Impreza WRX STi Version VI (GC8)

Last-modified: 2025-12-03 (水) 11:05:35

基本スペック

駆動方式[4WD]/ミッション[5速]
初期馬力[280ps]/カーナンバー:1994
マキシ2・3~車種称号【流星】
subaru_08.jpg

全長:4,340mm
全幅:1,690mm
全高:1,405mm
最高速度:350km/h

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【孤高のスバリスト】
ワンメイクバトル【GC8キング】
エンジン形式バトル【ボクサー4選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のインプ】
期間限定首都一TA・2【俺のインプ】
車種限定バトル・1【最速インプレッサ】
車種限定バトル・2グループA制覇】

備考:インプレッサシリーズの初代にあたるモデル。

2速ではある程度引っ張る必要があるが、加速性能は良好。一方でエボ、インプの欠点ともいえる、ラリーベース車の最高速は伸び悩む問題があるので、湾岸線などの高速コースは苦手である。
コーナリング性能も良好であるものの、GDB系の2台と比べると少々滑りやすい。しかしカウンターステアを上手く当てさえすればさほど気にならない。
また5ナンバーサイズかつ全長も短めであるため、そのコンパクトなボディにより擦り抜けも容易。バチコンのリスクも抑えめ。

ブーストも強いので対戦でも立ち回りはしやすい。
対接触性能もガリの強い車ほどではないが必要十分の性能を持っており、6RRの車両調整によりかなり強まったと言われている。江戸橋バチコンされても耐えられるようになった。
RX-7 Type R (FD3S)SKYLINE GT-R (BNR32)などと比較すると使用者は多くないが、対戦にはうってつけの車だろう。

軽量な4WDでなおかつ全体的な性能バランスも高水準でまとめられている為、4WDを使いたい人や初心者もおすすめの1台。インプレッサシリーズでは唯一の5速車でもあり、どの層でも扱いやすいだろう。
GDB型程の注目度はないが、某豆腐屋のオヤジのおかげでコアなファンが多い印象。

選択可能カラー

カラー名マキシ2・3 色称号
カシミヤイエロー【山吹の/獅子色の】
ピュアホワイト【純白の/雪色の】
グランブルー・マイカ【青い/蒼き】
アークティックシルバー
・メタリック
【銀色の/白銀の】
クールグレー・メタリック【鋼の/鋼鉄の】

カシミヤイエロー、ピュアホワイトを選んだ場合はtype RA STi Version VIになり、 ミラーが黒い砲弾型に変更され、ルーフベンチレーター(小さいルーフ)が付く。
細かい所だとフォグライトカバーのSTiの文字色が変化し(RA:ピンク、それ以外:白)、 ドアノブの色も変化(RA:黒、それ以外:ボディ同色)する。 リアにもTypeRAのステッカーが貼られる。
但し、性能に差は無い。
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更新回数及び追加カラー/(M)=メタリック

1オレンジ21イエロー
2ブラック(M)22ダークグリーン2
3ライトパープル23ダークブルー(M)
4ダークパープル224ダークオレンジ2
5ペールグリーン25グレー(M)2
6ペールピンク26ライムグリーン2
7ワインレッド27ベージュ(M)3
8レッド(M)28ピンク2
9ゴールド29レッド
10WRブルーマイカ30シルバー2
11ダークオレンジ(M)31ガンメタル
12パールホワイト32ライトイエロー(M)
13ライトブラウン(M)33ブルー(M)
14ライトブルー34ダークパープル(M)
15オリーブ35ブルーグリーン(M)
16ブロンズ(M)36ライムグリーン
17パープルブルー37スカイブルー
18グリーン238グリーン4(M)
19ピンク39オリーブ(M)
20パープルシルバー40ミントグリーン

エアロパーツセット

A:フロント・サイド・リアはZERO SPORTS(フロントはチームオレンジのGC8風)、 ウィングはSYMS RacingとR34の純正に似ている。フロントにカナードがつく。
最初に手に入るエアロパーツセットということと、見栄えが良いことから使用者が比較的多い。
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B:ラリー仕様。WRCグループA時代のインプレッサラリーカーに装着されていたライトポッド。
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C:トミーカイラ風のフルエアロ。かなり角が取れている。
ヘッドライトはカーボン製のカバーが装着され丸目4灯式になる。
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D:フロントはAUDI R8風、リアはZERO SPORTSのGDB-F風。
ウィングはエボIIIのエアロCに似ている。
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E:フロント・サイド・リアはSYMS Racing、ウィングはZERO SPORTSに似ている。
エアロAの逆版と言っても良い形で、見栄えが良い。
ボディカラーを黄色にしこのエアロを装着するとフロント周りだけだがJTCCのインプレッサに似せられる(あちらはスポーツワゴン)。
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F:フロントはマチュアのエアロ風。リアはディフューザーが付く。よく見るとサイドスカートも変わっている。
インタークーラー前置き。フォグを覆っている部分がカーボンになり、カナードが付く。
GC8のエアロの中では特にレーシーなエアロで、見映えが良い。
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G:Do-Luck製フルエアロのアンダー部の張り出しを大きくし、小さなフォグランプを追加したデザイン。ウィングはAQUAに似ている。
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H:フロントは純正エアロとエアロFを足して2で割ったような感じ。エアロEにダクトを設けたようにも見える。
リアウイングはR34の純正のような感じで、マフラーは左右から2本出しになる。
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I:全体的な雰囲気はどことなくエアロCに似ている気がしなくもない。
顔は30系トヨタ・ヴェルファイアからメッキパーツを取り外しそれを上から潰したような感じ。
リアはマフラー両サイドとなる。
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J:フロントバンパーはランエボ10やインプレッサGRBにVarisからライナップされているOriginal RUNDUCE Collaborationによく似ている。
ナンバーはオフセットになりリアウイングはSYMSに似ている。
またウイングの色は黒固定でこちらもマフラー両サイドとなる。
GC8-J.png

