◆忍◆ ニンジャ名鑑#266 【インターセプター】 ◆殺◆
アマクダリ・セクトのニンジャ。
絶対防御「カラダチ」、直線的破壊カラテ「タタミ・ケン」のマスタリー、さらにはその発展形として編み出された極小焦点打撃「ツヨイ・タタミ・ケン」が彼の武器だ。
登場エピソード 
「俺は亡霊ではないぞニンジャスレイヤー=サン」
人物 
- アマクダリ・アクシスを束ねる「12人」の一人、ハーヴェスター麾下のニンジャ。
- 書籍版名鑑ではアマクダリ中枢に所属と明記されている。
- ハーヴェスターの弁によれば、彼に拾われたのが10年前とのことだが、その頃からニンジャであったかどうかは不明。
- 描写される人物像からは戦いを好む嗜好とストイックなカラテ求道者の姿が読み取れる。
- 実際、仲間のニンジャたちがくつろいでいる場面でも、彼一人はその後のイクサに備えてトレーニングやストレッチに余念がなかった。マジメー!
- 他方、虫でも殺すような気軽さで非ニンジャを捻り殺す姿は、典型的邪悪ニンジャのそれである。
- スシを勧められた際にサバ・スシを重点していたので、サバ・スシが好物なのかもしれない。
- ニンジャ名鑑にて紹介された当初から、インターラプターとの関連性が様々に考察されていたニンジャであるが、第3部のエピソード内、驚愕のシーンにてその姿を現すに及びヘッズの度肝を抜いた。
外見 
- ハンニャじみた鋼鉄のメンポに黒い乱れ髪。
- 「巨躯」あるいは「非常に優れた体格」。
元ネタ・考察 
- インターラプターと同様、"Intercepter"も「遮る者」という意味。
- "Interrupt"が「相手を妨害すること」を重点しているのに対し"Intercept"は「自分が利用すること」を重点している。
- インターラプターとはカラテの同門であり、師の名はザムラ・シンダキ。インターセプターの名は師から授けられたとのことであり、彼曰くインターラプターの名も同じであろうとのこと。
- 2人の名前を混同するヘッズは、アマクダリ・「セ」クトのインター「セ」プターと覚えよう。実際分かりやすい。
- 「カラダチ」と「タタミ・ケン」はザムラ・シンダキより授けられたコントラ・ウェポン(カウンター攻撃の意か?)であり、驚くべきことにモータル由来のカラテらしい。
ワザ・ジツ 
- スリケンを使用する描写がある。
ザムラ・カラテ 
- 上記の通り、ザムラ・シンダキ直伝のカラテ。
- 作中他に使い手を見ない、「カラテ震動波」を操るところが最大の特徴か。
◆カラダチ◆
- カラテ震動なる現象を利用して物理的な攻撃を無効化するムテキ・アティチュードの一種。
- 恐らく構えはインターラプターと同じ奇妙な中腰。
- インターラプターのカラダチが相手のカラテを受けた瞬間その手脚を磁石のように吸いつけ相手を拘束するというものだったのに対して、彼のカラダチは相手の接触部位を弾くと同時に相手の肉体に震動による麻痺を与え自由を奪うというもの。
- 相手を動けなくするという効果は共通であるが、表面に現れる作用としては吸着と反発で真逆である。これは両者が身につけたカラテ震動波の性質の差異に起因するらしい。
- これを無効化するには、カラダチ防御に対して逆位相のカラテ震動波を叩き込むか、カラダチ拘束された肉体に無理矢理カラテを漲らせてカラテ尽くで打ち消すかといった対処が必要になる。
◆タタミ・ケン◆
- 名鑑に記述があるが、作中で使用する場面は見られず、もっぱら後述の「ツヨイ・タタミ・ケン」を使用している。
- 詳細はこちらを参照。
◆ツヨイ・タタミ・ケン◆
- 名鑑にもタタミ・ケンの発展形と称される暗黒カラテ奥義。
- タタミ・ケンと構えは同じだが、最大の違いは拳の握り。中指を一本だけ突き出した、所謂「中高一本拳」である。
- 彼は背中を見せた状態から上半身がニンジャですら捉えられぬ程の高速で回転していた。「フンッハー!」のシャウトと共に、突きだした一点にカラテを集中して繰り出されるその威力は計り知れない。必殺のカラテである。
- 余談だが、「中高一本拳」はまともにやると、ブラックベルトでも骨折する。少なくとも絶対に思いっきり叩きつけてはいけない。スゴイヤバイ。モータルなヘッズの皆様は、真似をして怪我などされぬようご注意願いたい。
ニンジャ柔軟性 
- 上半身の大きな捻り込みが肝のタタミ・ケンを使う時点でザムラ・シンダキ門下であったと明かされた二人のニンジャは柔軟性が高いと思われる。
- しかし彼の柔軟性は上半身を180度以上捻っても千切れずに平然としているほどであり、脊椎動物とは思えぬ程の柔らかさを誇る。
- 筋肉はともかく、背骨と脊髄はそんなに捻って大丈夫なのだろうか……。
