外勢のイ・ロハ、ライ・ガリレイ、アスター・アルカディアなどはかなりの頻度で実況配信を行っている)。
そんな中、2022年5月にゲームキャスターでストリーマーのK4sen氏が、自身が主催する招待制ゲームイベント「The k4sen」に本作を選んだことでVTuber界隈でのLOLの地固めが始まり、2023年12月開催の同イベントにて特に初心者にフォーカスを当てたことなどがきっかけとなり、国内VTuber界隈でのLoL人口および配信が増えつつある。にじさんじ(JP)内でも2024年1月頃から配信でプレイするライバーがじわじわと増えつつあり、一度は廃村になったとも言われた「にじさんじLOL村」の復興なるかと注目されている。
Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)
Wizards of the Coast(アメリカ)製作のトレーディングカードゲーム(TCG)。略称「MTG」*38。
世界初のTCGであり、日本でも『デュエル・マスターズ』など多くのTCGが影響を受けている。
基本ルールでは1対1の対戦形式を取るが、デッキ最小枚数が60枚、初期手札が7枚とTCGとしては多め。その代わり基本的に1ターンに1枚しか出せない土地カード(マナ)が1ターンごとの最大コストとなるため、ゲームスピードが特別早いわけでもない。
相手のライフをゼロにすることが勝利条件となるが、それとは別に相手のライブラリー(山札)をひたすら捨てさせて相手を判定負け(ライブラリーアウト)させたり、特殊勝利条件カードの使用でも勝利できる。
デッキ構築は「白、青、黒、赤、緑」の5色の中から好きな色(及びそれらの組み合わせ)を選ぶことになり、上記の土地カードも対応した色である必要がある。クリーチャー以外にもソーサリー、インスタント(魔法)やプレインズウォーカー(友軍)といった種類のカードがある。
効果はそれぞれ多彩(複数能力持ちもあり)で、極端なものでは、使用後の自分のターン開始時にライブラリー(山札)が200枚以上*39だと勝利する「機知の戦い」や、場に出ている限り相手の勝利と自分の敗北を禁止する「白金の天使」など。
もちろん、基本となるライフの削り合いにおいても様々な戦法があり、選んだデッキの色によって対戦の動きを変える必要があるという戦略性に長けるゲームである。
にじさんじ内では、基本無料PCゲームとしてプレイできる公式ソフト「MTGアリーナ」が2019年6月辺りから流行し始め、個人戦から初心者同士の殴り合い、時には上級者による指導まで様々な形態の配信が行われている。また、シスター・クレアが社築に遊び方を教わる入門配信をしているので、基本的な戦法や詳しいルールを知りたい人はそちらも参照。
ゲームプレイ以外では、TCG大好きなライバー(主にこのおじさん達)が購入してきたパックを剥く配信というのも行われている。時には超高額カードが飛び出すことも……?
Miitopia(ミートピア)
公式サイト(Switch版)
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3DSやSwitchなどの本体機能であるアバターシステム「Mii」を使った任天堂のRPG。
プレイヤーキャラクターであるパーティーメンバーをはじめ、作中に登場するNPCたちにもそれぞれMiiを配役することができる。特にパーティーメンバーとして配役したMiiの間には「好きレベル」が設定され、冒険を通して変動する好きレベルによるパーティーメンバー同士の関係性の変化も楽しめる。でゅ~わ~♥
配信ではSwitchリメイク版が遊ばれており、にじさんじライバーなどのMiiを作成・配役して楽しむ様が見られる。
リメイク版の要素として、Miiの顔を化粧やシール等で多彩にメイクアップすることのできる機能が搭載された。これを使ってジョー・力一は、まるでプロのような整形術(?)をTwitterで度々披露している。
Minecraft(マインクラフト)
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スウェーデン人の”Notch”ことマルクス・ペルソン氏が制作し、氏が創業したMojang Studiosによって開発が続けられている、サンドボックスゲームの金字塔というべきゲーム。通称「マイクラ」。
世界を構成する殆どのものがブロックで構成されている点、ブロック同士を組み合わせることで新たな道具をクラフト出来る点、ゲームの明確な終わりというものがほぼ存在していない点が特徴。