K:フロントはGC8のライトの形状もあってか、R34のような雰囲気。
リアバンパーも変わり、ウィングはいわゆる本棚ウィング。またワイドフェンダーになり少しではあるが、全幅が広がる。
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ダクト付きボンネット

A:吸気ダクトがGDB-Cくらいの大きさに大型化され、エアスクープが増える。
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カーボンボンネット(ダクト付1):
GC8カーボン1-1.jpg

B:形状がかなり変わる。
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C:パジェロのボンネットCとほぼ同じ形状。
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D:両サイドの排熱ダクトが変わる。よく見ると吸気ダクトも後ろ寄りになっている。
Syms製エアロボンネットをモデルにした物と思われる。
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カーボンボンネット(ダクト付)2:
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カーボンボンネット(ダクト付き)3:排熱ダクトと吸気ダクトのレイアウト的にはVARISのものに似ていなくもないが、見比べると違いは一目瞭然。
言われればわからなくもないと言うレベル
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車種専用ウィング

A:STi Ver.IV以前までのものに付いていた小さいリアウィング。
これを純正エアロと一緒に装着すると、ほぼVer.IVに近くなる*1
エアロBに一緒に装着した場合、WRCグループA時代のインプレッサラリーカー96年仕様に近くなる*2
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B:R32やR34の車種別Bとほぼ同じ形状。
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C:カーボンのトランクエアリップスポイラー。
ワークスステッカーなどといったステッカーはウィング部分には貼られない。
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エアロミラー

ガナドール・スーパーミラー風。
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カーボントランク

WRXの文字も残る。
GC8トランク1.jpg

ワークスステッカー

PWRCカラー。ただしGDBで採用されているもので、実際にGC8がこのカラーリングになったことはない。
トランクのWRXの文字は残り、元のボディカラーはロールケージを除いて完全に隠れる。
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サイドステッカー

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雑記

  • マキシ3DX+までは、なぜかタコメーターが7000rpmからレッドゾーン(Ver.IVのメーター)であったが、マキシ4でようやく8000rpmからレッドゾーン(Ver.VとVIのメーター)になり、実車と同じ仕様になった。
  • 「Version VI」の名前から分かる様に、このGC8は記念すべき初代インプレッサの最後期型である。
    初代のSTiバーションから、VIまでの分かりやすい変更点は外装で、初代とVer.VIでは各所が大幅に変更されている。初代インプレッサSTiの全バージョンが収録されているゲームとして、PSの「グランツーリスモ」シリーズや、XBOXの「SEGA GT"2002"」がある。*3
  • カスタムカラー21のイエローはカシミヤイエローに近い色をしている。(エアロパーツセットA・J・Kを参照)
  • 原作、およびストーリーでは幻のF1タービン編にてZ32に乗り換える前の森下マコトの愛車として登場。フロントバンパーセンターの開口部がVer.V以降の形状、フォグランプ周りがVer.IV以前の形状であったりと、実車ではワンオフ品でもない限りまずお目にかかれないデザインになっている。
    完全に再現はできないが、シルバー系のボディカラー、純正エアロ、ボディ同一色のエアロミラー、GTウイングA、ボンネットB、シルバー系のホイールで近くすることは可能。
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  • ライバル漫画「頭文字D」においては主人公・藤原拓海の父親「藤原文太」の愛車でもあるが、あちらは厳密には2ドアモデルのtype R STi Ver.V。ドリフトスピリッツにもコラボ車両の一台として収録されている。
  • 追加車種投票イベントに2ドアモデルの22Bがエントリーしていたが、S14やケンメリなどに届かず参戦は叶わなかった。その為、湾岸マキシシリーズに2ドアモデルは収録されていない。
  • ミッション切り替え音:「ヒュルル」
     

