◆忍◆ ニンジャ名鑑#100 【カツ・ワンソー】 ◆殺◆
最古のニンジャ。チャドーの祖。その名は古事記の中でも秘密めかして語られている。
ニンジャ神話によるとデウカリオンの大洪水と同時期に生まれたとも。
アメリカ大陸が未開の地であった頃、日本には既に奥ゆかしい平安文明が存在していた。
登場エピソード 
- 「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」
- その他、伝承や回想といった形で多数のエピソードに確認される。
人物 
- 全ニンジャの祖、ニンジャにとってのニンジャ存在たる世界最初のニンジャ。そのカラテのワザマエは実際凄まじく、「ワンソーの前に敵無し」とまで謳われた。
- 一部のエピソードでは「カツ・ワン・ソー」とも表記される。
- カツ・ワンソーは様々な要素が渾然一体となった存在で、ある時は風のように穏やかに弟子にインストラクションを授け、ある時は林のように奥ゆかしく自らの非を認めてケジメを行い、ある時は火のごとく猛り狂ってニンジャや人間を殺し、ある時は山のように威厳に溢れた姿でザゼンしていたという。
- ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(46)
によると、モータルをニンジャとして鍛えるために、自らのアヴァターとでも呼ぶべき存在「使徒」を生み出して彼らにモータルを鍛えさせたようだ。
- ワンソーは存在格が高すぎて、地を歩んだだけで文明が滅ぶことすらあるため、遠く離れた秘境や地底などに庵を作りそこから使徒や新たなニンジャの誕生を見守った。あるいは神秘的な異界の探索に赴き、長きにわたって現世から離れることもあったという。
- モータルのことも嫌ってはおらず、彼らをニンジャへと鍛え挙げることを楽しんだり、ニンジャとなれぬようなモータルもボンサイめいて慈しんでいたという。
- しかし最後の使徒、ハトリ・ニンジャにムーホン(謀叛)を起こされ、両ニンジャは軍を結成し世界各地で激突。これが「ニンジャ大戦」である。
- ニンジャ大戦の最終決戦となった、フジサン麓での「バトル・オブ・ムーホン」にてハトリ・ニンジャ、ハガネ・ニンジャの両雄と対決するも、裏切り者カジヤ・ニンジャが作りハガネ・ニンジャに送られた妖刀「ベッピン」による攻撃で絶命した。
- しかし、彼の暴威や威風に触れたニンジャにとってはムーホンの後も畏怖の対象には違いなく、再臨しないよう様々な対策を行っている。逆に、カツ・ワンソーに最後まで付き従った勢力は彼の再臨を目指し現在も暗躍を続けているようである。
- 名前にすらパワーがあるらしく、科学者的な素養の高いニンジャ六騎士の一人であるドラゴン・ニンジャすら彼の名を呼ぶことを忌避する。
- 名前にすらパワーがあるらしく、科学者的な素養の高いニンジャ六騎士の一人であるドラゴン・ニンジャすら彼の名を呼ぶことを忌避する。
- カツ・ワンソーの骨を鋳込んだ金属は妖刀「ベッピン」や三種の神器の材料となった。
- ナラク・ニンジャとはなんらかの因縁があると思われる。
- ところで彼の年齢だが、デウカリオンの大洪水とノアの大洪水を同じものとし、旧約聖書の記述から忠実に計算すると洪水が起きたのは紀元前2350年頃。本編は21世紀で間違いないから、大凡で4400歳前後となる。だからどうしたと言われたらそれまでだが。
- 呪われしリアルニンジャ、サンダーフォージ(カジヤ・ニンジャ)によって、ワンソーこそがヌンジャであることが明かされた。
- ワンソーがハトリ・ニンジャに敗北した時にその身体はソクシンブツめいたミイラとなり、ニンジャソウルは突如現れた謎の巨大黄金立方体に消えていったという。
- ワンソーの亡骸はハガネ・ニンジャが持ち去ったとされるが、その後どうされたのかは不明。
- ワンソーの亡骸はハガネ・ニンジャが持ち去ったとされるが、その後どうされたのかは不明。