ストーリー中での活躍 
- 「ゼア・イズ・ア・ライト」のプロローグにていきなりニンジャスレイヤーを完全敗北させるという衝撃的初登場を果たす。以後、このエピソードではそこに到るまでの流れと共に彼の活躍も描かれる。
- 時系列的にはバックラッシュ率いるソウカイヤ残党のアマクダリ幹部会襲撃事件が初顔見せ。件の現場から脱出するハーヴェスターがチバへの置き土産として彼を紹介、チバの身柄とアガメムノンの命を狙い襲ってきたニンジャ達を行間で悉く始末。さらにソウカイヤ側随一のツワモノ・メギンギョルズと一対一のイクサを演じ、ザムラ・カラテをモータル由来のアーツと嘲るメギンギョルズを彼が誇るチカラ・ジツ諸共粉砕した。
- 続くキョート大使襲撃作戦ではファイアブランドとともに作戦の要であるカメレオンの護衛を担う。大使館でのイクサでは護衛ニンジャハーキュリーズを片付け、続いて現れたレッドハッグと交戦、その最中にインターラプトしたニンジャスレイヤーと対峙する事となり冒頭の場面へと繋がった。
- 続く「リヴィング・ウェル・イズ・ザ・ベスト・リヴェンジ」にて、ニンジャスレイヤーの再起を締めくくる相手として立ちふさがる。
- 両者一歩も譲らぬカラテの応酬の中ついに繰り出されたカラダチに対してニンジャスレイヤーが取った手段は、カラダチのカラテ振動と逆位相のカラテ振動を自らの腕に生じさせてぶつけることでカラテ振動を相殺し、カラダチを無効化することだった。
- カラダチを無効化され右腕を粉砕されたインターセプターに対し、カラテ振動による反動で無視できぬダメージを負ったニンジャスレイヤー。互いに満身創痍の中繰り出されたタタミ・ケンとトライアングル・ドラゴン・トビゲリ、双方のヒサツ・ワザのぶつかり合いを制したニンジャスレイヤーによって、最後はマウントポジションからの連打を受け爆発四散した。
- 再起し新たな力を得た上に、サップーケイでのインターラプターとの闘いでカラダチ破りの秘策を編み出したニンジャスレイヤーを、「ハイクを詠ませる力もない」ほどに追い詰めた強敵であった。
一言コメント
- ↑インターラプター=サンがサラマンダー=サンと引き分けたことを考えると、ラプター=サン改善のセプター=サンがグランドマスター並という可能性は十分にあり得そうですね。実際は分かりませんが。 -- 2018-10-08 (月) 14:48:17
- アマクダリでは最上位クラスのカラテの持ち主であるインターラプター=サン、スパルタカス=サン、ストーンコールド=サンらはシックスゲイツやグランドマスターにも匹敵しうる実力と思うけれど、彼らは本当にカラテに特化していて、特別なジツなどは持っていないところが面白い -- 2018-10-08 (月) 19:15:00
- 特別なジツを持たないからこそカラテの鍛錬に専念できたと考えるべきか? -- 2018-10-09 (火) 09:58:55
- 恐らく、全盛期インターラプター=サン以上の彼はアマクダリ前は何処に所属していたのか。 -- 2022-01-23 (日) 13:05:03
- 戦闘狂だけどフージの支援やアクシス増援を厭わない珍しいタイプ。自分が勝つという結論は絶対不変なので過程のスキップに大した抵抗がないんだろうね。 -- 2022-04-18 (月) 08:32:51
- ラプター=サンより強いという確証もないのに決めつけるのはちょっとやめないか、ラプター=サンは防御特化でセプター=サンは攻撃特化、それでいいじゃないか。 -- 2022-04-19 (火) 16:40:55
- セプター=サンは「自分が最強」では無く「ザムラカラテが最強」なので、負けてザムラカラテの名を汚さないように結構慎重に動く。それとアマクダリ前から10年以上ハーヴェスター=サンのボディガードをやってたって本編で記述があったはず。 -- 2022-04-19 (火) 17:19:32
- あんまり軍隊じみた規律とか好きには見えないがハーヴェスター=サンはどうやってこの化物をあそこまで心酔させたんだろうな -- 2022-04-19 (火) 22:52:00
- ↑3インターラプター=サンは全盛期以降はオハギとブランクで弱体化まっしぐらだったけど、インターセプター=サンはラプター=サンがオハギ食い始めた後もトレーニングやストレッチを繰り返していると思われるので全盛期ラプター=サンより強いと思ったのだが… -- 2022-11-17 (木) 19:08:10
- 攻略困難な防御技と強力無比なカラテ破壊力に加えて精神的な隙がほぼ無い、実際恐るべき強敵な -- 2023-01-21 (土) 23:26:20