実車について

  • GC型インプレッサの黄色いお話
    純正色のカシミヤイエローだが、湾岸マキシでは本物よりも明るい黄色になっている。
    というのも、このカシミヤイエローはソリッドカラーなのに光の当て方で黄色がとても強くなったり弱くなったりするパールじみた色となっている。
    (カタログ画像)
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    ちなみに元々が薄い黄色なので、今現在走っているカシミヤイエローのインプレッサは室内保管でもしていない限りは恐らくかなり薄い黄色っぽいクリームホワイトのようなカラーになっている。
    では、「湾岸マキシのような明るい黄色は無いのか」という疑問も残るが、あまり知られてないがこのGC型インプレッサWRXには都市伝説に近い究極レアなWRX STi Ver.lll TypeRの更にレアなカラーとしてチェイスイエローという色が存在した。
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    このチェイスイエローは、残っているカタログの記録としては1997年2月発刊のWRX STi Ver.lll V-Limitedのクーペモデルに設定されたという事のみ。さらにインプレッサWRXといえば青ということでわざわざオプションで黄色にする人はほぼ存在しなかったらしい。結果、一説によるとその価値はあの22Bを超えるともよばれる。しかし残念なことにこの事実を知るものは少なく、また人気色では無いので黄色から青への塗装が横行。*4その数は着実に減ってきている。
    なおこのチェイスイエローのインプレッサは初代グランツーリスモ、及びグランツーリスモ2に収録されている。
    初代グランツーリスモの参考動画1
    初代グランツーリスモの参考動画2
  • 90年代のWRCはスバル・インプレッサの絶頂期で、スバル専属ドライバーだった故コリン・マクレー氏と共に、無敵の強さを誇った。
    また、90年代のレース界はタバコ広告にもまだ寛容で、インプレッサにもブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以降BAT)がスポンサーに付いた。
    このBATステッカーの素晴らしい所は、色とデザインがスバルの星マークステッカーにそっくりでインプレッサにとても良く似合っており、そして「555」という分かりやすくカッコイイデザインが、強烈なインパクトを残した事だろう。
    当時、スバル・インプレッサを知らなくても、ラリーの555の車は知っていたという方も居られるのではないだろうか? WRC絶頂期のインプレッサを体感したい方は、湾岸マキシと同じくアーケードの「セガラリー2」や、PC及びPS1の「コリン・マクレー ザ・ラリー」をオススメする。

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Subaru-Impreza-WRC-555.jpg
スバルインプレッサ絶頂期の動画
(1)You_Tube
https://www.youtube.com/watch?v=tCs4YPreSdI
https://www.youtube.com/watch?v=59dHABgEAIw
https://www.youtube.com/watch?v=qFXslJ0F2rc
(2)ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm2454357
https://www.nicovideo.jp/watch/sm8445731

 
  • 因みに、インプレッサとレガシィの前に当たる車種はレオーネである。
    1991年頃、自動車専門誌等で長く不在だったレガシィとジャスティの中間車種が開発中であると報道された。
    この時点では正式な車名が決定しておらず、自動車専門誌編集部などでは「おそらく『レオーネ』になるのではないか」と推測していた。
    しかし、この車種が正式に発売された際には『インプレッサ』と名づけられ、『レオーネ』の復活は幻に終わった。
    余談だが、レオーネの特別仕様車のサブネーム「マイア」はおうし座20番星(20 Tauri)の別名で、おうし座の恒星でプレアデス星団に属する4等星。プレアデス星団の中でも、特に明るく輝く星の一つである。
     
  • 上の方で22Bとも書いてあったが、実はこれよりも更にレアな22Rというモデルも存在する。「Flat R Sports」というチューンメーカーの手で2008年に制作され、ベースはGC8インプver.Ⅳ type.R(2ドア)で、全てハンドメイド制作との事*5
    聞いたことがないというのも仕方がない。何故ならメーカー非公式尚且つ、世界に1台しか存在しない為である。
    具体的な制作工程として
    • ボディは22Bから型取りしたワンオフ。
    • エンジン22Bに搭載されていたEJ22改をWRCマシンのパーツを使った上にフルバランス加工をした上で換装。
    • ブレーキはポルシェ996GT3CUPcarの物を流用。
  • しかも前述の通りメーカー非公式の為、雑誌などの表舞台に出てくることは滅多にないため正確な情報が少ない超プレミア。
    一説によれば22Bよりも価値が高い可能性があるとのこと。
     
    Impreza WRX STi ver.Ⅳ type.R 22R
    73606895e9.jpg
    出典:https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2341006/blog/45002609/

*1 ボンネットがVer.VIの物の為、フロントに違いがあり完全には似せられない。
*2 こちらもフロントやリア、ミラー(TypeRAならはじめから砲弾ミラーの為より近くなるがそれでも形状は異なる)に違いがある為、完全には似せられない。
*3 三菱のランエボは、初代から代を替えてモデルを出しているのに対して、初代インプレッサはバーション変更でモデルを出している所が中々面白い。
*4 これは赤等のカラーも該当する。
*5 製作者はなんとWRcar開発関係者とのこと