元々は単なるインディーズゲームであったのだが、その直感的なクラフトやバイオームを超えた冒険、独特の世界観などから世界的ゲームとして多くの人々に受け入れられ、サンドボックスゲームというジャンルにおける一大ブームを巻き起こした。
にじさんじ内では花畑チャイカが初めて本作の配信を行い、そこから主にSEEDsメンバーが実況を行うようになった。
2018年11月にはドーラが自らサーバーをレンタルして「にじさんじ共有サーバー」が作られ(後に運営に管理を移行)、以降は無印、SEEDs、ゲーマーズ、統合以降などの出身を問わず、マイクラプレイヤーのライバーたちがそのサーバーに続々参入し、プレイ・配信を行っている。とくに、これまで接点がなかったライバー同士が偶然出くわして交流を深めるなど、公式配信の「にじさんじMIX UP!!」に並ぶライバー同士の邂逅の場となった。
2022年4月には、それまで各国ごとにあったサーバーが統合(同年12月にENサーバーも統合)されたことにより、各国ライバーによる国際交流も盛んになった。
おおまかな流れについてはMinecraftにじさんじサーバーまとめを参照。
にじさんじサーバーでのプレイ配信以外では、配布MAPを楽しむ配信や、いわゆる「エンドラ耐久」配信などが見られる。近年では同期ユニット専用サーバーによる同期コラボも増加傾向。
また、内部コラボだけでなく外部とのコラボも多く、特に2024年9月には「VCR Minecraft β」が盛り上がりを見せた。
MOBA (もば)
Multiplayer Online Battle Arena. 個性の分かれたキャラクターを選択し強化しつつ相手本拠地の破壊を目指す多対多対戦ゲーム。シミュレーションゲームのサブジャンルであるリアルタイムストラテジー(RTS)から更に派生した新ジャンル。RTSがどちらかといえばPvE(対CPU戦)に重きを置いているのに対し、MOBAはその名の通りPvP(対人戦)かつマルチプレイを大前提としている。
複数(5人または3人が多い)のメンバーから成るチーム同士が対戦する形式で、互いの拠点は「レーン」と呼ばれる3つの道によって〼型に結ばれている*40が、沿線には防衛オブジェクトが配置されており、敵側の防衛オブジェクトを壊しながら敵拠点に進軍しなければならない。拠点では戦闘NPC*41を生産しており、このNPCも排除する必要がある。敵拠点オブジェクト*42を破壊すれば勝利となる。敵チームのプレイアブルキャラクター*43や戦闘NPCを倒すとお金や経験値が得られ、自分のプレイアブルキャラクターを強化出来る。
米Blizzard EntertainmentのRTS『Warcraft 3』のファンメイドMOD『Defense of the Ancients』(DotA)が起源とされている。
主なタイトルとしては米Riot Gamesの『League of Legends』(LoL)、米Valveの『DOTA2』、中国TiMi Studiosの『Arena of Valor』があり、TiMi Studiosは『ポケモンユナイト』(ポケユナ)の開発にも関わっている。
にじさんじが誕生した2018年2月は既にLoL日本サーバーが稼働しており、当時は渋谷ハジメ、叶、葛葉、鷹宮リオン、でびでび・でびるらがプレイ配信を行っていた。LoLプレイヤー人口の多い海外への進出やポケユナのリリースでにじ内におけるMOBAの裾野は広がり、2023年からはLoL大会へのにじライバーの出場も増えている。日本市場で遅れを取っている感があるDOTA2も、デビュー前からのガチ勢である本間ひまわりが参戦を訴えており、将来が期待される。
MOTHERシリーズ(マザー)
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任天堂から発売されているRPGのシリーズタイトル。開発会社は3作それぞれで異なるが、コピーライターの糸井重里氏が一貫してゲームデザイナーを務めている。
RPGといえば「剣と魔法のファンタジー」が定番であった当時において現代アメリカをベースにした舞台設定*44、糸井氏による、ゆるっとしていながらどこかシニカルなテキスト、カラフルでポップなグラフィック、独特のフォントでしゃべる「どせいさん」をはじめとする個性的なキャラクターたち、初代の楽曲『Eight Melodies』が音楽の教科書に載ったこともあるほど名曲だらけの音楽、などなど初代から30年以上経った今なお色褪せないシリーズである。
配信では第2作『MOTHER2 ギーグの逆襲』のプレイが多め。特にリゼ・ヘルエスタによる配信はツイッタートレンド入りするなど話題になり、糸井重里氏との座談会も実現した。