- ダークニンジャにとっては、己の宿命を呪われたものと決定づけた元凶とも言うべき存在。
- 「運命者」と呼ばれるニンジャ、マスター・クレインとマスター・トータスは、カツ・ワンソーを蘇らせんと目論む勢力の使い魔めいた存在であり、ダークニンジャを「依り代」としての運命に導く存在である。
- 第2部終盤、ダークニンジャを依り代として現世に復活せんとするが……。
- 第3部では、ダークニンジャの運命に抗う戦いの中で彼や彼の配下の実態が明かされ始める。
- 「ア・クルエル・ナイト・ウィズ・レイジング・フォース・フロム・ソー・サイレント・フィアフル・レルム」では、オヒガンから「凝視」と呼ばれる現象を引き起こしている。これに晒されたニンジャは意識・無意識を問わず、常に恐怖と戦いながら己を律さねばならず、もしも失敗すれば高位ソウル憑依者であろうと問答無用に発狂が待ち受ける。
- 例え発狂を免れても、身体能力のパフォーマンス低下は免れない。
- 第4部では、彼の分身として生み出された存在が8人いることが明かされており、シーズン4までの間でサツガイ、ゾーイ、アヴァリスが登場している。分身ではあるが、それぞれが自我を有している。
- サツガイは、「洞窟に映ったカツ・ワンソーの影、神の破片、アヴァター、黄金の光が照らす影」と自称した。
- また、第4部シーズン4において、かつてワンソーの派閥に属していたリアルニンジャ達の集団であるダークカラテエンパイアが本格的な活動を開始している。彼等はそれぞれに思惑を持ちつつも、かつてワンソーが座していた空位の玉座を今なお戴いている。
一言コメント
- ↑3 あの宗教の要はモーセと契約の箱(聖櫃、アーク)だが、契約の箱は忍殺世界ではどうなってんだろ? -- 2022-02-22 (火) 21:46:14
- 「2019-09-12」コメで既に影8つが推測されてるのすごいなぁ。魂八つ裂きになってしまって影8つくらいだと思ってたわ。 -- 2022-04-27 (水) 23:43:19
- シトカ編の時点で8つの影という正確な数まで言い当てた考察クランの洞察は実際みごとですね。既にその時点でヌンジャやワンソーに関連して8という数字を繰り返し用いて周到に伏線を張っていた原作者=サンのワザマエにも驚かされる。ワンソーが八位一体である由来が、ハッポースリケンというティピカルなニンジャ的記号と8bit=1byteという原作者=サンお得意のコンピュータ科学由来の概念の組み合わせという説も面白い。 -- 2022-04-30 (土) 03:14:37
- 使徒と影は違うものなのだろうか…どちらもワンソー本人の自我らしきものはないように思えるが… -- 2022-05-09 (月) 05:57:21
- ワンソーノ影の総数が八で、登場済みがサツガイ、ゾーイ、アヴァリスで三人。残り5人の筈だが登場済みのキャラの誰かが実は影の1人だったってこともありそうだな。ザ・ヴァーティゴ=サンのエメツ・ニンジャあたりが怪しいと思うが・・・ -- 2022-05-10 (火) 20:08:31
- エメツ・ニンジャはカイデンネームもあるわけだし影じゃなくて使徒のひとりじゃないかとは思う。そもそも憑依者だというのが間違っててザ・ヴァーティゴ=サン自体が影だと言われても驚きはしないけどさ -- 2022-05-10 (火) 22:56:28
- 名前に関しては、一(ワン)且つ総=αでありΩ、って解釈でおK? -- 2022-12-22 (木) 16:11:09
- ポエット! -- 2022-12-24 (土) 04:46:02
- この世界と忍殺世界におけるニンジャと忍者を隔てたきっかけであり特異点なんだろうな -- 2023-01-30 (月) 13:43:02
- 彼を象徴するらしいカンジが「大」なのが気になる。あと、カイデンネームが「“ダイ”・ニンジャ」であるフジキドとは何か関係があるのか? -- 2023-02-02 (木) 11:54:34